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ひまわり事件

感想・レビュー
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yanapie
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⭐️⭐️
0255文字
たっけ
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今年の最後はこの本になりました。歯科医の旧友がおもしろかったというので読んでみました。荻原浩さんの作品はいくつか読んだことあるけど、僕にはちょっと人を小馬鹿にした感じがしてしばらく敬遠していました。しかしこの小説はそういう感じはごく控えめで、なかなかおもしろく読めました。ラストの締めくくり方も美しいですね。
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Take@磨穿鉄靴
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荻原氏らしさ満載で楽しめた。お気楽な序盤のやり取りから一体どんな「事件」が起こるのかと思ったけど結構しっかりとした規模の「事件」だった。日常のどこにフォーカスするかでコメディにもシリアスにもなる事を改めて感じた。時間の流れという不可避な事象についてもそこに命の有無を重ねるとコメディにも儚さを感じる。ラストはひまわりが咲く前に終わったけどそれが咲いたとてそれもいずれ時に埋もれると思うと命の有限性についてほんのりと寂しくなる。諸行無常。★★★☆☆
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オーウェン
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隣同士にある老人ホームのひまわり苑と、ひまわり幼稚園。 お互い交流はなかったが、ある日突然お遊戯会など老人と子供の交流が始まっていく。 それぞれのパートを日常生活から始まり、幼稚園の園児や先生。 老人ホームの移住者や施設の役員などの個性。 お互い嫌悪していたはずだが、麻雀を通じて交流が始まっていく。 そして施設に関わる裏の顔が最後に立て籠もりという形で実現する。 それにしても園長だったり議員だったり、こういう保守に必死な人間って必ずいるよね(笑)
0255文字
yukision
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経営者の一存で老人ホームの老人たちと幼稚園の子供たちの交流が始まり、また、一方的に中止させられる。最初はお互い乗り気ではなく、会うたび真剣勝負の両者が微笑ましい。弱者vs権力者の構図ではあるものの、怒りというより冒険心や好奇心が前面に描かれていて爽やかな印象。ひまわり、植えたくなってくる。
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licca
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年寄りにも子どもにも感情移入させられる口語が面白い。最後にはじわりと沁みる荻原浩作品。
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nyangle
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老人ホームと幼稚園が隣り合わせに建っている。いずれも、県会議員が運営している。で、老人たちと幼稚園児たちが出会う。そして両者がともに、理不尽と戦う。私には5歳児や6歳児なんて一律に「子ども」という程度にしか見えないが、主たる4人の児童が見事に描き分けられていて感心する。老人たちのキャラも立っていて、楽しく読めるドタバタ劇。プラス、ほっこりするような人情劇。切なさも少々。多くの人が面白く読める良作かと。
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清風名月
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なかなか事件がおこらないので前半は読むのに時間がかかった。 あまりにもわかりやすい言動の悪者側の心理描写なども読んでみたかったかな。
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サト
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父の蔵書より。隣接する幼稚園「ひまわり園」と老人ホーム「ひまわり苑」。現場の声を聞かず聞き心地の良さだけで互いの「ふれあい」を決める経営陣。その実互いをジジババ・ガキども、としか認識しておらず誰も得をしない。園児たちの楽しみや個性を考えてくれる荒木先生が素敵だったー。言葉をほっぺたに溜め込んでしまう晴也と、吐き出せるよう水を向けてくれる誠次。次第に仲良くなる様は楽しくてよかった。面白かった。ひょえ~~。
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しゅー
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読み応え抜群! 終盤に向かうにつれ事件が思ったより壮大になっていってホロリときた。 子供の頃に見上げるほど大きかったひまわり 春になったらひまわり植えたくなった 幼稚園児と老人の絡みが好きだなぁ
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シルク
