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夢十夜・草枕 (集英社文庫)

感想・レビュー
215

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れの
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ネタバレ今年3月、坂本龍一・高谷史郎による舞台作品『TIME』を鑑賞。そこで田中泯さんによって朗読されていた事から読みたいと思っていたのがこの漱石の「夢十夜」。そして先日読んだ「坂本図書」の中で紹介されていた「草枕」。 いずれも現代の我々にはなじみのない言葉も多く十分には理解できていないがその言葉遣いに品と美を感じてしまう。正直読みづらかったのだが他の漱石作品も読んでみたくなった。
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Eleanor
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最近自分の中で漱石リバイバルブームが起こっている。7年くらい前より明らかに草枕が沁みた。でも夢十夜はずっと第一夜が好き。
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ゆう
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夢十夜は幻想的な雰囲気がすごく好き。草枕は正直難しい部分も多いけれど、そういう部分はさらっと流し読みしてしまえばおもしろい部分、共感できる部分も結構あって楽しかった。またいつか読み直してみたら感想が変わりそう
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優希
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夢と幻想を描き出す『夢十夜』に酔いました。何度読んで大好きな作品です。芸術や美を求め、情緒あふれる『草枕』も美しい。この世とは違う世界に誘われる2編はとにかく美しく、体にスッと入ってきます。名作ですね。
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カモネギ
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ネタバレ気ままに読みました。知らぬ言葉が多く、大したストーリー性が無いと読破はここまで困難かと再認しました。全体を通して漢文のリズムが心地よく、意味も朧に声に出して読んでいました。後から注釈を読んで、情景描写の美しさに驚き、漢語の利点を感じた気がします。仏教語も多く、意味を通して読みにくいのですが、主人公同様に、何も考えずに途中からでも読むのが一興かもしれませんね。また、電車を虎の檻と例えたのは現代社会を予見していたのかと驚きました。生きづらい世の中です、屁の数も数えられる位に合理性、正確性を追求するのですから。
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snow's library
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美しく、幻想的な『夢十夜』と、芸術や美を追求した『草枕』。夢十夜の幻想的な世界にはとても惹かれたけれど、草枕は難しかった。語注を参考にしてもほとんど理解できていない気がします。まだまだ修行が足りないですね。
ことり

「草枕」年内には私も…とおもっています(*ฅ´ω`ฅ*)

