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シャーロック・ホームズの思い出 (新潮文庫)

感想・レビュー
545

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アヴィ
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タイトル通りホームズが思い出をワトソンに語るタイプのマスグレーブ家の儀式が一番面白い。マスグレーブ家に累代伝わる儀式書の謎、その謎に怪しく近づく執事。儀式書そのものが暗号ミステリーになっているし、宝探し要素もあったりで最後まで面白く読める。ホームズ譚の中では伝説化されている最後の事件は、もうホームズ譚を書くという重荷から解放されるという喜びからか、やけに軽やかな筆致なのがドイルの心情を思うと微笑ましいが、その後どうなったかは万人の知るところ。
0255文字
チエ
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短編集なのでやっぱり駆け足感が否めない中、噂には聞いていたけど最終話、急なライバル登場からの終焉、せめて長編でじっくり書いてほしかった!もったいなすぎる!リアルタイムで読んでいた人たち本当にビックリしただろうなぁ。後続あるのを知っている時代でよかった。まだまだ楽しませてもらいます。
0255文字
teddy11015544
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細部にこだわって再再読
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uchiyama
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ホームズが(無聊の余り、と記憶していましたが、今回読み返してみると、別にそういうわけでもなかったらしい)壁に弾痕でV・Rと書いたこと以外、「冒険」に比べると、そう印象的な箇所は少なかったこの短編集ですが、やっぱり「最後の事件」の、滝壺に落ちたホームズの痕跡を、その友の流儀をまねて辿り、足跡などで不器用に「読みとる努力」をするワトスンがなんとも感動的で、それは、その「読み違え」と、のちのホームズの復活を知っていようとも変わらず、本というのは、頁を繰れば、何度でも心を動かす地点に戻れるものなのだと、改めて。
0255文字
煮卵
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読む順番がわからず、モリアーティー教授という人が何者なのか知りたくて調べてこれを買った気が…そして3年ぐらい積んだ気が…。コナンドイルが終わらせたくてホームズを殺す為に生み出したキャラだったんですねえ。しかしファンが許さなかったと。19世紀末から書き手ではないマニアというものは恐ろしい。
0255文字
Mark
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ネタバレ訳者である延原さんの解説にあるお勧めの順番に沿って、シャーロックの物語を読み進めています。この短編集は、「冒険」に続く第二集で、雑誌に連載されていた10編の作品が収められています。人間の欲や妬みなど、ネガティブな感情が引き起こす様々な事件が多い中、『黄色い顔』だけは、謎を解いてみると、母娘の愛情に行きつくという、犯罪とは真逆の物語。当時の英国においても、人種に関する世間の目が厳しかったことをうかがわせ、興味深いものがありました。
0255文字
ルス
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読了しました。
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ワニ🐊
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うまい話には裏があるって教えてくれたのは、学校じゃなくホームズや乱歩だったよ。テストの取り方ばっか覚えて、算数と理科しかできなくていいっていうおエリート様教育のせいで、闇バイト引っ掛かる若い人が増産されたんじゃないの?
0255文字
大粒まろん
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再読
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ズー
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新潮文庫のこのシリーズは挿絵なし、ほぼ注釈なし、ちょっと昔の難しい言葉使っているのでちょい読みにくかった。でも文字が大きめなところは読みやすい!うっかり帰還の方先にちょっと読んでしまって、は?どゆこと?まずい…ってことで順番にこだわって読んでるんだけど、なるほどね。本来あれがそうだったから思い出となるわけだね。白銀号事件はまさかの犯人に驚いた!でもなんか全体的に冒険より小難しく感じたのは、冒険読んだのが中高生向きのだったからなのかしらね。
0255文字
はっぱ
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ネタバレ★★★★☆ 4/5 自分はシャーロックホームズの帰還の方が好みだった。 けれど内容自体は面白かった。 この本の中で一番面白かった話は「最後の事件」。 5月3日にライヘンバッハの滝でホームズとモリアーティー教授が対峙する。 最近ホームズのシリーズが面白いと感じて,今回は3冊目。 全種類あつめたいなと思う。 本棚の中にはあとシャーロックホームズの叡智がある。 次はそれを読もうと思う。
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YM
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シャーロック・ホームズシリーズの短編一気読み!3作目!個人的には今のところ一番面白い話が多いように思います!
