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アラミスと呼ばれた女 (講談社文庫 う 44-6)

感想・レビュー
75

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サンドイッチマン
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作者の創作部分が、殆どであろうが、きっと実在の人物であったであろう。当時とすれば、稀有な女性だ!
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ぺしみち
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歴史"あったかもしれない"話、いいと思う。
0255文字
スー
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112男装した女性通訳でアラミスとフランス人達から呼ばれた人物の話でフィクションとして楽しんだが、モデルがいたらしく田島勝という女性が実在したという説があり彼女は勝太郎と名乗り五稜郭まで行ったようだ。しかし彼女の存在は公式の記録にはなくブリュネのスケッチブックに似顔絵があるフランス語を喋る日本人ジッタロウがアラミスではないかとされる。かなりフィクションが混じっていると思うけど男性社会の中で語学を活かし活躍しているのは読んでいて楽しい、実際はもっと多くの女性が知られてないだけで活躍してたのでは?と思う
0255文字
hitokoto
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 榎本武揚と男装の仏語通訳田所柳。この二人の生き方を通して、宇江佐真理さんが幕末から明治への移行時代を描き上げました。「アラミスと呼ばれた女」、2006.1刊行、2009.4文庫。
hitokoto

ナイス、有難うございます!

11/22 13:09
0255文字
chiroleen
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杏さんがYouTubeで推されていたので手にとった作品。小説ならではの醍醐味がありました。
0255文字
Ayano Murakami
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知ってしまった言葉をどこへ捨てたらよかね。
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depo
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図書館本。実話なのかフィクションなのか?
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yykh
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ネタバレ面白いかったです。限りなく実話に絡めつつ、日本史上名前の上がらない人物・フランス語通詞 田所柳の視点で幕末をみる本。当時幕府の要職である通詞は男性しかなれないため、髷を結って男装して通詞ち勤めるお柳。それもこれも想いを寄せる榎本釜二郎の頼みこそ。開陽丸に乗って蝦夷地まで赴き戊辰戦争にも加わり生還する。 読後、ブリュネのスケッチ:初めてフランス語を話す日本人、通称アラミス を見て、お柳が実在したのだと確信しました!
0255文字
湖都
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ネタバレ江戸末期、語学力に秀でた娘・柳が男装してフランス通詞となる物語。彼女の一生の恋人は榎本武揚。本文中では幼名?の釜次郎だが。私の友人が以前から開陽丸と榎本さんのことが大好きなので、冒頭にて鍋太郎・釜次郎エピソードが出てきた時点で「あー榎本さん!」と古い知り合いに出会ったかのような妙な感情に襲われた。攘夷や戊辰戦争のくだりは、丁寧に歴史が語られている。柳の人生よりは歴史を読んでいる感じ。明治の世が始まって何年も経って、久しぶりに柳と釜次郎が再会する辺りが1番好き。
0255文字
優希
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面白かったです。男装の女性というのが格好良いではないですか。幼い頃に榎本武揚と知り合ったことが全ての始まりなのですね。人生を大きく変えたのですから、攘夷運動、大政奉還、戊辰戦争へと激動の時代を駆け抜けて消えていったのが何とも言えません。
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アンパンマンX
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女フランス語通訳と榎本武揚との話 軽快に読めた
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Makoto Yamamoto
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 幕末父が通詞だった田所柳は、父が教えてくれる英語・仏語・蘭語を覚え、フランス語の通詞に。榎本家と親交のあった父の関係で榎本釜次郎(武揚)の知己を得る。という話ではあるが、どうも著者の歴史小説はピッタリとハマってこない。蠣崎波響が登場する「夷酋列像」もチョット辛かった。 登場人物が生き生きを描かれていていいのだが、歴史事象の騙り方が合わないのかもしれない。 と言いながらも、一日も経たずに完読してしまうのは作者の力量だと思う。
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ふじさん
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アラミスと呼ばれた女で男装の通詞お柳の壮絶な人生ドラマ。幼い頃に後の榎本武揚と知り合い、攘夷運動、大政奉還、戊辰戦争、函館戦争と続く激動の時代に生き、時代に翻弄されながらも逞しく生きた一人の女性。実在した人物かどうかは分からないが、よくぞ宇江佐真理は書いてくれたと思う。宇江佐真理の作品の中では、異色の作品だが女性の視線で描いた女の一代記としては面白かった。好きな作品の一つです。
