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われはロボット 〔決定版〕 アシモフのロボット傑作集 (ハヤカワ文庫 SF)

感想・レビュー
680

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まな
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ロボット工学三原則の元祖をとうとう読みました!どの短編も本当に面白く特に「ロビイ」が一番好きでした。「うそつき」も三原則によって引き起こされるジレンマがテーマになってて面白かったです。解説まで全て興味深く読みました。これからも大切に読み返して行こうと思います。
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Norihiko OHBA (海苔)
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アシモフ博士の?いやいやSFの?ベーシックとして語られる印象があるんだけど、その「ロボット三原則」が如何に予想もつかない事態をもたらすか、実にさまざまなシチュエーションが出てきて、おもしろい!やっぱり名作だね。
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シンジ
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まずロボット工学三原則を考えたこと自体凄いのに、その三原則の裏を突いたルールを考えてそれをミステリにするのがさらに天才。好きなのは「うそつき」第一条ロボットは人間に危害を加えてはならない。を忠実に考えたロボットは人の心も傷つけてはならないとあらゆる人々に都合の良い嘘をつきまくる。「迷子のロボット」63台のロボットのうち1台だけが第一条を削除されてしまった。63台のうちどれがそのロボットなのか探るためにロボット心理学博士のスーザンがロボットへの尋問を始める。9本の短編がどれも粒ぞろいの傑作。アイデアが天才
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一般ホモ・サピエンス栽培農家
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設定が興味深く、読みごたえがあって面白かった。短編集かと思ったが全部あわせてひとつの長編になっている。そうして読むと最後がなかなかの感動であった。まだコンピューターが普及する前にかかれたこれらの小説に出てくる「陽電子頭脳」のロボットたち(ノイマン型コンピューターとは違うのだろう)は、なんだかとても人間臭く見える。アシモフはロボットを通じて人間を描きたかったんだなとよくわかった。
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うさみちゃん
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ネタバレロビィ…ロボットは人間に必要とされる、 スピーディ…ロボットは三原則に縛られる、 キューティ…ロボットは定められた設定に基づいて人間のようなことはできる、 デイブ…ロボット製作のデバック作業、 ハービィ…最も優先される信念は不合理な行動を起こさせる。ロボットが『暗算』できて凄いという表現に笑った ネスター10号…定められた設定も環境が違えば適切ではなくなる ブレーン…判断を個人の裁量に委ねると非常識な出力も出かねない バイアリィ…ロボットの証明
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縄文会議
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ロボット心理学者へのインタビュー形式でつないだ短編集。有名なロボット三原則が登場。「ロビイ」だけどこかで読んだことがあった。ロボットの異常によくまきこまれる気の毒な二人組が良い感じ。現代に通じるところもあり面白かった。ロボット三原則ミステリーぽくもある。関係ないですが電子書籍で買ったら解説がなくしょんぼり…前にもあった。毎回買ってから気づきます。
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ソト
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ネタバレなぜか何度も途中で挫折した本。やっと読了。冒頭のロビィと少女の話がなんとも微笑ましくて好きだ。造物主たる人間への反骨や差別を乗り越えてやがて人類を庇護する超自然的な存在へと進化していくロボットのあり方を描ききる一連のドラマは圧巻だった。「鉄腕アトム」から「デトロイトビカムヒューマン」までに語られるメインテーマがもうほとんど出揃っていることに改めて驚く。古典にして頂点とされるのも納得。人型ロボットが生活に溶け込むようになるまではまだもう少し時間はかかるけれど三原則と共に彼らとのこれからの関わり方を考えたい。
伝奇羊

ロビィの話は大好きです。小1の頃いえにあった『ロボットと未来の暮らし』という本で知ってから子供向けの本で読みました。しゃべるロボットとのやりとり、最近のAI相手に真似しましたが残念ながら何も起きませんでした(笑)

03/14 22:20
ソト

読み進められなかったのはロビィの牧歌的な雰囲気が好きすぎたせいだと思います笑AIの進化は恐ろしさも感じるけど子供の頃にロビィのような友達が欲しかった!

