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小さなかがやき

感想・レビュー
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ヒラP@ehon.gohon
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【再読】大人のための絵本
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せらーらー
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長倉洋海さんの写真の被写体になる子どもたちは、過酷な状況下にあることが多い。子どもたちの眼は、生きるための洞察力、見極めようとする強い意志に溢れてる。柔らかな頬、まだ生えそろわない歯を収めた唇、長い可愛らしい眉毛が縁取るのは、苛烈な状況を目撃しながらも無垢な眼差しである。そして、幼い甘やかな時間を奪われ続けている疑問を、こちらに投げかけているように見える私には。詩はそれを優しく包摂する。
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NOYUKI
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メリーゴーランドのレクチャーで、長倉さんにサインをしていただいた。世界の子どもたちの安寧を心から祈る。谷川俊太郎の詩、いいなあ。幸せってなんだろう、人間ってなんだろうと正解のない(たくさんある、とも言える)ことについて考える…たまには読み返して、考えよう。
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やすらぎ
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みんな最初は小さかったんだ。少しずつ大きくなって、大切な思いを受け取って今があるんだ。大人になったら何になりたいの。これからは楽しいことも辛いことも、寂しくてひとりの夜が怖いときも来るし、友と愉快な夢を見ることだってある。だから今は好きなようにしていてね。この星はね、みんなの瞳のように丸いんだ。どこまでも眩しいんだ。大きな魚も小さな鳥も、まん丸の瞳が輝いているだろう。この空や海がいつまでも青く澄んでいてほしい。涙のきらめきはひと粒だけでいい。そんなに沢山あったら切なくなるだろう。みんなの笑顔にありがとう。
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eri ᵕ̈*
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何だろう、この子供たちの真っ直ぐ見つめる瞳の奥に感じるものは。無邪気で混じりけのない笑顔に心温まる。笑顔そのものにはエネルギッシュなパワーだけでなく、小さな光り輝く希望を感じ、そしてある一点を見つめる瞳の先には、現実を受け止めながらも今、この瞬間を一生懸命に生きようとする意志の強さをも感じた。紛争地を巡る長倉さんの子供の素顔の写真に、谷川さんのほんわかとした、でも核心に触れた詩がうまく混ざり合い、溶け込む。'この小さなかがやきを大人の都合で奪ってはいけない'という強いメッセージを受け取れた写真集でした。
eri ᵕ̈*

谷川さんの詩にあった「いつのまにかきょうはきのう いつのまにかきょうはあした」という表現が好きでした。今朝の電車の中の宣伝でも、「いつもと変わらない毎日も 誰かにとってはかけがえのない一日」という言葉と病室の映像が目に入り、一日一日を大切に過ごしたいと思った瞬間でした。

