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魔性の子 (新潮文庫)

感想・レビュー
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ミカン小僧
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ネタバレ友達から事前情報無しで読めと言われて読んでみました。教育実習生として母校に向かった広瀬は、高里という異質な生徒と出会う。彼の周りでは祟りが起こると噂されていた。やがて祟りは酷いものになっていき…という内容。途中まで高里が可哀想だと思っていましたが、読み終えると広瀬がこの後どうなるのか、ずーんときますね…。
0255文字
ち
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ホラー?ファンタジー?エゴイズムに胸がぎゅっとなる場面もありつつ、すごく面白かった。なんで今まで読んでなかったんだろう
0255文字
Ryo0809
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十二国記のプロローグ。大作シリーズを一気に読ませることを確信させる仕上がり。神隠しに祟り。お得意の和テイストホラーが早くも爆発。十二国とは何なのか(ファンタジー感も十分)、そこに帰ってゆく高里はどうなってゆくのか。本編に没入したくてたまらない。文句なく楽しい。
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椋
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ネタバレ人間の常識とかけ離れる人外の感覚を描きたい?にしても、次々と、最終的に余りにもたくさんの人が死ぬから驚きしかない。 でもまあ、死んだ人=モブキャラでしかない扱いだから、私はそんなにダメージなかったから別にいいけど。 でも、選ばれず、帰れない、置いていかれた広瀬の救いがなくて、後味が悪い。 後藤、という理解者がいる、というからいいでしょ?みたなこと??
0255文字
wa
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いんやめっちゃくちゃおもしろおおお!!!!!2025年は十二国記シリーズを読み始めようと一念発起して、エピソード0と言われる本作を読み始めたけど、現代?!ジャンルホラー?!とまず驚き。高里みたいな所謂"呪われた子"設定を違和感なく受け入れられる物語展開…早く先が読みたいと夢中でページをめくって、続きがありそうな最後からの、納得の文頭の漢詩の和訳。最初に漢詩を読んだときはなぜこれ?と思ったが高里と広瀬の関係をみた今、心に染みてならない。。。また高里に会えるのだろうか!はあ〜もう続きが楽しみ!!!!
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おうみ
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ネタバレ以前、十二国記のスピンオフとして読んだときは泰麒や汕子の姿におおーと喜んでいたんですが、だいぶ内容を忘れて単品として読むと、叩きつけられるのは人であることの生き辛さ息苦しさ ですね…。十二国の世界に心浄い人ばかりいるわけじゃないんだけど、広瀬はヒロイックな自己投影もあって高里を助けようとし、そのエゴに落胆し、ラストの高里の描写はそれを暴いてしまった自身への嘆き と取れるなあ。 そして準備室でたむろっていた生徒たちの何人かが生き延びたかも分からない。広瀬自身避難が間に合ったかも分からない。
おうみ

ホラーとは受け止められなかったんだけど転がるように立場の悪化する高里、それに伴い助けることで当然矢面に立つことになるだろう広瀬。事態が事態なだけに何もかも分からなくなったかもしれないけどそれこそ今の時代なら後々までしつこく追求もされるだろうし、そこまで身体を張って同胞を助けるつもりでいた広瀬が素直に高里を見送れないの、分かりすぎる気もする。けして醜いエゴではない、と思うけど、それを醜いと思ってしまうから、広瀬は生きづらいのかもしれないな…。

