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散歩のとき何か食べたくなって (新潮文庫)

感想・レビュー
293

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タカラ
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何度も読んでいる本。この本のおかげで今も池波正太郎が通った店があるのか探してしまいます。そして行ってみてしまったりもします。
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り
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元祖食いしんぼう作家。食通の池波正太郎が各地を食べ歩き本当に愛したものを綴っている。食べ歩きマップ的な気軽な読み方も出来るが、今や失われた食文化や風俗を感じる歴史的な資料としても読めると思う。この本が出版された40年以上前から、著者が東京や京都の街の変貌を危惧していたのが印象的。日本人の生活様式も既に様変わりし、物価高で食卓への打撃も叫ばれている今、タイミング良く読めてよかった。
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みさ
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時代小説を書く人は昔の雰囲気がお好きなのかなあと感じる。古き良きを愛する作家の美食ガイドだが、読んでいてどこも行きたくなること間違いなし。美食とそれを維持する職人の紹介、描き出される昭和初期の街並みと風俗、作者の美食へのこだわりと思い出等と古き良きを体現するエッセイであった。うまい天ぷらと鮨と蕎麦は食べたいですねえ。
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瑠璃
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ネタバレ池波作品の初読。時代モノはニガテなので手が出しずらかったけど、こういう、いわゆるエッセイ的なものなら…と思って購入。御大が散歩の途中で寄るというお店に興味津々、わくわくして読んだ。銀座・浅草・京都・名古屋・横浜…思ってた「散歩」の範囲じゃなかったし、書かれた時代が相当前なので(昭和56年発行)、ガイドブックにはなりにくいけど…。お店のメニューからも、御大の文体からも思い出からも、古き良き時代がひしひしと伝わってきた。そういうお店、もう出会えるのが難しいだろうなあ…。
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いちのせ
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40年以上前の食エッセイ。今でもしっかりおいしそう。小学生の頃にお年玉をもらって神田の古本屋に行く時、先生がついてきて値切ってくれて、そのあとでお汁粉を食べさせてくれたっていうエピソードが好き。
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meg
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おもしろい。粋。池波正太郎のエッセイに魅せられ、実際に紹介された店へ行く夢を抱く。幸せというべきだろう。
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代理
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夜更けに甘いの食べるの好き
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あんパパ
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文庫版発行は昭和56年だとか!40年以上のエッセイである。その中で著者は古いものが失われていく状況を幾度か嘆かれている。「現代の女も男も、ほんとうの[たのしみごごろ]を味わう術をうしなってしまった。あるものは、どこまで行っても尽きることのない[不満ごころ]のみの日本になってしまった。」この令和の状況はどのように映るのだろうかな。
ミカママ

池波先生の食エッセイ、どれもバイブルです。ここに掲載されているお店はコロナもあって、だいぶ閉店されているんでしょうね。

02/18 22:33
あんパパ

そうですね、閉店したお店もきっと多いでしょうね。京都界隈はいくつか知ってる店があって嬉しく思いました。

02/18 22:41
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E
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ネタバレ坂木司の本に出てきたので積んでいたこれを。めっちゃ面白いという程ではなくまあまあだが、たまにいいなとなる箇所もある。外食エッセイは大好き。坂木司のように、憧れる気持ちもわかる。結構ネットで調べながら読んだけれど、現存している店の少なさよ、残っている店は本当にすごい。散歩のとき~というより、食べるために散歩してるんじゃないかと思ってしまう。よく出てくる「「切っても切れぬ……」ものになったのは、(後略)」「「比ぶべくもない……」ありさまに、なってきつつある。」などの書き方に既視感が。そうだ、司馬遼太郎だ。
E

竜馬がゆくでもこんな書き方されてたはず。昔はこういう書き方流行ってたのか?解説の人も池波正太郎ふうの書き方(これはあえて寄せていると思うけど)。カバー装画:池波正太郎。

