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路地裏ビルヂング (文春文庫 み 31-3)

感想・レビュー
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chaco
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路地裏の古い雑居ビルを舞台にした連作短編集。前の話に登場した人が次の話にも登場…と、どんどんキャラクターが増えていくので、読み進むにつれてこの物語への親近感が湧きました。
0255文字
うさぎ
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初読みの作家さん。いわゆる雑居ビルに入っているテナント会社のそれぞれの従業員の短編集。いづれの人達もモヤモヤしながら働いていて、最後はちょっとだけ前向きになる✨嫌いじゃない☆ドラマ化したら…道祖神の加藤は柄本時生さん、紙飛行機の種田先生は草刈民代さん、サナギマンの大貫さんは坂口健太郎さん、空回りの桜井さんは小池栄子さん、風穴の江草さんは小林直己さん、居残りコースケさんのコースケさんは池乃めだかさん、最後にオーナーは長澤まさみさん、ガンジャは名倉潤さんで脳内再生されました!
0255文字
大熊猫
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ネタバレまあまあ面白いがどんどん集中できなくなってしまった( ˙-˙ )最近日本人の子の名前がえらいことになっている。おしなべて室内犬みたいな響き。そうでなければ、やたらとでっかい名前の子。うちには陸・海・空が揃ってる。宇宙って子もいる。きっと次の米軍に加わるヤツだ(P82)これ笑った。
0255文字
美味しい渋谷
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三羽省吾先生、初読みです。表紙の可愛らしさに首を傾げながら手にして、後は一気呵成に。連作短編集の醍醐味を堪能いたしました。
0255文字
瑪瑙(サードニックス)
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辻堂ビルヂングのテナントと大家と管理人と1階のお店の謎の店員にまつわる連作短編集。『道祖伸』『紙飛行機』『サナギマン』『空回り』『風穴』『居残りコースケ』の6篇。『道祖伸』では狡賢い大人の洗礼を受けた加藤達若者が可哀想に思えたけれども、その加藤が全編登場してきて、なんだか最初のイメージと違ってはじけてしまっていて、何があったのだろう?と思った。テナントの人たちのお話はまあ、よくあるお話が多かったけれども、管理人の最終話はちょっと読むのがしんどかった。
0255文字
カニック
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路地裏に建つオンボロビルの店子の各会社が舞台の連作短編。お仕事小説と呼んでいいと思いますが、少しずつ絡んでいて楽しく読めました。表紙のイメージとはちょっと違うかな?
背番号10@せばてん。

表紙のイメージとはちょっと違うかな? ─── 同感です。(だいぶ前に読んだので内容はうろ覚えですが…)

05/23 22:33
0255文字
けん
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どの話も、「説明調でしつこい・理屈っぽい・無駄な描写が多い・教訓めいた話でうざい」のどれかに該当し、「✖」ばかりの連作短編だった様に思えた(設定は悪くないのに・・・)。また、「最終話は不要」と思えたし、「第1話に出てきて、そのまま最後まで出続ける『加藤』のキャラが、余りに変わり過ぎで違和感がある」し、「この文庫本の表紙のイラスト、なんとかしてよ!」と、マイナス要因のオンパレードだった。←考えるまでもなく、即「ブックオフ行き物件」に決定!
0255文字
いぼいのしし
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路地裏にある古い雑居ビルの辻堂ビルヂングに職場がある人達の連作短編集。表紙は作中の人物とちょっとイメージが違う気がする。『サナギマン』『空回り』が好み。
0255文字
蕭白
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面白かったです。各フロアの個別のお話でしたが、登場人物を通してつながっていくところは好みでした。エンディングも、個人的にはいい感じに仕上がっていて、読後感も良かったです。
0255文字
papako
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電子書籍セールで見かけたら、無性に読みたくなって。やっぱり良かった!路地裏にある六階建ての辻堂ビルヂングで働く六人の物語。彼らは、私と同じ空の下で生きている。前に読んだ時よりも歳をとり、気持ちも歳をとった私。『紙飛行機』の種田先生に近くなって、彼女に元気はもらえたけど、我が身を振り返って愕然となった。私は六人それぞれに共感できて、そして彼らでない自分に悲しくなった。いや、前を向かなきゃな。三羽さんの下世話なお話が読みたくなってしまいました。うん、太陽読もう。
0255文字
こたつ
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ネタバレ★★☆☆☆ 今年6冊目。 路地裏の古い雑居ビル、「辻堂ビルヂング」に関わる人達の連作短編集。話ごとに主人公が変わるため、様々な視点で見ることができて面白い。 なんだかんだ仲良くしている登場人物たちが微笑ましかった。 謎のお姉さんがオーナーだったのは驚き。笑
0255文字
風船
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さらりと読んだ
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 あめちゃん
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1話から絡んでる加藤の話し方や各話の人物達がわちゃわちゃと集う場面なんかは私の苦手分野でしたが、最終話では巧くまとまってホロっとしました。どなたかのレビューにもありましたがN○Kドラマなんかにしてもいいかも。お初さんでした。
うさぎ

ほぉ!期待高まります!

