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夢を売る男 (幻冬舎文庫)

感想・レビュー
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raluto
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最初は心を抉られる夢を食いつくす悪徳詐欺師の話だと思っていたが、後半に行くに連れ気がついたら主人公視点で考えながら読めた。とてもおもしろかった
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pourynhill
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5章が小説業界批判と裏事情暴露になっていて痛快。現代はみんなSNSで表現できるから、小説家になりたい側の人は多く読む側は減っている。そのニーズを満たすため商売として出版社が「小説を出版する体験」を売る。そして巷にはクソ本が溢れるという皮肉たっぷりな小説だった。あー面白かった。小説好きな自分がいかにマイノリティか突きつけられた笑
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aponchan
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百田氏作品を久しぶりに読了。 単純に面白かった。 内容は深いかも知れないが、あまり考えすぎず、読むことができる読書も楽しい。
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読書家さん#いぬ
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資本主義の中の出版業界の仕組み、文化事業との矛盾葛藤、丸栄社と狼煙社の違いは何か、丸栄社の印象の変化、牛河原の印象の変化
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るるんぶ
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過去の自分を自嘲的に重ね合わせながら、次々に引っかかる人を「あーバカだなーバカだなー」と笑いながら読む。百田さんはバカな人と賢い人の書き分けが極端でとっても面白い。自分の才能を過信して他人につけこまれるという愚かなことは避けたいと思いつつ、ならば勘違いしている人と自分に才能があると冷静に判断できる人は内面的にどう違うのだろう?と疑問が湧く。外に出してみるまでは同じものでは。(バカ連呼して申し訳ない)
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Micky
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ネタバレ小説家と小説をクソみそに書いた小説。出版社の編集部長、牛河原はクズ原稿をほめそやし、金を出させて出版の契約をとる、コレで一丁上がり。そのあこぎさは芸術的。 が、この小説の真骨頂は第五章の「小説家の世界」にある。牛河原は冷めた目でこの業界のアルアルを語る、もうクズとゴミだらけ。でもコレが現実なんだろう。小説家、小説というものの存在が怪しくなってきたぞ。百田さんもよくここまでかくもんだ。余裕。
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エンジョイランナー
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久し振りに読んで爽快感があった小説を読んだ。詐欺すれすれな出版をさせている中年男牛河原が主人公の設定もユニーク。最後には編集者の出したい本を全額会社負担で出版させる人情味のある一面もあり涙腺ゆるむ。
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N
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ネタバレ自費出版詐欺のお話。人間最後は名誉欲に行き着くと言われるのがよくわかる。丸め込まれる側の心理描写が痛々しい。言葉巧みな牛河原に対峙すると騙される自信がある。
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ケンタ
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これはフィクションにかこつけた、出版業界の暴露本なのでは?と思ってしまうぐらい、小説に関わるいかにもな話が満載でとても面白かった。5章がお気に入り。最後まで読むと物語としていい話に感じてしまうのも、上手いようなダマされているような・・笑。本を書いてみようかなと一度でも思ったことがある人は読んでみてもいいかも。
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たケ_
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ネタバレ出版社の敏腕編集長の牛河原は自己顕示欲の強い人達に、巧みな話術駆け引きで自費出版させる等出版業界の裏側をユーモアに捉えた作品。自分が作った作品が書店に並び、一つの記念なのだろう。ただ出版社も商売であり慈善事業ではないので、牛河原の言っている事も納得できる。業界の裏側が見えて楽しめた。
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ちゃこ
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この小説はノンフィクションなの? こんな現実があるなんて思ったこともなかった。 書くこと読むことが好きな人なら牛河原さんにあっという間に取り込まれてしまうね。 人の夢を弄びお金に換える悪人と思った牛河原が、読み終える頃には情の厚い善人に思えてくる不思議で面白い小説でした。
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JUNKI
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2024年48冊
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おおきなかぶ
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現在の出版界について勉強になりました。
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そたか
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クソみたいな小説しか書けないくせに自己顕示欲ばかり強い自称・小説家たちにサギまがいの出版ビジネスを展開する男、牛河原。自分もインチキ商売をしているくせに、ライバル会社は正義感を持ってたたく所など、むしろ清々しい。でも牛河原の言うことはどれも的を得ていて、共感してしまう。作家、出版業界を多いに皮肉り、笑いにしてくれる小説。
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こば
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小説を書く人間はまともじゃないって、確かにそうなんやろな。誰か知り合いの小説家紹介してください。
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あらたん
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ネタバレ出版業界の暴露本として読むと面白い。最初はダメ親父の詐欺師に見えた牛河原が最後はめちゃくちゃ有能な編集者に見えるから不思議。
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omi
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丸栄社、詐欺だけど、詐欺じゃないのかも…と妙に納得できてしまって、実際これと似たような立場で成り立っているビジネスもあるんじゃないかと、勘繰ってみたり。
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よし
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作家として孤軍奮闘?のひと自分は天才なんやって思ってるひといろいろ思いがあり作家として本を世に出したい。そんなん思うんかなって読んでて???でも出版社の方達の対応なんかに関心したなぁ。ペテン師かなと思ったらちゃんと芯があって良かったかかも。
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Hiro
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ネタバレ通常の本を出す出版と、自費出版の間をとる”ジョイント・プレス“なる商売のアコギな姿と、グレーな事業モデルのお話。主人公への捉え方が真っ黒から、少しずつホワイトに転じてくる展開が魅力的な作品▼百田氏の魅力は、こうした自由な組み立て・発想力にあると思うんだけど。右系の政策・歴史の世界よりも。。
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BamgB