02/11 19:38
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mukimi
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(再読)グルメといえば池波正太郎。大学生の頃仲良かった男友達が本書に登場する店を巡るという贅沢な遊びをしていた。節約家庭の食で育った私は、グルメを愉しむことにどこか後ろめたさがあって、彼の趣味をあまり好ましく思えなかった。社会人になって自分でお金を稼げるようになって再読。筆者の歳が祖父と変わらないことを知り美味しいもの好きだった祖父の生きた昭和の風景にも想いを馳せた。今ならこの本に出てくるお店にも行けるけど、美味しいものを食べる幸せを全身で味わうために無邪気な感動と感謝の心はずっと持っていよう。
たまきら

私20代の頃、自分の自由になるお金は池波さんら文豪が行ったお店に使ってました。節約家庭で育った夫は私の美味しいもの好きには閉口していましたが、逆に最近は彼の方が面白がっています。そんなに高くないお店も多いしね。春に天ぷら近藤に行こうね、と話し合ってます♪

01/29 09:29
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チョボ六
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面白かったー!お腹が減る本。地図を買うって今じゃ考えられないけど、世界の広がり方がすごかった。大黒は数年前にゼミの先生に連れて行ってもらった!1番好きなところ「今度、松栄亭へ来たとき、私は、ポテト・サラダをみやげに買って帰ろうとおもっている。そして、夜ふけの腹ごしらえをするとき、やや厚めに切った食パンの中へ、これをたっぷりとはさみこんで食べながら、ビールの小びんを一本のむつもりだ。」
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* y o k o *
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初の池波正太郎本です。時代小説よりも私は食に興味があるので、こちらのエッセイに。読みながら気になったお店について、食べログをついチェックしてしまう私…こういうやり方はきっと筆者の美学からは外れていそうだなとは思いますが笑。資生堂パーラーに行く予定があるので楽しみです。
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佐月
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夫の本を読ませてもらった。時代小説でも食の描写が光る池波正太郎先生、食のエッセイも素晴らしい内容だった。池波先生の食の描写は決して口説くない、どんなにおいしい食事の話でもあっさりしている。それなのにしっかり印象に残るのは、食を取り囲むドラマと食事の雰囲気や内容が密接に結びついているから。池波先生の食の描写に人物たちの生き様が象徴されている。このエッセイを読むと、池波作品で何故そんな描き方が成されているのか理解できる。そしてお腹が空く。私も散歩しながらふらりと飲食店に入りたいと思わされた。
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bunca
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初めてのお店にも気軽に来ましたといった雰囲気でありながら店側の気配も察して気遣っていて、粋でかっこいい。
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さばずし2487398
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池波氏の馴染みのお店、味、人々を紹介するエッセイ集。作者が子供の頃の戦前のお店とその街並みも描かれていて、味はもちろん昔の日本の風情の描写がしみじみとしていて何度も読みたくなる。氏は仕事を終えてオフモードになった年末を京都で過ごしていたそうだが、その過ごし方が最高過ぎる。こんな粋な過ごし方をする場所さえなく、「本物」とは何か考えてしまう昨今の街並み。本書が出版されたのは50年近く前、既に「昔の風情がなくなった」と嘆く文章が何度も出て来たが、氏が今もご存命だったなら今の京や観光地の街並みをどう思うだろうか。
さばずし2487398

