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人生はあはれなり… 紫式部日記

感想・レビュー
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夕葉
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ネタバレ大河ドラマが面白いので再読。紫式部のネガティブを拗らせた感じが再読しても笑ってしまう。大河ドラマでも描かれた実家に帰るシーンは紫式部の日記にあったのか。赤間先生の解説にあった、光源氏の容姿は具体的に描写されていない点に頷く。だから、いつの時代も、世界のどこでも、光源氏の美しさをそれぞれの解釈で読むことが出来る。そして、ドラマでは宮仕え以前に清少納言と紫式部の間に友情があったように思うけど、これからどうやって紫式部があそこまで批判を書くのかもずっと気になっている。(先日は二人の空気が不穏な感じで終わった)
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ちーちゃん
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ネタバレ紫式部日記を現代語訳の漫画で読めます。「辛い。苦しい。将来が不安。嫌になる。」等のネガティブワードが満載です。彰子の出産の風景や宮仕えでの苦労生活を窺い知る事が出来ました。途中で収録されていた光源氏と数々の女性との浮世話が節操無さ過ぎて笑えました。個人的には紫式部の方が自分と似ている所が多く、共感出来る場面が多かったです。定子を破滅に追いやった道長が前から嫌いでしたが、ここでも傲慢で自己中でやりたい放題で相変わらず憎たらしい存在でした。苦手意識のあった彰子は父親に似ず良い人だったようで認識を改めました。
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いち
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ネタバレ真面目、地味、人付き合い苦手な紫式部に勝手に親近感を持っていたが、姉や夫、親友を早くに亡くしたのは知らなかった。寂しさを紛らわせるためにも物語は大切だったのだろう。モヤモヤが絶えなかった彼女が自分の意見をハッキリ言う清少納言に嫉妬心を抱く気持ちはわかる。ああいう人って本人だけじゃなくて周りも輝いて見える。自分の環境に不満がなくても羨ましく感じることがある。
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ひとちゃん
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ネタバレ「紫式部日記」を読んだことのない方に、特にお勧めのコミカライズ。中宮彰子の皇子出産を中心に書かれた、正調寄りの日記と信じていたけれど、硬いばかりではなかったようです。40歳を過ぎて初出仕した際には、周囲の冷たい目に耐えられず5ヶ月間も引きこもったとか、そんな無断欠勤の後、無知のふりして処世術を身に付けていったとか。屋敷が寒すぎて同僚と共に着込んでいたら、寄ってきた殿方たちに興ざめされちゃったー、と女子トークする場面も。▶姉妹編に『本日もいとをかし 枕草子』があり、どちらも表紙が強烈、が、一読の価値あり。
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晴
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ネタバレ40過ぎてから始まる宮廷生活初日に無視されて5ヶ月引きこもる。出産で泣いてる時でも人に酷い顔を見られていないか気にする。田舎で物語書いて友達に見せてただ楽しかった生活を懐かしむも、いざ帰ってみるとなんだか味気なく感じる。当時の女性の生きづらさ。あと親のかける言葉の違いによって形成される性格の違い(清少納言の父親はすごくポジティブそうだった)が共感しかなかった。宮入りしたからってものすごく華やかで素敵な人生に転換するってわけじゃないところが良かった。
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Kazuhiro Okamoto
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ネタバレ紫式部は清少納言が宮中から去った後に入内したとは、知らなかった。ナゴンの「定子サロン」とは「彰子サロン」とは雰囲気が違ったらしい。ナゴンも苦労が多かったようだけれど、シキブもそれに増して苦労があったらしく、出家を望んでいたとは知らなかった。
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えりこ
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ネタバレなんとも生き抜くい性格の人だったんだな、紫式部は……。清少納言に比べるとこれは病むわ。なんというか、この性格の人とは付き合いたくない。同情はするけど。清少納言の時も思ったけど、本当にイメージと違う。きらびやかな源氏物語を書いてるから派手な人かと思ってた。被害妄想はほどほどに。昔の人も現代人と一緒。人間の気持ちはどの世も苦しい時は苦しい。紫式部を見て、我が身を振り返った。
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sui
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ネタバレ読みやすかった。シキブに対して共感できるところが沢山あった。シキブが今の時代に生まれてたらどんな感じだっただろう…?とか妄想しながら読んだ。しっかしいつの時代も人間界ってめんどくさいよな…。彰子さま、健気だし大人だなあ。男性に「顔を見られる」ということの意味、ちょっとロマンチックでいいなと思った。紫式部日記講座はどれも勉強になった。シキブ関連の本、もっと読んでいきたいな。
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YIYI
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ネタバレなりたかった自分と違う方向にどんどん来るとまどいに共感した。しかもそれに馴染んでしまっていく。
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むささび
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ネタバレ清少納言と反対ってくらい違う雰囲気で対で読みたくなる相関関係じゃん。紫式部も面白い。同時代の違う視点も残ってるおかげでどちらも今も分かるーってなり共感の嵐感。バカスイッチとかあるでしょ。使い分ける人の能力の高さよ。作中と関係ないが女房って今は妻って意味だけど平安時代の仕える女性って意味からきた言葉なんかな。亭主関白は今は薄れてきたかもだがまだある感覚よな。まぁ女ボスというかお局というか、傍目からあれそうだよなーって思うしな。本当にそうかは分からんけど。嫌な事あったら行かない選択が昔も変わらんでなんか安心。
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かぐら
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ネタバレ授業で紫式部日記を扱ったので、興味を持って図書館で借りてきた。清少納言をコケにしたっていう内容しか知らず、とりあえず軽く読んでみようとコミック形式の本書を選んだが、思った以上に面白かった。三十六、三十七の、シキブが自身の変化について思いを馳せているところに共感した。環境が変われば交友関係も変わる、に全力で同意。高校入って、中学校の同級生と話が合わなくなったもんなぁ…。出仕初日に総スカンとか、その時唯一優しくしてくれた小少将の君とルームシェアとか、何だかシキブが身近に感じられた。良い本に出会えたと思う。
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おさるだんご
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ネタバレうわ凄く面白かった。平安めんどくさい女子代表のような紫式部だけど、女性同士の付き合いの部分なんかは気持ちがわかるだけに他人事とは思えず身につまされる部分も多し。清少納言への読んでるこっちがびびるような悪態は羨ましさのせいとわかるので何か頑張れ…と言いたくなる。難しい人ではあるがそんな人だから源氏物語を書けたんだろう。そして彰子さまはもっと評価されていいと常々思っていたのでこの本での描かれ方は嬉しかった。定子さまを溺愛してた一条天皇に嫁がされつれなくされても決して腐らず努力し続けた人だもんな~。
おさるだんご

旦那の宣孝さんも結構好き。面白い人だし可愛げあるよな~センスはないけど。

06/16 21:13
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Aslan
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ネタバレ枕草子版に引き続き。女が生きづらい世の不条理を笑ってはね除けたような清少納言に比べ、こちらは諦観が見えるような。出来が良くても褒められずに育ち、前時代のナゴンには比べられ…。つい同情し、ネガティブさとオタクっぽさに共感してしまう。口では言い返さない代わりに、文章で発散したのか? 花散里が痩せ型とは知らなかった。あの包容力はふくよかな方がイメージに合ってるもんなぁ。
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