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六番目の小夜子 (新潮文庫)

感想・レビュー
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ぷんすこみかん
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全校生徒で演劇をやるシーンが迫力があって怖かった。とても読みやすかった。
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ゆみのすけ
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恩田作品が大好きで、昔見たNHKのドラマは今でも心に残っているドラマの一つ。でも、この本はずっと積読だった。デビュー作の本作はすでに恩田色が濃くて、ずっとワクワクドキドキした。三年に一度サヨコと呼ばれる生徒が学内で選ばれ、奇妙なゲームが繰り広げられる。花瓶にいけられた赤い花。学園祭の全校生徒参加型の芝居。一体誰が何のためにこんなことをするのか。得体の知れない不穏な空気に包まれてはいるが、悩みや辛さも含めて、高校生が今という瞬間を精一杯に生きているのがとても愛おしい作品。
0255文字
タイ子
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ブックオフをフラフラしてたら目についたから読んでみたやつ。中弛みすることなく読めたけど、最後があまりだったかなぁ。自分が高校生の時に読みたかったかも。
0255文字
cyuyo
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この間、この作者のエッセイを読んだので何か小説を読んで見たくなってデビュー作を読む。高校に十数年にわたり、受け継がれている、三年に一度サヨコと呼ばれる生徒が見えざる手によって選ばれる謎のゲーム。その年は「六番目のサヨコ」が誕生する年だったが、そこに津村沙世子という謎めいた美少女が転校してくる。所々怖い要素はあるけれど、全体としては高校生たちの一年を通して様々な活動が描かれる中で、主人公たちが生き生きとしていて、若さを爆発させていて眩しく思えた。
0255文字
るう
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ネタバレ解説を見て、冒頭の文章は「学校」そのものであることがわかった(火事の時の太字のセリフも「学校」かもしれない)。冒頭もラストも同じフレーズだった。繰り返している。サヨコ伝説を始めたのはおそらくこの人で…というのが後半で分かり、改めて文化祭のサヨコの出し物を見返すと1回目に読んだ時と違う印象となる。この作品を読んでみると「学校」とは異色なところだと感じる。卒業し移ろいゆく私たちには通過点に過ぎない場所だが、「学校」はずっと同じ性質で在り続けるもの。そして全く性質が異なりながらも交差する不思議な関係性がある。
0255文字
ショコラ
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図書館本。本人のデビュー作。地方の高校にまつわるさよこ伝説に神戸から転校してきた津村沙世子が来てから加藤の心臓発作、野犬にかまれたり、火事になったり不思議なことが起こるプチミステリーのような話。気になるのが彼女に転校することを決めたきっかけの手紙の送り主は誰?ってことこ。まあこれはこれで面白かったけどね。
0255文字
夜游の月
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この本を読みながらイメージしてたのは綾辻行人の「ANOTHER」 学校という空間の不思議さ、人生の難所とも言われる思春期の強い光と深い闇、春先の陽射しの明るさと空気のひんやりとした冷たさ、その冷たさに響く華やかで祝祭的な桜の蒼白さ、在学中に亡くなった生徒は同級生が卒業してもまだ制服のまま校門の向こうにいるのかしら、そんな事を思いました。
0255文字
コパ
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初めて読んだのは中学生のとき、まだ自分の経験したことのない高校生生活に憧れ、大学入試に向けての勉強にいそしむ彼や彼女らの姿に、自分にもいつかこんな時期がくるのかしらん?と感じたことを覚えている。その後も折に触れて読んできた小説ではあるが、今回読んでみて、ああ、こういう小説だったのかと改めて思ったのと、今までで一番しっくりときた。この小説の主人公はもちろん高校生たちではあるが、この物語は彼らを見守る先生や、学校それじたいの物語でもあるのだ。
0255文字
ぴー
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『6番目の小夜子』が恩田氏のデビュー作だったので、気になって初読み。ずいぶん前に、テレビドラマでもやっていたなと思いながら読み進めた。個人的にミステリー小説なので、分かりやすい「おち」が欲しい…が、物語りにはすぐに引き込まれていった。平成初期設定で世代が異なるが、自分も高校生のときに、もう少し勉強しとけばな〜…っと浸りながら、恩田ミステリーを楽しむことができました。
0255文字
☾tal
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ドラマで見てたのが懐かしい。 不気味くらいの記憶しかなかったので、新鮮な気持ちで読めた。 多少の謎なら残されても考察するのは嫌いじゃないけど、回収しきれてない部分が多いともやもやするだけだなと思った。 恩田さんのデビュー作が読めたことは嬉しい。
0255文字
A3
