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モンテ・クリスト伯 4 (岩波文庫 赤 533-4)

感想・レビュー
321

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梨
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⭐︎⭐︎⭐︎犯罪
0255文字
KAKO
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ネタバレいよいよ登場人物相関図が必要になってきた。それにしても、関係者ばかり自然に集まってくる、この手際の良さ。伯爵はどうやったんだろう。莫大な富と共に、並外れた頭脳、奸計の巡らしぶりに驚く。メルセデスの息子アルベールは、きっと助けるに違いない。そのためにカヴァルカンティを仕立てているんだろう。D夫人が、あの悪魔のような子どもの母親とは。みんなまとめて不幸に落とすんだろうな。文章だけ読んでいると、伯爵がどうしても年寄りに思えてしまう。頭の中のイメージが、エドモン・ダンテスとかけ離れていく。
るい

顔も変わるでしょうねえ。でも、なんで皆気が付かないんだろうって不思議でした。🤔

12/21 19:30
KAKO

アルベールのつもりでマクシミリヤンと記述。訂正しました。

12/27 15:53
4件のコメントを全て見る
0255文字
さかな
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ネタバレ其々の事情が分かり始めた。ところで仏文学はやっぱりロシアに比べて名前が覚えやすくて舌に嬉しい響きがある モレル氏の今際の際の言葉に善の感激に心を震わせるクリスト伯で号泣した マクシミリヤンの愛の言葉にはわたしが令和の日本男性にすら求めてやまない冗長で甚しく厳かな大胆さがあって仏文浸かってる感じがする あとなんか不倫とか傷害が過去のもので起こっててそういう意味ではグロテスク。皆はやく不幸になってほしい。楽しい
0255文字
tomo
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ネタバレ再会してきたけど、正体はまだバレませんね。 しかし、人間関係複雑すぎて、誰や誰かわからん。 カドルッスはずっとクズだな。 復讐はまだまだこれからですかね。 次巻も楽しみです。
0255文字
むっしゅ
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4巻目。 内容は主人公の復讐劇の開始他。 人物は更に増え相関図がないと人物関係が難しい、、他者の感想等も参考に理解を深める。 本編は復讐劇に加え新人物(主要人物の子供等)の登場や恋愛話、遺産相続等。 伯爵は遂に宿敵に近づき、周囲も巻き込みながら復讐を開始。 毒物学や株の高低、晩餐会等の章が印象に残った。 直接的な事もあれ間接的な復讐方法が興味深く関心、いやはや恐ろしい。 命、財産、親子、恩義、何が最も大切で幸福なのだろうか・・。 物語は後半へ、これからの真の復讐劇に期待。 ヴィルフォール、、
0255文字
夏子
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第4巻目。 復讐相手達に近付きその家族まで巻き込んでその復讐計画を遂行していくモンテ・クリスト伯。当時信号機という通信手段があった事を初めて知った
0255文字
みつ
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人物相互の関係が次第に明らかになってくる巻。ふたりの令嬢、ヴァランティーヌとユージェニーがごっちゃになり戸惑うこともあった。モンテ・クリスト伯が過剰摂取すれば毒になる薬物の処方箋をヴィルフォール夫人に渡したのは、後々の伏線になりそうな気配。ほとんど口のきけないノワルティエ氏の遺言の意志を確認する場面は、「そうだ」と「ちがう」の二つの答えに収斂し、緊迫感漂う。第三巻で触れられたカドルッスとベネディット登場の場面の意味はあの時点ではよくわからなかったが、この巻の終わり付近まで来て明らかになるので油断ならない。
みつ

(追記)ここまで感想数が巻によって大きく異なっている理由(発行年次を考えれば異常に少ない巻あり)がわからなかったのですが、kindle版を誤って登録していたことにようやく思い至りました。この巻以降は「読みたい本」の登録を修正しました。

