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歴史的に考えること──過去と対話し、未来をつくる (岩波ジュニア新書 994)

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かるごん
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歴史学からみる近現代史。良かった。 読書案内や参考文献も豊富で、次のステップへ踏み出す道しるべにもなりそう。
0255文字
Go Extreme
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過去と現在: 歴史を学ぶ→過去の出来事の原因や経緯理解 歴史的思考の実践ー戦争、暴力、貧困など現代問題理解←歴史の振り返り 戦争と暴力: 日清戦争の背景ー対ロシア警戒政策が戦争へ 社会的影響ー兵士の死が「名誉」 占領政策: 変化と継続ー民主化・非軍事化⇔戦争支持の考え残存 憲法制定ー制定過程と政治的影響 沖縄視点: 沖縄戦後史ー戦後も続く差別と暴力 冷戦とその後: 慰安婦問題ー政府対応と河野談話 戦争の影響ー過去の戦争が現代に与える影響 歴史的視点: 歴史を学び過ちを繰り返さない教訓 歴史修正主義や否定論
0255文字
さとうしん
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中国・韓国との徴用工・従軍慰安婦問題など歴史認識に関わる問題、あるいは「処理水」問題など現代の問題、沖縄の置かれた立場、ウクライナ戦争などを、「さかのぼる」「比較する」「往還する」の3つの手法により歴史的経緯や事実を概観しつつ、日本政府の対応や我々日本人の態度が適切なものであったのかを検討する。こういうのも「役に立つ」歴史学のひとつのあり方だろう。本書では昨今話題の「台湾有事」については触れられていないが、これは本書の手法を踏まえたうえでの読者に残された宿題ということだろう。
さとうしん

ウクライナ戦争についてNATOの東方拡大や新自由主義の拡大に原因を求めているのが新しい。新しいといっても著者が巻末に挙げている参考文献を参照したうえでの結論なんで、目新しいものではないんでしょうけど。その参考文献にSNSで持て囃されてる人のものが挙がってないのが何やら示唆的ですね。このように「経済力や軍事力で相手を抑止する」という、いわゆる「西側」諸国のあり方に問題の芽を見出している所は「台湾有事」について考える際にも参考になるかなと。

01/24 16:37
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