立場を入れ替えて考えてみましたが。仮にそんな事があったとしても、日本人は興味を示さないんじゃないでしょうかねぇ。市民団体による「差別反対」と称する抗議。マスコミの「報道しない自由」。そして一部の特にリベラルなマスコミによる「「韓国への拉致・強制労働」は差別的な日本人によるデマ」という記事が書かれ、そういう新聞を愛読するリベラルな日本人達は「どうして日本から差別が無くならないんだろう」と心を痛めるんじゃないですかね。北朝鮮による拉致事件だってそうだったでしょう?結果として白日の下に曝されましたが。
そりゃ、本作品は1990年代に執筆された作品だから、何故「解決済み」なのか書かれているはずがない。ましてや著者が韓国側からの視点に立っているので、なおさらわかる訳がない。著者は韓国政府が果たすべき責任について、現時点でどう考えているのだろうか。
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