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まぐだら屋のマリア (幻冬舎文庫)

感想・レビュー
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明日のかぜ
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ネタバレ先日、国立西洋美術館に展示されていた「マグダラのマリア」を鑑賞した。原田さんの描く本書はてっきり絵画を題材にしたアート小説だと思い込んでいた。様々な出会いの中で人を思いやり、生きる希望を取り戻していく再生の物語だった。最後の死に場所を探し求めていた紫紋が辿り着いた場所は尽果(つきはて)というバス停。崖っぷちの小さな食堂「まぐだら屋」に引寄されて出会ったのは左手の薬指が欠けているマリア。大きな秘密を持つミステリアスな雰囲気のマリアに心惹かれる紫紋。どんどん物語に引き込まれた。ドラマは残念ながら見逃したよ〜。
0255文字
じゅん
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壮絶な経験を経て、絶望してたどり着いた所が、マグダラ屋。マリアの包み込むような温かさと美味しい料理が、シモンを変えていく。 シモンが作る料理はどれも美味しそうで、食べてみたい、作ってみたいたと思った。 カツオさん、良いキャラです。救いになっている。 女将に赦されるところ、ずっと待っている母のメール。 涙なしには読めない。 最後は、少し寂しくて、でも明るく希望が持てる。 この作者の他の作品も、ぜひ読んでみたい。
0255文字
うめちん
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よかった。 絶望と死を覚悟したシモンがマリアとまぐだら屋に集まる人達、女将そして料理によって生きることに前向きになる。悠太の死と手紙が悲しすぎる。 最後マリアとシモンが結ばれなかったのがよかった。 母と故郷。待っていてくれる人がいるっていいな。
0255文字
りっちゅん
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ネタバレおもしろかった。なかなかに無理のある設定とか、マリアにユダにマルコにシモンにヨハネって?この必要ある?とか、妻子ある学校の先生が教え子とってのはちょっと前に読んでた「夜明けまで」?不幸さの方向性が定番?ツッコミどころ多すぎない?っていうのはあったけど、そんなことは些細なことで、しっかりと紫紋くんのお母さんからの留守電に泣いた。携帯料金は?とか思ったけど、もう泣いた。これ反則だ。待っていてくれる人がいるって素敵。人として成長したマリアと紫紋君がまぶしい。読んでよかった。
0255文字
シマオ-
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キリエ家の遺産がどうなったのか気になるのは下司ですよね(^_^;)
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草団子
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ネタバレ原田マハさんの作品ではあまり扱わないシチュエーションがいくつかあったな、と驚いた。 こだわってほしかった場面がある。死を覚悟した人間が「おれ、すっげぇ腹が減ってるんですけど」とは言わないと思う。2週間、寝食も風呂も入らない人間がやっとの思いで出す声を表現してほしかったな。死を覚悟したような覚悟できないような前向きに頑張る青年紫紋くんを理解していないのは私かもしれない。 NHKでドラマ化。マリアが尾野真千子さん。ぴったりだと思う。
0255文字
silvetzf7
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ネタバレマリアの過去が、不倫相手の妻子が亡くなっているというのがちょっと共感できず‥
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shinchan
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原田マハさん、26作品目を読み終えました。表紙の絵から美術系のお話しと勝手にイメージして読み始めましたが今までの作品とは一味違った世界にマハさんの引出しの豊かさをまたまた感じさせられたお話しでしたネー。マリアとシモンのハッピーエンドを期待したのは私だけでしょうか⁉️
0255文字
山城登
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ネタバレ「この世界は、なんと多くの負の感情に満ちていることだろう」そんな世界から再生してゆく人たちの物語である。マリアと出会い、まぐだら屋で働き、尽果の人々と触れ合ううちに紫紋は、帰るべきふるさとと母の存在の尊さを知る。母と子…紫紋や丸弧と母、マリアと女将、伝説の母子。それぞれに悲しい経緯があり、子を思う母の強い感情に感極まる。特に紫紋の母の留守電は涙なしでは読めない。そして、尽果で誰かの役にたつ喜びを知る。それが生きる原動力になる。死ぬより苦しい未来が待っていたとしても生き抜くことの大切さを認識した。
0255文字
taro035212
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この読後感のためにマハさんを読んでいる。
0255文字
Miho  Sato
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ネタバレ映画になるので読んでみた。思ったより内容に引き込まれた。ここに出てくる登場人物は過去に罪を犯したと思って、尽果にたどり着くが、ここで家族のような人々に囲まれて見つめなおし、解放されていく。シモンがお母さんの元へ戻れて良かった。
0255文字
884
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ネタバレ心配してくれる人がいること、ずっと待ってくれているひとがいることは心にくるものがあるなと思った。 人それぞれにふるさとがあり、母は偉大だということ。 ただ晴香と与羽はちょっとクズだなって思った。
0255文字
RIELLEGARDEN
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泣いた泣いた。 わたしはお母さん側の立場で読んでるからなのかみんなお母さんを雑に扱いすぎ。 冗談のつもりでもお母さんを殺す計画をたてたり、お母さんが心配して待ってるのをわかってて無視したり、お母さんの目の前で飛び降りたり、心が痛かった。 それでもお母さんは子どもの幸せを願い待ってるんだよ。 女将さんもマリアを待ってた。間に合って本当に良かった。 マグダラのマリア、シモン、マルコ、ヨハネ、そしてキリエ。ここにも何か意味があるのかな?
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春
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ドラマを見る前に読了。そもそもマグラダのマリアという人物を知らなかったし、シモン、キリエ、マルコ、ヨハネ宗教上の名前は検索して理解した。「生きるぼくら」と似ていた。母と息子。生きて行く上でどうしようもなく、抗えない事もあるだろう。読んでいて苦しくなった。世の中には、こんな思いをされている方もいるかも知れないと想像出来るベースになった。それにしても、母が可哀想過ぎる。
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ウェイ
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ネタバレ図書館本。大好きな原田マハさんのこの小説が映画化されると読み、是非原作を読もうと借りた。しかし、早とちりで映画化では無く、ドラマ化だった(笑)それは置いておいて、またマハさんの術中に嵌った。登場人物が魅力的で、筋も素晴らしく最後の最後で泣いた。嗚呼、俺も「帰郷」してないな。久しぶりに帰ろう。大事な人が待っている所に。
0255文字
Sato19601027
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ネタバレNHKBS4Kでドラマ化されるので予習。連絡が無くても、ずっと我が子を心配し続ける母親の無償の愛に感動する。高級料亭の食品偽装や料理の使い回しなどの不祥事事件をベースに書かれた物語。マグダラのマリア/シモン/キリエ/ヨハネなど、キリスト教を想像させる名前の人物が登場するが、宗教に関係している訳ではない。不祥事のあった料亭で働いていた紫紋が、自殺を考えて、向かった崖に建つ「まぐだら屋」では、マリアと呼ばれる女性が料理をしていた。マリアとの交流により、絶望の淵から立ち直っていく紫紋の姿が活き活きと描かれる。
Sato19601027

