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聊斎志異の怪 (角川ソフィア文庫 308 怪BOOKS)

感想・レビュー
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ウニョラー🏳‍🌈
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幽霊や神に明らかに質量があって、人間と取っ組み合ったりいちゃついたりしている。自分の中にある、霊的な存在が透けてたりすり抜けたりするイメージっていつ・どこからなんだろうと思った。
0255文字
グレ
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映画〝ジョン・ウィック〟やマンガ〝ザ・ファブル〟に殺し屋を殺す殺し屋が出てくるが、中国には幽霊に取り憑く幽霊“聻(せき)”がいる。でも、ファンタジーテイストな聻よか、死体の脳味噌ば喰らう人身獣頭の妖怪“野狗(やく)”の方が怖いッッ 人妻ば犯す獣神“五通”ば恐れず斬殺した弓の名人GJも、妻がありながら仙女のごと美しい女狐ば抱いて夢精した董の野郎はケシカランッッ 逆に精力剤ば飲んで女狐をヤり殺した絶倫男、タフすぎだろ笑笑 妻が不美人だからって、整形どころか、死にたての美人の首と丸ごと箝げ替えちまう大胆作戦ッッ
0255文字
よよ
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聶小倩の話が読みたかったけど、収録されてない。有名なのに残念。でもそれ以外の幽霊や妖怪の話は面白かった。幽霊といえど、人間と結婚できたり生活できたり、世界が重なっている捉え方は面白い。今書こうとしても書けない話がいっぱい詰まってる。
0255文字
Sakie
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17世紀中国のあやかし説話集。幽霊が賄賂を贈ったり嫉妬したり、取っ組み合いの喧嘩を始めたりと騒々しく人間臭い。性愛絡みの物語も多く、幽玄という美的感覚が中国にはないのかとぼやいてみるが、思い返せば日本の説話だって似たようなもの。説話は骨組であって、要は想像力の膨らませようか。現に巻末の芥川と太宰が翻案した作品から、原案に肉をつけると物語として違和感がないとわかる。これは彼らの膨らませ方が上手いこともあろうけれども、中国と日本の物語の構造もきっと似ているのだろう。「狐の嫁女」は映像にしたらさぞ美しかろうな。
Sakie

『これはきみの心だ。きみの作文が下手なのは、きみの心の毛穴がふさがっていたためだから、いま、冥途にある千万の心の中からよいものを一つ選び出して、きみの心と取り替えたのだ。きみの心は取っておいて、不足した冥途の分を補充するのだ』。と閻魔王のとこの判官が主人公のイマイチな文才の改善に便宜を図ってくれる。なんとも人間の願望の透けて見えることよ。さらに奥さんの顔と性根も美しい人のそれと取り替えてくれるという「首のすげかえ」は至れり尽くせり。閻魔王のとこの判官さんは、そんなに退屈しとったのだろうか。

10/11 14:46
0255文字
路傍一石
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ネタバレ奇談・怪談集。聊斎志異から元ネタを得た芥川龍之介や太宰治の短編も載っている。蛙の神と結婚する「青蛙神」が一番気に入った。
0255文字
花乃雪音
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清の時代、蒲松齢が書いた怪異譚。生者と死者が簡単に交流していたり龍の扱いがぞんざいなのが印象深い。怖い話というよりは不思議な話だった。映画『チャイニーズ・ゴースト・ストーリー』の原作が『聊斎志異』の一篇であるということで本書を読んだが抄訳で目的の一篇『聶小倩』は載っていなかったのが残念。『聊斎志異』の一篇から題をとった芥川龍之介と太宰治の小説とその元ネタの両方が載っている。
花乃雪音

【日本の夏は、やっぱり怪談】〈其の三・和洋折衷〉参加

08/21 09:08
0255文字
東京湾
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「幻は人間が自ら作り出すものです。わたしなぞに何がわかりましょうや」幽霊、狐、妖怪、龍、あらゆる怪異が跋扈する、清代中国の怪異譚から37篇を精選。また芥川龍之介と太宰治による抄訳3篇も収録されている。面白いのは幽霊と生者の距離が近いところだ。あの世からやって来た死者は本邦のそれに比べると饒舌で、何なら同居生活を営むことさえあり、儒教社会における親子の繋がりの深さも出ているのかなと思った。怖いというよりはどこかユーモラスで面白い。当時の風俗や時代背景も踏まえて読めばまた違った面白味があるのだろうか。
0255文字
Ayah Book
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中国の昔話で、とても面白い。色っぽいものが多いです。聊斎志異を元にした芥川さんと太宰さんの短編も載っていますが、元ネタの方が面白いと思う。特に「竹青」奥さんが竹青の顔になってたって酷すぎる。。。この本には載っていませんが、諸星大二郎さんが描いた「竹青」はとても凛々しくて素敵な竹青でした。
0255文字
ひらひらひら
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面白いと思いました。
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ジョージ
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ネタバレ岩波少年文庫には載せられない話が多い。巻末の芥川龍之介「酒虫」、太宰治「清貧譚」「竹青」も面白い。そして、太宰初読み。
エイコピクミン🌱過去レビューにナイス⭐︎ありがとうございます

意外でした。。あれですかね、小倉に住んでいながら松本清張1冊も読んだことないのと似てる感じ??かなm(__)m

09/06 00:05
ジョージ

中2の時に同級生から渡された「人間失格」を読んだら暗すぎて、1ページ目で挫折して以来、太宰は敬遠しております。松本清張は高2の時に「点と線」を読んだっきりですね。「砂の器」も気になるんですが。

09/06 22:34
4件のコメントを全て見る
0255文字
麻野
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中国の今昔物語。三国志とかの民間伝承を調べたかったので、聊斎志異読んでみた。いくつかの話が現代訳で紹介されてるので入門編にちょうどいい。
0255文字
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