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二十億光年の孤独 (愛蔵版詩集シリーズ)

感想・レビュー
47

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ねこ
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百年の孤独の後に二十億光年の孤独を読了。瑞々しい詩を楽しんだ。処女作にも関わらず完成度高い。処女作が最高傑作とはよく聞くけど、まぁ、谷川俊太郎は多作でもあり、そうとも言えないか。解説で、「歴史」や「社会」の視点に欠けると批判されたと書いてあったけど、この詩にその視点は必要ないのではないか、と思った。とてもとても、personalな詩なので。私は好きだけど。
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福ノ杜きつね
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先日逝去された、谷川俊太郎の本を手にしてみる。率直に言おう。これは空想科学である。語弊のある表現を許して頂けるのなら「ウルトラマン」である。実際、ウルトラマンの作品世界を連想させるフレーズがそこかしこに見られる。そういえば米津玄師「M八七」に「ひきあう孤独の力」というフレーズがあったし、実際彼も、谷川氏の影響を受けたと公言していた。ああ、そして「M八七」自体が「シン・ウルトラマン」のテーマ曲であった。もうこの詩集そのものが「ウルトラマン」でいいんじゃないかな…(適当)。
福ノ杜きつね

※当レビューは半ばネタです。ご承知の通りウルトラマンよりも古い作品なので、私の主観的印象に基づくこじつけです。念のため…。

12/14 13:02
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nyaoko
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絵本ではない、谷川さんの本を、歌を読むのは何十年ぶりだろう。学生以来では?しかも、初めて読んだ『二十億光年の孤独』谷川俊太郎と言えばの代表作、なんで今まで素通りしていたんだと言う悔しさと共にこの歳で知った言葉の魅力に感動した。表題作も素敵なのだが、私は「地球があんまり荒れる日には」の火星に憧れる少年の姿を空想してなんだか嬉しくなった。それはきっと、谷川さんで、あなたで、わたしだと思う。
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ブネ
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【MEMO】 あの青い空の波の音が 聞えるあたりに 何かとんでもないおとし物を 僕はしてきてしまつたらしい 透明な過去の駅で 遺失物係の前に立つたら 僕は余計に悲しくなつてしまつた 初刊の装丁を模したデザインの詩集。
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なお
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谷川俊太郎の第一歌集。昭和27年(21歳)の刊行。『飛行機雲』『風』等、空を見上げながらふと感じたありのままの思いが綴られたような詩の数々。そこには生活の匂いはほとんど感じられない。木漏れ日からの光を言葉にしたら、こんな詩になるのだろうか。表題の『二十億光年の孤独』。火星人は「或いはネリリし キルルし ハララし」、 宇宙はどんどん膨らんでゆく。最後の一文、「二十億光年の孤独に 僕は思はずくしゃみをした」が洒落ている。田中俊廣さんの解題には、のびやかで素直なリリシズムは清新であったに違いないと書かれている。
なお

harupasanさん、こんにちは😊「二十億光年の孤独」は合唱曲になっているのですね。子どもさんたちが合唱されたら感動してしまう事、間違いないです💖私も聞いてみたいです!コメント、ありがとうございました😊

07/26 15:38
なお

宵待草さん、こんにちは😊蔵書されているのですね!谷川さんの素直な感性は、絵本の翻訳者としての優れた資質でもあるように感じました。コメント、ありがとうございました😊