05/17 17:26
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遠い日
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長倉洋海さんの写し取る子どもたちの目がいつもいつも印象的、胸に深くずんと入ってくる。その写真に谷川俊太郎さんの詩を添えて、子どもたちのことばを紡ぐ体の写真詩集。詩は他で既読のものが多かったですが、長倉洋海さんの写真があるおかげで、より一層粒立った感触でした。子どもたちが持つエネルギーは強い輝きを放つ。みんな違っているのに、みんな輝いている。
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あられ
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このカメラマンの写真に魅かれる 椅子で眠り呆けてしまった少年に向けられた心が伝わってくる 谷川俊太郎の言葉も刺さる 子どもを殺す大人…またウクライナでそんなことが起きてしまった 切ない
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r
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大切なことほど、忘れやすい。だから繰り返さなきゃいけない、忘れるな忘れるな、と。
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ひそひそ
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長倉さんの写真が大好き。そこに谷川さんの詩が添えられていた。「どんなおとなになってもいいけれど 子どもを殺すおとなにだけは ぜったいなるな」写真は1980年~2012年のものと幅広かった。
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chips
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帚木蓬生さんの『ソルハ』あとがきでオススメされていた写真家、長倉洋海さん。興味を持ち図書館で読みました。長倉さんの写真に、谷川俊太郎さんの詩が間に挟まれています。なんて良い写真。子供たちの瞳がとても印象的。谷川さんの詩、「かなしみはあたらしい」の中の、「わたしたちのこころをあなたとおなじとおもわないでください」に、ハッとさせられた。
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momo
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世界の紛争地を撮り続けている長倉洋海の写真と、谷川俊太郎の詩。 戦争で悲しい思いをしている子供達を見るのは辛いが、逞しく生き抜いて欲しい。そしてどうか戦争をする様な大人にならないで欲しい。 「椅子で眠ってしまった男の子」のモノクロ写真が印象に残った。 レバノンで外では銃撃戦が続いている。
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ホワン
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子供はすばらしい、すばらしいってバカみたい。 わたしは嫌いな子となかよくなんかしたくなかったね。 無理やりおともだちって言わせられてただけ。
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たまきら
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読み友さんから。素晴らしく可愛い表紙に惹かれて。谷川さんのことばはもう詩というよりはおじちゃんまんま。彼自身。それがすごくこどもたち自身とぴったり合っててほっこり。子供はいろんな色に染まる。だからこそ、彼らが眩しい。みんなに幸せになって欲しい。おばちゃん、みんなを愛したい。
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ヒラP@ehon.gohon
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当たり前に生きていることが、なんと幸せで素晴らしいことなのか、あらためて突きつけられました。 紛争地帯を写し続ける長倉さんが、持ち寄った写真で、子どもたちはとてもあどけなく見えるけれど、その一瞬がとても大切なのだと感じます。 谷川さんの当たり前のようで、痛切な言葉の響きは、写真と一体となって心に突き刺さってきます。 「小さなかがやき」を大きくするのも、消してしまうのも大人だと思うと、未来の大人に訴えかけるものはとても大きいと思いました。
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りえこ
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写真と詩、それぞれ印象的。
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みい
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生まれた時はみんなひとりの赤ちゃん。どの子も笑い声どの子も泣いている。幸せな明日を疑いもせず。写真かまたいい。世界中のひとりひとりのこどもの幸せを願う。
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シュシュ
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長倉洋海さんの写真と谷川俊太郎さんの詩。写真は、アフガニスタン、エルサルバドル、コソボ、中国のウイグル自治区、レバノン、南アフリカなどの子どもたち。戦争避難民の子もいる。詩も写真もとてもよかった。谷川俊太郎さんの詩は、過去に発表したものに書き下ろしが加わっている。知っている詩もあったけれど、この本で読むと、とてもよかった。書き下ろしの一部「どんなおとなになってもいいけれど 子どもを殺すおとなにだけは ぜったいになるな おとなは敵と味方を分けたがる でも子どもはけんかをしても 友だちは友だち」にぐっときた。
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おーちゃんママ
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『市立第二中学校2年C組』を読んだ後に読んだ。小さな教室の中だけでもみんなそれぞれ違うのだから、世界中の子どもはみんな「ひとりひとり」違うのは当たり前。長倉さんの写真と谷川さんの詩が溶け合って素晴らしい本になっていると思った。長倉さんが撮った子どもの写真を見るたびに「この子たち、今も幸せに暮らしてるといいなあ」と思うのです。
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けんとまん1007
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小さいかもしれないが、とてつもなく大きな可能性を秘めたかがやきだと思う。長倉さんの写真と谷川さんの詩があいまって、何倍にもなって伝わってくる。このかがやきを、無くしてはいけないのが、大人の役目のはずなのに、現実の世界はそうなっていない部分も多い。でも、こどもたちのこの眼差しは、明日への希望そのものだ。一人でも、多くの人に読んでほしい。
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かつみ
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長倉さんの写真初めて見ました。赤ちゃんの周りを子供たちが囲んでいる写真がとてもすてき。
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