形式:新書
出版社:岩波書店
ウクライナ戦争についてNATOの東方拡大や新自由主義の拡大に原因を求めているのが新しい。新しいといっても著者が巻末に挙げている参考文献を参照したうえでの結論なんで、目新しいものではないんでしょうけど。その参考文献にSNSで持て囃されてる人のものが挙がってないのが何やら示唆的ですね。このように「経済力や軍事力で相手を抑止する」という、いわゆる「西側」諸国のあり方に問題の芽を見出している所は「台湾有事」について考える際にも参考になるかなと。
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