形式:単行本
出版社:講談社
形式:Kindle版
紅麹の事件で一番はじめに連想したのがこの本の事だった。この本読んだ時は食中毒とか起きるかも?ぐらいの感覚で考えてたけど厳重に管理された小林製薬ですら事故起こして腎疾患から死亡まで起こる。それを素人がヤマ勘で・・・。思った以上に問題のある話なんじゃないだろうか
◇ただこの点でも少し違うと思うところもある。確かに組合的な活動は共産主義的な側面を有しているのは確か。実際、雇用契約における関係性と組合の関係性は指揮命令関係の存否などで大きく違う。ただ、究極の組合である1人個人自営業であっても、外部との関係においては貨幣が媒介しており、これこそ資本主義である。売り手の犠牲で買い手が利益を得る(薄利多売戦略)という構図すら資本主義的であるならば、これを解消するには競争禁止と貨幣の使用禁止にまで行き着かねばならないだろう。勿論、これが是とされる社会かはかなり疑問である。
◇著者の経営スタイルは面白いものであるし、パンという食品の構造上・社会上の問題点に鋭いメスを入れるものであることは確か。とはいえ、大量生産による価格低下の社会的な恩恵を完全に否定するのも難しい。その調和の均衡点がどこにあるのか、手探りで最適解を探し続けるしかないのだろう。◆ところで、落雷を稲妻と言うが、何故このような漢字を当てられたのか?。実は、空中元素固定装置ならぬ、空中窒素固定装置とは何かを考えなければならない。本書曰く、大気中の窒素は落雷によって土地に吸収されるらしい。稲の妻というのは伊達ではない。
haruさんのレビューがきっかけで私も手に取りました。新しい刺激をもらった一冊でした。ありがとうございました。
共読嬉しいです😊
こちらも感性先行で言わせてもらえれば、「腐る」「腐敗する」という現象自体、均質性や永続性と好相性な資本主義社会から忌み嫌われ追放されつづけてきた。本書はそれを見直してみよということ。知らんけど。
だーぼうさん、オススメありがとうございまし た😊近くのこだわりパン屋も最近はネットからの注文で忙しいみたいです。今はどこに居ても買うことができて凄いですね♪
いえいえ!こちらこそイスタさん、読んでくれてありがとうございました🙏✨そうなんですよね〜、近所のお店の力になりたいなんて言ってるけど、その近所のお店が大人気店になってしまって、手助けところか買えないことも結構多いんですよね😅
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