01/03 02:39
0255文字
困り
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ネタバレとても良かったです。教生広瀬と生徒高里の出会いから始まる日常の侵食はじっとりと陰を帯びた質感がありました。目に見えぬ”何か”の蠢きに人の業が重なって加速度的に日常が壊れていく様は圧巻で、じっと頁を繰りたくなる力を感じました。しかし物語としては陰惨さが主ではなく、別世界の存在を予感させるファンタジーの魅力も兼ねていて惹き込まれました。関連して故国喪失の苦悩が描かれたのも印象的です。帰る場所があった者と、帰る場所のない者……描かれたその断絶が切なかったです。ここから十二国記が始まるのだと思うとわくわくします。
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tsune3
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十二国記に繋がるワクワク感に対して、もとより帰る故郷などなかった悲しさがすごい。私を置いてハッピーエンドを迎えないでくれ。高里に平穏な生活を送ってほしいと望んだように、広瀬にも穏やかな日々を送ってほしいよ。
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兎束
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再読 十二国記シリーズが始まる前に、ホラー小説として書いた本作から既にあの世界観が展開していたのかと思うと、小野不由美先生の偉大さに震えました
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きの子
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ネタバレ十二国記、読もうか迷っていたのですが、こちらが面白かったので、読んでみようかな~となりました。ゴーストハント的な感じで読み始めたのですが、どんどん報復が大きくなり、規模が大きくなり…最後はどうなるのー?となったところに最後に見事にまとめあげる小野先生、流石です。
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登山
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実はこれだけ実家になくて読んだことなかった。十二国記を知ってるからずっと楽しかったけど、知らない人が読んだら地獄なんじゃないだろうか。おもろかった〜
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えま
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今まで読んだ中で1番良いホラー小説だったかも...!久しぶりにページをめくる手が止まらなかった。これが十二国記の前日譚だと言うんだからなおすばらしい。プロットはもちろん、心理描写もすごくよかった。十二国記は少しだけ読んでいるので、どう繋がってくるのかという推理要素が若干あるのも楽しい。とってもおすすめです!
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sin
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フィーストの『フェアリー・テール』のようなダーク・ファンタシーだが、その根っこにある世界観の造り込みが深くて違うようだ。物語の語り手である実習生の広瀬、学校の中で疎外される生徒高里「ここは自分の世界ではない」共通の思いに広瀬は惹かれるが、その実二人の依って立つ処は違う。広瀬の人間臭い正義感は高里を護ろうとして、拘泥するあまり高里を繋ぎ止めようとする。自分が置いていかれることの孤独、いや自分が選ばれし者ではない絶望が上っ面の正義を剥ぎ取ってしまう。非情な世界の摂理は彼を物語の舞台から遠ざけて幕を閉じる。
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コロチャイ
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完全にノックアウトです。面白いです。「神隠し」良いな。物凄くそそられます。また屍鬼と同じように、容赦なく屠られます。不由美さん容赦ないです。これから異端のファンタジーにドップリです。
ゲンタ