NHKBS4Kの特集ドラマ「まぐだら屋のマリア」2025年3月29日(土) よる9:00〜10:29 前夜、よる10:29~11:58 後夜 <全2話>【主題歌】中島みゆき「一樹」【出演】 尾野真千子さん、藤原季節さん、坂東龍汰さん、斉藤陽一郎さん、前田亜季さん、大原梓さん、川口真奈さん、中島ひろ子さん、近藤公園さん、増子倭文江さん、馬渕英里何さん 、尾美としのりさん、中嶋朋子さん、田中隆三さん、岩下志麻さん ほか → https://www.nhk.jp/g/blog/prs4edimp3/

03/11 11:04
0255文字
ささみ
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タイトルから連想される「マグダラのマリア」の回収が凄かった… 400ページ弱で一度もダレることなく怒涛の展開を続けて行くのはTHEフィクションって感じだけど実際にありそうな設定や描き方だからマハさんの作品は引き込まれるなあ。
0255文字
ゐぁくゎ
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14年ほど前の作品だが、タイトルから、マグダラのマリアの話か、マリアを題材にした絵画の小説かと思い込んで手に取る。丸っきり違うジャンルではあったが、面白かった。自分で料理をしないせいか、料理の記述はいつもピンと来ないことが多いので、飛ばしがちに。料理シーン以外のストーリーは啓示的であり(特に人名)、自己評価の低い登場人物たちが身の丈を弁え過ぎて卑屈であり禁欲的。そのような展開の中で、死に瀕した女将がマリアを許すことから、その後一気に人々の鬱積した気持ちが開放的になるエンディングの展開は、明るくて好印象。
0255文字
らいらいん
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ネタバレドラマ化と言うことで手に取りました。結構前に書かれていたマハさんの美術とは関係ないお話。でも、マグダラのマリアとかいう絵があり、それに引っ掛けたタイトルなんですね。尽果と言う土地に死のうと思って流れ着いた料理人見習いとそこで定食屋を営む女性の物語。にしても、マハさんの作品の登場人物、旅屋おかえりの丘えりといい、面白い名前が多いね(笑)。終盤につれ、色んな事情が分かってきて辛くなるけど、最後まで読むとホットする1冊。にしても…指…(;_;)
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のん
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人生,生きること、愛。さまざまな人生を生きる人々が、行き交う話。強く生きること。人の強さ。人間の人間たる所以。そんなことを思った。原田マハさんの作品は、やはり,私わ好きだ。なんとなく、元気になりたくて手に取った本。読んで良かった.
0255文字
西下健治
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海外出張中の機内で一気読みした。最後は涙が出て止まらなかった。生きていくことが償いになる。死んではいけない。一生懸命に生きることが、時に人を傷つけてしまうことってありますね。それでも田舎に住むお母さんの「帰っておいで」という言葉の限りない優しさというか、愛っていうのか…、シモンが故郷に住むお母さんと幸せに暮らしてもらいたいと切に願いながら読了。13年前に亡くしたお袋を思い出した。
0255文字
tatsu41
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女将とマリアの関係がどの様に変化していったのか? それぞれの過去とどう向き合い乗り越えて行くのか
0255文字
くま
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どんな過去を背負っても逃げずに前向きに生きなければいけない辛さが伝わってきた。克夫さんの存在が救われて良かった。
0255文字
ニャンゴロウ
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登場人物ほとんどが壮絶な人生の途中なのに、日々穏やかで暖かく過ぎていくところに救われた。克夫さんのおかげかな。そしてそれぞれのふるさとに戻っていくところがよかった。愛とは赦すこと。母の愛は偉大だ。
0255文字
アメリ
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好きな人と結婚して好きな人との子どもを産みたいと思った。
0255文字
龍太郎
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ドラマ化されるので読みました。 後半は一気に読みました。 ドラマもキャスティングも含めて楽しみ。
0255文字
Senno_Kei
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老舗料亭の元見習い料理人が絶望の淵から自死の為に辺境の地に流れ着く。 そこで指の無い謎の女性に出会い生きる力を取り戻す物語。 遠くを見ると躓き、近くを見ると道に迷う。 罪と贖罪は人で起こり人で癒される。 そして再生の原動力の多くは食べることだと思った。
まゆみ

