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襲撃者の夜 (扶桑社ミステリー ケ 6-8)

感想・レビュー
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Akira
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オフシーズンでは衝撃的なのが幾つもありましたが、本作はゴアを控えて食人族が名前を所持していたりと物語重視。 手馴れた感で情景が浮かぶ狩りをする文章力が良くて恐怖でした。 「ラビットがフォックスになるしかない」の決意には笑えました。
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たくみ
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ネタバレうーん、面白いんだけど前回と比べるとちょっと微妙かな。 ただ、ケッチャム特有のテンポの良さはやはり良い。 あと、dv夫のスティーヴン・キャリーって、 スティーヴン・キングとキャリーを合わせた名前だよねw 食人族達と比べるとdv夫なんか小物にしかみえないというw現代に存在するdv夫の風刺なのかもしれないな
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ざじ
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前作と比較して愛と勇気が報われる世界になり、反比例して視覚的描写のめでたさ華やかさはかなり抑え目になっている
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おりこ
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オフシーズンに比べると怖くないのはウーマンの知性を感じるからだろうか。ウーマンといいクレアたちといい、女は強く神々しい。しかし、オフシーズンと比較して怖くない、というだけで、赤ちゃんが飛ぶのは十分に怖い。作者はピーターズが好きなんだね。穏やかな老後を過ごしてほしいものです。さて、いよいよウーマンを読むか。
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Millet.K
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荒んだ時にレンデルかハイスミスに奔る手もあるが、人でなし文学に留まろう。ご存知ケッチャム先生『オフシーズン』の続編だ。〈アメリカンサイコ野郎〉スティーヴンががっかりすぎ初毒の毒毒度たったの3って一体どんな日常かよ笑。元夫のサイコ野郎から逃れてきた母子、友人に手を差し伸べた善人夫妻&赤ん坊が食人族の餌食に!? 襲う側も襲われる側もファミリー。クライマックスは母性と母性の闘い『エイリアン2』を髣髴とさせる。壮絶な夜を経た新生家族の絆、再生の朝が美しい。泣けるケッチャムなのだコレ。毒毒度:ー4 おあと5602冊
Millet.K

“マックから顔を上げたときは夜が明けていた”(P35)“あと一杯、デイヴィッドは考えた。ベランダで飲もう。デイヴィッドは書斎を出てキッチンへ向かい、マグにコーヒーをついだ。コーヒーで目がさえるわけではなかった。仕事をしていると目がさえるのだ。仕事というのはそういうものだった”(P37)都会からの移住組、ゲームクリエイターのデイヴィッドに朝が来た〜おおっと!表記はMacにしてもらえるとありがたい。FDD付きとは時代だね。設定が1992年5月ということは68k。Quadora 900? 950かな?

12/01 17:10
Millet.K

“ブレット・イートン・エリスはマンハッタンの半分を戦慄させただけだったが”(作者あとがき P364)やっぱりな、『アメリカン・サイコ』を意識していたケッチャム。ところでこの出版社にしては誤植+校正ミスの類は多くないほうだけれど、時折やらかしてくれている。