こんにちは。ぜひグインサーガ同様に『十二国記』の世界も訪れてくださいね🎵

05/20 17:52
コロチャイ

ゲンタさんコメありがとうございます。グイン・サーガと並行で読んで参りたいと思います。とっても贅沢な読書です。

05/20 22:31
0255文字
ops
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だんだんエスカレートしていく報復がこわかった。ホラーと、十二国記の世界が混じってざわざわした。 あれでも、泰麒はなぜまたこちらに。角を失った。。?読む順番間違えたみたい。。笑
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fumika3003
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ネタバレなんやかんや言って読んでなかった。神隠しから戻ってきた異端児高里と周囲に降りかかる祟りは段々とエスカレートしていく。人死過ぎぃ! 純粋なホラー小説として楽しむことがあまりできず反省。早く泰麒のこと見つけてあげてよおおおうおおおおおおてなってしまってダメ。
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WOW
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この世から逃げたい人にとっての絶望
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smelly
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ネタバレ十二国記、始めました。と言うことで魔性の子。何気に買うた本やねんけど、読む前に調べてみたらどうやらシリーズモノらしいと。そして超大作の記念すべき一冊目やと。シリーズ面白そうなので丁寧に読ませてもらいました。高校生高里くんの周りに不審な事故が続く。教育実習の広瀬さんは彼を庇うが、高里くんをイジったヤツは事故で死んだり、、、なんでや?というお話。中盤まではまどろっこしい感じでしたが、段々と怪異が近づいてきてからのスピード感、そして覚醒した高里くん!これは楽しみですぞ!後藤さん、お疲れ様やで、、、😫笑笑
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ナトリウム
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再読。自分は魔性の子は最後に読むのを勧めたい。広瀬も可哀想だな。
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モリーユ
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ファンタジー小説読みたくなったので十二国記シリーズに手を出すぞ!と思い読む。どちらかというとホラー小説でしたが面白い。以降の十二国記本編の設定を開示させつつ、不穏な事が起きている緊迫感が凄く最後まで一気に読めました。面白い。
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nyon
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ネタバレそろそろ十二国記に手を出すかと、20年ぶりくらいに再読。十二国記は完全版ナンバー順に読むと決めているのでここから出発。 「異世界」「麒麟」というキーワードくらいしか覚えてなかったので「き、を探しているの」と言われても作中人物と同様にはてな?だった自分どうかしてると思いつつ初読のように手に汗握りつつ一気読みでしたw 広瀬は高里の為によく頑張ってくれたけど、あれは…うん。なまじ臨死体験の記憶があるばっかりに、その年代には卒業してるであろう厨二病的なものを引きずってしまっているちょっとイタい人だよね現実的には。
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いかさん
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十二国記シリーズ未読なら魔性の子を最初に!真っさらな状態で読めるのは今だけ!というおすすめを受けて。廣瀬も高里も報われてほしい。
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koto
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ネタバレ久しぶりの読了。一気読み。やっぱり面白いです。最後のシーンは印象的で覚えていたけれど、歳を重ねると感想もかわるものだなと思いました。広瀬さんの最後のシーンは自分の身につまされるものがありました。昔読んだときはそうは思わなかったんですが。経験とともに感想もかわるものだなとしみじみ思いました。
0255文字
ケイ
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ネタバレおすすめ通り3作を読んでからのこちらだったので、なんの違和感もなく読めた。 タイキになにがあったのか‥楽しみ! 人死にすぎ!!
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たまろふ
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ネタバレいつか読みたいと思っている十二国記。 その1冊目、やっと読んでみた。 読んでみたいと思いながらどんな話しなのかはよくわかっておらず、どうなっちゃうの?ドキドキで。 最後はえー? これで終わってしまうの? 安否のわからない生徒はどうなったの? あんなに人が死んでしまっているのに、本人(人じゃないけど)はすっきり(?)して帰ってしまうって、、、 後藤先生、あんなにクラスの生徒が死んでしまって職員会議は吊し上げに合わなかったのか、とか。 十時先生も何気に気になる。部屋を提供して、自分はどこに行ってたんだろう?
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minono
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もう何度目かの再読
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パウ
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ネタバレ広瀬先生もあっちの住人かと思ったら違った。
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このはるんな
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黄昏の岸を読んでからの魔性の子。楽しかった。タイキのお話。元々汕子は嫌いだったけど、やっぱり嫌いすぎた。そして、広瀬は大学生なのにすごい頑張っててかっこよかったのに、最後ガッカリな態度でなんだかなぁ〜…残念。タイキ、可愛い感じだったけど、更に守ってあげたい感じが加わっててさすが。さて、次は十二国記に戻ろう。
