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クスクスの謎―人と人をつなげる粒パスタの魅力 (平凡社新書)

感想・レビュー
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もけうに
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名前は聞いたことがあるが、実態がよくわからなかったクスクス。作り方から歴史・現在の食べられ方まで過不足無くわかり、とても面白かった。セモリナ粉を更にフラワー(粉砕小麦)で包むとは…意外と面倒な食べ物だ。ただ小麦粉を粉砕したブルグルとの違いがややこしい。クスクスの発祥を辿る考察がとても興味深い。文化人類学だな。魚や肉は部位毎に特徴があるが故に階級差が生まれるが、クスクスは平等な食べ物。
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エヌる@遅れてきたルーキー
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昔良くわからずに作って食べたが、正直あまり美味しいと思えなかった思い出。クスクスとは、歴史と背景、レシピとスパイスなどクスクス入門にも良いのでは。小麦以外から作られたクスクスなんてのはオートミールの代わりにそのうち日本にも入ってくるんじゃないかな?
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環世界
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これはたいへん面白かった。私が知る限りクスクスに関する唯一の新書。マグレブ料理であるクスクスがいかにしてフランスへと広がり、さらには世界食となったのか手際よくまとめられています。食でもあり呪物でもあるところは、日本のコメとも似ていて非常に興味深く、穀粒を模した形状なのではという指摘もそうかもしれないと思わせるところがありました。クスクス食べたくなった。
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今庄和恵@マチカドホケン室/コネクトロン
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小麦とは米とは比較にならず可食状態にするためにすんごい手間暇がかかる。米は育てるのに手間暇がかかって、小麦は実ってからが、というのをどっかで読んだけど、クスクスは小麦粉とした上でさらに手間暇をかける。その形状、加工の仕方からするとやはり米というか飯というのは理にかなった食べ物なのだな。やっぱ炭水化物サイコー!!
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としちゃん
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クスクスって何なのか?セモリナという硬質の小麦の粗粒状のものに粒子の細かい小麦粉をコーティングしたものだったんですね。この本は、クスクスの製法から、クスクスを主食として食べているマグレブ五国の、それぞれの食べ方、フランスやイタリア、アメリカなどに広まっていった経緯、それぞれの国の食べ方まで、クスクスについて詳しく教えてくれる一冊。クスクスには必ずスパイスが入っていると書かれている通り、スパイスのあるなしでクスクスの美味しさ大きく変わるのは確かですね。東京オリンピックに向けて、日本でとハラルが普及するかな?
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ラムダ
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昔、初めて食べて以来大好物だけどあまりメニューにないので残念。もっと食べられてもいいと思うけど、と思ってタイトルに惹かれて購読。意外に奥が深い食べ物でおどろきました。
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鈴音
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各地のクスクス料理を提供するイベントなんてあったら壮観だろうな。
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dominique
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著者の体験と実感に説得力。但しクスクス及びその周辺についてこちらの知識がなさすぎという大前提があるので、批評眼を持って読むことができずあまり楽しめなかった。クスクスに様々な意味を見出そうとする最終章は特に、素直には受け入れがたかった。
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みなぽん
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フランスでもポピュラーだったとは初耳で驚いた。自分で作るとどうしてもクスクスがダマになってソースと混ざらない。またほとぼりが冷めたら本場マグレブで食べたいものだ。
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decuno
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図書館でぺらぺら見てどんな味か想像つかなかったから借りてみた。
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しまりんご
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クスクスは美味しいし、簡単に調理できるし、アレンジの幅も広い。レストランなどで食べると異国情緒もあって楽しい。言うことなし!
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shobonyan
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歴史を通して地域とクスクスとの深い結びつきを知りました。また安定しない地域だからこそ、反対に、クスクスは豊かに多様化したことも学びました。ところどころに表れる政治的?な表現が印象的でした。「『クスクスはわが国の、わが民族の文化』と息巻いてその専売特許を主張することは、国家という幻想の枠に囚われている広い視野を持たぬ者たちの姿でしかない。」(p.84)「異なる宗教を持つ人によって共有されているクスクスは、異なる民族同士の『統合』や『統一』を促す料理、もめごとの後に出される料理でもあったという」(p.176)
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Kazuyuki Koishikawa
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日本だとなかなか食事できる所ないよね。
Koning

クスクス自分でやるにもまずはって思うとなかなかないですよね。マグレブ料理店とか(でも例のタジン鍋の流行で増えてはいるのかな?)

10/19 09:06
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斑入り山吹
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お店では食べたことがなくて、本を見て自分で作ってみたことはあったけれど、なんというか掴みどころがないっていうかイメージしにくいっていうか、どういう風にして食べるもの!?と思っていたが、この本を読んで納得。いかようにもできるんですね。懐が深くて、ああおいしそう!スペインの話が興味深かった。池上俊一『パスタでたどるイタリア史』をしばらくまえに読んだが、歴史と食べ物の関係って面白い。p25「料理というものは、国家アイデンティティを作る文化装置であると同時に、ナショナリズムの脱構築装置にもなる。」なるほどね。
斑入り山吹

どの本でクスクスを知ったかというと、パトリス・ジュリアン『お鍋でフランス料理』p.80。モロッコ生まれのフランス人、ああなるほど!って感じよね。

10/11 14:55
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nori
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I remembered the couscous on Sahara trip around 1970s. It was beautiful dinner beside Camion driven by Toualeg khalifa on the middle of desert.
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tom
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クスクスはうまい。調理するのも簡単。でもって、最近料理することが増えた。そうすると、クスクスの小粒をどうやって作るのか気になって仕方ない。で、この本を借りてきた。歴史的背景や文化的広がりをいろいろと書いている。でも肝心の作り方の方は、文章を読んでみてもさっぱり不明。よって、この本は、残念本でした。口絵のクスクス料理の写真は、美味しそうです。
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avantgarde4u
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昔お気に入りのビストロで食べていたタブレが美味しくてクスクスが好きになりました。クスクスは地域や民族や階層を越え広範囲で親しまれている食べ物なのだということがよくわかって楽しい本でした。まあ主食ってそもそもそんなもんかもしれないけど、歴史/文化的背景に詳しく興味深かったです。日本とは違ったエスニックのかおりがたまりませんね。自分でもつくってレパートリーに加えたくなりました。
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よっと
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食べたいと思って食べログ調べたら意外と近くでありましたが フランス料理だったしコースで高くて勇気が出ません。缶詰めもあるみたいだけどなぁ。
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たらこりっぷ
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クスクスをはじめて食べたのはいつごろのことだったでしょうか。最初はキビやアワのような雑穀なのだと勘違いしていました。自分の中ではヨーロッパというよりもアフリカの食べものと勝手に考えていましたが、フランスでもかなりポピュラーな食べものと知り驚きました。たべもののことで知らないことってまだまだたくさんあるんだなぁ。
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杏
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口絵のカラー写真が見るからに美味しそう。クスクス・スムールの粒の作り方から、歴史、世界への広まり(ブラジルにもあるとは思いもよらず)、様々なクスクスのメニュー、レストランの案内も付いて、コンパクトながらクスクスに関する知識が網羅されている。そして読んだら、後は食べにいくしかない!
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Keiko Takayama
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中東も医食同源で、料理に媚薬や漢方のような効能があるとは。フランスのクスクス普及率は予想以上だったな。
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