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三浦しをん作品にも似た、笑って泣ける秀作。県会議員が経営する老人入所施設と幼稚園、と言うだけで事件の匂い。両施設のふれあい交流から始まった、こまっしゃくれたガキや頭の凝り固まった爺どものやり取り。各々の目線で描かれている風景が面白くてたまらない。綺麗なお婆様と言うにはまだ早い女性を巡ってのやり取りや、はみ出し者の、でも漏らしちゃう豆ギャング達が仕出かす町を挙げての大事件。突如亡くなった父親を思い出す晴也の「心は目蓋の裏側にあるんだ」にはグッと来た。ここの年寄を見ると「年を取るのも悪くない」と思える。
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こなつ
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本来、老人ホームも幼稚園も、入居者や園児のことを優先に考えた施設でなければならない。でも、そうではない。だったら闘うしかない。「そこから出て、自分の言葉で自分を語れ。怒れ。立ち上がれ。声をあげろ」痛快、でも、ちょっとだけ寂しい読了でした。(誠次さん、生きていて欲しかったなぁ。)
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joyjoy
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ひまわり、子どもたちと育てたことを思い出しつつ読む。一粒の種から、あんな大きな花が咲く不思議。人の命も同様に不思議。老いること、死ぬこと、についても考えさせられた。
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ラムネ
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荻原浩のメッセージが聞こえてくる。 もっと真摯に、もっと愚直に生きろと。
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Tom  Num
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隣接しているひまわり幼稚園と、老人ホームひまわり苑。大人の事情によりこの二つの施設の間の壁が取り払われ、(園、苑一体化施策)なるものが実施される事に。ホームの老人誠次と、園児の晴也の視点で交互に繰り広げられるドタバタ劇。ボリュームたっぷりだがそんな事は感じさせない笑劇。劇中で育まれる絆に心が解されます。周りを固める老人側、園児側、更には敵に至るまでキャラ達は絶品。一夏の心温まるある事件の物語は夏に読みたかった。5歳児が見上げたひまわりの描写がとても素晴らしくて読み終えてからも心に咲いたひまわりが消えない。
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アズマ
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だいぶ読み応えがありました。最後の方の立てこもりは思ったよりも話が大きくなつたので驚きましたが面白かったです。今どきの幼稚園の闇は深いです。
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orange
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★★★★☆
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らー
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確かに長編ですが、視点が短いスパンで変わるので読みやすさは抜群。そしてタイトル通りの「事件」がいよいよ始まってきてからは、終息に向かうのが残念で、もっとドタバタを楽しみたかったほどでした。登場人物のキャラもすべて憎めなくって、とにかく痛快!
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瑪瑙(サードニックス)
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ネタバレ体調を崩してしまった為、読むのに思惑時間がかかってしまいました。老人ホームと幼稚園を同時に経営している、よくあるパターン。そしてその経営の実態は?老人たちと子供たちのチグハグなやり取りにクスッと笑ってみたり、老人の悲哀を感じたり、子供の心の寂しさも感じたり、大人の事情に嫌気がさしたりしながら読みました。最後は結構ハチャメチャな展開になるのですが、まあ、娯楽作品として読ませて頂きました。3万本のひまわり、どんなだろう?誠さんにも見せてあげたかったね。
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たぬきち
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荻原さん1冊目。図書館本。ひまわり祭1冊目。大人には大人の事情がある。子どもには子どもの思いがある。年寄りにも年寄りの意地がある。譲れない何かがあるのは、年齢なんて関係ないんだと。学生運動について正直よく分かっていないので、熱量についていけないところもあったけれど、闘え。というシンプルな言葉は心に響きました。そして二人のセイちゃんの距離が少しずつ近付いていくところは微笑ましく見てました?最後は何となくあっさり。やっぱり再会を果たして欲しかったと思うのはありきたりなんだろうか…
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いと
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8/10 図書館本。文章が読みやすい。最後の方の片岡さんに涙が出そうになった。
いと

