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彼女の家計簿

感想・レビュー
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まひろ
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家計簿がつなぐ、祖母・母・娘、三世代の女性たちの過去と心の傷。日常描写から始まり、昭和の記録が徐々に物語の核心を明かしていく。静かな筆致ながら後半は一気読み。家族の再生に、時代が与えた影を感じさせる一冊。
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ch1h0
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一体どういうことなんだろうと思いながら、次々にページをめくってしまった。また出てくる女性たちの描写がリアルである。物事は0か100か、白か黒かはっきりしているわけでもなく、時期によっても異なって、非常に複雑で、そのいっときの感情が長年の固くなった心を救うこともある、でも全てが解決するわけではない、いうことを改めて認識させられる話である。
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Appalachian
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ネタバレ昨日読み終わったんだけど感想が出てこない⋯ 面白く無かった訳では無いし、すらすらと読み進められたのだけど⋯ 感想では無いのだけれど、「家計簿」である意味は無かったのでは? 別に「日記」で良かったような? 古本食堂が面白かったので数冊借りた原田ひ香さんですが、ちょっと合わないような気がする。 気に入らない作家の本って読み進められないことが殆んどだったので、気が合うのか合わないのか分からなくなってきた。 こんなこともあるんだなあ。 古本食堂の続編が図書館に届いたみたいなので、それはそれで楽しみではある。
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ねこねこ
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戦時中、戦後の女性が働くということの大変さが伝わって、読み進めて行くうちに自分がタイムスリップしたように引き込まれた。 女性の自立が難しい時代に自分が生まれていたら、こんなに力強く生きて行けただろうか? 今も女性はタスクが多く、働きながら家事育児を行うのは大変だが、あの頃よりは周りの理解がある。 日々余裕がないことも多いが、感謝して暮らしたいなぁと思った。
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みみまる
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戦中戦後の女性の人生、家計簿を読みながら切なくなった。夫不在の方が女同士の関係が良かったの、切ない。
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masako
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ネタバレ2歳半の啓と暮らすシングルマザーの里里。 母親朋子から届いたノート。夕顔ネット代表の三浦晴美。祖母加寿の秘密。みんな色々なものを背負ってる。過去との繋がりが未来への希望になる。
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ジャスミン
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今の自分があるのは、祖母、母が懸命に生きて来たからだ。どんなひどい母でも恨みは捨てて感謝できたら幸せ。
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読書家さん#8oFEPp
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シングルマザー、日記、女性自立
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グルナッシュ
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原田ひ香さんの本は色々読んでいます。 あまり戦前まで時代が遡る話は好きではないので、今回もちょっと最初、加寿さんの家計簿の部分を読むのは気が進みませんでしたが、中盤から引き込まれました。縦と横の繋がり、、最後は優しい気持ちになりました。
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sanukinoasayan
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シングルマザーの瀧本里里の元にある日、里里の娘啓を産んだ際関係を絶った母朋子から、大戦後家庭外で男をつくって心中したと聞いていた朋子の母、五十鈴加寿の記した家計簿が送られてきた。その家計簿は加寿から引き継いだ家屋で、NPO法人活動の代表をしている、三浦晴美から朋子の元へに送られてきたものだった。そこに記された日々の暮らしの記録を読む里里、母に捨てられた傷を抱え夫とは別れ娘と折り合えなかった朋子、過去の悲惨な事件の記憶に囚われたままの晴美、世代を超えた女たちのそれぞれの悲しみの物語が明らかになってゆく。
