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池上彰の宗教がわかれば世界が見える (文春新書 814)

感想・レビュー
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Joyce
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日本人は無宗教と言いながら、お宮参りをし、仏式の葬式をし、寺の墓に入る。日本の無宗教と西洋の無宗教は全く別物で、宗教が日本ではあまりにも生活に溶け込みすぎているからわざわざそれを信仰していると感じないようだ。神道、キリスト教やイスラム教のこともザックリ解説されててとても良かった。なぜ中東であんなに戦争、紛争が続くのかも宗教という根が深い問題が一端を担っているのだなと改めて気づかされた。彼の著書は分かり易いが故にその浅さは否めないが、各々の宗教の歴史に関しては他の専門書や聖書を読んで知識を深めたいなと思う。
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夏希
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宗教は人々の生活に強く根付いていて、それが規範になったり、生きがいになったりと、それが不思議でならなくて。どうして人は宗教を信じるのかを知りたくて手にした。そういう疑問に結論を出しに行く本ではなかったけど、宗教の知識を広く知ることができた。 ★★★★☆
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Jas
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田舎で育った私にとって、神道、宗教はあまりに身近で、生活そのものに根付いていると改めて感じた。
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狩野川浩介
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会社はある意味で宗教だということは前々から思っていたこと。それを立証してくれているんだろうなとおもうのだが、宗教にある程度の知識がないのでと理解できなかった。ただ、企業は宗教集団と同じだよ、ということは伝わった。
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ななえ
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聖書を読んでみようと思う。
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がロ
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キリスト教、仏教、イスラム教、神道の専門家に池上彰氏がインタビューするのがメインの内容。それぞれ面白いけどまぁ内容はどうしても薄いわな。池上さんは自分の死が近づいてきてどうしたら良いかということが身に迫ってきて宗教に安らかな死の予習を求めたいみたいだけど、そう簡単にそれに答えてはもらえてない気がする。わかりやすく解説するのが自分の仕事と言っているがこのわかりやすいってのは罠よね。深淵を覗かなきゃ向こうからも認識されてないって感じの表層感が拭えない。
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マツさん
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各宗教の世界における構成、概念について宗派の方のインタビューを交えながら総合的に理解することができる書。  最後の養老先生のインタビューが一番すとんと腹に落ちた。
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yamareco51
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ターバンを巻いているインド人はシク教徒で人口の1%にも満たないことは知らなかった。でもエリート層にいる。他にも色々知らないことが書かれていて、勉強になった。
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Higashiyama  Shin
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無縁社会、個人主義。葬式なんか要らないという風潮を解説するラジカルな予習本。日本人は世界の 一神教の対立に嫌気がさし、イスラムとキリスト教の対岸の火事として捉えていたが、いよいよ移民の流入でじっとしていられない。団塊JRが創り上げた、この生温い日本社会はこのまま緩やかに衰退して行くのか?八百ヨロズの神で生を受け、神社仏閣でお宮参り、七五三を経て、キリスト教でクリスマスや結婚や結婚式をして、仏教的に葬式をして墓に入る。一神教には無い平穏さを感じつつ、生の喜びを感じられずに終末に不安を感じる、
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ショコラ
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図書館本。池上氏の宗教論を知りたくて読んでみた。死は誰でも100パーセントやってくる。死を考えるとはどう生きるかということでそれを手助けしてくれるのが宗教と言っている。キリスト教、神道、仏教、イスラム教の専門家のインタビュー形式となっていてそれぞれの歴史や現状など知れて面白かった。自分は無宗教だけど感謝と相手の気持ちになって考える心は持ち続けたい。
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yui
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人々が宗教を求めるのは、心の安寧のため。理不尽な世界を生きる心に納得を与え、安心させるため。 資本主義を批判したカール・マルクスは宗教はアヘンだ、と言った。ひたすらあの世に期待するようになるから。 残された人たちの為のものだから、形式的な葬儀もお坊さんもいらないのではないかという話も面白かった。
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けだまこだま
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アメリカは宗教国家。中絶禁止など、キリスト教の教えに対して忠実かどうかで選挙が決まる。キリスト教出身でないとならない。 仏教は、葬式ビジネス。問題視して活動している僧侶もいるが、大体は家業引継ぎ。上座部仏教は、自分さえ悟りを開ければ良いと考えるが、大乗仏教は広い。とらわれないことを目指す。
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mane
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池上さんがメジャーな宗教に造詣の深い人たちにインタビューする形式でページが進む。宗教ごとの考え方の違いがほんのりわかったような気になれて、読み物としてかなり面白かった。一神教の神を心から信じられたなら、きっともっと迷いなく生きられるんだろうなとちょっと羨ましくなった。
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猫柳