12/01 17:11
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uchiyama
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ケッチャムの中では、終幕も甘々な感じですが、なんとしても、前作で悪夢を見たピーターズをゆっくり眠れるようにしてやりたい、という心意気を感じました。作中の被害者に対する思いやりのかけらもないような本の後に読んだので一層、どんな残酷な描写の中にも不思議な優しさが漂うケッチャムの資質を改めて思います。文明や文化的生活になんの「郷愁」もないウーマンたちの造型が秀逸ですが、だからこそ、セカンド・ストールンがふと、「奪われた」過去を思う場面、しかしそこでも湿ったヤワな被害者意識が微塵も見られないこと、素晴らしいです。
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marubonny
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なんとオフシーズンの続編。あのやるせない結末に、少し救いができたような。ていうかだいぶハッピーエンドだよね? でも、狩人側の存在の意味のようなもの?を掘り下げた続編も読みたいなあ。
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界烏
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スプラッターはまた来るよ。オフシーズンから11年後の続編です。DV夫VS人狩女王、夢の競演。今回は若い成功者夫婦と元リア充元夫婦が獲物。下世話な感情を煽るチャラカップルだった前作と異なり、生活にも気持ちにも余裕がある上に友人も匿う、スマートな善男善女。楽しい宴。DV夫はよ喰われてしまえと(ひどっ)。でもそいつの狡猾さを狩人として評価するウーマン。引退した警察署長もカムバック。粗削り感は減ったけど倫理観への揺さぶりは健在。臓腑の代わりに怒りをぶちまけていた作者後書きも穏やか。無謀にも実写化。食間食後は非推奨
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にゃー
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前半がゆっくりだけど話が動き出してからは悪くない。キャラのバランスが良い。
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ankowakoshian11
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再読。紙の本で持っているものの電子書籍版がセール中だったので買う→クラウドで積む→発見し読む。食人鬼シリーズの2作目。食人鬼一族に襲撃される皆さんの話、血腥いホラー小説。落としどころで溜飲が下がったり、結末に安堵したりできるので読了感は悪くなく。再読では、原書そのものが、こういうテンポなのだろうか?ということがチラチラ頭を過り、原書を試しに読んでみたくもなった。
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や
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前作よりエグさは控えめだったが一気に読めた。
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H.Yamaguchi
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前作よりもグロ要素は控えめで、食人族も野蛮よりか狡猾さが目立った。前回の失敗を糧にしてるのかな?そして前妻に執着するサイコな夫も追加だ。オフシーズンよりは不条理さは控えめで読後感は悪くない。けど物足りないなあ…
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リュウジ
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ネタバレ★3続編。根絶やしにしたはずの奴らは生き残っていた。静かに力をため、血と肉を求め再び家族が住む家にやってきた。この小説が怖ろしいのはスプラッタシーンだけではない。死だ。不条理な人生の終わり方だ。天災や遭難でも死の予兆はある。突然の事故であっても何らかの形で認識しているので理解もできる。しかしこの小説の死は違う。いったい誰が家でくつろいでいるときに突然理解不能のおぞましい奴に殺され人生の終わりを強いられると思うだろうか。連れ去られ救われない余生を強いられると思うだろうか。この物語の恐怖は後からじわじわ来る。
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はな
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ホラーの傑作オフシーズンの続編。アメリカメイン州、海岸沿いのリゾート地でまた家族が惨殺されて食べられていた。11年前の悪夢の再来だ。過去のその事件で食人族を皆殺しにし、ある過ちから心に傷を負った老刑事ピータースがまた駆り出された。ピータースは新たな食人族の蛮行を止められるのか… 前作よりも殺戮シーンはマイルドになったが、食人族の内面が丁寧に描かれ、追うものと追われるものの対比によって、ストーリー展開に厚みが増している。
ミカママ

「食べられていた」😨😨😨

04/09 20:36
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Yuichiro Komiya
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ネタバレオフシーズンの続編。前作もそうだが、被害者達が単に逃げ回るだけでなく、絶望的な状況であっても、愛するもののために立ち向かっていく姿に心打たれる。
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ゾンビ屋ろめろ
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何で人間ってこういう不快なものに惹かれちゃうんだろうな。別に読む必要なんかないし読んでて(もうやめて…)と思うのに読むのをやめられない。でもこれ前のを読んでたから面白いだけでこれ単体だとあんまりだよね。それとあとがきが結構よかった。変人ぶらないでこういう率直なこと書く人好きだわ。
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ミツツ
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身の毛のよだつ彼らと夜遊び、とおっしゃるケッチャム氏はなんてお茶目なんでしょう。痛い臭い怖いの三拍子で瞳孔開きっぱなしでした。
らすかる

さすがミツツさま✨ ケッチャム作品の痛さはしばらくいいや~って思ってたのに「痛い臭い怖い、瞳孔開きっぱなし」にノックダウンです(*ノωノ)ポッ ポチリいただくですよ(^ω^)σポチッ

09/27 18:57
ミツツ

らすかるちんのハートをロックオンだ!ᕦ( ᐙ )ᕤヤッタネ

09/27 22:23
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エリザベシュ
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グロ度(大)オフシーズン続編。登場人物の回想から前作を読んでいない方にも理解できる様に構成されている。しかし前作を読了して今作を読まれることを推奨する。何故ならば、襲う側襲われる側にも経年に寄る変化が有り、其れを知った上で読む事に意味があるからだ。(そうで無いとヤケに呆気なく決着がついたかの様に思うだろう)ケッチャム氏の脚本で映画化されているので、いつか見てみたい。
 あんドーナツ

