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有と無 ―見え方の違いで対立する二つの世界観

感想・レビュー
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フクマル(あまあま)
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ネタバレ会社の会議などで、今まで同じ日本語を話しているはずなのに通じない人が結構いて、使ってる言語が違うんだと言い聞かせていたが、ある型と、ない型という2つの思考回路があり、ここには視点の当て方やそもそもの発想の方向などに大きなギャップがあるとわかり、妙にストンと落ちた。 でもこれからもある型の人は変わらないだろうし、交わる点がなさそうな気がする。組織の中では、自分が正しいと疑わないある型の狭い論理を許容しつつ、どこまで自分を主張するのが良いのか、考えどころだ。
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ひな
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ネタバレ職場に4冊セットで置いてあったから読んでみた4冊目。家の中にあるものとないものの導入はわかりやすくておもしろいけど、その後は延々と繰り返しになるので、やっぱり途中で飽きる。自分も相当「ある型」になってるなーと反省した。
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masahiroiba
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2025-035 ★★★★★ この本はかなり自分自身の気持ちを代弁してくれたなと思う。「具体と抽象」だとかなりモヤモヤしていたことを、より明確に説明してくれているなという感じ。課題解決と価値創造なんて、まさしく今抱えている課題ではないかと思うので、周りの方には読んでもらいたい。特に「ある型から見たない型、ない型から見たある型がそのまんまな気がして笑った。あとは「あると無いを対で考えがちだが、あるがひとつに対して、ないは無限大」にも共感した。旧態依然の思考から脱却する、よい事例が沢山載っているので有り難い。
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きゃしー
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一人で読んでも、読書会で読んでも楽しい本でした。「何々にあるもの、ないもの」とお題を出して各自考えると、ありタイプの人となしタイプの人がいます。全くのゼロから発想するのはみんな難しかったです。本の中では、日本には「なしタイプ」の人が少ないとは書いてありましたが、どちらが良いという断定はありませんでした。職場においては、あるものをカイゼンしたい人と、ない商品や新機能を考えてイノベーションしたい人に得意分野が分かれるという解説が印象的でした。両方のタイプがいたほうが、強いチームになると思いました。
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こうの
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有りと無しという2軸に当てはめて思考を模索。無しから有りへの不可逆性はなるほどなという視点。この2軸のそれぞれの対立や噛み合わなさの説明が納得できた。 色んな対立する概念をこの2軸に当てはめて思考していくが後半にかけてより重要なファクターを取扱っていく 。開と閉の構造の解説は重要であり面白かった。
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BOOBOOBOO
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抽象とは複数の具体を同じ特徴でくくって「まとめて1つ」戸扱うこと。 「ないもの」は無から有生み出すわけだから、抽象的であり、想像や創造などの思考力が重視される。 そのためには上空から自分を客観視するメタ認知能力が重要
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ジュンケイ
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あらゆる思考回路を「ある型」と「ない型」に分けて解説。自分はどっちなんだろうと思いながら読んでいくが、それぞれによって違うなと。自分が出した答えは、どちらなのだろうかと考え、それが「ある型」であれば、「ない型」の思考だとどのような答えが考えられるだろうかと思案するのもおもしろい。視野が広くなる。本書では、「ある型」思考の結果、自分中心の常識にとらわれることも。他者視点を意識する上でも思考をクセづけたい。図で見せてくれるが、だいたい結果は同じ。
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gotomegu
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友人から借りた。『具体と抽象』に比べると退屈。というのも、いろんなパターンがすべて同じ構造だからなのかも。考え方を「ある型」と「ない型」に分けて論じた本。読むべき、はじめと終章。わたしは常々、考え方は「陸上型」と「水上型」に分かれると考えている。陸上型は山登り。水上型は波乗り。某P社は、クライマーとサーファーが混在して働いており、考え方が違って働くのが難しいと聞いた。こういうことかも。
gotomegu

