「自分の娘に求めた従順さや率直さに裏切られ、そのことに怒りを感じながらも、それとは正反対の欲望を若い女性に膨らませてしまっていたようだった。娘と年の変わらない高校生に援助交際を求め、その一方で、娘の非行を恐れるオヤジたち。」(42)「いまやセクハラは女性問題から男性問題へと確実に重心を移しはじめている。」「そもそも被害者である女性に、加害者の衝動について説明を求めること自体が筋違い…説明責任はあくまで『仕掛ける側』にあり、加害者である男性が考えなければならない、『男性問題』なのである」(192)
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