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ショートショートの広場(5) (講談社文庫)

感想・レビュー
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KJ
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需要が有れば仕事に成る。神様も嫉妬する。美には他者の視線が肝心。絶妙な女心の扱い。実現しそうな未来を先取る。商魂逞しいアイドル。定年後の微妙な心理。超高齢社会の現実。医者は道義より進歩。人生には締め切りがあるから証を求める。金銭介在が齎す非情。価値観は変化する。昔は笑えた物語も今は笑えない。永遠に悔いながら生きる事は死刑よりも重い罰。当然の人間心理の逆を突く巧さ。手荷物は思い出だけ。神父ならではの苦悩。前科皆無も悩みの種。寂しさの裏の面白さ。密度の高い作品には若さが必要。考え抜けば必ず使える案が出て来る。
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bibi
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懐かしいショートショート。半分以上読んでから、星新一さんの選評があるのに気が付いた。比べながら読むと面白い。10点満点中7~8.5が多かった。10点満点の(なかったのだけど)作品を読んでみたい😁
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夢追人009
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ショートショートは考え方や発想力の勉強になりますね。でもね、少し感想からは外れますが、選者の星新一さんはお仕事とは言えプロとして他の人の作品を大量に読むのはさぞや辛かっただろうなとお察ししますね。感心しても参考にして自作に取り入れる訳に行きませんし間口がどんどん狭められる様でご苦労だろうと思うのですが、でも自分の実力を信じて他者に負けずにオリジナルの高品質の傑作を次々に世に送り出すのが真のプロだとも言えるでしょうね。星さんが高評価点をつけられた作品もありますが、それには拘らずに私好みの2編を紹介しますね。
夢追人009

意地悪&歓喜の結末の話。『孤独の叫び』中野不二雄:今にも高層ビルから飛び降りて自殺しようとしている男の耳に誰かの呼び掛ける声が聞こえる。それは交通事故死した男の霊でこの世に未練があるので男の健康な体と若さを欲しいと直接交渉する。自殺未遂の男の魂は成仏できるとの事で話がまとまり、生前は青年実業家で名うてのプレイボーイだった男は生まれ変わって張り切るのだが急に警官に羽交い絞めにされて彼の入った肉体は犯罪者で死刑囚だった事を知る。だが一度死んだ男は動じずにもう一度生まれ変わればいいさと考え死刑が何時かと聞いた。

02/13 15:02
夢追人009

だが刑事は無情に告げる。お前みたいな下衆は死刑じゃ物足りない!火星での強制労働50年だ!『手荷物』山下憲子:真っ白な制服を着た係員がベルトコンベヤーの上に手荷物を置く様にと男に笑顔で案内する。思い出だけを持って行けると言われた男は、俺は捨て子で孤児院から脱走し盗みを働いて生きてきて友人もいないし良い思い出なんかないと自嘲するが、バッグを開けると中から茶色い子犬が元気に尻尾を振って出て来る。男はポロポロ涙を流して喜び、白い大きな羽を背中に背負わされると子犬を抱きかかえたまま天国の門をめざし羽ばたいて行った。

02/13 15:02
0255文字
nobody
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14年前『11』を読んで「私の中で『ショートショートの広場』は終わった」と書いたからその通りの感懐なのだが、手元にある以上は読まない訳にはいかぬ。怒りが湧いてくるほどの拙劣さである。61篇中37篇は面白くない。「プロも顔負けのアイデア」、これほどの誇大広告はない。まともな日本語すら覚束ず、「?理!?」のような訳の判らない題名が許されるのなら星新一の「快心の作」のように原文尊重して誤字も編集で訂正すべきではない。星新一の選評も徹頭徹尾的外れで星の信用すら落とす勢いである。“該当作なし”の意義を再確認させられ
nobody

