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女の名前 (小学館文庫)

感想・レビュー
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まひろん
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この本を見つけて買っていた私、えらい。優しく美しい分エッセイ集でした。
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ゆみねこ
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病院図書室の本。小野寺苓さん、初読み。岩手県で生まれ育った女性の凛として清々しい文章。育ての母や姑に寄せる愛情深さを感じました。タイトルの「女の名前」は自分の先祖を調べようとした著者が過去帳を紐解くと、家督を継いだ男を産んだ女性も、祖母とか妻としか記述されていなかったと。桜木紫乃さんの解説が良かったです。
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tsumugi
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凛と背筋の伸びた方だったのだろうなと思わせる文章の数々だった。少しずつ味わって心地よい。
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ゆりあす62
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ネタバレ★★★★☆ 岩手県生まれ、育ちで作家であり詩人。この本はエッセー集で自分の生活や、祖母、母、自分へと脈々と繋がってきた女の歴史の書でもある。題名の『女の名前』は作者が自分のルーツを寺の過去帳で見たとき、家督をついだ男の名前は記載されていたが妻の名が無かった。また、家督をついだ男子の母親の名前も書いて無く、後妻の子供であっても母親の名前は無い。作者は、女は家と家を結び付けても「昔、女は結婚して生家の苗字を捨て、死んで名前を失う」と書いている。確かに歴史上の有名人の妻とか娘でも名前が知られているのは珍しい。
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かわちゃん
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☆☆☆☆☆ 大好きな桜木紫乃さんが敬愛する一冊で、自主出版から大手文庫化までした、小野寺さんのこの本を初読み。読メでも感想少ないわ、ほとんど読んでる人いないんだろうなという本なのですが、さすが桜木さんが推すだけあった一冊でした。女性の強さ・気高さ・潔さを、戦後から現代まで様々な身の回りに起こる出来事を通して、明確な一人称で描く姿が凛とした強さを引き立てているのです。エッセイでありながら、ときおり見せる言葉や表現の美しさに、桜木さんの感性がつながるのを見せれらた本になりました。もう一度かみしめたい。
0255文字
cocobymidinette
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辟易しながら一応読了。誇り高すぎて疲れた。女の頑固は嫌なものだ。ちっとも素敵な人だと思えなかった。
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さくら
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女性の名前についての本なのかと思いきや、岩手県南に在住する作家のエッセイ集。たおやかな文章で読みやすく、著者の優しさが滲みでてこちらも優しい気持ちになる。以前行った出雲大社のくだりに共感し、著者を身近に感じた^^
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サナ
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ご近所さんに勧められて。最初のお話からやんわりとした衝撃を受けて、終盤のご飯シリーズから桜木さんの解説までぎっしり詰まっていました。しっかりした短編集は初めてで、1つのテーマが全てのお話の軸になっている、何だか単純にすごいなあと思ってしまいました。
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あだっち55
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すずらん本屋堂で紹介されていたので読みました。盛岡に住んでいたことがあるので、ちょっと懐かしかった。
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オスカー
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表紙買い。最初の「死んだ日に赤い熨斗袋」から引き込まれた。いい本だった。
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YH
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うーん。白州正子がお嬢さんで大物の話ばかりだが、小野寺さんのエッセイに出てくる大半は、私は存じあげない人ばかりだからか、何となく読んだ感じ。自分の父の後妻さんについての尊敬と愛情が綴ってある章が良かった。
あだっち55

同感です。

11/03 21:04
0255文字
123456789wanko
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07月。岩手在住の詩人、作家がその日常を綴ったエッセイ。在野の人だが、その筆の運びはアマチュアの域をはるかに超える。生活に根差した視点と、思わず背筋を正したくなるような凛とした言葉たち。そして、その背後に見え隠れする戦争、死。「わが母の醜さを嫌わず」「父と二人の窓」など、家族を描いたものが特に素晴らしい。
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ぷぬー
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岩手の作家さん あたたかい日常の中の、冷たい部分。
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