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テトラポッド
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ネタバレホームズは伏線やロジックで読ませるタイプのミステリではないため、「ミステリ入門には合わない」と米澤穂信の古典部シリーズで紹介されていたのも納得がいく。個人的にお気に入りは「ギリシャ語通訳」。兄マイクラフトとの会話が良い。ホームズよりも才能があるという設定は知らなかった。そしてラストを飾るライヘンバッハ。格闘シーンがなかったのは意外。ここから色んなホームズのパスティーシュが生まれたのかと思うと感慨深い。ホームズのパスティーシュものとしては青崎有吾の『アンデッドガール・マーダーファルス』がおすすめです。
0255文字
たなか*°
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収録作は「白銀号事件」「黄いろい顔」「株式仲買店員」「グロリア・スコット号」「マスグレーヴ家の儀式」「背の曲った男」「入院患者」「ギリシャ語通訳」「海軍条約文書事件」「最後の事件」以上10編。改めて読むとモリアーティ教授って、大敵の割にはポッと出じゃない?笑 戻ってきたことを知ってるから安心して読めるけれど、リアルタイムで読んでたら衝撃だっただろうなと思う。
0255文字
min
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ネタバレ森見さんのホームズ凱旋を読むために、手にとりました。印象深いのは、やはり文庫ラストに収められている「最後の事件」。モリアーティ教授の登場があり、これまでの飄々としたホームズとは異なって、深刻な雰囲気を感じます。この話のまま終わらずに、復活してくれてよかったです。マスグレーブ家のお話もおもしろかった。好きだったのは、「黄色い顔」「白銀号事件」。ホームズシリーズ、せっかくなので、もうすこし読み続けてみようかな。
0255文字
芹沢べん
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ホームズの短編集第二弾、ホームズの初めての事件や兄マイクロフトの登場、ついにモリアーティ教授登場のホームズ最後の事件など。 最後の事件でホームズは死んだことになったけど、ファンからのクレーム(?)で再開することになります。 確かに読んでみると案外アッサリと退場するので帰って来てほしい気持ち分かりますね。
0255文字
そると
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気になっていた「最後の事件」が読めて良かった。モリアティ教授との闘い。シャーロックホームズシリーズ、もっと読みたいと思った。
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ますだ
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ここでモリアーティが登場するのね!当時の読者は突然の終わりにびっくりしただろうな^_^ 「黄いろい顔」が1番好きだった。
0255文字
ももしびっく
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ネタバレマイクロフトお兄ちゃんいたことすら忘れてた。寡黙で好印象、必要な時には動いてくれる頼れる存在。いくらホームズが悪と戦う凄腕探偵でも「ロンドンの空気は僕の存在によって清められている」って台詞はすごいw それにしても「最後の事件」は酷過ぎる。モリアティを追い詰めた経緯は抽象的な説明だけで謎解きも駆け引きもあったもんじゃないし、相打ち道連れでの死亡示唆して終わるなんて…世評轟々と哀願、脅迫が舞い込んだのも当然。100年以上前の作品で、その後復活したの知ってるから許せるけど、リアタイで愛読してたらほんと憤慨
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ねじり
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病院の待ち時間など、日々の隙間時間に読んでようやく読了。モリアーティ教授とのあの有名なお話が載っている短編集。
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アップルティー
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ネタバレお気に入りさんのレビューに惹かれて。シャーロック・ホームズシリーズはこれまで数冊読んだだけで、シャーロキアンとはとても言えないのだが、これは相棒ワトソンによる記録の形をとっていて、ホームズの思考パターンや生活ぶりや人となりや兄のこと、ワトソン自身について、そして2人の若い頃のことなどが描かれていて特別感があった。もちろん数々の事件もとても面白かった。「最後の事件」でホームズは犯罪王モリアティと共に滝に落ちて死ぬのだが、解説によると読者から非難ごうごうで、復活させたとか…どうやって復活したのか興味津々だ。
0255文字
ショーシャンクの旨煮
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謎解きという点では、そこまでインパクトがあるものでも、どんでん返しがあるわけでもないのだが、パターンの豊富さと物語に引き込むテクニックが最大の魅力なんだと思う。ホームズの知名度から、さぞ大作シリーズなのかと思っていたが、「最後の事件」まで長編2冊と短編集2冊だけとは驚き(結局この後生き返らせることになるのだが)。当時の様子を想像すると、同じ時代・実際の地名で話が進んでいくので、ホームズは実在しているかのように読めたと思うと羨ましい。平易な文章で誰もが楽しめる大衆向け一大エンタメ作品だったんだろうなぁ。
0255文字
シュテッケン
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ネタバレモリアーティ教授がこんな唐突に現れるものだとは知らなかった。そしてそのポッと出の新人(笑)が「犯罪界のナポレオン」だの「犯罪王」だのと言われましてもねぇ……本当にシリーズを終わらせるためだけに出した人物のようですね。シャーロック氏も彼の知力を讃えつつ、それが「僕に劣らぬ」レベルだと真顔(たぶん)で言うところが痛くてつらいw 「ロンドンの空気は僕の存在によって清められている」なんてどんな顔で言うのだろうか?ところで、ホラーのような展開から一転してハートフルなラストを迎えた『黄いろい顔』がいちばん好きでした。
0255文字
teddy11015544
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読みやすい、けど面白い。ホームズ・ワトソンは謎解きの原型。語ることが謎解きには常に必要だから。
0255文字
yu12418
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名作ぞろいの短編集。これだけテンポよく話が展開しているのに、あっさりと滝壺に葬ってしまったのでは、それは読者から非難もされようというもの。
0255文字
夏
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ホームズの10編の短編集。読み終わって、『シャーロック・ホームズの思い出』というタイトルの意味がわかって切なくなった。まだまだホームズのシリーズはあるのに、この短編集であの有名なライヘンバッハの滝が出てくるとは思わなかったから。ライヘンバッハの滝が出てくる「最後の事件」は短編集の最後に収められているので、それを読んだ後もう一度最初に戻って読み返したくなった。ホームズとワトスンのコンビをもっと見ていたかったから。この先のホームズのシリーズを読む時も、切ない気持ちになってしまいそう。★★★★☆