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和3
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ネタバレシングルマザーの瀧本里里に届いた母・朋子からの封筒。仲には差出人「三浦晴美」で祖母・五十鈴和寿の家計簿が数冊入っていた。家計簿を読み進めるうちに、男と逃げて心中したと聞いていた和寿の本心と真実が知れて良かった。祖父・善吉が崖から落としたのは酷いけど、和寿が自立して生きていくためには良かったのかな。里里に冷たかった朋子も和寿の気持ちを知って楽になれば良いのに。晴美とも家計簿を通じて良い縁が出来て良かった。しかし、晴美の気持ちも考えず、高額な教材を売りつけてくる永田義道は最低だ。
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midokame
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★★★
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み。
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加寿の日記のような家計簿が面白くて一気読み。 里里がそうであったように私もタイムスリップしたように引き込まれた。
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ともみ
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ネタバレ好き 読みやすい文章で集中出来た。結婚当初の可愛らしい加寿さんが、だんだん強くなっていくのがリアルだなと思った。自分がどう生きたいかに気付いていくのがとてもステキ。家計簿ってこういう使い方もあるんだな。初めての原田ひ香。他の本も読んでみたい
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ぽよた
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【図書館本】図書館返却棚から借りてきた本。今日返却日だけど体調不良過ぎて外出は無理……▼検索するときはISBN使うに限る!書名でも著者名でもでてこやしねえ!▼おんなのひとの働き方とか働くことについての考え方とか、そういうんだろうけど……家計簿の主はがんばり屋さんだと思いました、でおしまいです。は、働けないからって僻んでんじゃないやい!おなかが痛いだけなんだい!
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あすか
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ネタバレ過去を暴いて良いことがあることもあるんだなと思った。なぜ両親の過去を知っていた朋子が家族に冷たい人間なの??とは思ったけれど、朋子にとっては知るのが遅すぎたのかもしれない。みずきちゃんの人生がいい方向に行きますように!
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もか
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ネタバレ食事のシーンがそんなに出てこなくても、ちゃんと面白かった…!駆け落ちしなかった理由は、働くことが好き、仕事を辞めたくないというのが答えだったとは…。昔の人は産休、育休もなく働いてたと思うと頭が下がる。でも、実母・朋子の冷たかった理由は?母がそんなことになって、みっともなくないように生きて来たから?だからって自分の娘にも冷たくするかなぁ…とちょっとモヤモヤ。
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たこのすけ
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登場する女性たちみんな、応援したくなるような素敵な女性だった。朋子以外は。自分の血縁とかルーツとかあまり気にしたことはなかったけど、そういうものから生まれる縁も素敵だなぁと思った。最後少しだけ感動。
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れむ
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★★★☆☆
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ねこっち
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血縁に悩まされることもあるけど、血縁がないっていうのは辛いなと思った。自分が何なのか分からなくなりそう。でも最後にはいい人達と生きていけそうで◎元AV女優はどうなったん?大丈夫?
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machi☺︎︎゛
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シングルマザーの里里は実母との反りが合わずほぼ一人で娘の啓を育てている。ある日、疎遠になっている実母から分厚い封筒が届く。中には五十鈴加寿という人が戦時中からつけていた家計簿が入っていた。それは話にしか聞いたことがないが多分自分の祖母だと確信する里里。そしてその家計簿を母のところに送ってきたNPO「夕顔ネット」代表の三浦晴美と祖母の関係は?祖母,母,娘と三世代に渡り継がれてきた家計簿は彼女たちの新しい一歩の助けとなる。
machi☺︎︎゛