03/14 22:42
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tsk
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ロボット工学三原則の元ネタというのは知っていたのでいつか読もうと思ってようやく読んだ。この三原則もどれかに一度出てくるだけかと思ったら、最初から最後までずっとその三原則にまつわる話だった。人に危害を加えてはならない、が人間の精神面の保護の話まで及ぶとは面白い。『うそつき』はまさに昨今のAI問題を思わせる。パウエルとドノヴァンのコンビと、バイアリイとジョンの組み合わせが好きだった。話的には『迷子のロボット』と『証拠』が特に好きで、『ロビイ』『われ思う、ゆえに…』『逃避』『災厄のとき』辺りも好き。
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伝奇羊
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ロボットの黎明から全盛期までを繋いだ連作。子供の頃熱心に読んだ「ロボットの未来のくらし」の中で紹介されていた「ロビー」が収録されていた(「〜未来のくらしは」多くのSF小説も紹介していて「惑星ゾルの王女」なども同書で知った)。ロボット工学三原則なども懐かしく読んだ。戦争の武器にもされる現代のAIに必要なのは倫理観だろう。やはり三原則を組み込まないといけないのでは?
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としかず
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ネタバレUSロボット社の博士にインタビューする形式で、物語が始まる。 ロボットは三原則の遵守と、自分たちのほうが人間よりも優れているとの葛藤から、引き起こされる問題が、短編エピソードで語られる。 「厄災のとき」には、ぞっとさせられた。マシンが人類の敵を拡大解釈したら、人間を意のままにコントロールする社会が出来上がりそうです。 最後の「このあとを見とどけるのはあなたですよ」との言葉が、作者から読者へのメッセージに思えて、今のAIやロボットとの向かいかたを問われていると感じました。
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yamado
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ネタバレロボット三原則を絡めた短編集。SFでロボットといえば戦争や人間への反逆といった物騒な物語になりがち(偏見です)ですが、この小説では人間社会の中で人と共生しているロボットのお話が主軸となっており、一風変わったお話で面白いと思いました。特にロボット三原則を逆に利用してピンチを乗り越えるエンジニア二人組の話が気に入っています。
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ワタリ
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ネタバレ初めてアシモフ作品を読んだ。どの短編も傑作で、ロボットについて詳しくない自分でも興味深く読めた。中でも迷子のロボットは面白かった。消えたネクサー10号を探す仕事を与えられたネルヴィン博士。ロボットvs人間の頭脳戦は終始ハラハラした。錠の引っかき傷や、動かない63体のロボットの異質さは恐怖そのもの。ボガートやカルナーの能天気さも、事態の悪化へ一役買っている。ネルヴィン博士の策もその顛末もかっこいい。
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朧
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ネタバレ様々な技術の発展から、ふと読みたくなった作品。 名作であること、ロボット三原則の方であることは知っていたが、人間の仕事が機械に取って変わられてしまうのではという現代にも続く懸念が題材になっていたりしたのは興味深かった。 しかしロボット作品というと、なんとなく派手やバトルものという印象が強くなっていたので、何気ない日常の中で起こる問題、という雰囲気に最初は驚いた。
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ヒデキ
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ロボット3原則を唱え後のロボットというものに影響を与えたアイザック・アシモフの短編集 ロボットが、人間の生活の場に現れた時代からマシンというAIが、人類に寄り添っている(色んな意味で)時代までを描いています。 陽電子頭脳とワープ航法と計算尺が、共存する社会で描かれているロボットは、今のスマホのようです。 彼らが、我々をどんな社会に連れていくのか 今からおよそ80年前の作品が教えてくれるように思えます
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緋莢
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<本原則は後の作品に影響を与えたのに加え、単なるSFの小道具にとどまらず現実のロボット工学にも影響を与えた。> とウィキペディアにも書かれている「ロボット工学三原則」(イーロン・マスクも影響を受けていますし)それが冒頭に記された短編集で9編が収録されています。タイトルは勿論知っていましたが、読むのは初めて。 お気に入りだった子守ロボットが側からいなくなり、元気をなくしてしまった少女(続く
緋莢

再会を願う少女のために 父親が…という「ロビイ」。ロボットだと疑いを持たれた男性が、「おまえはおれを撲れないんだ。撲れるものか。 おまえは人間じゃないからな。おまえは怪物だ、いかさま人間だ」と執拗に挑発してきた男を撲った。 これにより、男性は〝人間”とされたが…という「証拠」。お気に入りは、人間の心が読めるのではないか?というロボットが 登場する「うそつき」。ラストの、あまりにも酷すぎる状況が切なかったです。