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やはり池上彰さんの解説はわかりやすい。各人との対談も理解しやすく言葉を選んでくれている。神道は寛容であるため仏教が違和感なく日本に馴染んだが、一神教の国ならこう簡単にはいかない。また日本において無宗教と答えてる人は7割だが、日本において宗教はもはや生活に染み付いているため特に意識されておらず、また一神教のようにひとつの神様を信仰している訳では無いため、消去法的に無宗教であると答えてる可能性が高いという。その他にも、宗教が世界各国でこれだけ意思決定に影響を与えることにも気づかせて貰えたので大変満足。
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Shoichi Kambe
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*『旧約聖書』キリスト教徒は、神の子キリストがこの世に神から遣わされたことによって、人間は新しく神との契約、つまり約束を結んだと信じています。 *…水にも木にも石にも、…それが神道の八百万の神々になってくる。 *仏教には世界の始まりも終わりもない。 *この世の終わりに救世主が現れるという終末信仰自体は、ユダヤ教やイスラム教といった一神教の宗教に共通する考え方 *デカルト。心身二元論。心のほうは宗教の領域、身体のほうは科学の領域と切り分けるようになった。
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nm
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とても面白かった!昔、語学学校で、日本を旅行して神道にとても興味を持ったという先生に「日本の宗教について説明して欲しい」と言われて本当に困ったことを思い出した。もしこの本を読んでいたら、日本人の宗教観をもっと上手く説明できたかも知れないと思った。最後にあった「よく死ぬため」でなく、「よく生きる」ための導きの糸ともなりうるのが宗教、という言葉がとてもいいなと思った。
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ginkan2
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各章の中で特に勉強になったのが、神道とイスラム教。特に神道は「目から鱗」(この言が新訳聖書から、というのも初めて知りました。)。神道の柔軟さ、イスラム教の分かりやすさ。また、各章のまとめが非常に良くて、さすが池上さん。最後の養老先生との対談も秀逸。良い本に出会いました。
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야가
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眠たくなった。
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読書ときどき
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面白かった!宗教の、導入にとても良い本! 2011年
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cokiedounuts
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日本人は生まれたら神社て、結婚式は教会で、死んだら仏教という不思議な国。 釈さんとの対談で『日本人はその場の宗教性を感じる力がある。だから、無宗教を標榜してるからといって、宗教性が貧しいわけではなく、非常にアンテナの感度がいいんじゃないか』には少しだけ納得できた。ユダヤ教、キリスト教、イスラム教は同じ神様を信じていて、世界の半数になるとは。 一神教からすれば『無宗教』と言えばアンチ・キリスト、反宗教で、唯一の神を否定してると捉えられるのかと思うと、まずは宗教についてもっと学ばなきゃと思った。
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tsuki2b
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池上さんと宗教家・宗教学者らとの対談集。第1章以外は「世界が見える」とはちょっと違うと思う。仏教、キリスト教、神道、イスラム教などやさしく解説してくれるのはありがたい。仏教界が変革していこうという姿勢があるのはよいことかも。日本人は無宗教ではない、というのはなるほど。
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五十路の酒男爵
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日本人は無宗教と言われるが、決してそうではない。 ●多くの日本人は、産まれた時はお宮参りに神社へ行き、死んだ時はお寺でやる。 逆はない。 つまりは一定の秩序がある。●無宗教の「無」は、仏教で言う無常の「無」であり、「空」であると。●宗教を学ぶ入り口レベルの書籍だとは思うが、分かりやすく読みやすいものだった。
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トムヤンクンスープ
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寺を継ぎたい人が減っているのは、家族で世襲される文化が強く根強くなっているので、お坊さんになりたい人が減っているのだと思った。葬式って改めてやる必要あるのか?と考えさせられた。
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バズリクソンズ
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宗教とは何か?特に日本において多種多様な信仰を認められている反面、宗教自体に全く関心がない人も多数である。その疑問に上手く説明を施してくれている本書。キリスト教、イスラム教、仏教を専門家との対話形式で掲載。長年の疑問も腑に落ちて心地良い。イスラム教に少なからず偏見を持っていたが、ルーツ自体は正当な宗教だと認識。日本の神道は農業の豊作祈願がルーツとはこの著書を読んで初めて知る事ばかり。重要箇所は日本人は無宗教の人が多いが教会や寺院に入るとその雰囲気を感じ取って神聖な気持ちに変わる能力がある点。どの箇所も必読
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まひはる
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人はなぜ宗教を求めるのか?日本人は「無宗教」なのか?スピリチュアルブームの正体は?仏教、キリスト教、イスラム教の3大宗教から、神道、ユダヤ教まで、7人の賢人と池上さんが読み解いた。世界を正しく理解するために必要なエッセンスがこの一冊に。多くの命が失われた3.11東日本大震災以降、宗教が気になる方は多いでしょう。さらにビンラディン殺害や中東革命など、海外ニュースの背後には宗教が潜んでいる。そこで池上さんが、三大宗教の専門家はじめ7人の賢者に、素朴すぎる質問をしてくれました。「南無阿弥陀仏」の意味は?
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ちばっち
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凄く面白かったです。それぞれのお相手のお話をもっと深く聞いてみたくなりました。特に神道のことをもっと知りたくなりました。私は昔から八百万の神とか付喪神とかの考え方が日本人らしくて好きだと思っていたのですがその理由などもおぼろげながら分かった気がします。
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you da Таня
