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いつか帰りたい ぼくのふるさと: 福島第一原発20キロ圏内からきたねこ

感想・レビュー
39

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スイ
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9歳の娘が持ってきて、一緒に読んだ。 娘は「表紙の可愛い猫ちゃん、なんでふるさとに帰れないの??」という疑問で手に取ったようで、原発事故の説明をしながら読んだのだけど、読むほどにもうほんとに、猫ちゃんも飼い主のご家族もなんで帰れないんだよ、と胸が苦しい。 動物たちが置き去りにされて死んでいったことは娘もショックだったようだけど、文も写真も子どもが受け止められるように気を配っていて、最後まで一生懸命聞いていた。 とても良い本。 ただ、原発は安全だと地元の人は思って建てた、といった文があったのだけど、
スイ

安全だということにして建てさせたのは国と電力会社と電力の消費者たちだよね…。

07/09 20:54
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裕
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震災で取り残された猫。運良く飼い主のもとに帰れたけれど、ふるさとには帰れなかったのだろうね・・・。
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鴨ミール
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コロナやオリンピックで報道されませんが、原発では今だに除染作業が行われているのでしょう。私は300km圏内に住んでいますので、いろいろなことを経験しました。それでも避難することはなかったし、今でもここに住めています。この本を読むたびに、そうした日常を奪われてしまった人たち、生き物の声が聞こえてきます。助け出された一握りの動物は、大変な思いを語ることはできません。著者の目を通して、私たちは知ることから始めるのです。そして、忘れないこと☆スーパー猫の日に。
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ベル@bell-zou
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原発事故20キロ圏内に取り残された猫のキティ。保護され元の家族とも再会できた幸運。でも、その陰で見捨てられた多くの命に心が傷む。キティ自身も再会した家族の元では暮らせない現実。原発。“まず「知ること」から。そして「わすれないこと」。“
🌿 la brise*@mistral 🐰⤴︎♡

ちょうど、大塚さんの本を2冊、読んだところでした…。こちらも読んでみるね。

03/16 18:39
ベル@bell-zou

はい、ラブさん🤗

03/16 19:16
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てんちゃん
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東日本大震災の関連の絵本は数多く読みましたが、この作品は抜きん出て良く出来ています。主張が明確。構成がしっかりてて過不足がない。それもそのはず、著者は国際紛争を追ったフリージャーナリストで、絵本や児童書の方面でも受賞歴のある確かな腕を持った方です。自分に出来ることを考え、被災地で保護された猫の里親になられた著者の大塚さん。警戒区域内に残されたペットを危険を覚悟の上で保護してくださったボランティアの方、避難後、ペットと再開できたものの住み慣れた自宅には帰れない老夫婦。たくさんの方の気持ちが伝わる絵本です。
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ニコ子
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図書館  (´;ω;`) みんな、ごめんね。
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ガーコ
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☆☆☆☆
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絵本専門士 おはなし会 芽ぶっく 
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読書会【テーマ ブックトークをやってみよう】 『ブックトークテーマ きのう・今日・あした』
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みずきはは
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読んでいるうちに涙がとまらなくなってしまいました。そろそろ落ち着いて読めるかと思ったのですが。小4息子も静かに聞き入っていましたが、ふと気になって「ちゃんと聞いてる?理解した?」と確認するときちんと伝わっていたようです。一見無反応に見えてもしっかり考えていたんだとちょっと母反省。繰り返し読んだりはしないけれど、きっと忘れない本になると思います。
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tolucky1962
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原発事故でしばらく家族と離れてしまった猫キティの目から事故前後の大熊町と避難中の人々の様子を描く.悲しい現実に心動かされる.写真をふんだんに使った絵本サイズの本にしているのは,広く知ってもらうために重要なことだと思う.それにしても,原発をやめると電気料金が値上がりになるというのがわからない.他の発電と違い原発はリスクにこそ金がかかるのだから,まず事故で苦しんでいる人を救済するために金をしっかり使うべきではないか?それを完全にしてから原発が安いか評価すべきななのに.
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ケンタ
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福島県大熊町の豊かな自然の中で、三世代の家族にかわいがられて暮らしていた雄猫キティを主人公にした写真絵本。着のみ着のまま避難することになり、お皿にキャットフードをたっぷり入れていった家族は、そのまま長期間の避難生活を余儀なくされた。幸いキティはボランティアに助けられ、家族と再会できたが、ふるさとに戻ることはできずにいるという。原発事故で失われたものの大きさを改めて感じる。
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miww
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あの日、突然大好きな家族がいなくなりひとりぼっちになってしまったキティの語る写真絵本。原発事故さえなければ大好きな家族のそばで田畑を駆け回っていたはずなのに。仕方なく置き去りにされた多くの動物たち、何が起こっているかもわからずさまよい続けたであろう子たちを思うと胸が締め付けられる。ボランティアに保護されたキティは今東京で暮らしている。「どうして、ぼくたちは、ふるさとを失わなければならなかったんだろう?ぼくはいつか、ふるさとに帰れるんだろうか?」被災した人達とペットたちの叫び。決して忘れてはならない。
すずめ