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meg
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ネタバレ久遠の庭を読んでから、戴の話が気になり、10年ぶりくらい?にちゃんと再読。広瀬は最後のシーンの印象が強かったからか、俺も連れてってとか、じゃあ俺はどうなるの?とか泰麒に縋っちゃう弱いイメージがあったけど、読み返すと、広瀬がいなければ泰麒はとっくに死んでいただろうし、まだ大学生なのに保護者としてよく頑張っていた。2人で無人島に逃げる妄想をするシーンなどは、辛いことばかりの蓬莱でささやかでも幸せな時間を泰麒に与えてくれたことに感謝してしまう。 この本を読んだらもちろん止まれず、そのまま黄昏の岸へGO。
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ぼのかな
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ネタバレ広瀬と高里は全然違うとわかっていた、広瀬が高里に執着する理由もエゴも。高里の周りにいる異形が次々に高里を攻撃した者を排除していきながら高里の居場所を完璧になくしていったのが本当にやるせなかった。この本はなんとなく単巻だと思って買ったら十二国記の序章だと知って、十二国記を読む覚悟がないままに読んでしまった。
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秋良
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泰麒がこちらに流されていた頃のエピソード。世界が変わったことを上手く認識できず、つまずいてしまった彼らが起こす惨劇。高里は何も悪くないのに、ただそこに存在していることが罪とでも言うような展開は何とも悲惨。広瀬の覚えている疎外感も10代で読んだ頃は切実に迫ってきたのを思い出す。ただ、泰麒は本来の世界に戻ってもそこが安らげる場所ではないことをもう知っているので、ラストは苦い。廉麟の探す気ほんとにある?ってくらいの伝わらない質問は、彼女の天然エピソードに見えてちょっと笑ってしまった。説明の下手さ景麒レベルだよ!
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MoritaS4
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十二国記を読みたい…強い女性の本が読みたい…そう決意し、この夏、十二国へ旅する事に決めた。友人から刊行順をお薦めされ、とりあえずエピソード0とされる本作を読んだ。異界からやってきた高里という高校生の郷愁の念を、ファンタジー・ホラー要素たっぷりに描きつつ、同時に私たちは何処にも戻れないことを認めるしかない広瀬の痛みを体で感じさせられる。あくまでも我々の視点は「こちら」側から出られない。のめり込むような読書体験の最後に突きつけられた現実に、ゾッとさせられる。
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07yossy15
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数年前神隠しに遭った少年 1年後に何事も無かったかのように戻ってくる しかし、周りで起こる奇妙な事件 少年を気味悪がった者に与えられた罰 これは偶然か それとも祟りか 少年の通う高校にやってきた教育実習生 似た境遇に意気投合 エスカレートする報復に 教生が抱く疑問 一体この少年は何者なのか!? // 最初の何十ページは正直耐えでした… 緻密な情景描写、心理描写にこちらのテンションがついていかない… でも、騎馬戦のシーンからはノンストップ!!描写のタッチとテンションがジャストミート!!さぁ続き読むか!
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そうた
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面白かった。と、同時に十二国記を読み返したくなりました。物語の結末も種明かしもされているような状態だったけれど、高里を取り巻く人たちの悲劇に引き込まれる。
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るい
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ネタバレ巻頭の唐代の詩人王維の漢詩、阿倍仲麻呂が唐から帰国する際に詠んだ詩。仲麻呂は海に阻まれ遂に帰国かなわず唐に骨を埋めた。「天の原ふりさけ見れば春日なる三笠の山にいでし月かも」に望郷の念が偲ばれる。※十二国記、いつか読みたいと思ってまず手始めにこれを読む。"ひと"の世に紛れ込んだ異界のものが、「自分だけ行くのか」と叫ぶ共感者の"ひと"を置いて故国に帰る。国とは何か。この漢詩と仲麻呂の生涯がオーバーラップ。※さて、この後、どうしよう?配信でアニメを見ようと思ったら有料でした。※一気読みでしたが。
poison mind

ついに手に取りましたね!!!このあとは、もちろん、どんどん進んでいくだけです👍

05/31 20:24
るい

poisonさん、読んでいらっしゃいましたよね。激励と解釈して頑張ります!💪

05/31 20:32
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hisayparrish
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小野不由美を初めて読む。圧倒された。これは12国記の序章になるようだ。神隠しに遭った高里少年、母校の私立高校の教生となった広瀬。恩師で指導教諭の後藤先生。この二人だけが高里の魔性の姿を感じることができる。大量の事故死、殺戮の理由が次第に明かされるが、最後は途方もない情景だ。今後どのようにホラーファンタジーワールドが展開していくかが楽しみだ。
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きんこ
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黄昏の岸…先に読んで良かった。話がスンナリ入った。
0255文字
Ryoufui
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10年以上ぶりに再読。
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ヨー
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なかなかよかった
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ちゃま
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ネタバレ十二国記始まりの物語。十二国記を知らないと、ただひたすらホラーではあるけど、黄昏〜を読んでるのでもどかしさでいっぱい。 だけど、魔性の子では泰麒を探してるのは女性しか出てこないんだが、景麒と延麒は...??
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