11/04 16:03
0255文字
読書太郎
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この巻の感想はむずかしいな、特に何も起きてないというか仕込みの時期というか。ヴァランティーヌが登場して、頭お花畑かと思いきやちゃんと思考の回転する頭のいいお嬢様だったことが良かった。他にはベネデット含め悪い奴らを集めた食事会が開かれてヒヤヒヤしたり、なぜかカドルッスがボロボロになって出てきたりでまだまだ伏線を張ってる状態だ。次の巻で1人ぐらい復讐を完遂してもらわないと読むのしんどくなってきたぞ。
0255文字
うにゃにゃ
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復讐が始まってきたが、一気にではなくじわじわと囲っている感じ。登場人物が着々と増えてきているので、整理しながら読む。これからまた人は増えていくのだろうか?復讐対象やその家族などはだいたい出揃っているので、あまり増えないのだろうか?復讐は直接手を下すよりも情報で囲って相手の地位を貶める方向性のように見えるが、今後過激になっていくことはあるのだろうか。
0255文字
ふみすむ
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あと3巻も残っているが、すでに復讐相手3人のうち1人には「信号機」の誤報をもたらすことで復讐の予行演習を仕掛け、もう1人には晩餐会の錚々たる招待客の前で「弱み」を握ったことを匂わせて青ざめさせるところまで来ている。残り1人は登場しなかったが、婚約相手を奪ったターゲットにはやはり最も重い復讐が待ち受けているのだろうか。伯爵の連れているエデもまたその1人にただならぬ恨みを抱えていることが明かされる。毒物学を授けられたヴィルフォール夫人、名前を変えた元遺児のベネデットはどのような伏線として機能するのだろうか。
ふみすむ

ギリシャ人のエデがシーシャを吸っていたが、これはオスマン帝国の支配下にある際にイスラム圏から伝播してたのだろう。すでに許婚のいるヴァランティーヌとマクシミリアンが密かに塀越しに逢瀬を重ねる身分違いの恋の場面では、こういうのを求めていたんだと胸が熱くなる。年老いて瞼しか動かせないノワルティエ氏が孫娘の力を借りて、公証人のもとで父子の遺言対決を展開するのはほとんど現代社会である。

08/03 23:34
ふみすむ

ドラクロワが「現代のルーベンス」呼ばわりで本当に19世紀の連載小説だと思った。イギリスの女王の戴冠式がニュースになることで、パリでのモンテ・クリスト伯爵の話題がかき消されたとあったが、これはヴィクトリア女王の戴冠だろう。フランスにおいては七月王政の頃、ドーヴァー海峡の向こうでは20世紀初頭までの60年以上にわたる大英帝国の最盛期が始まっていたことになる。

08/03 23:35
0255文字
ルカ
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ネタバレとうとうモンテ・クリスト伯の復讐が始まった。まずはダングラールを落とし入れる。ヴィルフォールを震え上がらせたが、まさかこの程度では済むまい。 忘れた頃にカドルッスが現れたが、まだストーリーに絡んでくるのだろうか。 役者は揃い、先が気になる。
0255文字
はる
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きたきたきたー!復讐が始まったぞ!!!!笑 布線回収感が出て来て最高に面白かった後半。サクッと次の5巻へいきます
hon