11/12 18:34
snow's library

ことりちゃん*『草枕』は難敵だったよ(*T^T)snowは燃え尽きました。。ことりちゃんのペースで楽しめますように🍀共読になるの、楽しみにしてるね💓

11/12 21:04
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森の三時
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第一夜は前から知っていて続きも読んでみようと夢十夜を読みました(草枕は別の本で読了済)。なんだか不可思議な話が多いけれど、夢ということだから場所や時間の制約に従う必要もなく美しくも怪しく成り立つ。私の見る夢も、縦横無尽に意味不明な展開のときがあり、起きたとき夢占いで調べたりするけれど、本当だろうか、なるべく吉凶は気にしないことにしている。
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Nobu A
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読書会課題図書として購入読了。夏目漱石と言えば「吾輩は猫である」や本書「草枕」を部分的に中学か高校で読んだ覚えがあるが、遠い過去のことでうろ覚え。「夢十夜」は初読。あの当時と比べて語彙力はかなり高まり、文学作品の中では晦渋な文章もなく読み易い措辞。しかも「草枕」の冒頭は含蓄のある名言。しかし、読み進め頭に入ってくるかと言うと別の話。今一掴みどころがない。逆に西洋嫌いが目に付く。「西洋の食物で色のいいものは一つもない」や「西洋の菓子でこれほど快感を与えるものは一つもない」等。英国=西洋は用管窺天ではないか。
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あるべると
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夢十夜は自分自身の見た夢が元になっているのでしょうか? 一つ一つが短いので、あっさりしてて読みやすいです。 草枕は主人公の見た描写や心理描写などが長々と色々な言葉で書き連ねられているので、読みにくいかもしれません。 まぁそれが文学っぽいのでしょうが(笑) 絵描きの主人公が詩ばかり書いていて、全然、絵を描きません(笑) 主人公の絵描きとしての思想をずっと読んでいる感じです。 何となく唐突に終わった気もしますが、後は読者に任せているのでしょうかね?
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misa
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夢十夜はシンプルで面白い。草枕は難解で一度読みでは分からない。最後に主人公が絵を描くために求めていた「憐れ」さを発見して話の区切りはつくものの、俳句、漢詩、英語、絵画などの造詣の深さとそれらの絡ませ方が複雑で、これが夏目先生かぁと思った。道徳観や世の中への皮肉さえ教養的で格好良く聞こえた。
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Tokki
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ネタバレ「こんな夢を見た。」から始まる10話の物語。特に第一夜の女の遺言を守り100年待ち続ける男の話と第三夜の盲目の子どもを置き去りにしようとした父親が100年前の前世の殺人を思い出す輪廻のような話が特に印象に残った。「草枕」は有名な冒頭部分と情景描写は好きだが、その他は難解で理解出来てない部分が多かった為、後日また読んでみたい。
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YUMI
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夢十夜のみ読了。 初心者にオススメの文学ということで読み始めたが、確かに文体は読みやすい。 しかし肝心の内容についてはネットの解説を読まないとほぼ分からなかった。 ネットの解説いわく後半は西洋文化に対する批判ばかりだそうで、期待外れだった。 漱石の生きた時代を考えると仕方ないのかもしれないが。 前半は色々な物語があって結構面白かった。
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しんさん
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「死んだら、埋めてください。大きな真珠貝で穴を掘って。そうして天から落ちて来る星の破片を墓標に置いてください」
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Toki
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草枕は高校生の時に読もうと試みたがあまりにも語彙が難しく数ページでギブアップ。今回約10年ぶりに挑戦。 やはり語彙は難解だが、意味にこだわりすぎずに読むと、漢語のリズム感が心地よく読了出来た。情景描写は非常に素晴らしく、頭に鮮やかな景色が広がった。特に冒頭~茶屋の部分が好き。
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プチ プランス
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一夜ずつ読みつないでいくリレー形式の朗読会に参加した。第一夜を担当。女性が死んでしまうという夢で、所見は少し恐ろしく感じたけど、何度も声に出して読んでいくうちに理解が深まり、美しく幻想的な魅力を感じることができた。第二夜以降は、不安や恐ろしさが渦巻くような夢もある中でこのような愛の夢を第一夜に持ってくるあたり、漱石のロマンストな一面を感じられるように思う。亡くなった女性はユリや星となって、主人公にメッセージを送るわけだけど本当に100年が経っていたのか?など、疑問も残る。時空を超えたSF的な魅力がある。
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P弼三太郎
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夢十夜のみ。短くて読みやすい。 儚く美しい第一夜が1番好み。
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Kiyoko
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ネタバレ夢の話が10話。 10話の中でbest3を選ぶなら、第一夜、第三夜、第六夜。 第一夜は死んだ女を100年待ち続ける男と百合の花になって再会する女の話、第三夜は前世の殺人を100年後に思い出す話、同じ100年の月日の流れを描いているのに全く違うテイストに仕上がっている。 護国寺で仁王を彫る運慶を明治の人間として見つめる第六夜。西洋化の波の中で忘れられようとしているものの象徴が運慶。仁王を作るのではなく木の中に埋まっている仁王を掘り出すだけ、でも明治の木には到底仁王は埋まっていない。
Nyah

やっぱり咄嗟だと左が動くのか?