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ネタバレKindleにて再読。『場』の空気というか雰囲気をつかむのが上手い。
0255文字
ひー坊
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いや~面白かった‼️最初面白くて最後ビミョーはよくあるけど、よくまとめたな、って感じ。これがデビュー作とは恐れ入る。初、恩田陸作品。好きな作家がまた増えた。他作品も楽しみ✨
0255文字
Miko
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ネタバレ★4つ。でも奥田陸さんの処女作だから★5つ。怖かった。六番目の小夜子の劇を体育館で生徒全員でやったところはドキドキでした。でもその劇の脚本を黒川先生が書いたとやら」小夜子が黒川先生のクラスから出てるとかちょっと気になる事実。一番気になるのは小夜子の鍵を渡された秋はその鍵を次に渡されるんだろうか。次が気なる私です。
0255文字
mai
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ネタバレ3年に一度、『サヨコ』が選ばれる。『サヨコ』は1年間誰にもバレずに年に一度の任務を成功させなければならない。 小学生の頃にNHKドラマで見てたけど学園祭のシーン以外は結局どうなったのか忘れたから改めて読んでみた。一番に思ったことは、やっぱり学園祭の朗読劇のシーンは緊張感と差し迫る迫力があって良かった。それにしても津村沙世子が自分に靡かない秋にあんなに思わせぶりで好きになれなかった。通していろんなところに謎を残したまま終わったけど、黒川は結局何がしたかったのか。
0255文字
青木です
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恩田陸さんのデビュー作。恩田陸さんらしく読みやすさは抜群だし大枠のストーリーも面白いと思うのだが、力強さがまったく感じられなかった。出だしは良かったのに、大幅に加筆してしまったせいか乱雑な展開で、一本筋が通っていないバラバラな構成。結局六番目の小夜子は誰なのかについても答えがつまらなく後味はイマイチ。別の意味で良い読書体験ができた。おすすめ度:B(A>B>C)、限りなくCに近いです。
0255文字
カムラ
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ネタバレわかったようなわからなかったような、いやわからなかった。きちんと観たことないけど「世にも奇妙な物語」のような感じというか。登場人物たちが何がしたかったのか、現象にどういう意味があったのかとかが私の理解力では読み取りきれずモヤモヤしている、読解力欲しい。石は誰が割った?霊的なものの介在はあった?加藤くんの心臓発作は何?竜巻のメタファーは?小夜子や黒川先生は何したかった?行動の意味は?謎の野犬の群れはなに?とか、全体的にわかっていない。一部はちゃんと説明されてるけど消化不良というか…文章の読み心地はよかった。
0255文字
Suzan・S
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ネタバレ高校時代もとうの昔、学生ものを敢えて手に取りはしなかったので、久しぶりの青春小説。美香子が火をつけるところまでぐいぐい読んだ。が、あれ?どの登場人物にも寄り添えないまま終わってしまった。黒川あたりと共鳴したかったな。
0255文字
holandon
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以前NHK放送のドラマ版を観たなと思って、原作を手に取った。ドラマは中学生の設定だけど、こちらは高校生で印象がかなり違う。個人的に、オカルト的な要素は多感な時期の中学生の方がハマると思った。ミステリアスな沙世子の正体が気になって読み進めたが、結局彼女の正体もサヨコ伝説の真実ももやっとしたまま終わって正直消化不良だった。
0255文字
savamisodaisuki
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青春
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ねぎ
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ネタバレ恩田陸さんの作品は読みやすく物語の中へ引き込まれる。 昔ドラマをみて軽くトラウマだった記憶がある中、原作初読。 ある進学校を舞台に物語が進んでいく。 津村小夜子に手紙を送ったのは黒川なのか?黒川の目的は一体何なんだろう。ただのサイコパスなのかそれとも「サヨコ」に操られているのか。謎のまま終わってしまったけれど、不思議な魅力のある作品でした。
0255文字
アヴィ
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NHKでのドラマ版を見て、なんか中途半端な感じで結末がわからなく終わったイメージだけ残っていたが、原作もやはりこういう感じで終わるんですね。
0255文字
DD
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ネタバレホラーチックでどんどん引き込まれていった。作者あるあるだけどふわっとした感じで終わる
0255文字
sgwk
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子供の頃にドラマを見ていて怖かった記憶があるのと、話知ってるからと読んだことのなかったこの本。恩田陸さんやっぱりいいよねーっとなって実はこれがデビュー作と知り読んでみた!何かが始まりそうな雰囲気が好きで一気読み!秋の父がでてる短編集を読みます!
