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警視の愛人 (講談社文庫 く 32-4)

感想・レビュー
37

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ワラスボン
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ネタバレシリーズ4作目。今年の夏は色々あって読書する時間が減ったけど、それでも読まない日はなく、毎日少しずつ読んでる。こちらも読了に時間がかかったけど、読みやすくて面白かった。登場人物たちの個性が立っているので、ちょびちょび読みでも「この人誰だっけ?」と忘れることもない。今回は主人公のロマンスと事件の半々の内容。ヒロインには「はっきりしなよ〜」と言いたくなるようなとこもあったけど、最後はうまくおさまって良かった。家族が表題だけを見て「何それ〜怖そう…」と言った。確かに表題と内容が合ってないよねえ。★★★☆☆
0255文字
練りようかん
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ネタバレシリーズ四作目。警視長が自宅で殺され、動機で悩む展開。しかし心証は凶器を見た瞬間気絶する妻が黒寄りのグレーで一択。正義を振りかざすイーヴィルモンスターだった被害者、もう犯人なんていいと思ってしまう気持ちを埋めるかのように、小さな村の自助サークル的な動きに胸が温かくなったり冷えたり、ジェマとキンケイドの仲が多分なスパイスとなってダレることなく物語を楽しめた。そして予測した中で一番悲しい真相へ辿り着く。法は何のためにあるのか、逮捕することで救われる加害者の人生もあると示したことが印象的。次も期待。
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凛々
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ネタバレキンケイドシリーズ4作目。前作から数日後、季節は11月。シリーズ1作目からほぼ1年経過した位ですね。前作でダンカンとジェマはついに一線を越えましたが、二人はかえってぎこちない雰囲気に。さらにジェマを気に入って何かと気を引こうとする地元警察の警部にイライラするダンカン。普段は女性受けの良すぎるダンカンにムッとするジェマという構図が逆転してたのが微笑ましいです。事件の真相ははツラい内容だけど、最後は前向きに考えてみようというところで終わるのが、このシリーズの良いところ。
0255文字
tamaobattery@「真顔の顔文字で、きゃっ(^・ ω ・^)❤️と言ってみる会」会長
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ネタバレ《シリーズ④》キンケイドと関係を持ったことでことが複雑になってしまい、戸惑うジェマ。キンケイドと距離を置こうとするが、警視長が自宅で殺されるという大きな事件が起きて、キンケイドとともに捜査をすることになり、何となく気まずい雰囲気に。キンケイドは、ジェマとの仲を修復しようと焦るが、なかなか上手くいかず…。女性作家さんだからなのか、この作家さんだからなのか、情景描写と人物の心理描写が巧みで、それぞれのシーンが絵のように頭の中に浮かんでくる。それにしても、書影の帯は、ネタバレしすぎなのでは…(; ・`д・´)→
ち~

このタイトル、昨今のコンプライアンス的にどうなんwww

04/03 08:49
tamaobattery@「真顔の顔文字で、きゃっ(^・ ω ・^)❤️と言ってみる会」会長

まずいよね〜。そもそも、愛人じゃなくて恋人だし(๑¯ω¯๑)

04/03 09:19
3件のコメントを全て見る
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kyoko
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感情のすれ違いに悩む二人の様子が興味深くて、事件の捜査と並行して2倍楽しめた。ミステリーとしても今回はかなり面白かった。
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しょう
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ネタバレ警視の秘密が図書館になかったので飛ばして四作目。かつての上司が殺害され、捜査しているうちに次々に見えてくる意外な真実や裏の面の数々。前作でどうやら二人は結ばれたらしいが何があったのかキンケイドに大して何故か冷たいジェマ。そんなジェマの態度に悩みながらも捜査するキンケイド。これまでと同様に特段の目新しさはないものの、一応の意外性はあり、丁寧に書き込まれた人物描写のおかげで非常に読みやすく物語世界に入っていきやすい。ただ一つ、ロマンスの割合が多いのが気になる。次作にも期待したい。
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ツキノ
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【シリーズ4作目】ダンカン・キンケイド&ジェマ・ジェイムズシリーズ。調べたら16作も出ている。全部読もう。事件周辺の人々の魅力。魔女のようなマデリン、ジェマの同期ジャッキー、マルカムの妻ヴァレリーなど。事件自体は複雑に見えてそうでもなかったが、人物描写がいいので充実の読書時間だった。
0255文字
chihayahulu
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最新刊を読んだので再読。
0255文字
ブル-ス
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ダーリン
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みやび
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第4弾。ジェマ可愛くない。せっかくキンケイドと結ばれたのに、無視したり癇癪ばかり起こしてる。離婚したシングルマザーの不安がそうさせるのだろうけど、ギクシャクしながら事件を捜査する二人がじれったかったなあ。お友達は残念でした。描写が丁寧だから、読み終えた今も、殺害された警視長の美しい妻や連れ子や町の人たち、建物などの風景が映像のように心に残っています。
0255文字
くたくた
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警視シリーズ6冊目(かな?)。スコットランドヤードの警視長が自宅で撲殺された。ダンカンに急遽、捜査の指令が下るが、今、彼は大きな問題を抱えていた。ジェマとの一夜から5日。彼女に避けられている。急に休暇を取って雲隠れしてしまった彼女と連絡が取れないのだ。このままではパートナー無しで難しい捜査に出向かなければならない。やっと現れたジェマに手痛く拒絶されて、ダンカンは困惑するばかり。今作、とにかくジェマが大荒れ。仕事も大事、育児も大事でこの二つのバランスとるので精一杯なのに、直属の上司との恋愛は彼女の手に余る。
くたくた