復讐いいなー(笑)。

06/10 17:47
はる

復讐モノって、来るっていうのは分かってますがやはりその場面に来ると燃えますね!!!笑

06/10 18:05
0255文字
しも3
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なかなか 物語の伏線がはられ 静かに動き始める 人物の相関を理解確認しながら進むと 興味深く話が進む 次第に 怒濤の展開へ進み始める 次巻へ
0255文字
蒼生
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ネタバレ父子の対面や、遺言状の作成、晩餐会の様子など、巧みな描写と会話で引き込まれる。特に対面の様子は、ハラハラした。登場人物が多くてだいぶ混乱してきたので、時々メモを取っている。このまま最終巻まで駆け抜ける予定。
0255文字
Fumoh
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第四巻ではモンテ・クリスト伯の静かで、おそろしい計画が背景でゆっくりと進行していくさまが描かれる。またサブキャラクターたちの密やかな恋や情念、意外な関係性が明らかになっていく。アンドレア・カバルカンティ=ベネデットが舞台の主役となって、物語を動かしていく。そしてモンテ・クリスト伯は隣でフィクサーのように見えない糸を垂らしている。
0255文字
matsuri_n
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怒涛の1巻が終わってから地味な展開が続いてきたが、やっと面白くなってきた...!という感じ。この巻の白眉は何と言っても晩餐会の章。役者たちが一堂に会する場面は壮観だし、複雑に絡み合った人間関係の糸がチリチリと焼け焦げていくさまはとてもスリリングだ。
0255文字
Y...
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1987年に購入した文庫の再読。第4巻は49章〜65章。ヴィルフォール夫人と毒物の会話、信号操作による株暴落と復讐はあくまで自然と巧妙な手口で進んでいく。ヴィルフォールの娘ヴァランティーヌ(先妻の子)とモレル大尉の厳しい恋、犯罪者カドルッスとカヴァルカンティ息子との接触と面白くなってきた
0255文字
ますみ
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★5★
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ランラン
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再読。登場する人物が増えてきて相関関係を把握していないと物語の醍醐味を味わえなくなってしまう。
0255文字
司馬太郎
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金の亡者のダングラール。株と信号機の罠が白眉の本巻。復讐劇に拍車が掛かってますます面白い。
0255文字
Zann@ざんちモブ子
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登場人物がかなり増えてきて、しかもそれぞれの関わりが複雑でかなり苦戦してるけど、面白くなってきた。
0255文字
algon
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ネタバレモンテクリスト伯の奴隷としてギリシャ美人のエデが登場するが彼女にしても非情なる復讐の歯車の可能性が。ヴィルフォール夫人との毒物談義、株と信号機の絡み、カヴァルカンティ親子…とこれでもかと念の入った復讐の網が張られる。そしてダングラールに株暴落の打撃を与えるがそれもまだ予兆のような。それらの仕掛けを横断するようにモレル氏の息子マキシミリアンとヴィルフォールの娘ヴァランティーヌの恋が…。ラスト、アンドレア・カヴァルカンティに扮したベネデットに近寄ってきたのはあのカドルッスだった。いよいよ目が離せない復讐劇が!
0255文字
隠者
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いよいよ恐ろしい計画も実行段階に入り真綿で首を絞めるが如くジワジワと相手を苦しめていく。一方で随所に見られる人間味溢れる優しさが垣間見え変なことに巻き込まれさえしなければと思わずにいられない。
0255文字
Akiro OUED
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最大の復讐相手たる検事総長夫人に毒物学を吹き込んだモンテ・クリスト伯は、伏線づくりに徹して、一旦、物語の背景に潜んだ。恩人モレルの息子と仇敵ヴィルフォールの娘の恋愛物語を軸に事態は展開していく。偽少佐とその息子を登場させたのは、いささか安上がりなプロットだが、手の汗は増える。
0255文字
あつ
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再読★★★★★
0255文字
ミチ
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全神経を集中させてこの復讐劇をやり遂げようと緻密に計画を練るダンテス。人生をその一点にかけている姿には凄まじいものがあります。富はあってもその青白い顔。何かそこに、この作品のテーマがある様な気がします。また、その顔に血の気がさすことがあるのか。読み終わってみないと分からないですね。
0255文字
hoiminsakura
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結構陰険で迫力ある復讐をするモンテ・クリスト伯。
0255文字
nk
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ネタバレテレ・グラフというものがこの時代はあったらしい。伯爵による通信士の買収。愛人ドブレー氏から誤通信情報を聞きタングラール夫人は株取引に失敗。タングラール氏の逆鱗もついに切れ詰めよられる。あらすじや伏線が錯綜してきた。この巻ではフェルナンことモルセール伯爵を仇敵とするエデが登場。モンテ・クリスト伯の庇護の下にあったギリシャのジャニナ地方のアリ・パシャ王の娘エデのパリ社交界デビュー。別の桟敷にいたユージェニー・タングラールにも注目。晩餐会では魑魅魍魎の如くな悪事が暴かれてきた。カドルッスの強請りに悪い笑い。
0255文字
Tokki
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ネタバレ4巻目。モンテクリスト伯は本格的な復讐の開始として敵の弱点、強欲・隠された秘密や罪を少しずつ暴き出す。特に新居へ役者を全て揃えて、冷静に反応を見て観察するところがぞくりとした。また、それとは対照的に恩人の息子に対する優しさが垣間見えたのも印象的であった。
0255文字
穂垂ユキ
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評価 : 5 依然として面白い。続きも期待
0255文字
ころこ
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晩餐の料理に一同の食卓に集められないものを集める、ということで料理されるのは招かれた客の方だ。ベルツッチオが蝶番にならないと計画は成立しない。一同に会した人達も因果関係や時系列の記憶、軋轢が生じる時の感情など、皆が同じ反応をする近代人だということが前提にあって成立するということはここで確認されても良いだろう。詳細に描写される人物の外見と、思考する内面とは、現在でいうと探偵小説の探偵の身振りに似ている。探偵の仕事は既になされた事件を解決するためだが、ダンテスはこれからなされる事件の犯人として同じ位置に立つ。
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Bashlier
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5/5 四巻は調略の物語。各人の泣き所を丹念に特定。どこに力をかけてやれば彼らの人生が崩壊するのか、じっくり調べ上げていく下準備です。あまりの技巧に呼吸を忘れてしまいそうなほど。嬰児殺しや不倫、過剰な投機熱、強欲から来る裏切り、遺産争い。世になにも与えないのに、全てを我が物にしようとする怪物たちを冷ややかに眺める伯爵。怒りよりも哀しみの色が濃くなっていきます。復讐は既に本筋ではなくなりつつあるようにも。むしろ、幸福がしかるべき人に届くことを祈る気持ちが強くなり、もはや読書の域を超えているような感覚です。
Bashlier