た。星は10点評価で最高は8.5点、即ち本来“該当作なし”なのだ。それを商業的事情から無理やり合格扱いしているのだ。素人にプロの技を求めているのではない。ショートショートの命たるアッと驚くアイデア、それだけを求めているのだ。漫才のネタで受けないことはまずないが、誰もクスリともしないネタを堂々と舞台で開陳するようなものだ。『1』の安土萌『海』は名作だった。立派な文学作品として成立していた。逆にいうとアッと驚くプロットという規定が既に頭打ちなのではなかろうか。講談社文庫編集部の売らんかなの惹句もあまりに酷い。

12/12 00:30
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火星人碧
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それなりに面白い作品が並ぶ。たった一度の入選作であっても、選者が7点以上をつけた作品であることには違いがない。オチに何度もうならされたり、笑わせられたりした。1冊で60回以上も愉しめる本なのだ。「それなりに面白い」と書いたが、もしかしてプロの作家が同じ枚数で同じ数を書いたらこのレベルを超えるのは至難なのでは、とも思わせられる。ところで作者のなかに「長岡弘樹」の名前があるのだが、これはあの「傍聞き」の・・・?
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内臓
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ネタバレ表紙のちょっと不安になる女性の顔をツイッターのアイコンにしたい笑。ショートショートって文章力がないと「え? これってどういうこと?」って一旦読み返さないと理解できないときがある。一度読んで一発で意図が分かる作品がすごいと思う。プロの作家が書いたものではないが、そういうのが複数あって面白かった。読みやすさは全て◎。
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近藤
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選評と見比べながら読むのが楽しい。なかなか採点は厳しい。「座席」「夫の秘密」「言葉にできない」「座禅」がお気に入り。
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ふっくん
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61もの短編が詰まった作品。 なかなか、味わい深いです。 お気に入りの短編は唯一の楽しみと薬。
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Tanaka9999
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ショートショートの広場。全61編。なかなか面白く読めた。しかしこの巻の選評を読むと9点の作品はないんですね。私のお気に入りは「究極の試験問題」。こんな問題が出たら、たとえ出席した授業でも下手すると間違えそうだ。
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MIKETOM
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なんか、アベレージが上がって来てる感じ。以前は詰まらない作品も多かったが本書はどれもこれもそこそこ面白い。『究極の試験問題』は笑った。けっこういい問題かもしれないね。教授の本音なんて所詮こんなもんかも。『懺悔』は笑える(爆笑ものの)悲劇。神も仏もあるもんかだね。『前科』はどんでん返しの王道みたいな感じ。騙された。『言葉にできない』のラストもまた身も蓋もない状態。笑える。他に『因果』『言えよ』『どうしたら、死ぬ?』『座席』等々、なかなかな作品集。
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ひょろ
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お気に入りを列挙 「薄命」、「第二十七夜(画廊)」、「目測名人」、「挟まる」
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未読太郎
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究極の抹殺弾:どこかで聞いた話ではあるが、今読んでもそれほど古くない。前科:シビュラシステムみたいな話。気にくわない強盗:これも今でも読める。それ以外の作品はうーん。
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吟遊
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星新一選のショートショート。面白い。
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レリぴ
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素人投稿作品の優秀作をまとめた本。ショートショートなので気軽に手に取ることができます。読者をアッと驚かせようとするアイデアが詰まっていて、小話の参考になります。
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山田
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公募によるショートショートの中から、傑作のものを星新一自ら選出して掲載したもの。全部で61編収録されている。全体的にレベルの差はあるものの、ショートショートの面白さは十分に楽しめる。もちろん星新一本家の作品に比べてしまうと劣る作品の方が多いけど…。でも、やはり作品としての視点は人それぞれなので、そういった意味では楽しめる作品。 ショートショートの雰囲気を楽しみたい方におすすめ。
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しゅわ
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密かに続けてる勝手に星さん再読祭りの番外編…星新一ショートショートコンテストの入選作から厳選した作品集の第五弾です。あいかわらずバラエティに富んだ作品陣…とても短いものも多く、テンポ良く楽しめます♪
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topio
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電車にいるときにちょうど良いです。
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KAZOO
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星さんが選んだショートショートでかなり優秀作品だそうです。雑誌に掲載されたものばかりだそうです。本当に面白いショートショートで1ページに満たないものもあってコントのような感じも受けます。様々なものがあって楽しく読みました。
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good speed
