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北野勇作どうぶつ図鑑〈その6〉いもり (ハヤカワ文庫JA)

感想・レビュー
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ぜんこう
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「曖昧な旅」「イモリの歯車」「カメリ、ハワイ旅行を当てる」・・・カメリの話のみ「カメリ」で既読。 いもり の登場が多めの連作ショートショートという感じ、しかもいい感じでした。相変わらずよくわからない話やけど(^^;) このどうぶつ図鑑シリーズ、図書館本でなければ、付録の折り紙で どうぶつを作れたし、カバー裏面(←図書館本なので確認不能)のジオラマで遊べたんやろなぁ。 とにかくシリーズ読了! 不思議な楽しさでした(誰もが楽しめるわけじゃないでしょうけど)
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ハイランド
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ネタバレどうぶつ図鑑もこれで終刊。なんで著者はこんなに両生類が好きなんだろう。短編三篇が収録されている、それぞれ味わいが違って良い。「曖昧な旅」は諸星大二郎の「彼方より」を思わせる。この手の異世界の旅行記というジャンルは大好きなんだがちょっと後半だれたかな。「イモリの歯車」そうそうこれこれという感じ。「カメリ、ハワイ旅行を当てる」カメリが可愛いんだ。赤いビキニのカメリが見たいな。「かめくん」とも「きつねのつき」とも地続きのカタストロフィ後の人間がいない(あるいは変質した)世界。もう少し北野氏の世界に浸っていたい。
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たこい☆きよし
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北野勇作の短編を巻ごとにテーマ(どうぶつ)を決めて全6巻で出版する企画の6冊目。楽しい一気読みでした。
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やんも
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イモリとヒト、旅がテーマの最終巻。カルヴィーノ風な旅のショートショート。亡き妻にそっくりに作られたイモリと逃避行する男の物語。そして書き下ろしのレプリカメ、カメリアのエピソード。カメリアは甲羅に折り畳まれた記録の中のハワイへ行く。やはりかめくんと同じ構造なのだろう。ただ、カメリアの時代には、人類は滅んでいる。ザリガニの姿もないので、共倒れだったか、負けたのだろう。
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gu
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イモリには割と縁のある人生を送って来たのだけれど、ヤモリは現物すら見たことがなかったりする。どうぶつ図鑑シリーズで一番か二番目に好きな本。世界を「練りもの」として描いていることが多いように思う。「だが、どうせ最後が決まっているのなら、せめてそれまではおもしろおかしく語ることを心がけようとも思う。すくなくともそれを語っている間、お話は続いていくのだから。たとえそれが、ほんとうはとっくに終わってしまった昔話だとしても」
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warimachi
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今回の再読で最大の収穫だったのがこれの「曖昧な旅」。山尾悠子を思い出させる(ってろくに読んでないんですが)めくるめく幻想性にすっかり虜です。北野作品でもわりと異色かもしれません。
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亮人
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折り紙難解すぎ
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