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草団子
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ネタバレ読売新聞記者、子母沢寛さんの取材メモから男装の通訳「田島勝」を知り、10年を経て作品ができあがる。宇江佐真理さんの田島勝へを愛を感じます。
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あすか
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幕末の男装の通詞お柳(アラミス)。幕末にはあまり詳しくなかったが、楽しんで読めた。お柳がまっすぐ過ぎて・・・。男の振りをして通詞として戦についていくなんて滅茶苦茶だと思ったけれど、女性としての心を捨てることはできないお柳の気持ちはリアルだと思った。それに比べ釜次郎は女の事に関してはちょっと身勝手過ぎないか??
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スイカさん
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子母澤寛「ふところ手帖」収録「才女伝」からヒントを得て、執筆に10年がかかっている。しかし、ヒロイン田所柳の名は歴史書には見つからない。この本は宇江佐真理さんの創作である。然るに登場人物は生き生きと描かれ、江戸、長崎、函館の地もそれぞれ風情豊かに描かれている。久しぶりの宇江佐真理の著作、懐かしさと嬉しさと。大切に読みたい今は亡き作家である。
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かっこちゃん
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榎本武揚と男装通詞お柳の数奇な物語。ぼんやりとは、榎本を知っていたが、途中で寝返った男という印象が変わりました。外国語を、堪能に話せるってどんな気持ちだろう。ブリュネを下敷きにしたという、ラスト侍も、見てみたい。
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うさじ
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この作者さん初のイマイチだったかな💧読みづらかったです。
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tengen
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通詞の娘として長崎で育った田所柳。 江戸で再会した憧れの榎本釜次郎から通訳に抜擢される。 長崎で過ごしていたお柳がフランス語に長けているのを釜次郎は知っていた。 男しか働けない中、男装のお柳は田所柳太郎として通詞を務める。 柳太郎と発音できないフランス人からはアラミスと呼ばれるのであった。 お柳は釜次郎と共に激動の幕末を生きる。 ☆彡 女性初の通訳お柳の話でありながら、榎本武揚の経歴が良くわかる。執筆に10年かけたという力作、お柳は果たして実在したのか?宇江佐さんのロマンを感じます。
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Chee
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長崎に縁のある話ということで手に取りました。 波乱万丈な人生ですね。 幕末の歴史が苦手なので、そのあたりの背景とか用語にちょっと苦戦しつつ、読み終えました。 長崎のこともまた知れたので、それも良かったな。
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佳乃
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その当時、男と同じ土俵にたっての仕事なんて考えられなかったのに、まぁ、なんて大胆な。でも、彼女の才があったからこそなんだろうけど、本当に頭が下がる思いです。天晴な女性ですね。芯のある心の強い女性のイメージはありますが、釜さんのためだったんだろうな。恋する女は昔から強いんですね。
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数奇屋
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男装も髷を結うのは辛いだろうな
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rokoroko
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江戸から明治に生きたフランス語の通訳となった女の話。この時代に長崎までいく事が大変だし、辞書らしきものもないのに通訳できるほど言語覚えられるか疑問。ちとよみづらい宇江佐氏作品これで最後かな
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サンドイッチマン
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明治維新ブームの今年。この頃の勇猛な男たちの陰に、この様なあっぱれな、女性も居たんだ!
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ヤスベー
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ネタバレ私の中身がオバちゃんなのか、男性目線で読み始めていたはずなのに心は乙女⇒オバちゃん・・・・いつの間にか一人の女性として人生を完遂してしまったかのような感覚に囚われた(笑) 宇江佐真理さんは髪結いシリーズから読み始めたが、歴史小説をこれだけ情感豊かに描かれると、教科書に出てくる誰もが一度は見たことのあるしかめっ面オヤジ達すら身近な存在に思えてくる。 にしても1/3を読み終えるまで釜次郎が榎本武揚が繋がっておらず、『この伏線見事だな!』とか独り悦に入っていたが、私のカンが悪いだけだったのはここだけの話・・・・
makimaki