尾野真千子さんキャスティングのドラマが放送されます。

01/23 17:10
0255文字
塞翁が馬
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老舗料亭で修行し、いつか母を店に招き自分の料理を振る舞いたいと夢見る主人公・紫紋。とある事件がきっかけで夢破れ、生きる気力もなくすも、行き着いた『尽果』という土地で出会う人々に救われ、再生する物語。再生するのは主人公だけではない。紫紋を救い、まぐらだ屋を運営するマリア、紫紋と同じように尽果に流れ着いた 丸弧、そして女将・桐江。それぞれ心に大きな傷と罪の意識を抱えながら自分なりの贖罪をし、再起していく様は前向きな気持ちにしてくれる。料理や自然のうつろいの描写の解像度が高く、鮮明に目の前に浮かぶ(図書)
0255文字
薫風
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マグダラのマリアに纏わる伝説などをパロディして原田マハさん風に再構築した?ような物語でした。キリストの復活に立ち会った女性として有名ですが、確かに様々な解釈のある人物なので、面白い題材だったのだろうなと思います。色々と暗い背景持つ人物ばかりが登場するストーリーでしたが、最後は希望を持って終わるのも原田マハさんらしいなと思います。ついでに食の描写がとても美味しそうで、お腹の空く小説でした。
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加納恭史
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不思議に原田マハさんの作品に魅せられる。絵画から神話・伝説の世界が開かれる。マグダラのマリアについてダン・ブラウンの「ダ・ヴィンチ・コード」が有名だが、伝説・考古学の世界だな。ナグハマディ文書が考古学の発見から初期キリスト教徒の信仰が明かされた。エレーヌ・ペイゲルスの「禁じられた聖書」や「マグダラのマリアによる福音書」の発見もまた論議を呼んだ。それらと関係あると良いと思ったのだが、あんまり触れられていないので残念だった。マグダラのマリアほ娼婦だったとの伝説を紐解いた話になっている。贖罪の物語になっている。
加納恭史

また、生きることは食べることでもある。著者は料理すること、食べることの生命の営みが絶望に於いても生きる活力になると述べる。千場吉兆の事件を絡ませて語る。当時残り物の使い回しや産地偽装は問題となった。ささやき女将の弁明は有名。この本ではそれを内部告発した者の心境に迫る。主人公のシモン紫紋はそのような高級料亭に立会い自分の無力感に苛まれる。後輩の悩みにも答えられず料理人になる望みを捨て尽果のバス停を降りる。泊まる所もない。だが彼はそこの小さい食堂「まぐだら屋」に拾われた。その主人マリアはなんと優しいのだろう。