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「星新一 ショートショート・コンテスト」 小説現代(1991年~1992年)に掲載された、星さんの採点で7点以上(10点満点)の評価の61編が収録されています。星さんのあとがきが全て。「星から生まれた星」といった作品集です。「高杉晋作の悪戯」、「シンポジウム」、「手荷物」、「気にくわない強盗」が好きです。
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りゅいち
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短くても面白かった
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sun
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星新一選のショートショート。なかなか鋭いオチもある。文才はないが、書いてみようかな?とふと想わせる。
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DBII け
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狭まる、が印象的でした。まさにショートの二乗、ショートショートな作品がてんこ盛りでした。
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にとりん
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星新一が選者のショートショート集。星さんのツボとは少し違う所もあったけどそれも合わせて面白かった。
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藤井
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とても読みやすい。さっぱりしている作品が多かった。 「?理?!」「蟻」「座席」「世のために」「新しい差別」が特に良かった。
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R
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思いもよらない結末に考える間もなく吹き出してしまう。「世にも奇妙な物語」が好きだった人必読!「ショートショート」シリーズのファンもたくさん投稿しているからか、最後の結末が前読んだショートショートと似通ったものも多かった。実は裏で手を結んでたーとか全てが消えてなくなっちゃうーとか。 気に入った題「君の願いを」「笑いを噛み殺す」「再会」「階段」「座席」
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夜兎
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図書館に行く母に『星新一の短編集』を借りてきてください…と頼んだところ、これを借りてきてくれました。ちょっと違う(^^;)が、オチが気になる作品ばかり。久々のショートショート、読む手が止まりませんでした。星新一の短編も読みたいけど、ショートショートも沢山読みたいなあ。
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りりおか
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一般公募のこのショートショートが好きです。気軽に読めるしオチが良い。相変わらず星氏の選評は辛口ですね。
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koko
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10分ほどバスの中で揺られながら読むにはちょうどよかった。
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ブラック・ハヤテ号
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こういう素人の方が書いた話は、意外と面白い話がある。 最長でも三ページ・最短で一ページだから読みやすいし、老若男女いろんな人が書いた作品なので言葉の表現も種々多様でよかった。
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パレット
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おやつ代わりに。本当の本当にショートショートばかりというかそれのみなのでおやつ以上にならない感はあるけど、オチの発想のやり方というか考え出し方みたいなところでちょっぴり何かが広がった感は無きにしも非ず。錯覚でなければいいなあ()
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skyfield
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一般公募の秀作ショートショート集第5弾。まず、「・・・・・・殺人事件」の発想が面白い。本書巻末の文庫目録にも、この題名の作品が非常に沢山ある。しかし、ホームズ譚など推理小説の名作に、この題名の作品は少ないので、こんな本屋が実在しても、あまり儲からなさそうだ。もっとも、翻訳物の場合は訳題によって「アクロイド殺し」「オリエント急行の殺人」だと取り扱えないが「アクロイド殺人事件」や「オリエント急行殺人事件」なら取り扱えることになる。その他「狭まる」の技巧の巧緻さと「新しい差別」のテーマ性が目を引いた。
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つなぎめ
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ブラックユーモアは面白い。しかし星氏のような、SFの要素が無いので刺激が無く飽きやすい。
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Tetchy
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ここまで来ると、SF的な内容も少なくなり、ちょっと落語の小咄と区別がつかなくなってきている感じがするんだけど。
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てながあしなが
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ショートショートにハマり、星新一氏の作品をほぼ全部読んだので、次はこちらに移ってみた。
0255文字
けいちゃっぷ
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まあまあ。
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sho
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この人、クオリティーとか関係なしに、一心不乱に書いてる気がする。もう、泉のように湧き出ていたんでしょうね。
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