それだけ引き込まれるってことだね オオーw(*゚o゚*)w

09/04 22:32
エリザベシュ

そだそだミツツしゃんの感想に書いてあったねん(☼ Д ☼)今作もドライアイにご注意を☆

09/05 14:06
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ハニバニ
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ネタバレ再読。今回は食人族側のファミリーの様子も細かく描かれ、それぞれに性質や特徴がある。彼らは彼らで、普通の人間たちとは違った形の生活を送ってるだけなんだよなあ…。でも赤ん坊はかわいそうだからやめてあげてー!クレアがメリッサとルークをどうにかして守ろうとするのが印象的。一番の悪人はスティーヴンだろうな。一番良い人そうなデイヴィッドは酷い最期でかわいそうすぎる。エイミーとクレア、だけでなくピーターズにも幸せになってほしいな、と思わせるラスト。
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おりこ
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うちの寝室は吹き抜けで天井に木が張ってあって、そこで夜中に一人で読んでいたらものすごく怖くなった。最近雑草とりに熱中しているので生き物を感じているせいかもしれない。週末はこどもたちもいるし…。オフシーズンよりもお食事シーンは少ないんだけど、赤ん坊やこどもたちが生々しくて。名前はつけないでほしいね。食人一族に霊の解放とか一族の消滅とかいう概念があるのがなんだかショックだし、赤ん坊が宙を飛ぶのはもっと衝撃。意外と大勢生きていて、もしかしてこれ全てピーターズの夢なんじゃあないかと思った。
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りず
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『オフシーズン』から11年後、繰り返された惨劇。生き残っていた食人族が築いた新たな一族。前作よりも描写やインパクトは弱いけれども、ケッチャムらしさは散りばめられている。保存食扱いな勢いで捕獲される人の恐怖や絶望がヒシヒシと伝わってきて、早く無事を確かめたくて超速で読んでしまった笑。頼むからこのシチュエーションで被害者側に子供を出さないで…キツくて、何度読むのをやめようかと…。
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hata2
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ネタバレ前作「オフシーズン」より落ちるが、突然ドラマを断ち切って奴らが襲ってくるのはケッチャムらしい。襲われる側が黒澤明の発言を思い出して勇気づけられる場面には驚愕。
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RNR
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ネタバレまさか生き残りがいて一族が増えていたとは……。でも前作よりも救いがある? 救いというか、生存者は多いかな? 赤ちゃんと少年が無事で良かった。
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*maru*
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ケッチャム3冊目。『オフシーズン』から11年後。大量殺戮が起きたあの場所で、悪夢再び。今回の血みどろの一族は、無双モードだった前作の食人族より戦闘力もダウンし、更に“食事”のシーンも少なめ。ただ、終盤の気が緩んだ辺りでの不意打ちのNo good 生食シーンに、やっぱりケッチャムだと妙な安心感を覚える。“例の”食人族の生き残りや引退したピーターズの登場で続編としてのストーリーも申し分なく、前作よりおすすめしやすい内容だと思う。さて、次はいよいよ『隣の家の少女』に挑戦です。
GAKU

いよいよ、「隣の家の少女」行きますか(>_<)

10/11 21:59
*maru*

行っちゃいますよd(^-^)今月は仕事も忙しいし、来月辺りの予定です♪体力も精神力も万全の時に(笑)

10/11 22:48
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ジョン
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あの惨劇から十一年が過ぎた。警察官を引退したピーターズは酒浸りの生活を送っていた。奥さんを癌で亡くし、気の置けない友人たちは他界したか引っ越していき、彼は独りだった。ある夜、彼の家のドアを警察時代の後輩が叩いた。急な訪問にまさかと思ったピーターズの予感は的中していた。ある家で、十一年前の人喰い事件を想起させる惨状がピーターズを出迎えた。全滅させたはずの食人鬼たちが蘇ったのだ。大急ぎで捜索が開始される。だが遅かった。すでに食人鬼たちは、ある家に狙いをつけて襲撃を開始していた。……オフシーズンに比べて弱い。
Whity

ジョンさん、本当に上手に、感想書かれますね(^-^)参考になります♪

06/19 21:46
ジョン

Whityさんのようにちゃんと読んでくださる方のため、これからも頑張るであります。これは感情の話ですが、初読は感想を書かないとなーんか忘れ物をした気になってモヤモヤするのでなるべく書くようにしてます。