10/26 19:18
0255文字
masa502
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大きなストーリーとしては、複雑さやどんでん返しがあるわけではなかったが、登場人物の謎がだんだん明らかになっていく展開が面白かった。各章のボリュームが適量で、読みやすかった。 最後の終わり方も気持ち良かった。
0255文字
iro
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なかなか残酷な過去を背負った登場人物が多かった。マリアというタイトルも納得。でも1番の聖母は女将さん。個人的にはどうなの?って思うところも多々あったが、展開としては伏線を綺麗に回収しつつ進んでいったので読みやすかった。
0255文字
Mark
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ネタバレ新約聖書のパロディーのような人名や地名。読み始める前から、なんとなく魂の救済を感じていました。人間はそもそも罪深いもの。他の人を傷つけつつ自分勝手に生き、ときにとんでもない状況を生み出してしまいます。でも、手を差し伸べてくれる人々がいることも確か。主人公がお母さんのもとに帰ることができそうなのはとても嬉しいエンディングでした。 料理のプロセスや出来上がりのイメージは、マハさんならではの精度で描かれていると思います。残念ながら、自分には脳内でそれを再生する能力がないようです(涙)
0255文字
kumi
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マグダラのマリアって何か習った事あるな、哲学だっけ宗教だっけ美術だっけ…と思いながら読む。尽果の定食屋にバスでたどり着く過去に何かを抱えた人とその街の人々のお話。人それぞれにどうしようもなく辛いことがあっても人生は続いて生きて行く。出てくる食べ物がとても丁寧で美味しそう。
0255文字
イル
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素晴らしい。壮絶だが最後には希望を感じた。また読みたい。
0255文字
おの
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ネタバレ図書館本。原田マハさん本が読みたくてネットでタイトル借りしたが、絵画系ストーリーではなかった。冒頭の船場吉兆をオマージュした料亭の描写に、こんな体育会系が残ってるから(船場吉兆はなくなったけど似たような料亭や文化は多々あろう)日本は30年失われてんだよと怒りを感じつつ、尽果に辿り着いてからのほっこりストーリーからの最後の怒涛の展開。マリアの過去が重すぎて、死角から張り手された感じだった笑 最後はよかったねで電車の中にも関わらずうるっときてしまった。女将いい人過ぎんか。女将こそ聖母やろ。
0255文字
たま&サクラ
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料理人を目指し東京の高級料亭で修行中の若者が、約7年後に気になってる配膳の女の子が料理長と不倫して、騙された。また、手を付けていない料理を使い回ししたり、産地偽装や賞味期限を書き換えしていた事実を保健所に通報したことを告げれる。同時に可愛がっていた後輩がその女の子と付き合っており、一緒に死のうという約束をしていたが、女の子が自分と会っており、留守電を聞かなくて女の子が来ないので一人で電車に飛び込み自殺をするという壮絶な話から始まる物語。
zero1

ネタバレでは?

08/27 12:42
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TakaUP48
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ネタバレ東京の老舗料亭で修業をしていた紫紋は、料亭の偽装事件を機に職も友も全てを失い、死に場所を求めて尽果というバス停に降りた。定食屋「まぐだら屋」のマリアに助けられ、店を手伝うように。左手薬指のないマリアと、女将との刺々しい関係。母を殺したという丸弧も紫紋と同じように尽果へ流れ着く。過去に傷がある人々と優しく接し、支え励まし、紫紋は徐々に生き直す勇気を得る。想いを密かに寄せていたマリアが突然、男と消える。「聖母なんかやない魔女やけ」死に近づく女将の言葉。徐々に、マリアの過去が…。何処か切なく苦しい暖かな話。
TakaUP48

●新約聖書に登場する「マグダラのマリア」は、聖人の扱いをされたり罪深い女と言われたり評価は分かれるという女性だそうな…。 ●何となく、聖書に出てくる名前を、語呂合わせの苗字や無理強いの定食屋の名前にニンマリ。いつもの原田氏の手か(^_^)

08/15 11:35
0255文字
lovekorea
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どー見ても『船場吉兆(せんばきっちょう)』としか思えない事件が発端ですが、シモン君の責任はほぼないのでここまで深刻に受け取る必要があんのかしらんという疑問が浮かびますな。 と同時にラストの展開はちと無理くりな印象。これは死ぬまで許されないでしょう。 とはいえ、流れ自体はとてもよく、十分に引き込まれはしました。 よく考えれば表題が半分ネタバレとも言えますが、最後まで楽しく読めました。 あと、大きなお世話だとは思いますが、素人が包丁で◯◯を切断するのはちょっと難しいのではないかと。 意外と硬いですよ。
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まゆみ
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ネタバレ繰り広げられる舞台の場面が、常に曇天のもとに進行されているようなドラマ。読み進めるほどにミステリーのような緊張感。そんな中でもまぐだら屋で描かれる料理が、抗えない環境に陥る中にいても、人生に生きることへの優しさが切ないほど心に響く。真っ青な青空のもとではなくとも、澄んだ空気の中で人間として粛々と生きていくことも人生ということを感じた作品でした。読んでよかった。マハさん凄いな。あと、紫紋の絶望から彷徨辿り着いた『尽果』という地名のチョイスに感銘を受けたことを記す。
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