金融市場の描写について、公債と株式を混同する表現がありますが、これは不正確です。全く別の資産かつ異なる市場で取引されます。さらに、国債の価格が一参加の売買で一日で大幅下落し、その翌日倍になるということは当時でもあり得ないでしょう。国債が半値になるというのは利回りが倍になるということですから。連鎖して銀行等が倒産する金融ショックとなります。専門家ぶってお恥ずかしいのですが、この箇所だけリアリティが薄れてしまうようなもったいなさでした。原書が既にこのようになっているのか、翻訳が不正確なのかは確認したいですね。

04/29 21:37
0255文字
電波時計
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ネタバレモルセール、ダングラール、ヴィルフォールに対して、実に巧妙で自然な方法で徐々にいたぶり始めるモンテ・クリスト伯。次々と登場する脇役たちにやや錯綜するものの、彼らがどのようにしてモンテ・クリスト伯の手駒となっていったのか、読みながら驚くばかりだった。復讐計画に余念がないモンテ・クリスト伯にとっては、モレル家への訪問が唯一の安らぎのようだ。また、モレル家の長男・マクシミリアンとヴィルフォール家の長女・ヴァランティーヌとの恋の行方も気になる。
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shiggy
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これだけ登場人物が出て来るとわからなくなってくるが、相関関係もしっかりしていて、よくできた話だと思う。ここから復讐やオチがどうなっていくか楽しみ。
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tsuki2b
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ネタバレさまざまな手法を用い、毒が回るように、復讐網を狭めていく感じ。復讐とはいえ、ダンテス氏はなかなか陰湿かと。2ヶ月で1冊のペースということもあり、人の名前や関係がこんがらかってしまった。他の方の感想でもそうみたいだけど。
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とうゆ
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平々凡々に分足りて暮らしていた信号手を金で唆して復讐に利用するのはどうなんだろう。いや、それ以上のこともやりまくってるから今更なんだろうけどね。
0255文字
あっきー
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⭐3 復讐が計画的なところがスゴイな、相手にとって疫病神に取り憑かれたとしか思えないように誰かのせいでないように進めていくのが一番賢いのだろう
0255文字
オペラ座のカニ人
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登場人物が増えてなかなか理解することができず、読み返すことが多くなってきた。いよいよ復讐劇場が始まるのか?楽しみです。最後あたりにカルドッスが出てきたのには驚きました。
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金吾
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ネタバレ◎復讐の下準備がものすごいと感じます。ダングラール、ヴォルテール、モルセール皆知らない内に家族たちが囲まれ始めています。話を知っているだけにぞくぞくします。モレルさんの今際の言葉に反応する伯爵の部分は好きな場面です。
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