12/18 20:15
みあ

父もそうなのですが、咄嗟の場合は左手が出るそうなのです。それで、覚悟を決めたのかな、と思いました。

12/18 20:20
25件のコメントを全て見る
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髙
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『夢十夜』 好き。ことさら解釈しようとしなくても、ただ文字を追いかけ何かしらの印象を抱くという最低限の読み方で楽しめた。 『草枕』 目を通して部分部分で惹かれるものがあったことは確かだが、全体としては正直理解が及ばなかった。意味の取れない文章に向き合う気力がもう少しあるときに読むべきだったかも。 それにしても那美のような女性の考えはまるで分からない。が、関わらないぶんにはやはり魅力的である。 「竹影掃堦塵不動」とかいう文章美しすぎないか、と思ったがこれは漱石の言葉でなかった。
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ポプラ並木(コメント率だだ下がり🙇)
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ネタバレ古典名作12月!夢十夜でのベスト3;①第十夜、②第一夜、③第二夜かな。第十夜の登場人物は庄太郎、美男子&超暇人。女性を観察するか果物を見るかで1日を過ごす。女性が果物を買うが重い、そこで庄太郎が運ぶことになるが、7日間自宅に帰ってこない。まぁ色々あるんだけど、面白いのは健さん、雲右衛門など超濃い~キャラが出てくる。最後のオチは「女を見るのはよくない」という悟り。大爆笑!第一夜は100年相手を想い続ける、心温まる話かな?第二夜は「無」の境地に達しようと思えば思うほど、「無」が遠ざかるという矛盾が面白い。⑤
ポプラ並木(コメント率だだ下がり🙇)

自分も最初に知ったとき、妙に納得してしまいました。

12/11 20:16
mirai.R 

独立した夢物語かと思いきや、庄太郎の出現には驚きでした😃 どれもこれも個性的な夢ばかり。楽しかったです!納得の評価⑤👏

04/19 20:50
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寿々喜節句
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進められて読んだ。漱石の小説は青空文庫で無料で読めるし、中古市場にもたくさん出回っている。だけれど、あえて新品で買ってみた。正解だった。言葉遣いは難しいし、柱脚があってもわからないことだらけだけど、文学というのがわかったような気がした。短いけれどすぐに読めるものではなく、一節一節がきれいでとても読みごたえがあった。そして何より『草枕』の「非人情」という考え方に感銘を受けた。素晴らしい感性だと思った。
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あんさん
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草枕の冒頭部分がふと思い出されたので読む。時代は日露戦争の頃、都会の画家が山を越えた海辺の温泉場へ。そこでのエピソードを素に、東洋西洋を含めた芸術論・文明論を展開。ここはある意味、漱石にとっての理想郷だろうか。本当に昔の人はよく物を知っていて、その精神世界は現代の私たちよりずっと豊かなものと思う。
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プリン
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「図書館の神様」の中で垣内君のお薦め小説が『夢十夜』だったので是非読んでみたく手に取りました。想像と違い文学的な表現なので内容を理解する事が難しかった。こんな夢を見た。から始まる十の物語は物悲しくも不思議な世界。『草枕』は100年以上も前の文学で言葉も表現も今とは違うので理解するのがもっと難しい。画家の彼が旅先で出会う人々。俗世間の中でのいろいろな驚き。後に那美さんの表情をきっかけとして画家として極めるのでしょうか。これを読んでいた垣内君に脱帽です
プリン

b⭐hさん、共読嬉しいです😊。やっぱり理解するのは難しいですよね😅💦。私だけが理解不能なのかと心配になりましたが、みなさんのコメントを読んでいると理解が難しいと書いてらっしゃる方がいらしたので、少し安心しました😆💦

10/13 21:31
プリン

BATTARIAさん、朗読講座で読まれたんですか?。凄いですね🙆。あの文を声を出して読むのは凄いです😆。理想の女性との指摘とは大当りだったのでしょうか?(*^▽^;;)/