ヤスベーさん、お久しぶりです!元気にしてらっしゃいましたか?また、ここで楽しい交流が出来たら嬉しいです。のんびり、よろしくお願いします。

08/22 14:20
ヤスベー

意外に数年経っているのに覚えて下さった方が居て驚いています(笑) 活字中毒症状が治まるまで、またよろしくお願いいたします。

08/23 22:37
3件のコメントを全て見る
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やまほら
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ネタバレ2009年4月出版、同11月購入。女性のフランス語通詞が箱館戦争にまで同行して、榎本武揚の子を産み育てる。実在のような、実在ではないような、「いたかもしれない」お柳の一生。喜怒哀楽織り交ぜ、さすが作者らしい小説でした。
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雪乃
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【図書館本】面白かった。
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茉裕
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ネタバレ戊辰戦争が勃発した時、幕軍の中に男装の女性フランス通詞がいた。彼女の名は田所柳。時代背景によって歴史の表舞台から姿を消した実在の女性通訳の人生が描かれている。父の背中を追って外国語を習い、男装の通詞となった柳は想いを寄せる釜次郎の力になりたくて激動の戦争へと飛び込んでいく。自分が通詞であることが歴史に残されなくても愛しい人だけがそれを覚えてくれればいい。一見気が強い柳の中に潜む乙女心に、名声や金のためではなく自分が納得できる人生を選ぶ強さを見た気がした。彼女に関する数少ない資料も見てみたいと思う。
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シトラス
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いつもの江戸のお話ではなかったので、ちょっと読みづらくあったけどいずれの時代も信念を持って生きるのは大変だけど、心強くもあるなと思わされた。 そして、語学の才能はギフトだなぁーとも、まぉ私の場合はちょっと努力不足だけどね。
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まぼちゃん
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宇江佐さんの本 どれもすぐにタイムスリップできます。
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白玉堂餡子
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ネタバレ【図書館】お柳は、オランダ通詞だった父の影響で、外国語に通じ、幼少を長崎で過ごし、海軍伝習生の榎本釜次郎(武揚)と知り合う。父を亡くし、母と江戸へ戻り、釜次郎と再会。男装のフランス通詞として、釜次郎の仕事を手伝い、蝦夷地まで行動を共にするが、投降間近に江戸へ送り返され、釜次郎の子供を産む。釜次郎は有能さを買われ、新政府で働くことになり、お柳と娘お勝と再会。認知はしなかったが、最後まで面倒を見た。フランス将校のスケッチに、「初めて出会ったフランス語を話す日本人ジッタロウ(通称アラミス)」がある。
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銀蔵
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何んね、アラミスって。釜さんは今、うちのお務めは終わりだと言うたやなかか。もう、アラミスではなかよ。ばってん、わざわざアラミスと呼ぶ理由は何んね。ミミーと呼ばんね。ミミーと呼ばんね!
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baba
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再読。幕末の実在したと思われる、男装したフランス通詞のお柳と折角洋行してこれからと志を立てた時に幕府崩壊の時代を生きた榎本武揚との関わりが語られ、函館戦争で次々に船を座礁させた幕府軍の運のない中での人々の葛藤が伝わる。自分の人生を時代に翻弄されることの厳しさが応える。
0255文字
chinayo
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日本で初めての女通詞の物語。役人は男のみだった時代に、男装をし、フランス語の通詞をした田島勝。日本にはその存在を記したものは残されていないらしいが、フランス将校の残したスケッチに田島勝らしい姿があるとか。面白い。
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ちりとてhello
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時代小説にはあまり馴染みはないし、初・宇江佐真理だった。まあ面白かった。歴史は苦手なので、背景となる史実を羅列した部分は顔をしかめながら読んだ、ただこれがないと話が成立しないわけで。この話に似たような人はいたのかもしれないと思う。この時代、日本人も外国人もタフだったんだなぁ。女が書く女だったことも違和感なく読めた要因だと思う。男の作家が書く女は、違う、あり得ない、と違和感いっぱいのことが多いから。この作家、また読んでみようと思う。
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だねふし
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近現代史は、苦手ですが、小説で読めば頭に入る。榎本武揚と言えば、『御宿かわせみ』の東吾さんを行方不明にした張本人だ!と憤りながら読んだが、どんな人にも己の信念があり、それに基づいて生きてるのだから、誰が悪いとか短絡的に考えてはいけないのだ。お柳さんには実在のモデルがいるのだが、幕末の女性は、みな、たくましい。それにしても、まだまだ私は勉強不足であると痛感した。
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ノエル@島民代表
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宇江佐先生のあとがきによると、戊辰戦争の頃、歴史には残っていないけど、男装した女性のフランス通詞がいたらしく、何が何でもこの話を書かずにはいられなかったらしい。その強い想いがあってか、通詞をしていた父親から英語と仏語を習い、自身も通詞になりたいという夢を持つようになり、榎本武揚を一途に慕う、お柳の人生が見事に息づいていました。幕末の情勢も丁寧に綴ってあり判りやすい反面、2人が思いを寄せていく描写が少なく、榎本武揚の側の心情や家庭の事情が文脈やお柳の想像から読み解くしかないのが少し物足りなかった。
ノエル@島民代表

お話には満足でしたが……男装したお柳が『アラミス』というニックネームをつけられるのが、ちょっと私の持つイメージと合わないんですよねえ。『マスケティアーズ』なんかでも、アラミスは優男というよりは色男なんだけど……。昔は小柄で女性っぽいイメージだったのかな?

06/25 09:45
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Mariko  Hanzawa
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幕末の勉強になった。読めない漢字いっぱいあったけど。たいへん興味深かった!
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TheWho
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函館戦争時に実在した謎の男装フランス通詞(通訳)でアラミスと呼ばれた田島勝を主人公に、激動の幕末・明治初期を生きた彼女の劇的な生涯を描く物語。幕末の長崎で蘭語通詞の娘として育ち、父親から英語や仏語を習い通詞に憧れる主人公が、幕末の激動に翻弄されながら榎本武揚に再会する事により幕府通詞として戊辰戦争に迄従軍、そして敗戦からその後迄波乱万丈で切ない彼女の生涯を激動の時代を絡めて感動的な物語に仕上がっている。仏軍人ブリュネが残したアラミスと呼ばれた仏通詞のスケッチから創作された哀愁を帯びた女性の幕末史です。
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アラミスと呼ばれた女 (講談社文庫 う 44-6)評価92感想・レビュー75