07/26 15:42
5件のコメントを全て見る
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gongon
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あの子に、ネロを教えてやりたいと思った。
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bookmari55
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最近の詩集に比べて、尖ってると思った。
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鳥類
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冒頭に三好達治の詩があること。
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jyunia
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推しの影響で詩集を読みたいと思ったが、一体何処の誰から読めばいいのか分からず検索と図書館に頼り借りた一冊。若い頃に書かれたと分かる瑞々しさと清々しさに、一瞬、他人の黒歴史を覗いてしまったような気まずさを感じるのは私が捻くれているからなのか、歳を取っているからなのか。それとも詩集を読むのに向いていないからなのか。
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いのふみ
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やわらかい言葉の背後に、宇宙のような深い奥行きがある。さらにその奥からは表現せねばならないという切迫感も立ち上がってくる。
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いのふみ
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清新、みずみずしさ、リリシズム。楽しい。
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Takako
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谷川俊太郎が21歳の時に出された第1詩集の改訂版。随所に立ち止まり見入ってしまうことば。ことば。ことば。70年前に産まれた詩は、今も生きて私たちの心にまっすぐ飛び込んできます。
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りん
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谷川俊太郎という名前だけは知っていたものの、ちゃんと詩集を読んだことはなく、なんとなく手に取ってみました。一回読んだだけではこれだ!という詩に出会うことはなかったものの、詩の持つパワーを感じました。この詩集に収められている詩もタイミングが合えば人生を変えるものになるかもしれないし、他の詩でも何か感動的な経験が得られるのではないかと思いました。そういう意味ではこの詩集に出会えた経験は素晴らしいものになると思います。
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マコ
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「今日は誰にも愛されたかった」での岡野大嗣のエッセイで自分も谷川俊太郎に育てられた(レオ・レオニの翻訳とか)一人だと気づいたので代表作を読んでみた。結果、よくわかりませんでした。終戦から7年の当時はみずみずしくて新鮮だったのでしょうか。でも「万有引力とは ひき合う孤独の力である」はさすが。「病院」の「原色のスーツはレントゲンの前に無力である」が好き。あとネロはあかん。ネロは反則。犬好きにネロはあかん。
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玲
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この世にあるものの存在を疑問をもって見届ける姿勢。主張がある。近年の作品より尖っていた。
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Ucchy
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合唱曲の元になっているのはこういう現代詩であることが多い。合唱を初めてそれをきっかけに現代詩にも興味。明晰に理解できた詩はほとんどない。ただ、詩の中でこの言い回しいいなぁ、と思えるのはいくつかあった。三好達治の冒頭の詩と「郷愁」が良かった。短歌は定型があるから、定型に合わせれば詩に近づくが、現代詩には、そういうものがない。短歌、俳句は写生といって現実を切りとる、という手法があり具象性があるが、現代詩は抽象表現ばかりなのだろうか。
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ミキ
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渋谷古本市で入手。詩集はリプリント版でもいいから、初版と同じデザインで読みたい。
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ゆあ
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【市立図書館本】教員からのレファレンス。谷川俊太郎の詩は好きな方で、いろいろ読んでいたけれど、この本は初めて。やっぱり彼の詩は物悲しいけれど、どこかこっそりと希望が見え隠れしている。やはり表題作「二十億光年の孤独」、そして「一本のこうもり傘」「飛行機雲」が好き。
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月光
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懐かしい。小学校の頃に習ったのを思い出した。ネリリ、キルル、ハララの音がいまだに記憶に残っている。今、この歳になって読み返してみると、より深く内容を楽しめた。
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ふみ
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山荘だより4、周囲
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うりぼう
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あの青い空の波の音が 聞えるあたりに 何かとんでもないおとし物を 僕はしてきてしまつたらしい 透明な過去の駅で 遺失物係の前に立つたら 僕は余計に悲しくなつてしまつた 初刊の装丁を模したデザインの詩集 日本を代表する現代詩人の代表作でありデビュー作。 難解な文字の羅列のようで、難しかった。。 それでも何回か読んだ、「梅雨」が気に入った。
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白色うさぎ
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何度でも再読に耐えうる素晴らしい詩集です。表題の詩を教科書でしか読んだことがない方にもお薦めします。
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かおりーぬ
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この瑞々しさ!! 何度も読み返しています。
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Couperin
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「いつか読みたい」と思っていた有名な詩集。『一九五一年一月』が気に入った。
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バグマン
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読んでいて茫洋とした気持ちになる。朝の山の風景を眺めながら宇宙を感じるという瞬間が、人間には必要な気がした(こういう詩の助けを借りずにそれを感じるのは、自分には難しい)。普段、自分がいかに日常の中に埋没しているか思い知らされた。読み終わって外を歩くと、一時的に感性が開発された感じになって、音や色に敏感になるような感じ。
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L&
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「わたくしは」「かなしみ」「夜」「二十億光年の孤独」「ネロ」を読んで、谷川俊太郎のこういうところが好きなんだと思った。どの詩も一度見たら誰かの心に引っかかりそうで、詩人の頭の中って大宇宙だ
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かさじま
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CMや学校の教科書、合唱曲…。この人の言葉に触れる機会は多々あったけど、詩集としてちゃんと読むのは初めて。この本の他にも、もっと読んでみたいと思った。
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ふう
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オリジナルは実に61年前の出版。谷川俊太郎の処女詩集。歳月を経てもみずみずしい詩。詩人の十代の息づかいが今でもページから立ちのぼってくる。 あぁ、二十億光年の孤独。
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スノーシェルター
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心が静かになったり、ざわついたりした。宮沢賢治っぽいなとも思う。でも、とても素敵。二十億光年の孤独と静かな雨のよるにが好き。
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遠藤三春
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箱入りで素敵。すでに評家が述べるように、みずみずしい躍動、新鮮であり、言葉の選びが素敵。初めて谷川さんの詩を読んだけれどかなり好き。詩は、私には理解できるモノとできないモノがあるけれど、谷川さんの詩は、想像できる。抽象的なモノをどれだけ言葉に表せられるかというのは難しいのに、感情やイメージを的確に言語化できているのが素晴らしい。読んでいて日本語の美しさに惚れる。表現の多様性に驚嘆する。
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MAGASUS藤丸
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不思議な谷川ワールド。少しは、はまってみたい気もする。そんな詩集である。
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moonisland
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谷川俊太郎の詩はその時も後からもじわじわくる.詩集はちゃんと購入してまた時々読み返したいと思った.「静かな雨の夜に」が今の自分に一番しっくるくる.
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ゆかな。
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この人大好きだわ
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ひつじ
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言葉の力を信じたくなる。
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ハルノ
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読み終えた後、目の前の景色が数倍鮮やかになって広がってくるような感じ。もっと読みたいとおもわせてくれた。
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ぺこ太
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谷川さんの詩を読むと、日常が違って見えてくる。不思議な力を持った作品。
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佐保(さほ)
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彼の詩は、教科書に載っているものしか読んだことがなかった。ここまで真摯な群だとは思ってもいなかった。
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