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新装版 青春の証明 (角川文庫)

感想・レビュー
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はたやん
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公園でデート中に暴漢に襲われ、助けに来た警官を見殺しにしてしまった主人公。交際相手は「卑怯者」の言葉と共に去り、贖罪のため警官の娘と結婚、刑事になって逃げた暴漢を追う。その後、主人公の家族、元交際相手の家族、老舗料亭の家族が子世代も含めて事件に関与していく社会派推理小説的ストーリーは良く練られており、著者得意の戦争や登山の描写もあって充実した内容だが、主人公が老刑事になってからの話が主だったり、登場人物が皆何らかの「卑怯」な過去を抱えていたことが明かされていったりで、「青春」らしさはあまりなかったような?
0255文字
アヴィ
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作者が昭和に書いた証明3部作で唯一映画化されていない本作。なので他2作に比べると知名度は低いが、自分の中では本作が3部作中最高傑作だと思っている。作者は昭和一桁生まれで、少年期から青春期が戦中戦後と重なることで、本作においても、戦争中の出来事が大きな意味を持つことになる。映画化はされなかったが、テレビドラマの森村誠一シリーズでは映像化され、ハナ肇の太々しい戦争帰りの成り上がり人物と、多岐川裕美の儚げな美しさが思いで深い。
0255文字
そうたそ
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★★★★☆ 証明三部作をようやくこれで全て読めたことになる。公園で暴漢に襲われたカップルを助けようとした警官が、逆に刺殺されてしまう事件で幕を開けるストーリー。刺殺された警官を助けられなかった男が、「卑怯者」という言葉と共に女に別れを告げられ、やがてその償いのために自らも警察官となる。以降、怒涛の展開が待ち受ける。戦後の陰鬱さの残るストーリーで、戦争については著者の並々ならぬ思いも感じられる。結末は賛否あろうが、読後に心にズンと重くのしかかることは間違いないと思う。
0255文字
たくぞう
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再読。横溝正史が人間の証明の解説に書いた一文を思い出す。その十年後に登場し始めたミス研出身の群れによる「新本格」が猖獗を極めたこと。今日、孤軍奮闘する横山秀夫のこと。多くを語るスペースはない。ただ「新本格」の作品群をラノベレーベルで刊行してこなかった講談社の罪は重い。
0255文字
す~らいむ
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時代背景は古いが面白かった。卑怯という言葉が人の一生を左右するキーワード。一番卑怯なのは…。
0255文字
たけひろ
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森村誠一2作目。ストーリーや展開は驚きもあって面白いのだが、登場人物の考えが唐突にコロコロ変わるので魅力が半減。もっと丁寧な描写が欲しかった。
0255文字
長谷川仁
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少し昔の話になるが凄い人間模様、関係性だと思う。
0255文字
遥かなる想い
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森村誠一の「証明」シリーズは流行ったのは いつの頃だったのだろう。 野性の証明・人間の証明..映画のワンシーンが 今でも蘇る。 深夜の公園で襲われたアベックと 「卑怯者」という別れの言葉..身代わりに なって殺された警察官..読んでいてひどく 懐かしく、読みやすい展開が心地よい。 戦争の影が各々の人生に影響を及ぼしながら、 クロスしていく..最後は複数の裏切りが 明らかになる、森村誠一らしい終焉だった。
ヒデミン@もも

人間の証明の映画は40年以上前かな? それを覚えてる私って(*≧艸≦)

04/24 14:49
surudake minakotei

私が高校生の頃 名古屋の大きな映画館で ロードショーで観ました。 今では考えられないくらい混んでいて立ち見で見たの覚えています。

12/05 21:50
0255文字
にゃんとろ
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去年10月から半年ぶりの読書の最初の1冊。 失業~再就職とか色々ありまして久しぶりです。 ブックオフで100円で購入しましたが100円でこれだけ面白い本が手に入るんだからイイ時代ですなあ。 複数の家族が物語の進行とともに1点に交わって行くドキドキする構成、森村先生お得意の戦争や山岳も織り込まれていてお得な1冊です。 最後にはオチもあって、映画化された人間の証明、野性の証明よりこっちのほうが面白かったです。 昔TV放送されてた森村誠一シリーズで「青春の証明」も作られてたんですね。観たいなヽ(´▽`)/
0255文字
Eri Asa
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ネタバレとても面白かった。重くて暗い小説。読後考えてしまった。偶然の積み重ねは少し無理があるかな、と思ったけどそんなの吹き飛ばすラストの重さ。時子の独白や、作者の皮肉を効かせた描写にずーーーんとなった。 あと、戦争の描写がリアル。
0255文字
ふう
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笠岡の生き方がかっこいいですね。複数の男女の各ストーリーが後半からつながってくるので、すっきりしました!非常に読みやすく、一気に読了です。
0255文字
PEDpapa
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関連のない夫婦や恋人同志の出来事が、絡み合いながら一つに繋がっていく意外性に引き込まれた。 青春時代に強く感じている「正義」や「自信」、「純粋さ」などが、年齢を重ねるにつれて、人の心から種々の形で薄れていく寂しさを感じた。 結局最期まで正義を貫くことが出来た笠岡の生き方と、その妻の時子のラストの告白が非常に衝撃的で、深く重かった。
0255文字
JP
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最後の時子の告白には驚きました
0255文字
TsumuRi
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あまり脈絡なく登場する何組かの家族とその背景がラストに向かってだんだん結ばれていくのが面白い。この人の本は何がどう繋がるのか予測がつかないからごつくて好き。戦時中の描写はさすがに悪魔の飽食の人だなあと思った。
0255文字
ito
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一見、まったく関係なく暮らしている人々が徐々にクロスしていくのが面白い。ラストのやりきれない感じも余韻がある。
0255文字
surudake minakotei
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青春の証明はドラマで観ました。また、人間の証明は私が高校生当時映画も流行っていて 「読んでから観るか観てから読むか」という宣伝文句が今も頭に残っています。推理小説好きの友人に薦められて読みました。私の場合読んでから映画を見ました。 とてつもなく いろんなことが絡んでいる小説だなぁと 思いました。 夢中で読んだのを覚えています。 ところで証明三部作の 人間の証明 野性の証明 青春の証明は推理小説ではあるけれども ある意味反戦小説でもあるなぁと今思います。
0255文字
pe_peroncino
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むかーし読んだ本。
0255文字
まっち
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最後が深い
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