形式:文庫
出版社:新書館
でも恋なんて理屈じゃないよね… 今のところジェイクのいい所が全く分からないからもう他の相手出てこないかなとすら思ってるよ私は(?) この先を読んでいけば私がジェイクに魅力を感じる瞬間がくるのだろうか? きっとくる 私はそう信じて3巻を読み始める
【ネタばれ】事件の真相はわかっているので、ジェイクの苦悩に目を向けての再読になりました。「もし選択肢があったなら、ジェイクはゲイの人生を選びはしなかっただろう。そんなこと、今さらわかりきった話だ。」そうだよね、選択肢のある事象ではないし、過酷な道を選ぶ人はいないわよね。
こちらジャンルのお話ではないですが、昔のアメリカのテレビドラマで、おちゃめなキャッスル氏が事件に巻き込まれるドラマがあったのを唐突に思い浮かべました。関係なくてすみません…。
冬斗亜紀訳。
それだけでなく、今回もミステリ愛にも溢れている。アドリアンの次期作はシェイクスピア『タイタス・アンドロニカス』を下敷きにしたゲイ・ミステリーとな。しかし執筆は難航し、あらすじすらわからない(笑)。
「お前は気にならないと言うのか?一生、自分の子供を持たずに終わるんだ。お前の家系を、お前が終わらせるんだぞ」位置no.2294
「あのな、よーく聞け、くそったれ。まず、母が原因で僕がホモになったわけじゃない。もしボーイスカウトやらミリタリースクールやらに放り込まれていたら、僕は今とは違うタイプのホモになっただけだ、わかったか?次に、誰かのせい、という言い方もふさわしくない。これが僕の生まれた形だ。神が僕をこういうふうに作ったんだよ。誰も皆、神が作ったその姿をしているんだ。それに文句があるなら、天に向かって言うんだな!」位置no.3446
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でも恋なんて理屈じゃないよね… 今のところジェイクのいい所が全く分からないからもう他の相手出てこないかなとすら思ってるよ私は(?) この先を読んでいけば私がジェイクに魅力を感じる瞬間がくるのだろうか? きっとくる 私はそう信じて3巻を読み始める