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集中講義 (1980年)

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そうたそ
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★★☆☆☆ 再読。初読の時と大して印象は変わらなかった。連想に連想を重ねていく言葉遊びのような表題作のインパクトがとにかく大きい。こういう作品は好き嫌いが分かれそうだが、この手の作品でいうと筒井康隆「バブリング創世記」の方がバカバカしさでは軍配があがる。他に面白かったのは「電話監房」。著者曰く、被害妄想に端を発したような作品らしいのだが、世にも奇妙な物語にありそうな話だ。他はどれも特別印象に残ったものはなく。著者がやがて作風を転じていくサラリーマン小説を匂わせるような短編もあった。
0255文字
ふかわ
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面白かったのは、「なんにも専務」「電話監房」「ほら、涙なんか」「帝国ダイボー組合」「哀しきトマホーク」「人は彼に似せて」「おもいつき作戦会議」。「人は彼に似せて」はロボット同士のラブ・ストーリーでまるで梶尾真治のよう。「おもいつき作戦会議」は頭の中をシュミレーションした話で、ウディ・アレンの「ウディ・アレンの誰でも知りたがっているくせにちょっと聞きにくいSEXのすべてについて教えましょう」やピクサー映画の「インサイド・ヘッド」を思い出した。
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ウィン
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表題作の「集中講義」はいい意味でも悪い意味でもブッ飛んでいた。内容とかやってることは全然違うけど、こういうノリの作品を見ると、どうしても筒井康隆の「バブリング創世記」を思い出してしまう。この作品に関しては、小ネタを繋ぎあわせたような感じですかね。笑えてしまうほどの下らなさが良かったです。他には特筆すべき作品はなかったですね……。強いて言えば「なんにも専務」が一番好きだった。特許をとっちゃったものだから、何もせずともガポガポお金が入ってきて、親族がその特許のために設立した会社でなんにも専務、そんな話。
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