0255文字
naoyukie
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ネタバレタイトルは知っていたけれど縁がなかった作品。舞台劇っぽい感じで進んでいく物語。謎解きがページを捲る推進力になっていく。偶然の竜巻とか都合が良すぎるところもあるけど、それも小説ならでは。ちょっとしたところを突いて日常から非日常を垣間見る感じが好き。終わり方には賛否あるだろうけれども、全部が全部スッキリ終わる形でないのは好き。加藤くんはどうなったんだろう。
0255文字
axxxo
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(p142)『(前略)「結構、あのあざとくてせこいルール探しみたいな受験勉強って嫌いじゃないよ。学歴社会とかみんなけなしてるけど、いきなり明日からさ、じゃあ君の好きで得意なことやって君の個性をみせてくださいなんて言われたら困るよな。そんな、僕点数で判断してもらわなきゃ困ります、って言い出す奴がいっぱいいるんだろうな。俺だってそうだもん」』と。とある男子の言葉。社会人となり、私もこの気持ちわかるな、なんて思ったりも。
0255文字
Green Flash
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学校を装置としてして捉え、それの特殊性を押し出した作品。恩田さんワールドはここから始まったのかと思い知らされた。
0255文字
jerrrry68
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下手なホラーより尾を引くゾワゾワ感。結局黒川はどこまで関与してたのか。
0255文字
tyaahann
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終わり方なぞ。結局小夜子は誰で何が呼んだの?この何もかも解決したいと思うのは最近の読書傾向なだけなのか?この謎が解けると思いながら読んだので最後まで読んでわからんのかーいと思わず突っ込んでしまった。永遠と回り続けるコマ、学生生活が教室の箱に閉じ込められた子どもたちという表現は意識していなかったがその通りだと思った。その駒を回し続ける先生の意図も不明なままコマが回ってるのがみたいだけで教員生活忙しい片手間にこんな事仕込むのか…?などなど
0255文字
氷高
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恩田陸氏のデビュー作。なんかよくわかんなかった。氏の作品でこれを一番最初に読んでたら、今後は彼女の本は手に取らなかっただろう。って感じ。他のを読んでみるか… L.