「なかったこと」にしてしまいたいジェマと、それが理解できないダンカンのすれ違いもなんつうか痛々しい(笑)。ついでに、元妻に逃げられたときのエピソードまで出てきて、つくづくダンカンが気の毒な巻ではあった。事件はある意味王道、というか定番ではあるが、冒頭のあれが伏線だったとは思わなかった。汚職警官オグルヴィが存外に良い奴だったのが救いといえば救い。腐ったリンゴは周囲も腐らす典型。あんな奴が偉くなれる組織ってイヤだ〜。これからもダンカンは、媚びず、倦まずに頑張ってほしい。

11/17 07:59
くたくた

レビューロングバージョンはこちらです。→https://koko-yori-mybooks.blogspot.com/2020/11/0233.html 事件の舞台、ホームベリ・セントメアリの場所を特定するのに手間取りました♪

11/17 08:00
0255文字
ララママ
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シリーズ第4作。警視長の殺害事件が発生し、捜査にあたるキンケイドとジェマ。前作からの流れで二人の関係が微妙に揺れ動いてゆく過程も同時進行中。警察官といえども一人の人間、人生観や職業観、いろいろ考えてしまうんだろうなあ。イギリスのカントリーサイドの雰囲気が感じられる作品です。
0255文字
鐵太郎
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前回の最後、キンケイド警視とジェマ・ジェイムズ巡査部長の間に起きた事件を抱えたまま、本編に入ります。事件は、ギルバート警視長が殺されるという警察内部としては重大なもの。捜査が進むにつれてこの警視長が隣人や嫌われ家族に怖れられる嫌なやつであったことがわかってきますが、犯人はだれなのか、犯行理由は。これに絡んでキンケイドとジェマのギクシャクした間柄はどうなるのか。読んでいて思った──女流作家的ななにかか? 女性側の感情ばかり重視する描写は、ジェイニー・ボライソー的かな。鈍い男性側が振りまわされるのも同じ。
0255文字
ゆうぐれ
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警視長が殺害されるという事件から、一つの村の中の様々な事情が明かされていく回でした。前回の終わりから気になっていたジェマとキンケイドの恋。ジェマは少し複雑に考えすぎる性格のようですね。次回作も楽しみ。
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YM
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物語は二つに分かれる。事件と二人の関係である。どちらかと言えば、後者にはあまり興味がない。事件が魅力的であって欲しい。事件の背景に英国の文化、歴史、生活にもひかれる。まとめれば、面白かった。
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coboss
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ネタバレだいぶ普通の警察小説っぽくなってきた。今回は同期の女性警官の脇筋や、霊感マッサージおばさん、最後の真相など、ウーマン・エンパワメント路線が感じられる。あと、キンケイドが仕事中にやたら散歩に行くのが気になる。警視ともなれば、小一時間ぐらい行方不明になっても、あまり文句を言われないのだろうか。ナルニアの初版本を見て「母なら初孫を売っても手に入れたがる」とは笑ってしまった。
0255文字
Apollo
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2人の関係が変わって、混乱しまくっているジェマと、落ち着きを失わないキンケイドの対比が面白い。この差は男女の違いではなく、これまで守ってこようとしたものの違いなんでしょう。この2人も、今回の警視長殺人事件に関わってきた人たちも、それぞれに自分の人生を真摯に見つめていたのが印象的。
0255文字
norstrilia
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最近読み始めた中で、個人的に一番ヒットした海外ミステリ。会話の妙とか、描写や語りの距離感とか、ほぼ理想的なシリーズ。
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kankan
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シリーズ4作目。今作が一番面白かった。キンケイドの直感はすごいね。ジェマとの今後の展開に期待。
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ケイ
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図書館で三巻までが見つからず、シリーズ第四作から読む。イギリスが舞台の警察物には、ハズレが少ない。こちらもなかなか面白かった。主人公の警視と部下の女性巡査部長が、警視長の殺害事件について調べていくのだが、犯罪現場の街の人々がそれぞれに地味ながら個性的で、読んでいて退屈しない。読んでいないからいきさつはわからないが、警視と部下の女性が前作の終わりで男女の関係になったようで…、だからと言ってこの題名はないんじゃないかと思う。「警視の~」シリーズでいきたいのだろうが、あんまりだ。
Fe