miwwさん、こんにちは♪人も人以外の生き物も、みんなふるさとが大好きなんですね…キティの何気ない表情が、いろいろな思いを伝えてくれてます♪

07/11 12:13
miww

すずめさん、キティの柔らかな表情が可愛くて哀しげでもあります。「ふるさと」という言葉はあたたかいですね。

07/11 13:15
4件のコメントを全て見る
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すずめ
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東日本大震災で、福島第一原発が大きな事故に見まわれた。 三世代同居の幸せな家族に飼われていた猫、キティの日常が一変する。幸運にも、キティは保護され、東京の新しい家族と暮らし始める。しかし、住み慣れた土地を離れる家族の思い、可愛がってくれた家族と離れて暮らすこと…怒りの矛先が見つからず…最後のキティの視線が穏やかなことで救われた思いです。
miww

すずめさん、これ読みたい!って絵本?写真集?図書館検索したらありました〜(^o^)/早速予約しました。表紙の猫ちゃんにもそそられた^^;

07/02 17:30
すずめ

こんばんは、miwwさん。コメントありがとうございます。写真と文章のバランスが絶妙です…悲しみだけではないんだ…と、感じました。絵本棚で見つけましたが、みんなにお薦めしたいです。

07/02 19:52
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エーメ
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ネタバレ特に猫好きではないが、この「ぼく」の佇まいには好感を抱き、読むことに。 「放射能は目に見えません」 緑豊かな清々しい風景と、恐ろしい放射能とのギャップに衝撃を受ける。 原発事故がなければ、田畑を駆け回っていた・・・「ぼく」の郷愁は、飼い主で農家だったおばあさんの思いに重なる。良い本だった。
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たまきら
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印象的な猫の表紙。彼は福島の大熊町で幸せに住んでいた猫でした。彼の生活が激変したのは2011年3月11日のこと…。日本にできてしまったアンタッチャブルな場所。でも、そこにはまだ人間の事を信じている動物が、そして野性に戻りつつあるその子孫たちが生きています。できることを考えていきたい。そんな気持ちに帰らせてくれる一冊です。
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プンヴァ
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ネタバレ『さよならエルマおばあさん』を連想させる本だなぁ・・・と思っていたら、同じ作者の方でした。猫の視点から描いた原発事故。「ぼくのふるさとは、いまもこんなに美しいのに」という言葉が胸をえぐりました。目に見えない放射能の事、災害時のペットへの対応、環境とのかかわり方・・・色々と考えさせられました。
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AT
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ネタバレまず、この絵本の語り手・猫のキティの仕草や佇まいが愛らしくて、ほっと和んでしまう。 けれど暫く眺めていると、心なしかキティの瞳が淋しげに映るのは、キティの隻眼のため? それとも私の先入観のせいか…。 動物たちは自分たちの置かれた環境を理解出来る訳もなく、ただ与えられた世界で淡々と…でも精一杯前向きに「生」を全うしているのでしょう。 「知ること」そして「わすれないこと」。 原発がもたらすものを、持続して考えそして選択して行かなければ…。
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絵具巻
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文京区立真砂図書館で借りました。
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mona
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あの日、すべてがかわってしまいました。いくらまっても、だれも帰ってきませんでした。そして、ぼくは、いま、ふるさとを遠くはなれて、東京でくらしています。このお話は、ぼくと家族の物語です。
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馨
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表紙のキティの可愛さにやられて読みました。震災、原発事故は忘れてはいけない歴史です。キティが家族と再会出来たのは本当に奇跡。家族が無事に生きてくれて良かったです。
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小夜風
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【小学校】大切なのは「知ること」そして「忘れないこと」。原発事故のことを、猫のキティを通じて、子どもたちにもとても判り易く書いてありました。帰る場所があるのに帰れない…胸が苦しいです。
鴨ミール

