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図説 地震と人間の歴史 (シリーズ人と自然と地球)

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Kouro-hou
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英国人の書いた地震史。図説だけど文章多め。英国も案外地震あるんだぜ、と始まる英国地震史を軽く紹介の後は地震国日本の話が多い。何だか日本って人が住める所じゃないんじゃ?という気がしてくるから怖い。明治の開国後、あらゆる学問の専門家を諸外国から呼び寄せたが、その中に地震の専門家はいなかったそうな。何故か、日本人は地面が揺れるのは普通だと思っていたから。マジデー?まあ、気持ちはわかる。断層すらまだまだ謎が多く、地震予知は夢の領域というのはわかりやすい。マグニチュードは考案当時5.5以上は正確に測れなかったとか。
Kouro-hou

何せ地震が起きる確率は寝てる間が1/3。枕元に本など危険物を積んではいけないというのは実践的。リスボン地震など文明を衰退させた地震は他にもあるが、そこに人為的ミスがない天災は歴史に記されにくいというのは興味深い。完全に天災だが判断ミスで逃げ遅れて壊滅したポンペイはその中間だそうだ。

02/26 12:02
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じゃすてぃん
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地震というトピックそのものは日本人からするとそれほど新しい内容では無いと思うが、欧米から見た地震というのは意外と初めて知ることが多かった、歴史を見るとリスボンを始め欧米でも大きい地震は結構あって、色々研究者がいてメカニズムや予知の可能性なんかが研究されてきたんだなと.
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liebe_florelle
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難しかった。この手のジャンルに初めて手を出すから、知らない言葉ばかりで意味を理解するのに時間がかかった。理解しきれたかと言われると怪しいが…。でも順を追って世界各地の地震に対する人々の歴史とか、へぇ~って思えるところも多くて面白かった。もっと色々同ジャンルの本を読んだら意味もすんなり理解できてやり楽しめたのかなぁ。
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こばこ
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主に「世界の地震と人間の歴史」の主眼を置いた書籍。海外ではもしかしてありふれた話かもしれないけれど、敢えて日本語に訳されたものはあまりなかったので新鮮。イギリス人が見た重要度を垣間見られて良かった。(どうも日本はそれなりのウェイトがある…?あとリスボン地震は大きなトピックなのだなと。)あと、1970年代の「地震予知できるんじゃないの」という機運は日本だけのものではない、ということが見られて良かったかなという思い。
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缶
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~P34まで
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nori_y
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著者はイギリスの方と言う事で。イギリスって地震起きるイメージなかったのですが、結構あるんだな。今まで日本主体の話しか聞いたり読んだりしてこなかったので、全世界的な視点は新鮮でした。コロッセオの壁が半分崩れてるのは地震の所為だったとは…初めて知った。
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鴇々
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同じシリーズの火山に比べると、日本のそれについての記述が多かった。世界の地震の1/10が日本で起きてるというだけあって、関東大震災について一章さかれている。文中にあった二次大戦についての「日本政府の軍事的冒険主義」という言葉に全然関係ないとこなのに不覚にも大笑いしてしまった。
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garyou
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歴史家や考古学者は大地震の歴史への影響を認めたがらないといふ。関東大震災は果たしてどれくらゐその後の日本に影響を与へたのか。東日本大震災の後、我々はあの時とおなじやうな道を歩むのか。普段あまり地震の話を聞かない国や地域でもかつて大地震があつたりとか、体感できないやうな地震が起きてゐるとかいふ話もおもしろかつた。そして、いつかは大地震が来ると知りながらその地を去らずに日々過ごしていけるのは人間だけ、といふ話も。
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george
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歴史秘話ヒストリアを見ていてふと10月頃に読んだなぁと思い出し登録。地震学についてのレポートを書く上でポンバル侯爵が始めた地震に対する科学的解決の進め方が大いに参考になったと記憶している。多分。おそらく。ひょっとしたら再読の必要があるかもしれない。
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