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小公女(下) (偕成社文庫3131)

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kagetrasama-aoi(葵・橘)
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少しも思いやれないのは、教育者として如何なものかと思わざるを得ません。このお話、大人になって読んでみると、セーラの父親のあまりの無防備さや、ミンチン先生の教育者としての未熟な部分とか経営者として無能過ぎる部分が目につきます。当時の階級社会では、お金持ちや身分のある家に生まれることが全てだったんだなぁ……と沁沁思いました。
0255文字
るぅ
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辛い時に読み返したくなる本。下巻の方が断然面白い。状況が過酷になる一方だけど、だからこそ「魔法」の効果がいかんなく発揮されて読者を魅了する。他に「想像力」に特化したキャラクターといえば「赤毛のアン」がいるが、周囲の人間や想像力に乏しいミンチン先生まで巻き込んで現実と錯覚させるあたり、セーラの方が能力が上なのかも。セーラほどでなくても私ももうちょっと想像力がほしいね。
0255文字
kaolu
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好きなシーン「魔法」が起こる巻なので上巻より読み進むのが早かった。小公女を読むのはこれが2冊目だが、結末としては結局お金がものをいうのね。という感想を持ってしまった。抄訳のほうがさらっと流せていた気がする…。この偕成社版、奥ゆかしい雰囲気の挿絵が好き。
0255文字
シルク
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ミンチン先生のセーラへの理不尽な扱い(いじめでしかない。相手がこどもだとかすべて吹っ飛んで、ただセーラが憎いから、いたぶっているだけ)がこってり書かれているからこそ「魔法」の場面が沁みる。さすがのセーラも情緒不安定になるほど腹ペコでみじめ…そこに不意に温かいご飯と毛布が現れたら、どんな気持ちになるか!誰か分からなくても、自分を気にかけてくれている人がいるだけでどれだけ救われるか。「だれだか知らないけど、あたしのことを気にかけていてくれる人がいるんだわ。あたしにはお友だちがいるんだわ。」(138頁)
0255文字
こだま
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持つ者と持たざる者は根本的に違う、って印象
0255文字
Jiemon
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下巻は一気に読み切った。ふって沸いた幸運というのはこういうことだろうか。今まで散々セーラをいじめて来たミンチン先生をやり込めるのは気持ちがいいが、お金のあるなしでこんなにも人生の明暗が分かれるのかと思うと悲しくなる。この話の展開、どんでん返し、どこか水戸黄門様の話とかぶってしまった。ドラマ化されているし日本人好みなのかもしれない。
0255文字
hera
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ネタバレロンドンの寄宿学校に入ったセーラは、裕福で賢く学校中の人気の的。ところがある日,父親の事業が破綻したという知らせが届き、セーラは一文無しの孤児になってしまう。どんなつらい目にあっても、持ち前の想像力を思う存分はたらかせて、誇りと友情をつらぬいた少女の物語。
0255文字
chaco
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大人になった今改めて読みたい。
0255文字
カミツレ
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父親が生きてるの!?とか王子さまが迎えに来るの!?とか思ったりしたけど、助けてくれたのはインドで富を築いた富豪の父友人(おっさん)だった。私には、ここは軽く夢砕かれた部分だった。
0255文字
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