12/17 05:11
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な
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今後もしAIがもっと発展してきた時、人間はAIにジレンマを与えたり、機械としてのほんの微妙な穴(欠陥や隙)を突いてコントロールしたりすることはできるんだろうか。
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ちえり
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SFの古典。一度は読みたいと思っていた名作。こんなに昔に書かれたとは思えない内容。長編ではなく、連作短編集という感じ?。私の持ってたロボットのイメージは、昔読んだ子供向けの本からなので、可愛くて優しくてちよっと滑稽、というところ。でもこの作品のロボットは違いました。ちよっと恐怖を覚える。人間が作り上げ、そして人間を超えてしまい、人間を見下してるようなゾッとする感じ。私は一番最初の子守りロボット「ロビィ」が好きだな。
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Hiro
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一応読んだのだが、分かったような分からないような、中途半端な気分。SF的な饒舌と、短編特有の暗示と省略、それに直接の言及を避けた言い回しが巧妙に使われて、結末に来てもオチがよく分からない作品に幾つも遭遇してしまった。はて自分の理解は正しいのかと自問する始末。心から楽しめたのは冒頭の作だけかもしれない。有名な三原則をネタによくこれだけ色々書けたものだ。
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hirohadesu
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ずーっと積んでいたんですけど、いい加減に読まないと思いやっと読みました。 ベースはロボット三原則をベースにした短編集です。なるほど、古典ロボットSFの金字塔だなという感想でした。 これが1950年に書かれたというのが凄い!と思うのか、この後70年くらいロボットSFにパラダイムシフトが起きていないと思うのかは人それぞれだと思いますが、全く古さを感じさせない作品でした。
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Apple
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ロボット三原則を作り出し,ロボットの行動学について鮮明な未来を描いている作品と見受けました。「人間への危険を看過しないことによって,人間に危害を及ぼしてはならない」この第一則の解釈が,ロボットの行動に大きな影響を与え,人間の未来にも関わっていくのが面白かったです。「ロボットの自分が壊れたら人間に不利益が及ぶ!従って自身の安全を優先に考えなければならない」この思考回路の行き着く先がどのようになるか,考えてみると不完全な人間を支配し,ロボットたちの考える人間の幸福に強制されていきかねない恐ろしいものだと思った
Apple

マシンが人類の幸福を考え,人類の幸福を最優先する場合どのように行動するのか。少数の,人類自身に不利益を与える一部の人間を排除することも,より多くの人類を幸福にするにはマシンにとってはすべきことなのでしょうか。道徳が揺らぐことになっていきそうです。

10/13 11:59
紙の友

少しネタバレになりますが…Appleさんがおっしゃるように、「災厄のとき」で示されたような「人類全体のためには一部の犠牲を出すことを認める」という方向にロボット達は向かっていきます(第零原則として解説に載ってましたっけ?)。これはロボットのみならず別作品で似たような事を人間も行っており、その是非やそれに抗おうとする人々が描かれています。アシモフの未来史での一つのテーマといえるかもしれません。

10/13 16:59
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夏のうさぎ
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最近書かれたと言ってもおかしくない、先取りされた小説だと思った。いつ読んでも新鮮に感じるのではないでしょうか? ロボットの三原則の抱えるジレンマや、ロボットと生きるメリットデメリットなど考えさせられました。
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石橋陽子
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SF界レジェント級の面白さ。思慮深い作品な為、何度読んでも新たな気づきがありそうな素晴らしい作品だった。アイザック・アシモフとは何者なのだろう。ロボットと人間を対等に並べ、論理的思考により事実を突きつけながら、隙を突く斬新すぎる手法がかなりハマってしまった。ロボット工学の三原則を前提とし演繹法を使いながら矛盾を突く。いや、やられました。9章からなる短編集だが、ロビィの回は、涙をそそられ、ロボットにも心があるのではと思わずにはいられなかった。
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ウミ
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ネタバレ名作。 いつか読もうと思っては先延ばしにしていたのですが、ようやっと読みました。 「ロボット三原則は破られるためにある」と何かで聞いた覚えがあるのですが、まったくその通りでした。 人もロボットも意図しない行動もあれば、ロボット自身が破ることもこの作品内ではあります。 本の最後に収録されている話は続編があるようですが、ロクな事にはなっていないんだろう、と思います。 「ロボットは人を殴れないから殴られ役のロボを用意する」のはなるほど!となりました。
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arianrhod
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原作をしっかり読んだのは初めかも。子供の頃読んだ気もするけれど、これじゃなかったかもと記憶があやふやだから。でも、魅力的なそれぞれのロボットは、様々な作品でオマージュされているから、より知っている気分になるのかも。ロボットの時代も読んでみたくなりました。
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フラチキさんです
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★★★★★ 初読み作家さん。有名作ということで読了。古典にしては非常に読みやすいです。ロボット三原則という決まりを用いて、心理学を絡めたSFを展開してくれます。お堅い決まりからここまでバリエーションに富んだ物語を読ませてくるのは流石といったところです。ロボットが捻くれるような短編がいくつかあり、それらが特に面白かったです。次作も読んでみようかなと。良作です!
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拡がる読書会@大阪
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950年に発表されたSF短編集で、ロボット工学と人工知能に関する重要なテーマを探求した作品です。この本は、後のロボットに関するフィクションに多大な影響を与えました。 各物語がロボット工学三原則に基づいたロボットと人間との関係を描いています。人間とロボットが共存する社会における問題点を浮き彫りにし、未来のテクノロジーに対する洞察を提供しています。 https://note.com/sharebookworld/n/n1a80d2517500
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pasomi66
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自分としては古さを感じてしまった
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Erikom
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何かの映画で引用されていた気がして読んでいる途中に図書館への返却期限が来たので途中まで読んだ。一話目で引き込まれて、その後も宇宙探査が出てきたり人の心に寄り添っているのか逆に残酷なのかわからないロボットが出てきたり三原則も色々な捉え方ができるなと思った。続きをいつか読みたい。
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4g0823
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ネタバレロボット三原則というギミックに対して色々な趣向を凝らしてて、 なるほどな〜、上手いこと考えるな〜、と面白かったが、小説として面白いかというと個人的にはそうでもなかった とはいえ歴史的価値からも一読はしておくべき作品だとは思った 「完全無欠の聖人はロボットと変わらない」って考え方とか、ロボットが人間を支配…と言ってもディストピア的な話じゃなくて人間を動かして経済を発展させて人間を守る、て考え方が今読んでも斬新
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shiman
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ロボットといえばロビイと手塚治虫作品に刷り込まれて育っているので、そのそもそものロビイが一本目で嬉しい。これもまたアシモフが他者からモロかぶりの影響を受けて書かれたとのこと。映画「アイ,ロボット」数々の短編が良く練り込まれているそうなのだが、記憶がないのでこれはもう一度じっくり観たいな。
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kh
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有名なロボット工学三原則。 連作短編集。起きるトラブルがバトル物の特殊ルールの穴のすり抜けの裏技みたな感じだった。死滅回游的な? 「証拠」バカっぽい内容かと思ったら、ちゃんと賢かった。 どの時代の現実でも<人間同盟>みたいな人いるなと思った。
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弥三郎
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ロボットSFの古典になりますが、AI技術の発達が目覚ましい今日においては示唆的な内容の作品だと思いました。人間の造り出した「技術」が予想外のはたらきをした場合(もしくは期待以上のはたらきをした場合)、それは人間の社会にどのような事態をもたらすことになるのだろうか。
弥三郎