10/12 16:47
 あめちゃん

お話の途中で各話の人物達が集う場面があるんですが、個人的には苦手だったのはそこだけかな。他はなかなか惹き込んでくれましたよ(^_^)v

10/13 05:47
0255文字
kume
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ちょっと怪しい人やビルの話かと思ったけど、全然違ったので、後半ちょっと飽きる。 時代に取り残されたビルで働く人たちと人生の岐路について。
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@nk
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2つ目の三羽作品。前作を凌ぐ面白さでした。読み終えて漂うのは、少しの寂しさと人々の温かみ。雑居ビルの各階で働く各人を主人公とする連作短篇。どの篇も濃厚であるがゆえ、別篇の主人公が登場する場面では、彼らの言動の背景が読み手の心に浮かび上がってくる。終盤の篇あたりなんかは、オールスター戦を観ているような贅沢感。笑える要素の散在もGood!!/どの階の仕事も、実は個人的にゆかりのあるものばかりで、頷きまくり。一方で、人生観や仕事観の描写には、唸らせられまくりでした!
0255文字
さくら
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路地裏に建つ、古めかしい辻堂ビルヂング。 雑居ビルを舞台にした連作短編集。 テナントは飲食店、保育園、学習塾、不動産屋、健康食品販売、広告代理店の6つ。 誰しも大なり小なり問題を抱えており、それは何とか解決できる事もあれば、どうしようもない事も。 誰にも変化は起きないけど、そんな日常も案外幸せなんじゃないかなと感じられる話でした。
0255文字
まふゆ
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あら、表紙サギ 津村さんの解説あり 水玉模様から仕事つながり、
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Masashi Matsuba
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裏路地のビルの中にある保育園や学習塾、不動産屋など、各所に在籍する人間模様。裏路地に展開する店舗だからこその、当たり前では無いその生活感が色々と垣間見られていく。直接の繋がりは無いが、ある意味オムニバスとしての繋がりは面白い。
0255文字
K×2
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古い雑居ビルを舞台にした連作短編集。そのビルで働く人達を順に取り上げ、つながり、最後に謎が解ける。タイトルからしてそうですが、いかにも昭和チックな人情劇。NHKドラマのような良くできたお話でした。
0255文字
影実
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路地裏の雑居ビルの店子達の日常を描いた短編集。「道祖神」(健康食品販売会社)、「紙飛行機」(無認可保育園)、「サナギマン」(学習塾)、「空回り」(不動産販売会社)、「風 穴」(広告代理店)、「居残りコースケ」の6編を収録。全体的に可もなく不可もなくな作品。それぞれの店子達がうす~く交流しているのはいい感じ。「紙飛行機」と「風 穴」はまあいい話だったと思う。表紙イメージと作品内容にかい離があるのはマイナス。お嬢さんを載せる必要はないよね。
0255文字
まんだむ
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「紙飛行機」は良かったんだけど、それ以外は普通な感じでした。個人的に口が悪いキャラクターがあまり好きじゃないので、一話から出続ける加藤を好きになれず、微妙な感じになってしまったのかと思う。
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teiruri
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就活終了後、小説を読む習慣を取り戻そうと購入。あらすじになんとなく惹かれ、表紙買いした。それぞれのフロアの住人の人生模様が、物語が進むにつれて少しづつ交わっていく様子が読んでいてほほえましい連作短編。
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bellwick
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古びた雑居ビル各フロアに入る様々なテナント。怪しげな健康食品会社、学習塾、広告屋、無認可託児所、それぞれの仕事の物語にてそれぞれの人生の物語。そして一つのビルヂングの物語。お仕事系小説としても面白くて、最後に各フロアの面々の交流を持たせるのが良かった。最後は沼田ではなくて宇佐美を呼んでほしかった。お嬢はイラストでは十代に見えるが、内容から結構な年、三十以上のように思えるのだけれどいくつなんだろう。
0255文字
本棚迷子
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【購入】表紙からのイメージよりも、しっとりどっしりした感じでした。軽いのを読みたかったから少し戸惑ってしまったけど 楽しめました。
0255文字
Kazuko Ohta
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雨で道がぬかるめば人の行き来がままならぬほど狭い路地に建つ“辻堂ビルヂング”。おそらく築半世紀、6階建てのくせして隣りの5階建てより低いビルのフロア毎に1章ずつ、6章から成る連作小説で、各章の主人公は各フロアの誰か。おとなは何のために働いているんだろうと思い、こどもはなぜ勉強しているんだろうと思う。誰も見てくれてやしないと思っていても、こうして見てくれている人だっているんだよ。そんなふうに思える。「つまり、私の生活に足りないのはドラマチックな出来事ではなくて、それを感じ取る感性なのだと思う」。あったかい。
0255文字
エドワード
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東京で働いていた頃、銀座のデザイン事務所がレトロな建物で「こんなビルで働きたいですね~」と言うと、「キレイな職場の人ほどボロに憧れるんですよ」と返された。様々なテナントが入る築49年の辻堂ビルヂング。無認可保育所で働く無資格の女性の語る<好きなことを仕事にする>功罪、古臭い熱血サラリーマンの広告屋の語る<夢と努力>、公認会計士を目指す塾教師が生徒に語る<金が全ての世の中か>など、どの話も奥深い。狭いエレベーターでケンカしたり、自警団を作ったりの店子たち。長屋が縦長になったようなものだ、という表現がいいね。
エドワード