表紙のイラストも池波氏によるもの。 絵も達者でいらっしゃったのですよね。この本で初めて知りました。

10/05 20:15
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hitotak
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昭和52年に書かれた食エッセイ。おもに東京、京都、名古屋の店が紹介されている。東京下町育ちの作者の思い出は戦前にまで遡り、その頃から通い続けた店がいくつも紹介される。少し調べると、掲載されている店で現在も営業を続けているところも多いようだ。自らの生い立ちや戦前の東京の思い出話と、料理や店主たちの紹介が内容の半々というところ。街ぶら&食のエッセイは今なお盛んに書かれているが、池波の食に関する随筆はその嚆矢ともいえるのではないか。鷹揚で余裕のある文章は昔の大人の品格を感じさせる。
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Book & Travel
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『真田太平記』を読んでいる途中だが、ふと見つけた池波先生の食エッセイを。執筆は昭和50年頃。50代の当時だけでなく、戦前の幼少期や昭和30年代辺りのことも振り返って書かれている。著者の育った浅草に銀座、神田、日本橋、渋谷など都内の他、横浜、京都、大阪、名古屋、信州なども登場。紹介されるお店の魅力は勿論、当時の街の雰囲気や食文化が自身の半生と共に軽妙に書かれ、読んでいてとても楽しかった。高度成長で町が変わってしまったと嘆いているのも印象的で、さらに50年近くが経った今、貴重な記録になっているようにも感じた。
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Luke22
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行く土地ごとに美味しい食べ物が味わえる店を知っているのって幸せだろうなあと思う。自分の中にも、お気に入りの店リストを作っておきたい。
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紫羊
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外神田・花ふさの「千代田膳」は、下戸の私でも食べてみたくなる。楽しく読んだが、読み終わって、昭和が随分と遠くなってしまったことに改めて気づかされた。
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ぽん
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再読、する度に生まれ変わって昭和時代の作家になって 街ブラしたい欲しか生まれてきません。
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じいじ
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面白いです。池波さんの人柄が滲みでています。手元において何度でも読み返したいエッセイです。登場するお店は歴史を感じさせる店構えだが、決して敷居が高い店ではないようです。池波さんの幼少の思い出話も織り交ぜて読ませてくれます。小学生時代から「本」が好きで、友達と神田の古本屋街へよく出かけ、その帰りは汁粉屋で本談義をしたそうです。本業は夜半から朝にかけてがお仕事タイム、したがって大好きな「酒」は夜7時までに切り上げることを鉄則にしている由。池波さんの「食べること」へのこだわり〈池波哲学〉を満喫しました。
びわこっこ