10/13 21:37
6件のコメントを全て見る
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アムリタ
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ずいぶん読み進んだつもりがほんの数ページだった。「草枕」に貫かれているのは「非人情」だ。人情なるは狭き立脚地。人情世界から、じゃりじゃりする砂をふるって、底にあまる、うつくしい金のみを眺めて暮らさなければならぬ。 すべてをことごとく画として見なければならん。 そうすれば何とかしよう、という気が起こらないのだから苦しみはない、と。確かに。人情の電気が起こらないようにするのだ。世の中はしつこく毒々しく、こせこせしている。そこから離れて自然の徳の中で暮らしたい。漱石の心の叫びが昇華されて何とも幽玄な作になった。
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Rosa
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"雲雀はきっと雲の中で死ぬに相違ない——— 漂うているうちに形は消えてなくなって、・・・" そのあとにシェレーの詩 "うつくしき、極みの歌に、悲しさの、極みの想、籠るとぞ知れ" あまりにロマンチックで泣きそうになった. つかもうとするけれど つかめないような 透明なような すり抜けてゆくような 美しいもの. ちょっと理屈っぽく書いてるのは漱石ってどこか強がりなの?芸術の存在理由や文明批評を真っ直ぐに書いてるだけのこと?  『草枕』と『夢十夜』 幻想的な世界でつながる一冊でした.
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じじじろう
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夢十夜。これまた高校の教科書で読んで一読惚れ。美しいといえばそれまで。繊細で、隣で大声を出したら細かい砂のように飛んで消えていってしまいそうな儚さ。隣で大声を出した奴には軽率に足が出ます。
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ZUSHIO
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『草枕』は15年ぶりぐらいに読んで、筋はほとんど忘れていたが、雰囲気は思い出せた。 漱石の芸術論や小説論がメタ的に織り込まれていて、日本の文学の黎明期に敢えて既に破格な小説・アドリブ演奏のような筋書きのないどこから読んでも良い小説への挑戦をしていた漱石の天才ぶりに改めて脱帽した。
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islet☮
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ネタバレ草枕。「不人情じゃありません、非人情な惚れ方をするんです」画家の主人公「余」の自然と人事への態度を通し漱石の美しさを伝える事の専らを読む。書き出しが余りにも有名ですが何処からでも読め、ラストの美しさの余韻だけを残し、漱石の云う、”汽車の見える所=現実世界”へ引きずりだされる突然な疾走感が秀逸。「嬉しい恋が積もれば、恋をせぬ昔がかえって恋しかろ」画だけでなく音も観える。
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zilhu496
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2 2回読んでもよくわからない。夢十夜もこーいうのを最初に書いたのが夏目漱石なのかどうかわからないがこの時代にこーいうのを書く人も少なかったのだろう。まぁ、博学でなければこーいうのを書くのも難しいのだろう。芸術の域に達するのも常識にとらわれていれば十分な色は出せないのだろう。ある意味逸脱しなければ。非人情というらしいが。何が栗原一止の気をひいているのか、やっぱりわからない。何回読んでも理解できそうな気が全くしない。ちょっと疲れました。
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nm
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「草枕」は言葉も難しいし、理解できないところもある。でも読んでいると、目の前に主人公が見ているのどかな風景が浮かんでくるような気がする。そして自分も旅しているような楽しい気分になる。主人公が色々巡らす思いも、主人公が交わす人々との会話も楽しい。自然の描写も素晴らしい。初めて木蓮の描写を読んだ時は、本当に感動した。
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西葛
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草枕。どんな小説だったか、何度も忘れてしまうが無理もない。そもそも草枕は小説の体裁をあえて外している。漱石作品の中でも突出して呑気だ絵描きが、自分が描くにたる題材を探しに雅美な逗留をする。この絢爛な語彙、描写された山水画のごとき「非人情」な世界を堪能させたい、そのために漱石は筆をとった。
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Yuki2018
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夢十夜は非常に心に残る幻想文学。盲目で予知能力を持つ子を背負って歩く第3夜は、誰もが心の奥底に持つ恐怖を文章化したような見事な作品だ。草枕は漱石の芸術論を小説にしたものだろう。主人公は画家で絵具箱を持って秘湯に篭るが絵は描かずに思索を巡らせる。煩わしい俗世間を超越した「非人情」に芸術の価値を見出そうとする内面が描写される。私小説的でもあり、文明批評でもある。ラストシーンは人情噺的だが、あくまでさりげなく洒落ている。漱石の西洋・東洋文学への造詣は凄まじく、巻末の注釈をひかないと殆ど意味が取れない。
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せつこ
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夢十夜。幻想的な儚い話から自らの罪悪感に由来する悪夢にも似た話まで。夢はその時々の自分の心を映し出す鏡のようなものなのだろうかと思った。 草枕。人の世の理ではなく、成り行きに身を任せたり世界のあるがままを受け入れ生きることをテーマにしてる?と思った。ただどうしても人とかけ離れすぎると悪い評判がつけられたり、時勢によっては生き方を別の何かに決められてしまうこともあるよねって話かな。
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zilhu496
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2 「神様のカルテ」栗原一止愛読書。あまりに難解な言葉が多すぎて自分には難しすぎる。なぜ現代語訳がないのかと思ったらこの言葉の流れが美しいという事であるが自分にはよくわからない。知識が豊富にあることはわかったが芸術ということに相当疎い自分にとっては一番苦手な分野かも知れない。語っている内容はある程度わかるがその境地に達することもなければ達したいとも思わない。芸術家という者がそういう世界に達しないとなれないというのはわかる気がする。これを愛読書とする栗原一止もよくわからない。やっぱり頭がいいんだろうなぁー。
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山のジョニー
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ネタバレ『夢十夜』第一夜は幻想的で好き。その後に続く話はどことなく寂しいなという印象。救われない夢の夜もあるのねと。『草枕』詩や絵に関する主人公の考え方を描いているのだろうがところどころ難しくて理解できたかと言われると微妙。ただ芸術は非人情で作るという点を追求してるのが面白かった。冒頭の山登りしている描写はなかなか好き。山に登りたくなった。池に椿落ちるとこも真に迫る感じがした。そこに女の人が死んで浮いているところを描きたいという気持ちが何故かちょっと理解できるようか気がして怖かった。
山のジョニー