毎回登場する、長い髪の謎のお嬢さん。私はなんとなく井川遥の姿が目に浮かぶのだが、文庫の表紙の絵はダメだよ(・・?

03/25 06:57
背番号10@せばてん。

文庫の表紙の絵はダメだよ ─── 同感です。

03/25 13:53
0255文字
Atsushi Mori
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雑居ビルに入る6つのテナントの、それぞれの物語が、面白く素敵に繋がっていく展開。最後の章はイマイチだったけど、全体的に楽しく一気に読めた。この前読んだ「太陽がいっぱいいっぱい」でも思ったけど、アダ名のセンスが有吉バリに面白い。
0255文字
barcarola
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解説にもあるように、この短編集は頭から順番に読むべし! 読み進めていくうちにどんどん面白くなってくる。ホッとして、笑って、そしてしんみりして。
0255文字
もじょりん
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小さな雑居ビルで働く人達の短編集。頼りにされるって、生きるエネルギーになる。
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やまじろー
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おもしろかった。ある雑居ビルのそれぞれのテナント人に起こった出来事と、それを通じた出会いが、堪らなくひきつけられた。居酒屋でだんだん厚みが増す人間関係が、なんだかうらやましい。でも、大なり小なり誰もが、こういう出会いと時間の共有を積み重ねて生きているのだから、毎日明るく、楽しく、大切にしなきゃ・・・
0255文字
オレンジャー
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老朽雑居ビルで働く、それぞれの立場の話と、一階のまずい食堂に集まって来る人たちの交流は色々と問題を起こしながらも、人情味溢れる温かいものが浮き上がってくる。一人一人の細かな背景と性格が良く書けてた。
0255文字
ASnowyHeron
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登場人物がそれぞれの立場で好き勝手にやっているけど、そこにあるちょっとした繋がりに心温まる作品だった。
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MOKIZAN
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雑居ビル各テナントの社員たちが主人公。表通りには看板を掲げづらい事情ありそうな業者も入っていたかな。各編の主人公たちは自分なりの頑張りで、報いの割が少ないと心の中で思いながらも、日々を繋げている。本書で卓抜しているのが、各作品の不意に挿し込まれる、著者の人生訓というか、主人公への応援コメント。場面に的確なだけではなく、言葉として良いもの揃い、著者はなかなか他人の尻叩きの手練れと思える。テナント連中同志のつなげ方は、何とも無理強いではないのかな。
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カステイラ
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加藤のバカに明るいところがよかった(決起集会の場面が特に好き)。表紙の絵から感じられるラノベっぽさは読んでて感じられなかった。
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Pure
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老朽化したビルに入る各テナントに焦点をあてた連作短編集。初読み作家さんです。かなりコメディの味付けがなされていますが、なかなか核心を突いた言葉があったりして、楽しめます。色んな立場の人が、色んな状況下で頑張っているんだということを感じるだけでも元気になれるかも。一話目が一番つまらないので、そこで挫折せず続きを読むことをお薦めしておきます(笑)。カバー画は、圧倒的に文庫よりも単行本の勝ち。
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砂糖
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路地裏に建つ古い辻堂ビルヂングに入っている店舗(まずい食べもの屋、怪しい健康用品販売業、無認可保育園、学習塾、不動産業、広告屋)それぞれのエピソード。緩やかに繋がり、ビルの創設にまでさかのぼっていく。このところ三羽さんの小説を続けて読んだが、「タチコギ」には敵わないかな。表紙も文庫のより、単行本の方がよかった。
0255文字
menmen
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雑居ビルのテナントで働く、様々な世代、職種の人たちを描く連作短編集。初めは、同じ場所で働いているというだけのつながりだったのが、盗難事件などを通して、それぞれの人生に関わりを持っていく。初めは、微妙だった新人が、それなりに成長を遂げていたり、読み進めるうちに、みんなの人生が詰まった古い雑居ビルまでもが愛おしく思えた。
0255文字
籠宮 ジュン
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最初は、ブラック企業の話を読見終わったところで「なんかイマヒトツだな」と感じて長いこと積んでたけど、読み進めていくと、だんだんとそれぞれの話がリンク?積み重なって、最後の方はそれにワクワクしてる自分がいました。
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路地裏ビルヂング (文春文庫 み 31-3)評価99感想・レビュー103