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悪魔のひじの家 (創元推理文庫)

感想・レビュー
27

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7010R
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タイトルの「悪魔のひじ」は地名。過去にどんな惨劇が起きたらこんな地名になるのかと期待していたら地名の由来は不明で惨劇が起きた事もないと語られて肩透かしを食らった。殺人が起きて死体を発見したわけでもないのにヒステリックにわめき散らかす女性が2人もいてうんざりしたし、密室の謎も肩透かしだった。面白くなかったが、つまらなくはなかったので頑張って最後まで読んだ。
0255文字
koma-inu
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フェル博士シリーズ。カー晩期の作品という事で、初期と 何かが違う印象。クリスティばりのラブロマンスが多くを占め、良きも悪きも、カーらしさが変化した作品。内容はおどろおどろしい、2度の幽霊騒ぎと、密室殺人未遂事件が発生。なんと、殺人は起きない。密室トリックは・・ん、これ、前に読んだ作品の使い回し?と思って調べたら、そうみたいですね。オマージュと思って読むべきです。カーを一通り読んだら楽しめる作品かも。
0255文字
黒猫の金目
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カーターディクスンの本は全部読みたいのよ。
0255文字
中原れい
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とりあえず紙で買っておいたフェル博士はお休み。イギリスでよく見かけそうな立地の、お金持ちの家。でもあまり立地は関係なかったような…。稚気と打算のぶつかり合いで誰もかれもが怪しいなか、フェイが気に入って応援しておったのは珍しい現象。怪しい人が怪しかったけど、アタシが生まれた年でまだこんな感じでしたか。解説によればホームズ党だというカー、何読んでも楽しい人だけど、最後にまとめて説明されるのはちょっとかったるかったです…
0255文字
Kircheis
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ネタバレ【超ネタバレ注意】 ★★☆☆☆ フェル博士シリーズの長編。 殺人犯がやや間抜けで、誰も殺されないレアな作品。 カーお得意の密室ものだが、トリックは古くから使い古された犠牲者が自分で密室にしてしまう系のもの。 それよりロマンスに重点が置かれていて、舞台劇のシナリオのような印象も受ける。 あまり好感のもてる人物もおらず、フェル博士の推理もとってつけた感があって、個人的にはハズレの方の作品。
Kircheis

aoiさん 自分は初めて読みましたが、確かに表紙の雰囲気好きです✨ 悪魔のひじの家がイメージできますね😊

12/22 10:55
Kircheis

Andoさん 基本的に帯に登場人物一覧あるので、それに頼ることが多いです。たまに迷うこともありますが、海外ものをたくさん読んでいるからなのか、あまり苦労しませんね🤔

12/22 10:59
4件のコメントを全て見る
0255文字
pusuke
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なんとなく読みづらかった
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nemuo
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邦題のせいで損をしている作品。「ひじ」って言われても。最近のミステリーに慣れ親しんだ人からすると何が面白いのか分からないと思う。でも自分はカーの作品だって思って読んでいるのでそれなりに楽しめる。カーはHM卿もそうだけど愛すべきフェル博士を含めて楽しむもの。とは言え事件も地味だし、肩透かしをくらった感じになるのは確か。人には勧められないかな。
0255文字
かるめやき
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なんかこう、なんかこう…… 少し気取った文章で恋愛ドラマを書こうと思ったんだろうけど、カーにそういう物を求めているわけではないので……。 それと、翻訳の硬い文章と相性が悪くて読みにくいのも気になる。
0255文字
モッチ
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★★
0255文字
J・P・フリーマン
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密室のトリックに驚きもなければ、ストーリーに外連味もない、フェル博士シリーズにたまにある登場人物が織りなす笑いもないという、なんとも中途半端な印象を受けました。
0255文字
elf51@禅-NEKOMETAL
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1965年発行。久々のフェル博士登場。密室殺人の謎を解くというおなじみの話だが,さすがに驚くようなことはなく,なるほどと。父親と息子の名前が同じ「ニコラス」でわかり辛い。フェル博士終盤の作品で,前作から5年も開いている。ファンの要望も多く,編集者がここでフェル博士の顔を見せておくかでリクエストしたみたいなところなのか?まぁ,カーファンならば読んでおいてもよいのでは。ようやく文庫になったのもそんな理由かと。解説のディクスン・カーとホームズ愛の話がおもしろい。
0255文字
歩月るな
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「確かに、われわれには分別がある。あるいはそう自負している。だが、感情が常にそうだとは限らないのではないか? 年とともに賢くなるという説は、人類の経験によって否定されている。これは気性の問題だ。」戦後二十年、六五年作品。テレビがどこにでもあり、すでにビートルズはデビューしている。ハドリーは隠居?し、エリオットとフェル博士の付き合いは30年を越えている。陳腐な表現をすれば、まだまだオカルトがオカルトしている最後の時代の幽霊譚と言えようか。主要人物がバークリー家、というのも何だか切ない。新訳ではなく初文庫化。
歩月るな

くそじじいのくそ遺言状によるゴタゴタで乱される人心と、変わりゆく時代のなかで脈々と受け継がれるプライド、こういう味わい深さが、やはり居心地よい。

09/30 07:50
歩月るな

雑談。あたりまえだけど、磯野家や野原家や野比家やさくら家の30年と全然違う重生々しい時間の重みがある。どうしてこういう違いが生まれるんだろうな。それをいうなら浅見家のぼっちゃんとか金田一少年やコナン君の話もしなきゃならないけれど。世代が変わるジョジョのほうが中間か。