(たぶん)そういった内容の、『フローとストック』が出てるんですね。読みます。

01/09 06:36
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猫柳
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ネタバレ自分の家にあるものと無いものを制限時間内にどれだけ思いつくか。当たり前かもしれないが、あるものは具体的なためすぐに思いつき、無いものは抽象的で思いつくのに少し時間がかかる。普段から私たちは具体の世界で生きており、自身の経験や世界を重要視するからこそ、SNSの問題が起こるというのはとても納得できる。俺は正しくて、お前は間違っているという思考は正解が「ある」と思い込んでいるからこそ起こる。しかし正解があるのは、前提あってこそ。「具体と抽象」を読んでから本書を読むとさらに理解が深まりそうだ。
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読書家さん#tzCNwU
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ネタバレ観念的な話が中心で、これが何かの役に立つかは分からないが、自身の思考法の整理にはひとつの考え方になる
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織川 希
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★★☆☆☆ 思考を思考する本。本書は「ある」と「ない」を比較しながら、その思考回路の違いを説明する。ある型の人は大多数の人が持っている「あるもの」に目を向け、ない型の人は少数の人が持っている「ないもの」にまで視野に入れるのだそう。ない型の人はメタ思考をするがある型の人はそれをしないために、様々なギャップが生まれているとのこと。本書冒頭部分は確かにある程度納得しながら読み進めることができたものの、章が進むごとに何が言いたいのかどんどん分からなくなってしまった。最終的な感想は「ふーん」という程度で残念。
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ちーくん
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細谷功さんの本は、「とても重要なことを分かりやすく表現してくれている感」がたまらないです!(笑)特に最初の例が分かりやすく、「家にあるもの」「家にないもの」これらをリストアップすると、母数としては後者の方が多いにも関わらず、前者の方がなぜか簡単。それは、「あるもの」は具体的でわかりやすく、考えやすいから。でも、本当は、「ないもの」の存在を認め、しっかり考えられる能力が、人生をうまく生き抜くコツなんだと思います。いわゆる「器が大きい人」というのも、これに当てはまると感じました。
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こくう
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前提条件が抜けていないか、揃っているか/ 前提付き正解があると、狭い世界で考えていないか(正解がある世界で考えていないか)→ 実際は前提付き正解が、ほとんどなのに/ それはどんな場合に?、どんな前提条件で?/ アウトプットは、問い。発散/ そもそも何が問題なのか/ 求められるのは解決より、発見/ カイゼンとイノベーションは、変数が、あるかないか/ カイゼン…今ある変数の最適化/ イノベーション…今ない変数の創出/
こくう

余裕を持って長期的視野で/ 自分と他人について考える時…非対称性/ 外は広い、内は深い/ 言葉で表現していることは所詮、ほんの一部分(側面)にすぎない/ 学べば学ぶほど自分の未熟さが身に染みる/ 無知の知…自分が知らないことがあるかもしれない。自分は間違っているかもしれない/