安田講堂立てこもりなんて、はるか昔の出来事ですね。

08/09 21:22
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ひさごん
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ひまわり苑、ひまわり幼稚園のはみ出し者が奮闘した事件。
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yutusbochan(yasuhiko.utsubo)
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ネタバレ5歳と6歳の園児4人の懐かしい記憶の物語。隣り合う有料老人ホームの老人達と出会って、種蒔きをきっかけに行き交うようになって、そして正義感から引き起こした事件にもしっかり巻き込まれてしまって。そんな幼い頃の出来事だったけど、小さな約束事があったからの13年後の再会は読んでいて嬉しくなる物語の展開でした。荻原浩さんの作風は読み続けたくなるもの、そして人を信じてあげるのは大切な事だと改めて思います。
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コージー
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なんかとてもいい気分になれた。ほのぼのというか、爽快というか、上向きな気分になれた。四人の園児たちと、老人たちのちょっとちぐはぐなやり取りの中に生まれた絆が、今後の生き方に影響するとしたら。 自分達も将来何か生き甲斐を見つけられそうな気がする。
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Junya Akiba
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ネタバレ「海の見える理髪店」では、家族への愛情たっぷりだった荻原浩さんをもう一冊読んでみた。こちらは、県会議員の親戚同士が経営する隣り合った老人ホームと幼稚園の話で、池井戸潤さんばりに不正経営に立ち向かう姿もあるが、やっぱり子供達やちょっと遊びのあるご老人たちの大活躍と仲良くなっていくところが見もの。青春しちゃうジジ達、ちょっとおマセな女の子や麻雀が超強い幼稚園児など、キャラも豪華で楽しい一冊。
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るる
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話が動き出すまでに時間がかかり、ただただ園長にイラつきながら読み進めた。 子供たちの目線も、老人側の目線もすごく上手く、面白かった。 最後、大人になった子供たちに、誠次さんを会わせてあげたかったなあ。 しかし晴也、その若さで妊娠、結婚、そして俳優になる夢を追うって。う〜ん、、、がんばれー!
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もかすけ
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園児最高! うきゃあ! 残念ながら自分は苑爺になる日が近い?
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komaberry
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高齢者と子どもたちの交流はいたる所で試みられていると思う。とてもいいことであるのと大人は言う。子どもたちの感じ方はどうなのかな?本音とはきっと「妖怪がせめてくる」だったりするような・・・。
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もも
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クスッと笑えて、ホロッと涙して、読み終わったあとに優しい気持ちになれる作品。三万本のひまわりが目に浮かんで来た。
0255文字
Cma Cma
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園児と老人の関わり合いが面白く、ストーリーの強弱も程よく一気読みしちゃいました
0255文字
yasuuu
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久しぶりに荻原さんの作品を、読んだ。どんな事件かと思いきや、まさに、『ひまわり』でありました。 かわいらしい園児4人とホームにお住いの誠次さんと寿司辰さんやら、お仲間のちょっとした事件のお話。 園児から見たホームが『魔界』と言うのも、可愛らしい。 咲きみだれるひまわりを、見てみたいものです。 ラストは、良かった。
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こっこ
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何度も吹き出しながら爆笑。最後はほろっと泣けていい本でした。
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こむぎ
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幼稚園児と老人ホームの老人の交流を描いた本。子供と老人の視点のギャップが面白かった。冒頭の一節が、最終章の始めなので、過去に何が起きていたのか、想像しながら読み進めた。三万本のひまわり畑
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美雀(みすず)
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ネタバレ分厚かったけど面白かったです。老人ホーム入居者と幼稚園児の交流から大変な事件に最終的にはなってしまうけど、子供たちの本音には笑ったり、ホッコリさせられました。悪い経営者を成敗する意味ではあるけれど、犯罪は犯罪です。そうしてまでも決着をつけたかったんだろうなと思いました。
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efu
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コリン・ホルト・ソーヤーのカムデンシリーズから老人ホームが舞台つながりということで読みました。でもやはり日本の老人ホームってなんかなあ・・・。カムデンが高級すぎるのかしら?でも根本的なところで違ってる感じがします。「私たちにとって死は普通なことなの。ここでは毎週のように誰かが死んでいくわ。」そこは同じなのに、「だから明るく楽しく積極的に日々を過ごす」というカムデンの老人たちってアメリカ的なのかも。久しぶりに何十年も前の高校時代にボランティア活動で行った老人ホームを思い出してしまいました。
おか

efuさん お読みになったんですね^_^ 私も老人ホーム(グループホーム)で仕事した事がありますが efuさんのおっしゃる通り「だから明るく楽しく、、、」という気質が日本には根付いていないと感じられます。やっぱり そういう気にさせてくれるホームに入る為には 先立つものが、、、あははは 身も蓋もない話になりましたf^_^;

09/14 19:16
efu

おかさん、コメントありがとうございます。やはりカムデンはカムデンにしかありませんね。これからも繰り返しカムデンを読みつつ、カムデン的世界を探していくのでしょう(^^)良さそうな本が見つかりましたら、また感想をUPしますね。

09/17 23:34
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あさり
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あぁなんかやっと読んだって感じ。隣接する幼稚園と老人ホーム。無理やりに交流が始まったことでおこるドタバタ劇。老人と園児の視点のギャップが面白い。だけど、肝心の立てこもり事件がつまらない。老人ホームの不正を暴くにしてはやり過ぎ。唐突すぎ。13年後の展開もあまりしっくり来ないが、3万本のひまわり畑は想像するだけでも楽しい。
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理恵子
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図書館で以前から気になっていて、夏になったら読もうと思っていた本。老人と子供たちのこんな交流もよいと思う。最後のほうはホロッときた。
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ぱる
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ネタバレ兄からのオススメ本。老人と子供の話と聞いて面白い物語になるのか不安だったがちゃんと面白かった。 最後がなんか凄く現実的でこんな終わり方もあるんだなと思った。晴也と伊梨亜には驚いた。後日談も短編でいいから読みたいな。
0255文字
じらーるぺるご
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昔読みました。老人はいつも不機嫌な顔してる。むっちゃおもしろかったです
0255文字
nika
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★★★★☆
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