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星の王子さまの恋愛論 (集英社文庫)

感想・レビュー
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さく
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終章の著者の話がめちゃくちゃ良かった
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はるま
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訳者違いの3冊目を読了した直後にこの本を読みました (中古本を積読状態でした)芥川賞作家 初読作家です 小説家らしい とても丁寧な星の王子さまの解説、解釈本で読んでいてとても面白かった サン=テグジュペリの育った環境から孤独であったこと 失恋 母親からの注がれた愛情そして母親への依頼、親友の遭難 自身も不時着を体験 そして職業パイロットそして 軍用機にも 最期は 偵察機に乗ったまま消息不明 必ずしも愛で満たされてなかった妻との境遇そして 名作 星の王子さま が書かれてことを理解すると凄みすら感じました
はるま

そうですね 願いを叶えられますように ←自分に言ってます

06/24 12:21
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cava
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これはle petit princeの恋愛論ではなくて、著者サン=テグジュペリによる恋愛哲学。小説家ならではの解釈が施され、柔らかい邦訳文の抜粋。僕は大人なのか。 三行要約 ・かんじんなことは目にみえない ・失った時間から愛が生まれる ・愛には責任が伴う
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まくらぎ
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『星の王子さま』が“子供向け”に書かれた、というのは決して子供を劣位に置いているわけではない。むしろ「わかってない大人」を排除し、想像力豊かに物を見る者にだけ届けたかった――そう推測する三田はしかし、「想像力」という言葉を徹底的に避ける。代わりに「理想を求める心」として、プラトンのイデア論から解題を試みる。一方で、”恋愛論”としての主張はシンプル。「懐かせる=縛りつける」ともなってしまう原文解釈から、「愛は、束縛とはいかないまでも責任を伴うものだ」と導く。並行して示される、原著者の現実は真逆なのだが。
カノン

「星の王子さま」隠された物語と、「星の王子さま」の心理学を読んだことありますが、どちらも良かったのでおすすめです。星の王子さま、好きなので。

10/08 11:37
まくらぎ

>カノンさん お薦めいただきありがとうございます。このお話にはいろいろな解釈の余地があるようですね。ただ本書では、三田さんは自分の読みを説明するときにためらいを見せています。謎との結びつきを読者自身で見出すことが、本書での彼の主張とパラレルなものだからです。いったん原著も読んでみたくなります。