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丸栄社という出版社で編集部長としてはたらいている牛河原勘治。自分の作品を世に出したいと思っている人達の夢を実現させてあげるビジネス。世の中にはこんなにも物書きがいて、日の目を浴びたいと思っているのだね。驚き。この牛河原、なかなかのやり手で、きっと彼ならどんな商売をしても上手くやれるのだろうなと思う。綿密な戦略と相手の心をくすぐり掴むテクニック。彼の別の職業を見てみたい。
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uehachi
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ネタバレ出版詐欺師かと思ったが、信念のある編集者だった。本を出版したい人に、費用負担で出版させる。どんな駄作でも、人は皆、自分の本を出版したいようだ。しかも、ベストセラー作家になるかもと夢をもてる。 詐欺まがいなのに、費用負担して出版した人からは感謝されたれするのが、面白い。
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秋田健次郎
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自費出版の知識が欲しくて手に取ってみた一冊。徹底して読みやすい文章で、軽快な掛け合いも相まって一瞬で読了してしまった。小説を書く人間にまともな奴はいないというあまりにごもっともな意見を痛快な語り口で浴びせられるので気持ちよくなってくる(自分も小説書く側なので自虐ということで何卒)。この著者が永遠のゼロとか書いてるの不思議すぎる。作風違いすぎでしょ。加えて、出版業界への痛烈な批判や出版人としての矜持など、お仕事小説としても面白い。
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ひなた
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サクサク読めて読後感もよかった。
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アリュール
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⭐️⭐️⭐️⭐️
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ごんざえもん
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ネタバレやり手の牛河原部長の営業トークがとても気持ちいい。精神的に満足させれば納得するという部分はごもっともだと思った。出版業界の内情や、小説家の現実なども描かれており、知らない世界を知ることが出来て、満足度が高かった。そしてラストシーンも非常に良かった。こんなかっこいい上司になりたい。
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suntalk
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小学生時代に転校したことをきっかけに手紙を書くことを覚えた。それ以来、折に触れ手紙を書き続けたこと。また、数年前まで自分で本を書きたいと思っていたこと。それは、今では承認欲求のためだったと理解しているが、この小説を読んで自分の本を出したいと思っている人はそれがビジネスになるぐらいたくさんいるんだなと思った。それにしても百田氏は読むごとに違った世界をテーマに描いているので驚いてしまう。
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武藤吐夢
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最初、ひどい詐欺だと感じたが、最後に主人公の印象が180度くらい変化した。自費出版の話しだ。そのチョイスや商売の仕方はきわめて悪徳、しかし200万という費用負担の対価として、1000冊の本の出版。店頭にも並べるという約束は守っているし、一応、編集も付き、その人との間で著者との攻防もあり、誤字脱字もきちんと修正されており、本としては体裁はとれている。本を出すのが夢というなら、それは夢を叶える金額だ。それが高いとは感じない。表題通りの夢を売る男だった。
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emi
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タイトルのまんま。めっちゃ夢を売っている!!
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よしお
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自分の才能を信じている人に自費出版を持ちかけ儲ける話。 セリフも多く読みやすいが前半はストーリー自体に進展はなく、ちょっと飽きた。不幸になる人はいない、いいビジネスだと思った。業界への批判?は作者の実体験かな。
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しいちゃん
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牛河原部長の出だしはガサツで最悪でどんな奴だと思ったけど、読み進むにつれ、単なる金儲けだったり詐欺だったりではなく、一定の矜持があり、本当に夢が叶う人もいるかもという事に気付いて違う人に思えた 最後も良かった
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ぺが
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この本で出版業界の現状が解ったような気がするし、確かに自伝なら一冊ぐらい書けるようなきがしちゃうなぁ…あ、ここを読んで悪徳出版社から連絡が来ちゃうかも(笑)しかし、出版社も作家も、評論家も、遂には自身についてもぼろくそに書いちゃうのは彼らしいw
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ぱぴはり
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本書は出版業界の暴露本かと思った。 でも、商売の真髄やカラクリを理解して納得できてしまう! 主人公の牛河原勘治の本音と建前が交錯している所に気持ちが持って行かれて面白かった。 夢を売る男というタイトルの対岸線にある内容だった。
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あいうえお
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夢を手にするにはそれ相応の対価が必要、ということを実感した。
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りっちゅん
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ネタバレ面白かった。永遠の0、海賊と〜と読んだが、たしかにラーメン食べて美味かったらまた行ったらカレー屋になってた。つぎのたこ焼きも食べたい。それにしても牛河原さんがいつひどいことするのか?と思いながら読み進めていだが、この人の編集者としてのプライドはなかなかだ。面白かった。
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はる
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片山一郎
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出版社と作家の関係が良く分かりました。現実にある話を面白いように誇張しているのかも知れませんが、本の発行部数や実際に売れた本の数を本の作家が正確に知る方法はないような気がします。
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ハグリジュン
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★★★★ どんな職業も価値を提供し、対価として報酬を得る。提供側の矜持は重要。P222は自虐ネタ(笑)。
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pengin
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自費出版のからくりが分かった気がする。出版社に言葉巧みにいわれたら出したい気になるな。最後のくだりの「とっくに読んでる。」という言葉にはなぜか感動した。牛河原の出版者としての誇りを感じた。
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アリィ
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皮肉な話。人の欲、願望でもうける。これは夢を売る仕事なのか?やっぱこんな仕事やだなぁと思っちゃう。しかしそのストーリーだけでなく出版業界の話しとかはノンフィクションの取材記事みたいでおもしろかった。
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