形式:文庫
出版社:東京創元社
形式:Kindle版
他の方の感想を見ると再読している人が多くてわかるな〜とにこにこした。定期的に読み返したい本。むくむくと読書欲が湧き上がる。
“本の真ん中に、無地の青い紙が一枚、はさまっている。何の説明もなく。ペラーンと。青い紙は、恋人たちを隔てる時空の海を表しているみたいだ。過去に「運命の人」が存在しても、未来に「行かなくてはならない場所」があっても、人は時間からはけっして自由になれない。ここで生きて、この辺りで、いつか死ぬ。”
“感性を信じること。規範から自由になり、境界を無化すること。だけど、そんな生き方には、繊細さとパワーが必要だ。”
「音楽は苦手」は、2013年同志社大学での講演会で聞いた。生の桜庭一樹は、茶色のノースリーブを着て、アクセントに緑色の指輪の細身の美人だった。
K島さんの思いついた 『狛犬はどこだ?』、友達のいない小学生が、困ったことがあると狛犬に語りかけていたら 喋れる狛犬で、推理までしてくれたという話、面白そうなので 読んでみたいです。
このシリーズ好きで、何回か一気読みしています。確かにジャンルは偏ってますねー。私はミステリはあまり読まないので、これを読んで実際に読んだというのはそんなに多くないのですが、おっしゃる通り読みっぷりが清々しくて。
読みっぷりも買いっぷりも良いですよねー。書店への観察眼も面白かったです。
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