09/30 07:56
0255文字
やー
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自分的には突然犯人がぽっと現れた感じだったが、もっと注意深く読んでいたら推理できたのかな。フェル博士のは相変わらず面白い。
0255文字
チェス
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久しぶりのフェル博士。
0255文字
きゃのん
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うーん。
0255文字
倉志社太
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ネタバレ遺産問題のある家で幽霊騒ぎと密室の殺人未遂が起きるというもの。推理より人間関係のがメインにも思えた。
0255文字
ekoeko
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前当主の遺言で息子・ペニントンではなく孫のニコラスが相続人となった緑樹館で幽霊が目撃され銃撃事件が起こる・・・フェル博士もの。
0255文字
Urmnaf
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カー晩年の作でフェル博士もの。おどろおどろしい響きの「悪魔のひじ」とは事件の起きた場所の名前。幽霊騒ぎと幽霊が起こした(かのような)殺人未遂。犯人は鍵のかかった部屋からどのように消えたのか?ネタを明かせば、あっとビックリ。カーらしい喜劇的要素もなく、展開も地味。これまでメジャーどころでの翻訳がないのも無理はない。まあ、さすがに晩期の作だよね。カーマニア向け。
0255文字
tosca
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ネタバレ1965年ディクスン・カー晩期の作品。原題が「The House at Satan's Elbow」地名だから仕方ないのかもしれないけど、例えば「悪魔のはらわた」みたいなインパクトが無いし「ひじ」っていう日本語の響きが全然怖くないし、むしろなんか笑える。肝心の中味は幽霊、密室、海辺の館と雰囲気は満点、ただ事件が起きるまでが長く、登場人物たちの人間関係も偶然が重なり過ぎていて如何なものか。幽霊の謎がショボいなど、カーの最高傑作でない。加えて言うと誰も死なない。死人が出ないのは良き事ではあるが。ごめんよ、カー
0255文字
ネコベス
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ネタバレ相続問題に揺れる一族の館に幽霊が現れ、館の当主は何者かに襲撃を受け事態は混迷を極める。謎めいた事件の真相をフェル博士が解き明かすミステリ小説。いわくつきの屋敷に出没する幽霊に不可解な密室事件とロマンスまでついたカーらしい作品だが、ストーリー全体にインパクトが弱く盛り上がりに欠ける。メリヴェール卿ものと違って笑いを誘うドタバタ劇も無く、何とも物足りないミステリ小説だった。
0255文字
おはぎとぼたもち
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“わたしだって友達にあなたのことを話しているのだから、あなたが友達にわたしのことを話して何が悪い、と思っているんでしょう”おお、うるわしき友情よ!天は我に味方せり要件すぎる。ウェンディの底に流れる感情如何に/安吾で見たやつかな~おっ…もう⁈
0255文字
a
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まず見取り図がないので屋敷の間取りがよくわからなかった。西の端だと思っていた部屋から西への通路が出てきた時点で、想像するのはやめた。1965年の作品となると、さすがに古典という雰囲気よりは現代に近い印象。今まで文庫になっていなかったものが新しい訳で読める、という点は買える。
0255文字
あさ
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ネタバレフェル博士ものの長編。曰くありげなお屋敷、暴君だった家長の遺言、密室……といかにもな舞台装置がそろっているが、まあ正直言ってミステリとして読むべきものがある本ではない。調べてみたらかなり後期の作品で、さもありなんという感じ。でも登場人物のドタバタやらロマンスやらでそれなりに楽しくは読める。
0255文字
りふりヴ
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ネタバレまさかの死亡者0とは驚き 恋愛、怪奇、密室とらしさは揃ってるのである程度は楽しめる 悪魔のひじの家という怖いんだか怖くないんだかよく分からない名称は一体…
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geshi
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館の相続を巡るゴタゴタと幽霊の噂は引きとして良さげなのに、殺人事件じゃないから何かいまいち締まりがないなぁ。密室の謎と同じくロマンスはカーの十八番とはいえ、導入がもたつきすぎ。会話がほのめかすように途中で遮られるのが頻発して、いま何の話をしてどういう結論になったのか見失うこともしばしば。せめて主人公格を館の親族ぐらいにしておかないと、人物描写こそ肝な作品なのにそこを読む気力がわかず、事件関係者の性格を組み込んだ困難を分割するトリックが引き立たっていない。
0255文字
時短
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ネタバレ悪魔のひじってなんの訳かと思ったら原題がSatan's Elbowと直訳だったフェル博士シリーズ。今まで人が死なないことってあったっけ。こじんまりした密室とロマンスと多数のほのめかしとある程度のいらなそうな会話で構成されていた。短編でよかったのではないだろうか。あの状況で逃げるではなく犯行重ねる犯人のメンタルよ。
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三毛太郎
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これでフェル博士もの長編全部文庫化ってわけでまずはめでたい。全盛期には及ばないまでもラスト三部作の中では最もバランスのとれた佳作。…しかし解説、本編の内容にほぼ触れないというのは個人的には駄作フラグになっちゃうんで勘弁して欲しい。そういうのはチラシの裏とは言わないがブログで書いてくれないか。だいたい、カーとホームズってテーマで語ってて「仮面劇場の殺人」をスルーするってさぁ…。
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