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江口渙自選作品集〈第1巻〉 (1972年)

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ヴェネツィア
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【感想は「蛇と雉」のみ】江口 渙は芥川などとも親交のあった作家だが、やがてプロレタリアート文学に傾斜していったようだ。本編は「中央文學」(1919年1月号)に発表されたもの。作者32歳。エッセイのようでもあるが、やはり小説なのだろう。作家本人は自然主義的な作品と評価していたようだ。たしかに、雉と蛇との邂逅から最後までは、怜悧ともいえる観察眼が発揮され、文体も厳しく抑制されている。まさに死闘を描くのだが、読者もまたそれに引き込まれていく作家の視点に同化してゆくのである。
ヴェネツィア

江口 渙は、これまで全く読んだことがなかった。戦後は中野重治とともに、日本共産党の中央委員を務めるなどしたようだ。「干支本イベント」参加中。「蛇」ー44作目。

01/29 17:08
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