形式:単行本
出版社:KADOKAWA/角川学芸出版
形式:Kindle版
出版社:KADOKAWA / 角川学芸出版
市民大学院はこのような相手の上下をとりあえず置いておいて、自由に議論する平等を担保しているのだろう。感情的共感にもとづく共通善(281頁)。自由主義の制約条件を念頭におきつつ、功利主義の効用関数にもとづいて公共的正義のあり方を検討する。共同体主義の共通善は、具体的な選択肢の設定においてしばしば非明示的に機能する(傍点282頁)。これからの共通善を考察するのには最適な1冊。
集合知民主主義の統合モデル=リーダ、熟議、メンバーの安定的共通条件⇒ここで小規模集団での効用を確認できるとの前提が披瀝されるが、果たして実体的にそうだと言えるだろうか?地域でのコンセンサスを得ることは想像以上に難しいのだが。
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