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池上彰の非常にフラットな視点で各宗教がわかりやすく解説されてて参考になるが、「世界が見える」レベルには達していない
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Osamu
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80% キリスト教、イスラム教、仏教、神教、無宗教?の専門家へのインタビューで、各宗教を解説しようと試みた(と思われる)本。キチンと解説書になっているのは、聴き手の力量か、まとめ手の力量? 日本人の無宗教はみんなOKの無宗教だ、という解釈も納得。 説明できる(=計算世界観?)は、昔から意識中心主義と言われて嫌われてきた(by養老孟司)の言にギクリ。
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井川浩
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宗教という分野は自身にとってはあまり馴染まないものだと感じていたが、少し理解をしていきたいという思いで手に取った。いろんなテーマで7人の方との対談がわかりやすく掲載されている。私としては養老孟子さんとの対談が印象的だった。
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happy3939
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ある程度、世界の宗教のことがよくわかった。そして、日本は素晴らしい国だと。
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コウディー
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著者の宗教の役割は、心に安寧や平穏を与えて納得させることという主張は府に落ちた。 誰もが自分の人生に納得したいもんね。だから、人にとって宗教は切っても切り離せないものなのかなと思った。 後、仏教と神道の違い、お寺と神社の違いも分かってなかったので、宗教の一般教養としても勉強になった。
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よっしー@challenge
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世界を知ること、日本の立ち位置を知る上で欠かせない宗教論。アメリカはキリスト教でプロテスタントの国家なのでカトリック候補だけでもローマ法王の犬かと大問題。中国も共産党を際立たせるために宗教を弾圧、裏を返せば"共産党"自体が国教。 「無宗教」の言葉一つも国によって捉え方が異なる。日本人では仏教の"無"。欧米では"アンチ・キリスト"、イスラムでは"反宗教"。 初めて読むジャンルだっただけに、お寺が戸籍管理の役割だったなど知らないことばかりだった。
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tuki
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神道は宗教であると同時に日本人の生き方のスタイルや設計図だととらえる。そう考えれば神道に属しながら仏教徒でもあるという神仏習合はおかしくないことのような気がしてきた。
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さざえ
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ネタバレ図書館本。買おうかなと思うほど良本だった。恥ずかしいことに宗教に関して全く知識がなく、まるっと怖いとしか思ってなかったが、人々の心の支えとして生まれ、社会や政治上必要とされ広まり、今も世界中で信仰されているのだ、と知った。日本は無宗教なのでなく、文化の中に根付いている(それを信仰といえるのかは微妙だと思う)のだとわかった。仏教、神道、キリスト教、イスラム教、ヒンドゥー教、それぞれわかってとても有意義だった。
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Moe
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 私は、7人の賢人のうち特に養老さんの考えが面白いなと思った。彼によると、日本人の「無宗教」と欧米の「無宗教」は異なるそうだ。欧米で「無宗教」といえば、それは「アンチ・キリスト」のことであり、イスラム圏で「無宗教」といったら「反宗教」になる。しかし、日本人の「無宗教」の「無」は仏教の 「無」だという。たしかに、諸行無常など「無」という文字が仏教にはいくつも出てくる。そして、それは日本人に刷り込まれている。その無意識になっているだけという解釈がとても印象的だった。
0255文字
mori
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宗教について、日本人の宗教観について考えさせられた。 他の著書を読んで感じていたことだが、やはり日本人は「無宗教」なのではないということ。日本人の無宗教の「無」は、仏教の「無」であり、「空」であり、日本人の体にしみこんでいる。意識しないだけという解釈に納得できた。
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☆ツイテル☆
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フライヤー
0255文字
美登→引越し中
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かねてから日本人の宗教観の緩さが、世界の平和への鍵かもと思っていた。一神教の提示する二択的な考えが、年々苦手になっている。もちろん宗教の解釈にも、その人の人間性が出てくるから、どの方向に向かうのかは人次第だけど、これしか許さないとか絶対とか、揺るがない信念による強さはうらやましい反面、その意固地さに疲れる。深呼吸して見つめると、私には自然に神性が宿る感覚と、それとは矛盾する色即是空がしっくりくる。幼い頃祖母と教会に行っていたから、慈悲に満ちたキリストやマリアも胸にいる。そういう意味で私は日本人なのだった。
ジム

Mymbleさんのレビューに共感です。宗教の違いからくる「絶対に許さない、受け入れられない」というのは私からみるとやっぱり本当には理解できないし、しんどそう。ぼーっと木や草を見てると、自然はみんな一緒なのになあ、と思います。

08/21 10:44
美登→引越し中

ジムさん、私も最終的には自然に行きつくんですよね。「絶対にこれだけ」の余裕のなさに息苦しさを感じてしまいます。みんなちがってみんないい、という精神って大切かもって思います。

08/22 05:33
3件のコメントを全て見る
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Anzu
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10年前の本ですが、対談が面白かったです。実家は檀家なのに聖書を読んだり神社に行ったり。でも、それでいいんだと思えました。
0255文字
きりゅう
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どの宗教も受け入れらる日本人ステキ 無関心ともいえるけど寛容だとおもう、
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