ちゃぴ♪さん☆「介助犬ターシャ」という写真絵本は読み聞かせにも使っています。興味がありましたら探してみてください(*^^*)

02/06 22:43
小夜風

鴨ミールさん。ありがとうございます(*^^*) 読んでみますね♪

02/06 22:46
4件のコメントを全て見る
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Gummo
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ネタバレ福島原発事故で家族と離れ離れになってしまった猫キティの悲しみと喜びを綴った写真絵本。大地震の恐怖、そして山盛りのキャットフードを残して突然いなくなった家族。キティの不安と悲しみはいかばかりか。人懐こい性格が幸いしたのか無事に保護されたキティ。その後家族とも再会でき、今は東京の里親のもとで暮らすキティは、故郷で家族と過ごした楽しい日々のことを今日も夢に見ていることだろう。★★★★☆
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いろ
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6歳男児,なかなか手に取らず,ようやく手に取ると,父(夫)の横でソファーに座り黙読。読後の感想をお父さんが尋ねると「可哀想やった。」 「そっか~。どんなところが?」と質問を重ねると「病気になった所。」原発事故で置き去りになった主題よりも,猫エイズを持っていた事の方が響いたらしい^^; ニュースではいつも見ているものの,息子にとって原発事故は身近じゃなくて,辛さ等を理解するのは,まだまだ難しい。ラストは「あれ? 飼主は会いに来た後,連れて帰る事は出来なかった!?」 ちょっぴり残念で寂しい気持ちになり読了。
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織町
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“その日地面が揺れ始め、やがて、物凄く大きな揺れになりました。家に帰るとぼくのお皿には、山盛りのキャットフードが…みんなどこに行っちゃったんだろう”被災したキティの目線で書かれた震災・原発事故。誰も帰ってこない家で取り残されたキティ…どれだけ不安だったか。動物達を想うと涙がでる。多くの動物が命を落とした中で、里親となった大塚さんが温かくキティを受け入れたこと、おばあちゃんと再会できたこと、キティの柔らかい表情に心が少しだけ救われました。他人事で済ませずもっと知り、考えることをやめたら駄目なんだと思う。
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はる
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私もねこを飼ってるので他人ごとのようには感じませんでした。震災のときにペットと逃げれるようにするためにはどうするか真剣に考えさせられました。
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Ryo
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ネタバレ本の力展。東日本大震災で被災したねこちゃんが東京の新たな家族に迎えられる写真絵本。この猫ちゃんはきっと幸せな方なんだろうけど、外猫で伸び伸びと暮らしていた子は室内猫になり、家族とも離ればなれに。最終的には再会できたけど、人間も避難している状態なので結局猫はそのまま飼われることになる。猫目線で故郷にいつか帰りたいなあという話なので作り話だけど、おじいちゃんは自分で育てた木で○○を作る(詳細忘れた)という夢があったのに奪われた形になり、おばあちゃんも畑を慈しんで大事に育ててきたのに、その畑から引き離され→
Ryo