12/24 11:27
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のせなーだ
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新鮮な子供たちに習慣づける受動的教育システムの有害さ。教室で毎日、正解のある問題を与えられる同じ世界の思考回路。狭い空間で常識の範囲でしか世界を見ない主観の強さ偏見があることにに気づかない、部分で考えて「感じ方生き方が変わる」という「ものの見方」を知らないまま年を取る。自分の世界にない相手の価値観を切り捨てる自由度の低い「同じ」既成概念という共同幻想は三つ子の魂百まで?こんな学校へ行きたくないという子供の理由は多様だな。ある型思考の家庭と学校以外の外の世界を広い視野を子供に。ゼロ、一次元世界の住人の願い。
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ta_chanko
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無限>有限、外>内、開>閉、全体>部分、抽象>具体、答えがない>答えがある、問題発見>問題解決、イノベーション>カイゼン、ブルーオーシャン>レッドオーシャン、相違>同質、変化>安定、攻め>守り、能動>受動、ボケ>ツッコミ、非常識>常識、未知>既知...。有るもの、見えるものばかりに注目するのではなく、無いもの、見えないものに目を向けることも重要。そこには無限の可能性が広がっている。現代のような時代の変わり目や、現状に行き詰まっているときなどにおいては、常識や制約にとらわれない発想が必要。
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maear
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「具体と抽象」はどちらが良いとか悪いとか無かったので気持ちよく読めたが、これは「無」が「有」の方が良い、というようなニュアンスがあった。「有」はたしかにAIに代替されてしまう可能性はある。
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ゆうやけPC
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論理的な哲学の考え方のひとつを分かりやすく解説したような内容だった。面白かった
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イマタイ
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冒頭の「一体これは何の本でしょうか?」という言葉の通り、掴みどころが難しい一冊です。「ある」と「ない」を、単純に対立させた世界観で捉えるのではなく、「ある」または「ある以外」という非対称的な世界観で捉えることで、新たな気づきが得られると説かれてます。この独特の世界観には共感できる部分もあれば、疑問を感じるところもありましたが、物事を見つめ直すきっかけになる本だと感じました。
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COPEN
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見え方の違いで有と無を考えることがなかったので、すごく参考になった。図があることでわかりやすい。
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Yoshihiro Yamamoto
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A+ 著書の「具体と抽象」がさらに分かりやすくパワーアップ。「自分の家に有るものと無いものをそれぞれ30秒で挙げよ」。有るものは簡単に挙げられるが、無いものを挙げるのは難しい。「カイゼンとイノベーション」…「目に見えるもの(具体)の世界に生きている人と、目に見えない(抽象)の世界に生きている人とは、全く物事の捉え方が違うのか!」と実感した。具体の世界に生きている人から見ると、抽象の世界に生きている人は「ふわふわした理想論しか言わないヤツ」と思われて、嫌われるそうだ。なるほど、言われてみれば確かにそうだ😅
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ひとまろ
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「ある型」の思考回路と「ない型」の思考回路。 その思考の違いに目を向けた本書。 その一例として金融リテラシーやデジタルプラットフォーマーが挙げられる。 なるほど!と気付かされること多し。 「ある型」の思考回路の人間は、ある日突然気付く。 あれ?いつの間にか外堀を埋められていた…と。 この違いに早く気付いて「ない型」の思考回路を意識すれば 競争社会を勝ち抜けるやもしれない。
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km.
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ネタバレ「ある」と「ない」という言葉は、対立概念として一見同列のように思われるが、実は同列ではない非対称の関係であり、そこに認知の歪みが生じている。大多数の人はこの認知の歪みを認識していないため社会の問題になったりするが、イノベーターと呼ばれる人達は、この認知の歪みを逆手にとって世の中を変革していっている。 ってことだか、これは大いに意識すべきだなと思った。ほんの一部の世界を、世界全体だと思い込んでいる「ある型」の思考回路から脱却できればさらに広い世界を堪能できそうだ。
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ちゃむ
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ネタバレ人によって物の捉え方が大きく異なる。大きく異なるがゆえに、対人関係の衝突を避けることができない。 しかし、そもそも衝突なくして生活することができるのだろうか? 具体の世界で生きる人、抽象と具体の世界の行き来をすることができる人、等の様々な違いがあるのは当然。 生きる世界の違いこそが、その人のレンズから見えるものの違いだと思う。見えるものの違いとは、思考の深さの違い。一つのものに対する見方が異なる訳だから、衝突は避けることができないのだ。
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あられ
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父から読んでみたら?とお勧めされ注文。帯の“読み方次第では、何の役に立たないものにもなれば、ありとあらゆるものに役に立つものにもなりえるのが本書です。”という一文で信用できるかもと思った。きっかけを掴むために日頃から広い視野で世の中を俯瞰する「ない型」の思考は確かに大切だと感じたが、その“ないもの”を知るためには、いまある現実を重視する「ある型」の考え方も必要だと考えた。まずは自分の身の回りのこともよく知っていないと。やっぱり、どちらか一方ではなくてバランスが大事だなと。あと考え続けること。
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