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雨にぬれても (幻冬舎アウトロー文庫 O 40-3)

感想・レビュー
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koishikawa85
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再読。やはり私にとってのベストは「墓まいり」。
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才谷
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フツウの人をフツウに描いてフツウに面白い。まったく稀有な作者。
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chinayo
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一つ一つの話が短いからか、感情移入できず、消化不良で終わってしまう。もっと深掘りした話が読みたかった。
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ぽけっとふくろう
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 市井の人々の生活を切り取って、たんたんと書いてある。さらっと読めますが、少しひっかかる部分もあったりします。解説も素晴らしいです。
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koishikawa85
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冒頭の墓まいりが一番印象に残った。父親のような会社の社長に自殺された社員の話。
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Awazu Satoshi
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まあまあ
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カッパ
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前の作品に登場した人のその後もあるのがおもしろい。 アルコール依存症で兄がなくなった家族もDVもセックスレスもどうも心にささるような気がする。それぞれ苦しいのだけどそれもまた人生という気もしたり。複雑である。でも、なんだか読んでしまう。下世話な人の話が好きなのかとちょっと落ち込むのだがみなさんはどうでしょうか?
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sk
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人生と社会を丁寧に映す。上原節は健在。
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齋藤し郎
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★★★☆☆ ノンフィクションコラム?著者含めて初めて読みました。詩的なタッチになることもなく、主観的な示唆もなく、ただ市井の人々の生活や出来事を綴る短編集だろうか。 ある意味、何の感動もないのが魅力なのかもしれない。泣かせるわけでも笑わせるわけでもない。フラットな日常の描き方が秀逸なのだろう。個人的にはこの類の本が刺さるようになるにはもう少し経験が必要なのかもしれない。
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Isuke
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図。勝手にひとりで上原隆フェア第3弾。電車で読むのにちょうど良い。
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たなかはん
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予備知識なしで読みはじめた本。というのも、僕が読みたいと思っていた作家の名前をうる覚えしていたからで、ググってみて作家の顔が全然違っていることでターゲットを間違えたことに気づいた。短編小説集だと思って読んでいて今ひとつだと思っていたが、ググり後ノンフィクションだとわかってからは印象が変わった。『出会った』感。市井の普通の人々のことを描いているのだけれど、変に脚色していないところが逆に胸を打つ。冒頭の、二人で頑張って会社をやってきて社長に死なれた女性の話が一番心に残った。
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てったん
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こういうノンフィクションはネタが全てと思いますので、一般の人々の今を切り取る作業は大変なことなんだと思いますが、2巻目の人々の方が共感できたのはなぜでしょう?
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マサ
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取材を基にしたエッセイなのだが、どの話もそれぞれにドラマがあって心にしみる。生き方に是非はない。だからそれぞれの話の結論(オチ)もないのだが、読後感が良いのは著者の温かいまなざしのゆえだろう。
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ぴよ助
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生きてるって、すごいね・・・
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tom
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以前に読んだ上原さんの本へのコメントにも書いたと思うのだけど、上原さんという人は、ほんとうに良質のインタビュアーだ。暗い話がほとんどなのに、上原さんは、好奇心いっぱいで、楽しそうに話を聞いている。下品さはどこにもない。話し手の方だって、楽しそうに話している。きっと、楽しんでいるのだと思う。こういうインタビューができる人は、まずはいない。だからすごい本だと思う。
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かおる
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「友が…」と「喜びは…」の本が昔好きで読んでいたけど、そのシリーズ3作目があると知り読んでみました。前作より一編一編が短くて少し物足りなかったけど、様々な人生を読むことができ良かったです。上原さんの最後のあとがきも好きでした。
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うたまる
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「これがまた、いいんだ。朝酔っぱらって帰って寝るのがね。とりあえず今は幸せって気分でいられる」……ルポルタージュ・コラムの第三弾。今回も少ない枚数の中に、人生の酸い、甘い、苦い、辛いが、絶妙な味わいで並べられている。いずれも物語としての完結には程遠く、事情が分かり「あぁ、そうなんだ…」となったところで終了となる。私では受け止め切れそうにない大きな不遇を、彼らはその後どう乗りきり、どう耐え忍んだのか。家族を喪い、返せぬ借金を背負い、人格を否定された彼らがみな、せめて束の間、幸せな気分を味わえることを願う。
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ステビア
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大好きなルポ・コラム。一気読みしてしまった。もったいない。
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Ikuto  Nagura
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『友がみな我より~』が96年、『喜びは悲しみ~』が99年、三作目の本書が05年。この10年で“普通”の生活が崩壊していったことを感じさせられる。会社や学校でも、友人や恋人関係でも、もっとも身近な家族ですら、個々人が孤立した存在として生きていかなきゃならない。それぞれの物質的・経済的欲望という対価が必ずしも満たされない時代に、右肩上がりの時代の勤勉さを自己責任で要求される。「話をきいてもらいたかったんです。親に言ったら心配かけるし、友だちにはそういうとこ見せたくないし、誰かに言いたかったんです、つらいって」
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遠藤直幸
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答えを無理に出さない。それは著者の謙虚さと真摯さです。
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村越操
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再読の再読の・・・何度読んだかわからないです。ふと心にポッカリと穴があいて、無気力になりそうな時。そんな時によむとなぜか元気になれる、私にとっては不思議な書です。本作でのベスト話は『家族』次点は 『セックスレス』。『墓参り』は他のところでも読めるのであえて除外。立ち読みでもいいから是非読んで欲しいコラム集。
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CEJZ_
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1P16行。有松たかし大会は元気だろうか。今のわたしは上原たかし大会だ。去年の年末も読書をしていたし、今年の年末も読書をしている。そしてもうすぐ正月。来年の年末は、読書しているかわからない。作品題名はバート・バカラック作曲の『RAINDROPS KEEP FALLIN' ON MY HEAD』から。内容は02〜05年に幻冬舎のウェブマガジンに連載したもの。
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波多野七月
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アル中で家族をなくした男性、2人きりの会社の社長に自殺された女性。ここに登場するのは、全て現実にいる人々。今も、どこかで生きている誰か。市井の人々を切り取った、ノンフィクション。それでも、人は生きていく。
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ミオ
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何回目かの再読。『容貌』の続きが読めて嬉しい。
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天晴草紙
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コラム・ノンフィクション。不思議な本だ。一編を読んでふーんと閉じようとすると次の話が目に入る。つい数行読んでしまうと続きが気になる。ピーナツやするめのようにやめられない。終わらない普通の人々の生活を切り取る技が光る。
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Ms.H
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取材は、それなりの時間を割いたと思う。それを、あの文字数であそこまで表現できるのがすごい。しかも、そんなにドラマチックではない「日常」をしっかり書き留めている。短いコラムだが、それぞれの人の個性が伺い知れる。上原氏の文章力はすごい!
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ジョニーウォーカー
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このシリーズを読んでいてよく思うのは「コレどうやって取材してんだろう?」という疑問。日常生活でしか知りえないようなその人の所作や心情まで書かれていることがあり、本人による手記なのか、著者の推測なのかと、思わず勘ぐってしまうのだ。もちろんそれはありえないと思うので、著者の取材力と構成力を褒めるべきだろう。自分がまるでその人になったかのような錯覚。これぞリアル・ノンフィクション。54歳の婚活処女、42歳の無名芸人、夫のDVに悩む32歳主婦など…自分とはまったく異なるそれぞれの人生をあなたも覗いてみませんか?
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団塊シニア
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ふつうの人をふつうに描いてる、最初の「墓参り」は26年間共に働いた社長が自殺、会社と社長を失った女性の悲しみの深さをリアルに描いてます。 やはり深い取材を要した結果、他の作品もノンフィクションとして思わず涙がでてきます。
村越操

