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感想・レビュー
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りー
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寅年にちなんだ虎表紙本二冊目。思春期から青年期を切り取ったポップな読み口の私小説といった趣の一冊。軽妙で洒脱な文体の短編が次々と繰り出され、どれも総じてクオリティが高い。しかし同じテイストの短編がかなりのボリュームで詰め込まれたお得仕様なので、今回はグイグイと読み切ってしまったけれど後半で飽きがきてしまった。もっと時間をおいて読めばより楽しめたと少々後悔している。
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藻波
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書き出しが上手い 思わず興味を惹かれる
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ジョニー
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アメリアのプレイボーイに載っていそうな短編だな。ドラッグをやっている時の描写なんかは日本人とは違うな。東洋医学で鍼とか漢方を西洋人が体験している様子も面白い。そして小説家というか文章を書くということに対しては二流小説家につながるものがあった。作品の背景にうっすらと作者の体験が透けていて、若干の自虐と人の良さが窺えるのが特徴でした。
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のうみそしる
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小説家が主人公である作品が多かった。作者は映画マニアだというが、確かに映画っぽい構成がよく目についた。長編はどんなんだろう。「ひとがわけもなくばかなふるまいをするとき、その根底にあるのは愛なのではないか。そうとも、誰だって誰かを愛すれば、遅かれ早かればかになるのだ。」
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REI
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図書館本。デイヴィッド・ゴードン3冊目。書くことに真剣すぎてうまくいかなくてウジウジしてる、葛藤がすごく伝わってくる。そうかと思うとポンと空想の世界に放り込まれる。短編集だからこその軽さと、その中にゴードン独特の深さがあって、すごく好きだった。
0255文字
桐一葉
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装丁にすんごく惹かれた
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036
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デイヴィッド・ゴードンが書くへなちょこおっさんは最高。
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四不人
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「二流小説家」とは少し違う読み味だったが、そこはかとない諦念みたいなものが共通してるのか。表題作はぴんと来なかったが、「スー・リー・チェン」「悪魔を思う」「文学よ、全てを捧げたぼくに、救いはあるのか?」が面白かった。ちょっとジョナサン・キャロルみたい。「素人」はありがちな話なんだけど、エディの冷酷さにちょっと心惹かれる。喫茶「ハンガリアン」、ダンプスターという共通のモチーフが出てくるし、いくつかの作品の登場人物は同一人物っぽいのが短編集のまとまりなんだろうか。
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Majnun
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相変わらず文章がいい。ユーモアにもセンスがある。友だちだったら楽しいだろうな、と思わせる特別な感性を感じる。読書家のための文学という、決して大きいとはいえないジャンルのトップランナーと言っていいだろう。しかし近年日本ではこのジャンルは結構需要がある。日本でしか有名じゃないと自虐的なエッセイを書いているようだが、そのあたり版元が自覚的に売れば、この国ではもっともっと売れるだろう。いいですよ、デイヴィッド・ゴードン。
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syachi
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二流小説家よりこっちのスタイルの方が面白い感じ。なんか健康的な小説家ってあまりパッと思いつかないな。村上さんとかか?
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GO-FEET
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★★★☆
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ろびん
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色々なジャンルの短編集…前世、時空を超える話、子供が主人公の懐かしさを感じるものなど。最後の「素人」がハードボイルドで読み終わって、まだドキドキしてる。一週間以上かかってしまったけど、文章が結構好みで例えの表現が凝ってて面白いし、思わず笑い声をあげてしまう展開もあり楽しめたと思う。
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らじお
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13の短編集。物を書くとは?年をとるとは?性欲とは?。時折覗かせる本音と弱音。リズム良く読ませる青木千鶴さんの訳も秀逸
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勉誠出版営業部
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デイヴィッド・ゴードンの『雪山の白い虎』を読了。『二流小説家』と同じ作家とは思えないほど、バリエーション豊かな短編集。健全なエロスが多く、この辺りは日本人好みかもしれないな、と。
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よもぎ
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新刊を見たら即買いする作家。活字中毒のわたしを満足させる膨大なテキストのなかに、絞り出すような本音や弱音が出てくると、胸をわしづかみにされずにはいられない。それに、このノリノリの文章を翻訳だと感じさせない青木千鶴さんの訳の素晴らしさ!これからもデイヴィッド・ゴードンはぜひとも青木さん訳でお願いしたい。『回顧展』が好き。
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お気楽さかい
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★★★★ お気に入りトップ3は、ネットでのSMチャットが素晴らしい(ニコルソン・ベイカー『もしもし』を彷彿とさせる)◎「雪山の白い虎」、本書中最もミステリ(というかクライム・ノヴェル)に接近している ◎「素人」、スワッピングを題材にした純文学風の ◎「鷹」。 …二つの時空間を繋げた ◎「回顧展」、ジャンキー文学の流れをくむ二篇 ◎「われら幸福な少数派」◎「悪魔を思う」、◎「文学よ、すべてを捧げたぼくに、救いはあるのか?」、○「クイーンズのヴァンパイア」、○「マチネー」、○「スー・リー・チェン」も好きです
お気楽さかい

p.407 “そして、祈った。神よ、どうか死ぬまえにひとつだけ、自分に誇れる何かをぼくにさせてください。できればある晩、燃えさかる家のなかから、逃げ遅れた子供を助けだしたい。けれども、もしもそれが叶わぬのなら、納得のいく小説か詩を一篇、書かせてほしい”(「文学よ、すべてを捧げたぼくに、救いはあるのか?」)

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雪山の白い虎評価71感想・レビュー17