06/19 21:51
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lico
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【日本の夏は、やっぱり怪談<其の二・洋編>(8月11日-20日)】『オフシーズン』の続編。前作と比べると爽やかな終わり方で前作以上にマイルドというかエンタメを意識している感じをうけた。個人的にはもう少し犠牲者が出るものだと思っていただけに思っていたよりも生存者がいて随分と丸くなったんだなあと思ったり思わなかったり。
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Bugsy Malone
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「オフシーズン」の続編。前作に比べて衝撃度は薄くなっているが、その分、人格障害の父親やその血を引くルーク少年の動向にスリルがあったり、食人族の成り立ちが興味深かったりと飽きさせられなかった。テーマ的には「オフシーズン」よりも「隣の家の少女」に近いような気もした。まだ続編もあるらしいので、読むしかありません。
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kukeiha
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惹かれたのは非文明人の思考。おれの経験が通用しない世界を描くのはSFだ - 異文化の異感覚が面白いと感じる - 記憶に新しい「マッドマックスFR」の「なんて日だ!! what a lovely day」はまさにそれだ、異文化の異感覚が世界を熱狂させた。●この物語では7人(ぐらい)の野生人間の一族が登場する。彼らは擬似家族であり生い立ちも様々だ。攫った者、攫われた者、攫われた者の子供、増やすためだけに生かされる家畜男、彼らの思考感覚は文明に頼らない。
kukeiha

→しかし車や電話を使えなくする知識はある(!!) こういった異世界を描く事にケッチャムは興味があるのではないか。彼が創り出した混沌として残酷で瑞々しい感覚描写に惚れ込んだ。●「襲撃者の夜」は食人族vs都会の若者の続編であり、前作を生き抜いた登場人物が活躍する。前作を生き抜いたとしても心身に深い傷を負う手負いしか生き残ってない極限状況の24時間の出来事を余す所なく描くので密度は濃いうえにスピード感が凄い。

01/03 14:31
kukeiha

●冒頭付近。食人族の内面が描かれている、それを描いてしまったら食人族に感情移入出来てしまうかも知れないヤバイだろ。●確かに「文明人 対 食人族」なんだけど、食人族なりの生い立ちや文化が綿密に描かれているせいで異文化交流SFという事が解る。ケッチャムの見えてる世界が興味深い。

01/03 14:31
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おっぺけぺー
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ネタバレ良かった。今までのものよりそんなにグロくはなかった。最後のシーンはどういう意味かわからない。一族は赤ん坊以外は死んでて、ルークとクレア、エイミー、メリッサが生き残ったって思っていいのかなあ?ルークとは草むらだったから、浜辺で出会った少年ではないと思うんだけどわからない。
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志摩子
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悲惨な最後だったオフシーズンと比べると、だいぶ意外な終わり方でした。終盤に差し掛かっているのにも関わらずほとんどが生き残っていて、驚きながら読みました。一族の誕生の起承転結が気になります
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eirianda
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以前オフシーズンを読んで、続編ザ・ウーマンを読見始めたところ、間の続編であるこの本をすっ飛ばしていたことに気づき、慌てて読み始めた。スピード感があって、驚くほど一気読み(元々遅読なので)いやーヒリヒリしました。さてと、ザ・ウーマン読むか。
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もこちゃん
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んーパワー不足!
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yi120
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前作の読後から、かなり時間が経って本作を読んだが残虐描写は、かなりマイルドになっている。まあ読みやすくなったが評価の分かれどころかな。それでも元夫という悪役が絡んでいるし、やはり子供と赤ん坊が絡んでくると心がざわつく。ホラー小説のハッピーエンドも有りだと思う。
0255文字
ISBN vs ASIN vs OPAC
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キングはソードオフショットガンを、まるでフルオートのライフルみたいにぶっ放し、高笑いをする。フリンはすれ違いざまに剃刀ですぱり、頸動脈を切ると雑踏に消え、家に帰ってヤカンをコンロにかけながら、思い出し笑いを漏らす。ケッチャムは首を絞める。無表情に締める。無感動に筋肉を引き絞る。締め終わると、次の首に取りかかる。グレート。
ISBN vs ASIN vs OPAC

「人生の理不尽に抵抗する」という、人類共通、というか、この間うしおととら読み返した時にも見つけたテーマをここにも見つけて少し笑う。ただ料理法の文献については賭けてもいいが、ケッチャムさん、それは想像上の文献だよ、カシオミニを賭けてもいい、ないんだよ、くそったれ、学問的に信頼できる文献、ねえんだよ料理法についちゃくそったれ!教えてくれよちゃんとしやつあるんなら!参考文献にちゃんと書いとけよ!

08/06 02:17
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