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あつこんぐ
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ネタバレマイクロフトとモリアーティ登場。続編があるとわかっている私にもなかなかしんどい終わり方だったのでリアルタイムで読んでた人達はきっと「いやーっっ!ホームズゥーッ!!」とくずおれたことと思います。酷いことするなぁ、コナン・ドイル。田舎の人の話し方が全員「おら〜ですだ」という感じのなまり方に時代を感じます。ホームズロスになる前に急いで次の話を読まなければ...。
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夜舟
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ホームズとモリアーティ教授の駆け引きをもっともっと見ていたい。
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teddy11015544
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面白いよね。時代を経ても古くならないのはすごいね。
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がんもどき
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シャーロック・ホームズ短編集。作者がホームズ物を終わらせようとした一冊として有名かと思う。使われてる言葉の端々に見慣れない、古い言い回しがあると思ったら翻訳が明治生まれの方によるものだった。古い日本語を知るのに役立つかな。ホームズを近代ものとして語っているあとがきに時代を感じた。新しい訳と比べて読めば面白いかもしれない。
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ワニ🐊
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リアルタイム読者だったら、わし立ち直れなかったよ……。昨日たまたま、ドイル先生がコンタクトレンズ職人兼眼科医を挫折して暇だったから小説書いたら爆発的人気になったという話を知って、眼科医で成功してたらホームズ生まれてなかったんだなとびっくりしました。
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おさとう
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シャーロックホームズが探偵を始めるきっかけとなったグロリア・スコット号事件、そしてホームズの最大の敵モリアティとの決闘などが収められた短編集。ホームズの兄マイクロフトも出てきて、ホームズのことをより深く知ることができる作品となっている。また事件の特性も様々で、中には黄色い顔事件のようにホームズが見当違いの推理をしてしまっている事件もあって面白かった。強烈な殺人事件だけに頼らず些細な事件にも不思議を忍ばせて物語として成立させているのが長く愛される理由の一つだと感じた。
0255文字
Hoshiduru
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お話によってハマり具合に差は出てしまったけれど、概ね面白く読めた。洋書がそもそもあまり得意じゃないから、お話がスッキリしているとめちゃくちゃに読みやすくて、最後の事件とかも、場面が想像しやすいので緊迫感もあってよかった。
0255文字
らくだ
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ネタバレワトスンくん毎度ホームズが誘えば二つ返事でついてきてくれるのかわいい&あまりにも判断が早くて面白い。深夜の訪問からの宿泊だって驚くほどスピーディ。ホームズの御学友(いたんですね)や、フォーブズ刑事、モリアーティ教授とみんな登場人物がいきいきとしてる所が本当に好き。痩せている、太っている、の描写が多いのは癖なんだろうか。普段動きたがらないマイクロフトもホームズに危険が迫れば御者を手伝ってくれるんだなあとほっこりした。
0255文字
なつくさ
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ホームズ短編集第2弾。ホームズ最初の事件や兄でマイクロフト登場、ホームズの最後の事件が、ワトスンによって、思い出として語られている。コナン・ドイルは本作を最後にするつもりでいたが、色んな方面から非難を受けてさらにホームズの物語を書いていくことになった。ホームズと同等の知能を持つ、モリアーティ教授の存在がここで明らかにされたのに、終わるとなったらそりゃあファンは納得しないだろうな。次も楽しみです。
0255文字
海の子
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再読。 最後の挨拶を読んだらマイクロフト・ホームズの名前が出てきたけど、初登場時の事件が思い出せなかったので。
0255文字
moon.ex
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探偵になるきっかけや最初の仕事の物語も興味深く、兄やモリアーティも出てくる豪華な内容だが、当時はこれでシャーロックホームズ終わりとは確かにもったいない。
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ナセル
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ホームズ原作の物語はいくつか読みましたがちゃんと読んだのは初めてです。昨年末から少しずつ読み進めていよいよ「最後の事件」に到達、いよいよモリアーティとの対決、と思いきや思いきり肩透かし喰らった感じでした。なんというか物語を終わらせるためのやっつけ仕事のような。優れた観察眼があって生み出されるホームズの推理。「海軍条約文書事件」が好きです。
ワニ🐊

実際やっつけだったそうです。ホームズをどうしても終わらせたくて書いたのに、復活させろデモまで起きたとか。

03/24 09:03
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美海
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ノート①
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日本人のエラリー・クイーン
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ネタバレシャーロック・ホームズシリーズ4作品目。短編集。最後の短編の「最後の事件」だが、面探偵コナンで知られてる、モリアーティ教授。その人が登場して、白熱するバトルを繰り出すのかと思ったが…まぁ。これが、ホームズ最後だとしても、無理やり感があるなぁ。ファンの声により、またホームズ物語が、次作の「シャーロックホームズの帰還」でどのようにホームズが生き残ったのか見どころ。
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