西欧人のロボットに対する「フランケンシュタイン・コンプレックス」は指摘されるが、それに倣うなら日本人のは「ピュグマリオン・コンプレックス」になるのだろうか。

09/08 14:33
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TOKKY
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何回も読み返せる名著! 友達のように(命ずれば先生や上司のように)振る舞ってくれるロボットが欲しいんだけど、人間ともはや見分けがつかないレベルまで精巧なロボットとなると話は変わってくるかもしれない。なぜ話が変わってくるのか?そこに"人間性"という謎めいたものの正体が潜んでいるんだろうということだけは分かる。 本作はロボットという鏡を通じて人間とは何かを問いかけてくる。そういう哲学的な問いだけではなく、一人のロボ心理学者の歴代ロボット達との軌跡を追う面白さがある。読む時々で違った見方ができそう。
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オキアミ
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SF短編集、アシモフの代表的作品でロボット工学三原則が全面に押し出されている。一番好きだった話は「われ思う、ゆえに…」、三原則の強力さがわかる話で、その後の作品の見え方が変わった。三原則は日本語的にややこしいが、あとがきに記載されていた、1.安全 2.便利 3.頑丈の解釈は非常に分かりやすかった。こんがらがった時に思い出すことになりそう。
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けろっぴ
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面白かったー!解像度高い ロボットって愛おしい ロボット三原則が優れている
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てとら
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ドノヴァン&パウエルものがとても面白い。 映画とかないのかな? 災厄のときもよい。こんな時代近づいてる?
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ほうじ
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こりゃ面白すぎる。作中で描かれる、人間の仕事がロボットに取って変わられることへの抵抗感や懸念は現代にも通ずるものがあり、こんなにも早くから予見していたアシモフの慧眼に驚かされる。パウエルとドノヴァンがロボットにひどいめに遭わされる話をもっと読みたい。
0255文字
たすく
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ネタバレロボット三原則を作り出した張本人アシモフの作品。初めてアシモフの作品を読んだが、今読んでも新しさを感じさせる、色褪せないものだった。ロボットと人間の関係性についての考察が深い。まだまだアシモフが想像していたような世界には発展できていない気もするが、他の作品も早く読んでみたい。
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白乾児
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ネタバレ決定版ということで、あらためて読み直し。てか、違いは分からず。
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なる
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SF小説において欠かすことのできないロボット三原則。その原典でありスタートと言えるのが巨匠アイザック・アシモフの書いた本作。ロボット心理学者(!)カルヴィンの回顧録として、子守りロボットのエピソード『ロビイ』やロボット技師の顛末『堂々めぐり』『理性』『あの兎をつかまえろ』などを短編集にしてまとめたもの。暴走する『迷子の小さなロボット』『逃避』『避けられた抗争』もさることながら、人間とロボットの境界を考えさせられる『証拠』が哲学的で印象深い。ドノヴァン&パウエルの凸凹コンビがコメディリリーフで面白い。
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