ポプラ並木さん、戦時中の家計簿を現代の里里が読む。昔の男尊女卑の酷さに腹が立ちました。今の時代に生まれて良かったと思いました。私はまた子供が巣立った後は想像もできません😆

01/28 07:30
ポプラ並木

machiさん、今一生懸命が重要ですからね。お互い子育て頑張り(たのしみ)ましょう。

01/28 08:11
3件のコメントを全て見る
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kmkrc
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過去思いのほか壮絶。にしても娘に冷たい朋子の理由わからなかったな。人前で内緒話はみっともないってのは理解できる
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ひいろ
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★★★
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ざりがに太郎の備忘録(自分の為に)
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ネタバレ2024年1冊目 過去に水商売や風俗に勤めていた女性のNPO代表 彼氏の婚約者会社ロビーで自殺 シングルマザー母親みっともない事が許せない 祖母教師同僚から求婚 祖父山から突き落とされその後定食屋 人気AV女優パソコン習う
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エリ
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思ってた話と違ったけど、一気読み。 楽しい話ではなかったけど、これからの里里と晴美が思うように生きることができたらいいなって前向きになれた。
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もりの
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5年ほど前に読んでたのをスッカリ忘れて再読。不倫とか色々どうかとは思うけど、みんなちゃんと生きようとしてて偉い。里里のお母さんの「みっともない」っていう気持ちも、今なら共感できるなぁ。
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はれひめ
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タイトルに家計簿とあるからには、もう少し戦中前後の収支にふれてほしかった、と思うのはレビューを見るからに私ぐらいだ。当時の日記の一人称は私ではなく名前表記が普通だったのだろうか。加寿は〜に違和感あるのも私くらいみたいだ。NPO代表も実は男を観る目がなかったとは人生の妙だと切なくなる。女と仕事のミステリー仕立てで著者にしては重めでした。
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hale
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異常なまでに体裁を気にする母親・朋子に、疎まれるように育てられた娘・里里は、シングルマザーとなって娘と暮らす。母と疎遠になり、家系から孤立した里里は娘・啓のためにも、自分の出自をたどろうとする。手掛かりとなる戦中戦後に書かれたある女性の家計簿。今と昔が一本の線で繋がり、不憫ではあるがそれぞれの女性の人生を知ることができ、里里は啓と生きていけると思う。ぎすぎすした話が続くが、不快には感じない話の重さだった。
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art_mr
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ネタバレ冷酷な母に育てられた里里は、娘の啓を女で一つで育てるシングルマザー。ある日、突然母から清美なる人から送られてきた自分の祖母のであろう家計簿が転送されてきて…。戦中の家計簿から読み解ける失踪した祖母加寿の姿とは…現代の里里や清美の境遇と間に家計簿が挟まれて過去の謎が展開していく少しミステリー仕立て。なんだけども木藤先生のセリフが後から付け足されていて「家に居させる」のところ…加寿が教職を愛しているのを読んで知っていただけに、ん?というなんか、騙されたのかな?という後味。出てくる男達が本当みんな嫌 笑
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ミーママ
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図書館の本📚️ 飲み始めて想像していたのと違った‼️でも、良かった。2023-137
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きよきよ
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いい意味で想像とちがう話でおもしろかった。 おばあさんの戦中、戦後の日記が特に良かった。 困った女性を助けるNPOの晴美さんの話も。 ★★★★
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PEKO
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ネタバレシングルマザー里里の元に、疎遠だった母から送られてきた祖母の家計簿。それを母に送った女性支援NPOの晴美。世代間の縦軸と社会の横軸が見事に繋がっていく圧巻の物語だった!祖母は家族を裏切り駆落ちして心中したのか。だから母はそんな祖母を忌み嫌い、家族に愛情を注げなかったのか。晴美はなぜ独身で女性支援を続けていたのか。ある意味ミステリ要素もあって面白かった。祖母の書き残した戦後の生活事情、嫁の立場、女性の就労等当時の女性の弱い立場が刻まれていた。令和の今も女性の立場は変わらない気がする。
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ことりすと
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一番印象的かつ衝撃的なのが、晴美さんの元カレでした。 過去の辛い経験の乗り越え方はそれぞれでしょうけれど、、 家計簿にのこされた日記の思いが伝わってよかった。 1人で生きる女性たちへのエールを感じるお話でした。
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harupon
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シングルマザーの里里の元に渡った亡き祖母加壽の家計簿。家計簿には一行日記が綴られていた。家出して心中したと聞かされていた祖母のことが明らかになっていく。母親から捨てられた朋子(里里の母)は、加寿を否定し続ける。NPO「夕顔ネット」の晴美の過去。最後にわかった事実。面白かったです。
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あーち
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原田ひ香さんの本は女性目線で書かれていて、好きです。表紙がとてもかわいく、惹かれたため読みました。 シングルマザーの里里、 女性支援の代表者である晴美。 支援団体設立時に土地提供した亡き加寿の家計簿 (日記) がきっかけで、 里里と晴美が出会い。 家計簿 (日記) を通して戦中戦後を生きた加寿に 思いを寄せながら、現在の今を生きる2人が絆を築いていく物語。 戦時中の厳しい時代を真面目生きた加寿が仕事 (教師)にやりがいを感じていたとろが共感できた。 読みやすく、さらりと読めて気持ちの良い本でした。
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104ちゃん
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一気読み。送られてきた家計簿から、自分の家族につながっていく物語。推理小説のようでもあり、面白かった。(2023・24)
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フミ
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とても良かった。戦時中の女性の家計簿から当時の生活の様子が知れた。当時の女性が働くこと、それによる周囲の目、案外今と変わらないのではと思った。女性が自分らしく生きるのはどういうことか、どうすればよいのか考えた。
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イスタ
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ネタバレ原田ひ香さん13冊目。読友さんのレビューに惹かれて。10年近く前に書かれた本書だけど良かった!家計簿とあるから、最近の ひ香さん流マネー講座的な内容かと思ったら違ってた。加寿さん、仕事を続けさせてもらって木藤先生と一緒になっても良かったんじゃない?と思ってしまう。それくらい加寿さんの夫や晴美の元彼の永田さんも嫌!結婚してから付けるようになった家計簿ずっと取っていたのに、そういえば捨てちゃったなぁ笑。メモ書き欄に書いてある、その日の献立とかその日あった1行日記とか、読み返してみると楽しかったよね。
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こつめつめかわうそ
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「誰かのことを知る」ことの難しさを痛感した作品。「分かった気」になってしまうことは簡単で、私は近付くという選択肢を捨ててしまうことが多いけれど、相手のことを少しでも知れるような向き合い方をしたいと強く思わされました。
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ズボニミール
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楽しい話ではない。辛い境遇の女性ばかりでキツイといえばキツイ。
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