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戦後韓国と日本文化――「倭色」禁止から「韓流」まで (岩波現代全書)

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ホルヘ
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「日本大衆文化禁止」を扱う本の中では最も読み応えがある。史料に基づいた丁寧で実証的な分析。特に「韓流以前」を研究する人には必読。
0255文字
kenitirokikuti
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コミックマーケットでは明らかに他人の著作権を侵害するような二次創作マンガやグッズが溢れているが、かつての韓国での日本大衆文化のポジションと似たところがある。かつてはアジア全域が違法コピー天国だったが、いまは部分的なものになっている▲韓国の場合、国内産業保護もあり日本の映画や音楽などの輸入を制限していたのだが、韓流やK- POPのグローバル商品化により政策の前提が根底から崩れてしまった。しかし、日本でもジャンクカルチャー扱いだったアニメ映画が稼いだらしてるわけで、韓国固有の事情を除けば一般化できそう。
0255文字
bluepand
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韓国では長らく「日本大衆文化禁止」という、日本からの影響を排除する政策が行われていた。それでも日本のアニメを韓国製だとして吹替えて放送したり、海賊版も横行。日本文化の受け入れに対する需要と葛藤。私の韓国の友人は、大人になるまでキャンディキャンディが韓国アニメだと思っていたそうだし。Wカップ直前の2000年にチャゲアスが韓国でライブを行うことになった時、日本での行動や生い立ちなどをKCIA(韓国のCIA)が徹底的に調査して張り込みまでしていたと、先日のASKAのブログにもあったけど、ピリピリしていたんだな。
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