私も「墓参り」は何度も何度も読み返して、いろんなことに思いを馳せます。

01/26 12:11
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きるきる
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解説でほめちぎってあるのは、なぜですか。
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Tetchy
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こういう本を読む常として、読者は自分の人生、今の境遇と登場人物のそれとついつい照らし合わせてしまいがちになるが、そうした場合、共感できる人生が読者にとって非常に印象に残る。ただ読んでて今回はちょっと首を傾げてしまうところがあった。人の不幸を掘り出して自分の幸せを確認する、そんなようにこのコラムの趣旨が変わってきたような気がした。ここまで書く必要があったのかと首を傾げる。今度読むときはこの気持ちはまた変わるだろうか?そしてその時、私はどこで何をしているだろうか?私に語るべき物語があるだろうか?
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issy
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市井の人々の様々な生き方、悩みや不安、小さな幸せを、物語やインタビュー、対談、日記など多様な形式で著した短編集。全て、著者の取材や観察に基づくノンフィクション。ホッとする話やツライ話、「この人はその後どうなったんだろう?」と気になってしまう話、いろいろある。読んだ後、ちょっと人にやさしくなる気がする。
0255文字
バーベナ
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起承転結がなくとも日常の話を聞くのが好きなので、そんな話が淡々と続くのが面白い。普通の人の日常の一時期だったり、一瞬だったり。
0255文字
くま
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時々インタビュー形式になったり、自分のこと書かなければ、すごく良かったのに。テンポ崩れちゃうのが残念。またこういうの書いて欲しいな。村上春樹の似たような感じの思い出した。
0255文字
tkm66
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薦められて読んだ③泣いた
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daiyuuki
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アルコール依存症で兄を亡くした弟、二人で頑張っていたが社長に自殺された女性、ホームレス生活をしながら夢を追い続けるお笑い芸人など、どうにか生きてきた市井の人々を描いたノンフィクション。「結婚相談所でも恋愛出来るってわかりました」「兄が死んでから食事をしたり笑ったりすることがかけがえのないことのように思える」
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