銀座に行きたくなりました!(*^-^*)v

04/26 11:43
じいじ

びわさん 銀座、神田、上野界隈の行きたいお店がたくさん出てきますよ。

04/26 11:50
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ここぽぽ
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読んでいて、おいしそうだなと旅した気分。東京の下町の小さな暖簾の蕎麦屋は粋で、京都の小料理屋もお酒の愉しませ方を知っているなと思う。グルメな書だった。
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saga
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2023年最初の読了。半世紀近く前の昭和52年に上梓された食エッセイは、以前に読んだ『むかしの味』を更に10年遡り、本書に記された店は、なくなったか相当に変わってしまったのではなかろうか。著者が時代小説の参考になればと通った昔を偲ぶ建物は、木と紙でできたようなもので、それを守る人も移り変わっていくうちに、時空のかなたに消えゆくものなのかも知れない。いま自分は、町中華や蕎麦屋などには、チェーン店ではなく、その土地に根差したと思われる店を選んで入るようになった。それでも、もう著者のような食体験はできないだろう
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みっき
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池波正太郎と言えば『鬼平犯科帳』などの時代小説が有名だが、食に関するエッセイもすばらしい!というのは昔から知っていたが、なかなか読むにいたらなかった。出でくる料理がすばらしいだけじゃない。お店で働く人の人となりや街並み、歴史などなど、知識あふれるエッセイ。他の食エッセイも読みたくなった。『食卓の情景』あたりから。あと映画エッセイもすばらしいらしいというのを初めて知った。
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siomin
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作家による食べ歩きなんだけど,無常観が漂ってきます。小さい時に浅草近辺で食べた食堂や街並みが,戦争および東京五輪で壊されなくなっていく。京都はまだ古いものが残っているが,それもいつまで残るかわからない。時代作家だけに,古いものが消えていくこと,思い出がなくなっていくことに人一倍寂しさが募るのかなと思われます。刊行からさらに何十年。ここに載っている店はいったいどれだけ残っているのか。とんかつのとんきはあるようで,まだ良かった。
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つなやん
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この人の食のエッセイを読むと本当におなが空いてくる。食べることは生きること、人生と密接に関わるものだということがよく分かる。
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さく
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これが出版されてもう50年近くになる。語られたお店などはさらに減って知ったであろう。都内のお店であれば、いくつかは知っているところもあったが、粋で愛された小さな店などはよく探さないとないかもしれない。戦前戦後を経てなお続く場所は本当に貴重だと思う。味は時代で変わってしまったかもしれないけど、、たくさん食べられる今のうちに、たくさんの良い店を巡って、昔の人々の生活にあった雰囲気を感じたい。他の感想と同じであるが、たぜこの時代に生きているのか、もっと早くに、この国のあたたかい空気のあるうちに生きてみたかった。
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dzuka
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時代小説作家でもあり、食通でもある著者の、主に東京と関西の歩き食べエッセイ。 取材のために散歩して、なおかつお腹まで満足させてしまうなんて一石三鳥。と思ってしまうが、それが作品に活かされる際の詳細な著述をみると、ただ遊興に耽っているわけではないのがよくわかる。 果たしたこの作品で紹介された店のどれくらいが現在のその面影を残して存続しているのだろうか。チェーン店と口コミサイト全盛の飲食業界について、池波さんならどう考えるか聞いてみたい気がした。
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b☆h
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少し前に読んだ『作家のおやつ』で知り、興味を持ったエッセイ。これまで歴史小説作家のイメージしかなかった著者だが、食以外にも映画や舞台に明るいことを知る。店に求めることが、私自身の考えと似ていて親しみを覚えた。当時既に「あるものは、どこまで行っても尽きることのない〔不満ごころ〕のみの日本になってしまった」と感じていた彼が、もし今の日本を見たらどう思うのだろうか。結婚後、すっかり外食から足が遠のいてるが、時々独身時代に好きだった店に行っては、落胆することも多くなってきている。色々と考えさせられる一冊だった。
もんらっしぇ

まったく余計なお世話なんですけれども、最近もどじょう鍋の名店2軒に行ってまいりましたので、よろしければご覧になってくださいませ。食べログの私のページです(^^)/ https://tabelog.com/rvwr/002814953/

