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小公女(上) (偕成社文庫3130)

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kagetrasama-aoi(葵・橘)
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「完訳版」と言うことで手に取ってみました。表紙絵がいいですね。セーラの表情がとても素敵に描かれています。皆が知っているお話なんですが、セーラが実は腹をたてる普通の女の子だったことが驚きでした。(完訳だからこれが原作に忠実なんですね。)セーラが心の中でミンチン先生のことを自分より程度の低い人間なんだと思っていることが、態度にも表れていただろうから、ミンチン先生がヒステリックになったことわかるなぁ……。なんて思ってしまいました。でも金銭的なことは別として、孤児になってしまったセーラの悲しみを(下巻へ続く)
0255文字
るぅ
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いやはや、すさまじい時代だなあ…階級社会…。大金持ちから一転貧乏になれば、子供が働いたり物乞いをしたりして暮らすのは、この時代なら普通のことで、「小公女」のあらすじを知ってるからつい読み流してしまいがちだけど、とてもとても現代では考えられないことですね。耐えられる人いるのかなあ…と思いました。あと、労働を「悪」と見なしているような描写が滲み出ていてその辺り西洋らしいなーと。でも日本では「善いこと」で、どっちも考え方が極端すぎるよな…なんて思ったり。訳と絵が好きです。
0255文字
kaolu
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つばさ文庫版を読んだあとだと淡々とした文章に感じてしまったが、完訳だけあって細部にわたる描写がセーラをまた違ったふうに捉えさせられる。高い精神性の持ち主であることに変わりないが、ただのいい子の優等生なわけではなくて。この年にしては良心に鋭敏すぎるゆえに、胸中で激しい葛藤とたたかっていて、時にはそれに押しつぶされそうになる。そんな人間らしい弱さも普通に持っている子だということがわかる。
0255文字
シルク
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セーラは、実は腹も立てるし人を嫌いだとも思うし、我慢がマックスになると爆発して泣きもする…ということが、この偕成社版(各社版色々あれど、原作に忠実なのはこれ?)を読むと分かる。他社版の多くの“良い子ちゃん”“聖女”的なセーラが鼻についていたもので、むしろこちらに激しく好感…。「セーラだって天使ではなかったし、それにあいてが、すきでもないラビニアだったので、なおさらのことだった。/『そうね。』/とセーラはかっとなっていった。/『あなたこそぶってやりたいわ…ぶつなんてごめんこうむるけど!』」(112〜113頁
0255文字
Jiemon
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自分の置かれた環境を不幸と考えずに、いつも感謝の念を忘れず感謝し続けること。そういう前向きの意識の持ち方で不幸せも幸せにしてしまうセーラは素晴らしい。志田未来のテレビドラマも見てないので続編の展開が全く分からないけどそのまま下巻に突入。
0255文字
hera
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ネタバレロンドンの寄宿学校に入ったセーラは、裕福で賢く学校中の人気の的。ところがある日,父親の事業が破綻したという知らせが届き、セーラは一文無しの孤児になってしまう。どんなつらい目にあっても、持ち前の想像力を思う存分はたらかせて、誇りと友情をつらぬいた少女の物語。
0255文字
chaco
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大人になった今改めて読みたい。
0255文字
カミツレ
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なんといってもこの本、挿し絵がよい。繊細なタッチで憂いがある。特に前半は、セーラ達の豪華な衣装や持ち物が出てきて、女の子の夢見る心をくすぐる場面だから、挿し絵大活躍。
0255文字
さあちゃ
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お父さんが死んでも、希望をなくさずに公女様のようにいろうという、セーラの気持ちがすごい!私だったら泣き泣きやっていたと思います。
0255文字
アリス
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何度も読んだ本。ど根性の物語です。セーラに元気をもらえます。
0255文字
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小公女(上) (偕成社文庫3130)評価48感想・レビュー11