形式:文庫
出版社:集英社
奈津子は四姉妹の次女で、長女は結婚して良妻賢母に収まり、上の妹は東京の大学で過激派として活動中、末の妹は入院暮らしの文学少女だ。それぞれにもこの時代における生き方の冒険がありそうだ。奈津子のマネージャー役を買ってでる謎めいた美女も個性が強く、百鬼夜行の芸能界で喰い物にもされず生き延びるには、こういう庇護者、メンター的存在が必要なのだろう。こんな無鉄砲な二人がタッグを組めば、芸能界に、いや日本に旋風を巻き起こせそうな勢いがある。旧弊な日本社会をぶっ壊す突破口になるぐらいのことは、作者は期待したかもしれない。
メモ:金子貞生、金子ケイ(名刺)-スキゾイドにも恨みと嫉妬の種がある。/以降の章で波留子がお金に頓着しないキャラとなっているが、布由子の軽井沢旅行の費用を出すなど家族の為にお金を使ってはいる。
ケッタイというより「素っ頓狂」というのが相応しいかな?続編では老詩人は奈津子を「元気なダイナマイト・ガール」と評している。たしかに破壊力は絶大である(笑)
消えた波留子と幻の亜紀子(笑)次にブックオフに行ったら絶対探してしまうと思います!
読メのくそ検索で調べただけなんですけど、この改訂新版バージョンの亜紀子はもとからないっぽいです😱そんなばかな笑。私も根気で探します💪💪💪
映画にもなっているようですね(^。^)
当時、小学生で、映画のテレビCM見て、みんなで騒いでました。やらしいって(笑)。
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奈津子は四姉妹の次女で、長女は結婚して良妻賢母に収まり、上の妹は東京の大学で過激派として活動中、末の妹は入院暮らしの文学少女だ。それぞれにもこの時代における生き方の冒険がありそうだ。奈津子のマネージャー役を買ってでる謎めいた美女も個性が強く、百鬼夜行の芸能界で喰い物にもされず生き延びるには、こういう庇護者、メンター的存在が必要なのだろう。こんな無鉄砲な二人がタッグを組めば、芸能界に、いや日本に旋風を巻き起こせそうな勢いがある。旧弊な日本社会をぶっ壊す突破口になるぐらいのことは、作者は期待したかもしれない。