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神々の山嶺(下)

感想・レビュー
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桜もち
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ネタバレ読むのに夢中で本当に何年振り?に帰りの電車で最寄り駅降り損なった。平日の夜にやめて😂社会性のない孤独で孤高な登山家(特に岩場が得意)が、公式な登山隊から落伍して行方不明に。その後、ネパールに滞在し不可能と言われた「エベレスト南西壁の冬季無酸素単独登頂」を狙う。山に取り憑かれたような、まるで自分を苦しめるためのような過酷な登攀を続ける姿に物凄い精神力を感じる。文字通り苦しくて一歩ずつ休みながらしか進めない。圧倒的な力で人間をはね返す8,000メートル峰。頂上に近づくにつれ強まる幻覚幻聴がリアルで怖かった。
0255文字
スパイク
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ネタバレ図書館本。やっと物語が動き出し怒涛のクライマックスへ。羽生とそれを追いかける深町の無酸素エヴェレスト登頂は死と隣り合わせのヒリヒリする様な感覚が伝わってもう大興奮。そして日本に帰国した深町の苦悩がもう哲学的でこれで物語を閉めるエピローグかと思わせておいてのまさかの再挑戦!最後は少し空想的で出来過ぎな感じもするが、面白い作品でした。
0255文字
椿
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ネタバレ上巻よりはハイペースで読めた。壮絶。生きて帰ってこれると思ってたよ。映画、見たいなぁ。
0255文字
シェリー
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ネタバレ「エヴェレスト南西壁冬期無酸素単独登頂」を成し遂げようと持てる全ての気力・体力・精神力をかけて臨む羽生。なぜそこまでして・・・とも思うが、彼にとっては「生きる」=「山」なのだ。カメラマンとして途中までついて行く深町が引き返した後の羽生の様子は羽生の手記としてのみ伝えられたが壮絶と言う言葉だけでは表現出来ない、想像を絶する物凄いものに違いない。生涯を山に懸けた羽生が「エヴェレスト南西壁冬期無酸素単独登頂」を成し遂げ、マロリーの屍体と並んで永眠する姿に彼のまっとうした人生を感じ震えた。
0255文字
まりー
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ネタバレもし深町がいなかったら、どうなってたんですかね…。 羽生さん、最後の山でああなるってことは、山にある意味愛されていたんでしょうか…。 力強いお話でした。
0255文字
みっちー
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ネタバレ下巻は、ただ二人の山屋のエベレストへのアタック…です。が、構想20年、書き始めて終わるまで4年ちょっと。そして夢枕獏さん自身もベースキャンプまで実際に行っておられるということだからでしょうか?ものすごいリアルで…ずっしりと重たい話。でも目が離せず、またまた一気にスピードアップして読みました。 孤独な羽生の戦いを深町が証言者となり、すごい山屋が生きた、いや今も生きていることが世に伝わった…。これはこれでhappyendだと思います。
0255文字
ミワ
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ネタバレ深町さんがテントで羽生さんにルートの事言わなければ羽生さんは計画したルートを行ったのか?それとも途中で気づくのかな。羽生さんは凍死なのかな?動けなくなったのか? 深町さんがちゃんと戻るまで書いて欲しかったなー本当に生きて戻れたのかきになるじゃないかー
0255文字
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