畑は今は雑草が伸び放題の荒れ地に。それでも原子力推進の姿勢を貫こうとする政府に感想を聞いてみたい。

03/25 22:47
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猫武炸成
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<Kitty's Journey from Fukushima>  ブックデザイン/スタジオ・ギブ川島進  MAPイラスト/カシマ チカコ
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花布  栞
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第19回日本絵本賞読者賞・候補絵本。ねこが主人公の写真絵本なので、子どもにも分かりやすく東日本大震災を伝えることができる。原発の事故があり、故郷である福島に帰れなくなったねこちゃんの姿に、涙が…。
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月波与生
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福島第一原発の事故で飼い主と離ればなれになっか動物たち。警戒区域に取り残された猫が、ボランティアによって救われ、それから里親の支援を受けて、元の飼い主に会う。写真と猫目線のカタコトの言葉が痛々しく、原発事故で失ったものの大きさを考えされられる。
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E
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涙なしには読めなかった。始めは福島の原発の文字と茶トラが目についたからページをめくった。にゃんこが語ってる段階で泣きそうだった。突然の大きな揺れは怖かっただろうな。家に帰っても大好きな家族の姿はなくて、待っても帰ってこない時はどんなに心細かったろう。ごはんがなくなって、どんなにひもじかっただろう。家族もねこを置いて避難しなきゃいけなかったときどんなに辛かっただろう。少しでも空腹が紛れるように、とたくさんあけたカリカリに涙腺崩壊。私もねこを飼っているから自分と重なった。
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Shigure
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今年の読書感想文の推薦図書。たまたま図書館にあったので、手に取ってみたら、30数ページの写真絵本に引き込まれていった。福島第一原発の事故で一変した生活。言葉で書いてしまうとその一言なんだろうが、写真、言葉、ひとつひとつが真実の姿を捉えていて、読み終わって言葉が出てこなかった。今も警戒区域では自然の営みは繰り返されてる。なのに帰ることのできないふるさと。
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ちー
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ぱらぱらと、だよ。手にとってパラパラと読み始めただけで泣いてしまった。本作は福島第一原発事故によって、緊急疎開の際に置いていかざるを得なかったペットが主人公の絵本。彼は事故後、ペットを避難させるボランティアの手によって救い出された後に、臨時里親のものに暮らすことになった。その相手が絵本作家でもある大塚敦子さん。事故前の幸せな時からの突然の事故、飢え死にゆく別の動物たち、そして保護されてからの生活。幸運なことに元の飼い主に会うことはできた。だが、バラバラになった家族のもとには帰れない。ふるさとを失ったのだ。
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You
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■ノンフィクション絵本■原発は要りません。
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CHACO IZUMI
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もうすぐ東日本大震災から2年。 福島のことについて、私たちはどれだけの現状を知り、記憶にとどめているだろうか。人間だけでなく動物、植物たちも被害を受けたのはみな同じ。命あるものに全てふるさとがあり、みんなふるさとに帰りたいと思っているはず。 地震、津波や原発の恐ろしさを知った以上は、忘れないようにしなければ。 そしてそれを伝えていかなければ。それが大人の役目だと思う。 美しい福島と、傷ついた福島、そして可愛いキティの写真がたくさん載せられているいい絵本。
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ゆにす
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こういう本が出版されるのを待っていました。猫の写真がメインが動物好きの小学生に紹介しやすいです。原発の悲劇もしっかりわかりやすく書いてあるし。ブックトークで使えたらいいなと思います。
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がる 
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「Kitty's Journey from Fukushima」 どれだけ多くの動物たちが訳も分からず、途方にくれ、命を落としていっただろう・・・。 どうしてこんなことになってしまったんだろう。 助かった動物たちに、少しでも心の安らぎがありますように。
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入院中の雨巫女。
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《書店》キティは、何でこんな目に、いろんな辛い目にあったけど、飼い主にまた再会できたのは、幸いでしたね。
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ろくべえ
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平和に関する絵本を多く手がける大塚さんの著書の中でもこの本は特に好き。フクシマの原発問題を猫の視点から子供にわかる言葉で、しかもしっかりとしたメッセージとして伝えてくれる絵本。高学年に読み聞かせしたいが、文章の量がちょっと多いので、抜粋読みか、ブックトーク向き。大塚さんの本にはほんとにハズレがないと思う。キティのその後を知りたい。
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いつか帰りたい ぼくのふるさと: 福島第一原発20キロ圏内からきたねこ評価100感想・レビュー39