福岡市総合図書館も同様で、二人分に別れています。全国の図書館が使用してるTRC(図書館流通センター)の書誌情報が、たぶん、そうなっているのでしょう。 米国では第14作まで発表されているので、早く翻訳が出ないかなぁ。

03/14 11:15
ケイ

なるほど。私の利用する大阪市の図書館の問題ではなかったんですね。ありがとうございます

03/14 17:44
4件のコメントを全て見る
0255文字
ルウ
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★3
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ロイ
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★3
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卓ちゃん
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警視シリーズ4作目読了。益々面白くなってきた。恋愛小説と警察小説が見事に融合した傑作。犯人の意外性といい物語の展開、ジェマとキンケイドの心理描写どれも無理がなく、全てに説得力がありバランスがとれている。特にジェマが魅力的だ。
0255文字
Millet.K
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“嫉妬深くて執念深くて、地位や権力といったものを異常なほど求めていた。肉体的、あるいは精神的に他人を苦しめることが好きだった。かっこうの標的がいるとしたら、誰だと思う?”(P422)一夜を共にして一週間、ジェマはキンケイドからの電話にも出てくれない。ぎくしゃくした雰囲気のまま警視長殺害事件を捜査するふたり。イングランドで一番美しい村ホームベリ・セントメアリで被害者の評判は最悪…事件よりもふたりの関係が気になりすぎる第4作。とりあえずシリーズ全巻が手元に揃い、本気で読みすすめる予定(20120519記)。
Millet.K

20201126記:シリーズ前半はすでに古本でしか集められなかった。2012年4月末〜毎日ポチってた気がする。

11/26 17:07
0255文字
遠野藍
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予定調和と言われようが何だろうが、何はともあれ、良かった良かったと思ってしまいました。先にもっと後の作品も読んでるから展開は分かっているはずなのにね
0255文字
ポムフリット
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★★★★☆
0255文字
ワット
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名コンビが男と女の関係になった事による・・・・・・・。お互い大人だからさ。障害がなく本気であれば結果は自ずと・・・ねぇ。事件そのものはそれほどでもなかったですけれど面白かったです。
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Fe
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西田佳子訳 講談社 1997年7月刊。Mourn Not Your Dead 1996年発表。ダンカン・キンケイド警視シリーズ第4作。警視と部下のジェマ・ジェイムズ巡査部長(女性)との関係はどうなるのかなぁ。 (2007.12.9)   デボラ・クロンビーの本棚(登録冊数15冊 発表年順) https://bookmeter.com/users/32140/bookcases/11091269
Fe

講談社BOOK倶楽部 西田佳子(にしだ・よしこ) 「警視キンケイドシリーズ」を解き明かす! http://kodanshabunko.com/keishi.html 

02/18 15:23
0255文字
けいちか
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スコットランドヤードの警視であるキンケイドとその部下の女性巡査部長であるジェマの活躍するシリーズ第四作目。第三作の最後で幸せな一夜を過ごしたキンケイドとジェマなのに、ジェマの意地っ張りからキンケイドを避ける態度に出る。しかし、仕事は一緒にこなさなくてはならず、ジレンマに陥るジェマ。損してるよなあ、彼女も。キンケイドは相変わらず我が道を行っているが。最後にジェマは悟りを開いたようだ。
0255文字
tsukasa_oishi
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今まで読んできた警視シリーズのなかでは一番おもしろかった。キンケイドとジェマの関係のなりゆきが、おもしろさの一番の秘密なのだ。つまり、ミステリ自体は特に無関係である。
0255文字
ゴリゾウ
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西田佳子 訳/幸せな一夜を過ごしたキンケイド警視とジェマ-事件はその一週間後に起きた。警察学校の先輩で、上司にあたる警視長が何者かによって殺害されたのだ。調査に乗り出した二人の耳に、被害者の悪評、夫人の浮気、署内の汚職疑惑などの情報がはいってきた。シリーズ第4作 #197/シリーズ第1作№973、第2作№980、第3作№3、第4作№197、第5作№868、第6作№1677、第7作№1763
0255文字
Shinichi Abe
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読了
0255文字
サックーマ
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好きなシリーズ。 ロンドン在住の今読み直したらさらに楽しいかも。
0255文字
ipusiron
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1999/1/30読了
0255文字
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警視の愛人 (講談社文庫 く 32-4)評価70感想・レビュー37