形式:ライトノベル
出版社:角川書店
大人気シリーズ珂神編、ついに完結!!荒魂を身に宿した珂神比古は、執拗に昌浩への攻撃を続ける。一方、真赭の様子が以前と違うことを感じる真鉄は、ある行動に出る! 出雲九流族の悲願の裏に隠された、真の敵とは!? 珂神編、激動の完結巻!!
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大地には大蛇の血を含んだ雨が絶えず降り注ぎ、今や頭だけでなく胴と尾も復活を遂げた八岐大蛇。珂神は昌浩を追い詰め、昌浩をかばった彰子がその身に剣を受けた。彼女の身から何かを取り出すと彰子はくずおれていく。実は彰子は魂だけ出雲に来ており珂神が取り出した物に彰子の魂が入っているため、大蛇の贄にされる前に取り返さないとならず、珂神を追ったたゆらを昌浩も追う。風音と六合と打ち合っていた真鉄は、八岐大蛇が自分を珂神比古と呼ぶのを聞く。次代の珂神比古と。それは今の珂神が死ぬ事を示していて愕然とし、珂神を探しに行く。
そこで出会った真赭の目が昔のソレとは違うのに気づく。そして衝撃の事実を知らされ自分が最後の珂神比古になる決意をする。一方、倒しても何度も再生する大蛇の頭を相手に騰蛇と白虎は体力も気力も失いつつあった。
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