10/08 13:03
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koba
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ネタバレ星の王子さまの恋愛論とは、純粋な愛(愛のイデア)である。
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キー
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三田誠広訳の講談社青い鳥文庫版「星の王子さま」がとても気に入った訳だったので、その数年前に書かれたこの作品も読んでみました。恋愛論、というより、小説家としての視点で、三田誠広氏が「星の王子さま」の謎を解く、という感じですね。引用される『星の王子さま』の本文は、この作品のために三田氏が訳した文章ですが、これが講談社青い鳥文庫版の文章はま全く違う直訳的な味のない文章で驚きました。そう考えると、講談社青い鳥文庫版の訳文が、相当苦心され産み出された文章だと思えますね。
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Kumisuke92
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心に残る小説でありながら子供向けの童話というにはあまりにも難解な『星の王子様』。サン=テグジュペリの人生と作品、そして最後に彼が到達した恋愛観としてこの小説の謎を解く試みは成功している。愛とは目に見えている同じような数多の中からただ一つの存在となることように絆を結ぶことであり、その愛があるから世界が輝く。麦畑も風も待つ時間も、幸福をもたらすものになる。表面的な概念だけ見ていては、観念の中に存在する美を見ることは出来ないのだ。サン=テグジュペリにとっては、この愛は、イデア・理想にすぎなかったのだが、、、。
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ともとも
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 現実と理想の間、愛、責任、目に見えない本質、テーマが難解で、重苦しいようにも感じながらも、そんな隠されたメッセージが物語に込められている。 いろいろと考えさせられたり、自分が子どもだった時のことを振り返ってしまったりさせられてしまいました。『星の王子さま』は、奥が深いけれど、大人も子供も楽しめる素晴らしい作品で、大人として生きていると、いろいろとあると思いますが、そんな時こそ、自分が子どもだった時の気持ちを思い出していきたいとなどと思いながらも、もう一度『星の王子さま』を読みたくなってしまいました。
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よみこ
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「星の王子さま」を再読に近い形で振り返りつつも、別視点で読み解いていくといったものでした。語り口が優しくて、そこまで押しつけがましくないからさらさら読めました。
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アルゴン
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★★★☆  途中からタイトルを忘れてサン=テグジュペリの伝記として読んでしまいました。全体的に恵まれてはいながらも歪みのある障害を過ごし、心の中にはどこか空虚なものがあったと読めるのですが、傑作とはそういった歪みから生まれるということでしょうか。
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Lc
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サン=テグジュペリの人物像と作品の解釈。冒頭で断っているように、「恋愛論」にとらわれない内容。書き手は「いちご同盟」の作家。
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betsumito
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非常に引き込まれるし、納得…しそうになるが、自分の解釈とほとんど同じだし、似たような内容はwikipediaにあったような。ただ終章はとても感動した。実践論があるのはすごくいいね。ただこの本を読んでも、『星の王子さま』に対する嫌悪感は払拭できなかったけどね。
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岬
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『星の王子さま』は恋の再生を描いた物語でした。原作者であるサン=テグジュペリ自身の人生を丁寧にたどり、この物語に秘められた恋愛について三田誠広さんが語る。これだけ丁寧に深く解釈できるのは、三田さんご本人が、家族や奥さんについて大切に考えているからなんだろうと、文章の端々から感じた。前よりもずっと三田さんも好きになったし、星の王子さまも好きになりました。
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Ernest
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『星の王子さま』を読んで、感動した、何か掴みかけている、そんなこどもの心を失っていない人に読んで欲しい本。三田誠広さんが文学を語った本はやっぱり好き。順序良く説明がされていて、決して薄っぺらな恋愛論ではなく、もっと深い愛のイデアについて作品から学ぶことができます。「人生論といってもいい」とも筆者は言っているくらい、『星の王子さま』から学ぶことは多い。
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ひかる
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読友さまのオススメで早速読みました。恋愛論という枠組みよりももっと大きな捉え方かと。サンテグジュペリの人生を垣間見ることによって、解釈も深くなります。そこまでの孤独感を持ったサンテグジュペリは星の王子様を書くことによって私たちに何を伝えようとしてくれているのか。ヒントが沢山散りばめられていて、興味深いです。星の王子様を人生のお供に選んだ方は、必読です。
洋平

そう言って頂けるとすごく嬉しいです!『天空の蜂』での"作家の見る目"じゃないですけど、この本もさすが芥川賞作家!という感じでプロの視線の深さに驚かされました^^本当に語りかけられている感覚にもなりますよね♪『いちご同盟』しか読んでませんが、三田さん自身の他の著作にも興味が湧きました。自分も、ここまで読んだからには星の王子さまミュージアムには絶対行ってみたいと思ってます!

07/19 02:01
ひかる

『いちご同盟』、読んだことがないので近いうちに読んでみたいと思います。星の王子様ミュージアムも気になりますね。私も絶対に行きます!

07/19 09:35
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洋平
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「星の王子さまを100倍楽しむための本」でした。原作ラストで王子さまが悲劇的な死を迎えた本当の意味とは…三田さんの解釈では「責任を果たしたということ」。一緒に"時間を無駄"にしてきた女性とは絆が生まれる。そして絆が生まれれば、それに対する責任が生じる。王子さまは死をもってバラの元へ帰っていった。そして三田さんにとっての責任とは、奥さんとの結婚だった。プロヴァンス地方の古城から始まったサン=テグジュペリの生涯、他作品の解説、そして三田さん自身の人生観が披瀝される終章。今年初読みした本では現時点で一番です。
洋平

読みやすいのでぜひ!原作を読んで残ったモヤモヤが、パッと晴れた感じでした。勉強したら教えてください!シーソーゲームの攻略法はNOT FOUNDじゃないはず(笑)

07/17 21:27
ひかる

了解しました!今まではなぜかNOT FOUNDでしたので、誰かが救いの手を私に差し伸べてくれるのを待ちます。笑 他力本願!!(';')

07/18 10:31
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shishi
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[A]
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はづきち
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去年箱根に行ったとき、星の王子さまミュージアムに行きました。 そのときに買った本。 作者の人生を辿りながら、星の王子さまの解説を試みたようです。 けっこうハッとする言葉があったりも。 恋愛論っていうよりも、愛情論に近いと思う。 親の愛情や友情にも当てはまることが書いてあったから。 まあまあ面白かったです。
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すとテレス
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星の王子さまの解説書は3冊ほど読んだけど、忘れたけど他の人のが良かったかな、ごめんなさい。
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