腹が立ったり涙したりするときにそれを詩にすれば、そう思った自分はもういなくなっているという話はなるほどなあって思った。短歌でも勉強しようかな。どちらの話も美しかったけど、とくに『草枕』はまだその良さをはっきりとは分かっていない気がするのでもう一度読みたい。「春の草は、昔、しゃがんだ人を覚えているだろうか?」そしてこの一文好き。

04/11 21:00
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きょうすけ
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【夢十夜】「こんな夢を見た」という書き出しで有名な10遍の物語で構成されています。夏目漱石には珍しく、幻想的なテイストが濃い作風となっています。100年という年月を仮に具現化したなら、これほど刹那に人の心を欺くのだと、いたく感動した。ブログに考察記事を書いています! https://ks-novel.com/yumezyuya/-/22208/.html
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くんちゃん
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「夢十夜」は「こんな夢を見た」から始まる十遍のお話。亡くなった恋人が百年経って、白百合になり会いに来る、ロマンチックな話。昔殺した子供が背中に、ゾッとする話。鎌倉時代の運慶が明治の時代に現れるなど、どれも読み易くて面白かった。「草枕」は難しい言葉が多くてよく分からないけど、小説について「筋なんかどうでも良い、ぱっと開けて開いた所を漫然と読んでいるのが面白い」と那美さんに言っている所があった。ふむふむ🤔最後、久一を皆んなで見送るところ、舟から見える風景、駅を行き交う人々の情景が良かった。
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Kei
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夢十夜めっちゃ面白いけど、草枕はかなり言葉が難しかった。単語解説と交互にページをめくり、なんとか読み切れた…
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インディ
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ネタバレ草枕、少し現実逃避したくて読んだ。世の中にどこにも逃げ場所がないけれど、芸術は人の心を豊かにする事が出来るという旨の話が好きだった。 日露戦争へ行く青年を見送るのだけれども、みんな戦争がよく分かってないので、適当な感じで見送るの所に狂気を感じた。また、すごい生きにくい時代だったんだなと思った。
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ゆきんこ
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それぞれ別の文庫で読んでいたのだけれど、特に好きな作品がこの本で一度に読める!と手にした一冊。『こころ』も好きだけれど、『夢十夜』『草枕』の、不思議な世界観が好きだな…と。水彩画の中をふわふわと歩くように、気づけば文章の中へと引きずり込まれていく感じが何とも言えず。
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夢十夜・草枕 (集英社文庫)評価65感想・レビュー215