10/17 20:51
b☆h

もんらっしぇさん、ありがとうございます。ブログもされてたんですね、早速拝見致しました。どじょう鍋はこの作品でも出ていましたね。また時々覗かせてもらいます♪

10/18 07:28
4件のコメントを全て見る
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とみやん📖
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これはたまらん。池波正太郎が雑誌「太陽」で連載したものを本にまとめている。昭和40年代と思われる。 いくつか行ったことのあるお店もある。都内が多いが、横浜、京都、名古屋、長野、滋賀、そしてパリもある。 食べログ検索しながら読み進めたが、店を閉めてしまったところも多い一方、名店として今も繁盛しているところも多い。高級店も多々あり、それらは手も出せないが、庶民的なお店で気になったところがあるので、時間を見つけて訪れてみたい。
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彩也子
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ネタバレずっと気になっていた池波正太郎氏のグルメエッセイ。想像以上に面白かった。巻頭でカラーの料理写真、途中途中にモノクロでの店の外観や著者がその店で撮った写真も載っていて、勿論文章があっての事だがそれらが相まって余計に空腹を刺激される。食というのは、空腹を満たすことだけじゃない。著者の拘りや思い出、店主や店員のサーヴィス(敢えてこう記す)、それら全て含めて外食はやっぱり心を満たす為にした方が良いなと思う。もう無くなってしまった店舗も多々有るだろうが、現存する場所を調べていつか足を運んでみたい。
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十番街の達人
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まさに「食いしん坊ここにあり」な感じ。 夜中にこそこそ、食べる様子など笑いながら読んだ。
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みそ
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町や店の情景もよく食べ物も美味しそうで雰囲気のいいエッセイなんだけれど、やたら性風俗の情報が出てきたり、「神田・連雀町」で風俗の女性のことを「いきもの」(一般の女性扱いですらなくて、人間あつかいでもないんだなあ)、「この店に女は似合わない」とかいう記述など、まあなかなかきついところがあります。作品からして意外性があるわけではないですが。
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かりぐらし
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池波先生の食べ物エッセイ。酒のほそ道を読んでるとたまに出てくる。グルメ本というより、日々の散策や仕事での出先で、これと決めた食べ物を楽しむ感じ。京都村上開山堂の好事福廬が食べてみたい。好きなもの食べて飲んで、そんなふうに暮らしたいものだ。
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蕎麦
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晩酌のアテにチマチマと。池波正太郎のように店構えを見てふらっと訪れたところが実は名店だった、なんてのに憧れるが、食べログやGoogleのクチコミを信じ今日も狭い世界をぐるぐると巡ってしまう。。ここに描かれている店の主人や女将の大半が鬼籍に入っているんだろう。こういう気持ちってなんて表現したらいいのかしら。切ない?
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夜長月🌙@読書会10周年
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池波正太郎氏が好んだという神田「まつや(蕎麦)」に行ってみたらリーズナブルで雰囲気もとても良かったので他にどんな店が紹介されているか気になって読みました。昭和52年の本ですからもう閉店してしまった店もありますが、今も行けそうなよさげなお店は以下のとおり。神田「竹むら(甘味処)」神田「いせ源(あんこう鍋)」神田「ぼたん(鳥鍋)」銀座「天國(天麩羅)」銀座「煉瓦亭(洋食屋)」浅草「ヨシカミ(洋食屋)」。
Fe

晶文社を1960年に中村勝哉さん(1931-2005)と創業したのが、私の明治大学文学部卒論指導担当教授・小野二郎先生(1929-1982) https://ja.wikipedia.org/wiki/小野二郎 で、ゼミ学生数人を「竹むら」へ連れて行ってくれました。その時に、「小林の本の表紙は、ここで撮影したんだよ」と先生の口から聞きました。

04/11 01:58
Fe

「ぼたん」へ一度だけ行ったのも、小野ゼミ宴会で、「ぼたん」を指定したのは、勿論、小野先生でした。1976年で三千円だったかなぁ。映画ロードショーが1200円だった頃ですから、学生にとっては高価でしたけど、「東京のこういうお店を知っておかなければいけないよ」と。

04/11 10:17
8件のコメントを全て見る
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wadaya
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池波さんの食エッセイが好きだ。食べ歩きに価値を見出さない人もいるだろう。けれど私は自分への貴重な投資だと思って、余程贅沢なものでない限り、時間と金を惜しまないようにしている。私も良く散歩する。体を動かすと急にお腹が空いてきて、今日はどこで何を食べようか悩みながら散歩するのも楽しい。人生は案外短い。これが50年生きてきた正直な感想である。残りの時間は限られている。全ての店に行くことはできないが、大好きな街なら目を瞑っていても思い出すことができる。明日は休日出勤の代休で休み。浅草界隈を散歩してみようかな。
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iwtn_
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鬼平犯科帳を漫画で50巻ほど読む機会があり、作者にも興味がわいて購入。お腹が空いておるときに読むと辛いので、少し時間がかかった本。東京を中心にタイトルのとおりに出かけて行った先で食べた店と物を、思い出と共に書いている。 一度目の東京オリンピックについて何度か言及しているのが印象に残った。スマホ歩きが批判されるが、それはもしかしたら、ゆったりと周りに危険なものが無い状態で歩ける場所が東京から失われた結果なのかもしれない。そしてその契機はあの五輪だった、という仮説。浅草あたりを一度ぶらついてみたくなった。
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