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ハイゼンベルクの顕微鏡~不確定性原理は超えられるか

感想・レビュー
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いきもの
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測定時の観測行為が測定する対象に与える不可避的影響の誤差と量子自体が持つ量子自体が持つ不確定性にかなり厳密な区別を与えた小澤不等式について。数式が絡んでくると脳が拒否反応を示すので後半は流し読み。
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どさんこ
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難解だけど、面白い❗️小澤の不等式はノーベル物理学賞レベルではと思わせる。相変わらずEPRの話は分からないけど。
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N
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測定誤差と擾乱のトレードオフ関係を表す小澤の不等式に関する一般向け解説本。この分野に関心のある方はまずこの本を読んでみると入門しやすいのではないかという気がした。シュレーディンガーの女性関係に関する記述がありそれを読んで衝撃を受けた。
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tangent
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頭がついていかなかった。
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かきのたね
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量子力学の創始から最近の研究までを辿る本です。物理学者の人物像などに触れつつ、最小限の数式を用いて研究の発展を追っていきます。非専門の方でも読みやすいのではないかと思います。
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aki
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ハイゼンベルクの不等式の誕生から小澤の不等式までの流れを理解できた。重力波と小澤の不等式の関係については、難しくてよくわ分からない🤷‍♂️。次は量子コンピューターが気になる。
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アドソ
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量子力学の根幹ともいえる不確定性原理をめぐるドキュメンタリー。小澤の不等式は、今までうやむやにされてきた”観測に伴う状態の擾乱”と、”量子に本質的につきまとう観測上の標準偏差”との違いを明確に分けて定式化した。それは”観測”という行為を再定義したことでもある。ひいてはこれが重力波の検出に理論的根拠を与え、2017年のノーベル賞につながった。このような重要な科学的発見を日本人が推進したことをうれしく思う。
アドソ

一般教養書を意識してか、数式は最小限に抑えられ(しかも図として挿入され)ている。こういう計らいが却って内容を分かりにくくさせている部分もあるけれど、8章の盛り上がりを支えるうえでは十分な序章として機能している。20世紀前半の物理学は、世界大戦の進行とも相まって人間模様と不可分なドラマになっている。ノンフィクション小説にしたら面白いのに。

01/07 14:25
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横丁の隠居
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あとがきに「一般教養書」とあるが、少々無理があるのではないか。物理学の理論が一般向けの解説書で、こなれた説明を与えられるのにはだいたい100年かかると思う。(サイモン・シンのような手練であっても)石井さんは小澤正直先生の2001年の論文(それもフィジカル・レヴュー・レターズの査読者が何度も理解できずに突っ返してきたという)まで説明しようというのだからすごい。内容の理解にはまったく自信がないが、それでもこの本は面白い。知的好奇心を十分満たしてくれる。最新の重力波発見のニュースもあったし、楽しく読みました。
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tet
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それなりに面白かったけど、歴史本なのか不確定性原理の啓蒙書なのかハッキリしてもらいたかったかな。
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手押し戦車
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マクロの世界からミクロをみる。1Lの水温を計る時と1mlの水温を計るのは同じ方法でやると異なる。微量の水は外部の影響を受けて温度が変化する。電流の光は粒子か電波でみると粒子なら物体なので測定すると位置が確認できる、測定するときに位置が特定できなくなる現象が起きる。絶対零度の世界では動くものがなくなる世界になる量子論なら合格し不確定性原理には反する。ヘリウムは絶対零度でも固まらない物質で有名で金属は超低温になると電流抵抗が無くなる。ミクロの世界は対称性の破れによって物質が常に融合し分裂をしている
手押し戦車

物質は小さくなるほど計測した時の分裂が大きくなり森のように広がって大きいほど一本の木を眺めてる状態になる。対称性の破れが起きることにより核分裂の様に原子核の周りにある電子が粒子から電波の並みに変化している。ミクロの世界って凄いね。インターネットも電話も不確定性原理からできている。さらに進化した不確定性原理によってミクロの世界を操作できると人の記憶も心も楽に書き換えられる世界になる!

08/19 20:40
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BIN
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ハイゼンベルクの不確定性原理を中心に量子力学の黎明期から小澤の不等式までを解説したもの。各種の思考実験(シュレディンガーの猫も当然あり)が結構詳しく書かれているので良いし、測定による不確定性とも相まって曖昧になっているのは知らなかったことなど量子力学の授業ではあまり触れられなかったことが結構あったので、量子力学を勉強中の方にも一読の価値はあるかも
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Kazumi Shibata
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読了
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えんどうまめ
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量子力学成立当時の物理学者たちが頭を抱えていたことを歴史に沿って一緒に考えていけるので、かなり理解しやすかったです。 ハイゼンベルグの不等式には前々から違和感があったし、ちょっとはもやもやも取れた気がします。 なによりも、「物理学者に物理学は難しすぎる」という言葉には非常に同感(笑)
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ななみ
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最後に小澤方程式を紹介するためだけに延々と不確定性原理について述べられている大河ドラマのような本。私自身、学生時代には本書で触れられているような疑問を感じていたので実にスッキリした気持ちです。かなり難解なのですが、先に紹介した「量子力学の反常識…」を先に読むと理解が早いかも。
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佐原Auto
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ハイゼンベルクの不確定性原理のアインシュタインとの論争におけるボーアの勝利は、は量子力学の痛快の部分であったが、もやもやした部分も残っていた。小澤不等式がそのもやもやを解決してくれるとても驚きと興奮に満ちた良書である。
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massn
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最新の数理物理による不確定性原理の再考。不確定性原理の曖昧さというものが長年放置されていた、という事実が面白い。何事もしたり顔でやり過ごすのはよくない。
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たかD
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量子力学の世界で長らく正しいとされていたハイゼンベルクの不確定性原理(以下①)が理論的には破れている事を日本人科学者の小澤正直(まさなお)教授が発見した。本書では量子力学の勃興から①が成立するまでの過程を示したうえで①に対する典型的な解釈や、それに関する説明がなされている。数式が結構でてくるので、はっきりいって専門外の人間には内容を完全に理解する事はできないだろうが、初期量子力学の歴史的な背景などは楽しく読めると思う。また、本書が最終的に示唆しているのは量子コンピューターの実現可能性が上がった事である。
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