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五郎丸の生涯

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アンゴ
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ネタバレ★★☆☆☆残念。 流浪の秋田犬五郎丸の飼い主遍歴と周辺の人間模様から現代日本社会を見る視点として「犬を飼う」という事を複線を「生きる」という主線に添える。最期を迎える死に場所に生まれた家に戻り孤老に葬られるが、人間の身勝手に翻弄された孤高の犬の生涯を通して、著者は何を訴えたかったのか何も汲み取れなかった。もっとドキュメンタリーなものを想像していたが、登場する度語り手が変わり、会話や視点に混乱が生じる作法の良くない小説で、犬を飼う者からしたら感動もなく、やりきれない気分で読後感は正直良くない。
0255文字
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