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九七重爆隊空戦記―サリーの防御はゼロだった (光人社NF文庫)

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スー
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66死守命令を読んだ後も他の地上戦の本を読むつもりでしたがビルマでの軍司令官が部下を置いて逃亡や辻政信を始め高官達の前線視察もせず現実無視の作戦指導と友軍航空隊を見ない等の話が気になりビルマと書いてあったので選びました。此方でも進出したばかりで燃料弾薬が無い状態での出撃命令や現場の隊員達の高速度・高火力・防弾の向上要請の無視、陸軍と海軍の訓練の違いや情報を共有しない事による弊害により無駄な損害を出し悔しい想いをする事が何度もあった。ただ現場では九七重爆二型と海軍の一式陸攻のエンジンが同じなので部品を分けて
スー

もらい修理が出来た事が何度かあってちょっと意外でした。戦後の感想だと思うのですが陸海の戦闘機を零戦で統一し協同で重戦を開発してればもっと違う結果になったのではないかと語られてました。日本軍は蝿や蚊にたかられ隊員は次々とマラリアや赤痢に倒れ飛行機や人員の補充もままならないのに連合軍は飛行機や人員は豊富で飛行場は重機でたちまち修復し基地周辺に殺虫剤を撒いてる、敵の飛行場の上を飛ぶ爆撃機の乗組員達はその光景を見て敗北を感じてた、前線を知らない高官より良く現実を分かっていたのですね。

05/07 20:16
0255文字
Job
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重爆乗りの戦記としてはタイトルに恥じない面白い本。ただし、機体の防弾について作中で一切言及がありません。筆者が途中で乗り換える九七重爆二型以降には防漏タンクや装甲板があるはずなのですが新旧の比較も含めて防弾関係の記述を期待して買う事はお勧めしません。サブタイトル詐欺です。
0255文字
三平
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重爆とは名ばかりの九七重爆。正しく搭乗員は消耗品だったんでしょうね。戦闘機はともかくこの爆撃機はいけません。
0255文字
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