0255文字
ペンギン
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ネタバレ恩田陸さんのデビュー作。高校生とその学校を巻き込む謎。その謎を仕掛けているのが誰なのかも謎。転校生か、片想いの女子生徒か、担任か。種明かしなしの突っ走った感じが、短期間で書き切ったと知って納得です。
0255文字
MO
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大好きな恩田さんのデビュー作。普通な言葉を借りてしまうなら「青春ファンタジー」となってしまうだろなあ。謎は残る部分もあるけれどそれでさえも儚くて一瞬で終わってしまう、それでもその時は必死で生きている箱の中の高校生活の(振り返ると)謎めいている(と感じる)部分らしくて良いのではとも思う。聡明な登場人物にいつも惹かれるが、このデビュー作でもやはり魅力のあるキャラが。高校卒業から何年も経っているのに、鮮明に思い出される細かい描写がくすぐったいほどリアルでやめられない
0255文字
at-sushi@進め進め魂ごと
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ネタバレ今や大御所な著者デビュー作。高校生の登場人物達が語る学校や受験システムに対する率直な疑問や、友情や恋バナパートの瑞々しさが青春小説として評価されるのは分かるが、ホラー部分の謎については投げっぱなしジャーマンにもほどがある感じで、選考過程で酷評されたというのもむべなるかな。文化祭の朗読劇はスリリングだったが、犬とか竜巻とか何だったんだよと。謎解き、謎解かれ好きなワイには全く合わず。 巻末の解説も結構グダグダで、困ってる感は伝わったw
0255文字
cozy7959
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ネタバレ冒頭で謎が提示されるのでミステリーとして読み進める途中でジャンル:恩田陸である事をを思い出す。 明確な解を示さずに想像の余地を残すので消化不良に感じる部分はあるけれど、 あらすじそのものの面白さ、登場人物の人生観、時折お茶目に顔を出す作者の自我のおかげで最後まで楽しく読めました。満足。
0255文字
ほたる
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いくつかの謎は謎のまま物語が終わる印象だったが、最後まで緩急の付け方が良くて飽きずに怒涛の勢いで読了した。小夜子や秋などの登場人物が生き生きと描かれているところも魅力。頭の中でドラマが展開されるかのように情景を思い浮かべながら読むことができた。
0255文字
春を愛する人
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恩田陸の作品の登場人物って美男美女ばかりだよね。しかも、やたら理知的。 デビュー作ということもあり、近年の恩田作と比較するとやっぱり文章が洗練されたいないなぁという印象。
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碓氷
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好きな作家さんではあるもののデビュー作が未読だったので。時代も自分の学生時代とはかけ離れているはずなのに、登場人物たちのやりとりや作品を覆う雰囲気にどこか懐かしい気持ちにさせられるので、また他の作品も読んでいきたいな。
まるぷー

危険な悪質レビュアー「轟直人」をお気に入りしてますよ。嫌がらせ、粘着、誹謗中傷、感想の押し付けや否定など不快なコメントをしてきます。嫌がらせ粘着され読書メーターを去ったレビュアーさんもいます。悪質ぶりを運営へ通報、運営から強制退去させられたも、次々とアカウントを変えて復活しています。手当たり次第に毎日お気に入りしているだけで、お気に入りしてもらえないレビュアーさんを同じ人数だけ解除して常に63780人、悪質レビュアーです。「轟直人」のお気に入り解除をお勧めします。安易にお返しお気に入りは考えものです。

03/26 19:10
0255文字
柚季
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ネタバレ昔ドラマを観た気がする…と思い手に取ってみた。ホラーのような青春小説のような…これ!と形容し難い色んなものが混じった小説だった。謎が解明されないまま終わり少々ん?と思ったが、それもそれで味がある気はする(読者の想像に委ねる感じで)全校生徒で音読していくシーンの表現が、本を読んでいるのに映像を観ているようで凄かった。全体的には面白く、読みやすかった。若干消化不良なところもあったので、恩田陸さんの他作品も読んでみたいなぁと感じた。あとがきを読みビックリしたのだが、会社を辞めて三週間で書き上げた才能が凄い。
0255文字
コロチャイ
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かなり謎が残る青春ファンタジーだった。「六番目の小夜子」伝説があることで、生徒の自習生を煽る目的なのか謎が残るが、素直に受け入れるのが学生いなんだと思う。清冽な主人公「秋」にからむ沙世子、男女学生のシンボルとして、物語は紡がれていった。最後まで黒川の存在が気になった。
0255文字
糸
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ネタバレその年の「サヨコ」に指名された者は、物語を紡ぐという役割を全うしなければならない…。このような都市伝説じみた伝統が残る高校に、津村小夜子は転校してくる。美しく聡明な彼女と、例の伝統との関係性を疑う関根秋。その友人の由紀夫と雅子。彼らが共に過ごす時間は眩しく、青春時代の不可逆性を痛感した。しかし読了後、全ての糸を引いていたと考えられる黒川の狙いや、小夜子に手紙が届いた理由など、疑問が残る部分も何点かあった。全て明確な結論は存在せず、読者の想像力に委ねられているということなのか。
糸

お名前誤字ってた…。津村沙世子ちゃんですね🙇🏻‍♀️

12/03 14:26
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